先月の「Shakedown」の「結っ果っ発っ表ぉ~!」の折にも書いた通りの「久しぶりのダイネーゼのツナギ。
両肩プロテクターが経年劣化による加水分解でボロボロに、これは問題あり?」を直してみようかと先ずは両肩に
縫い付けられていた樹脂パーツの残骸を糸を解きながら取り除いてしまう。
以前だと京都の「デグナ-:DEGNER | Produce Bike's Gear and Leather Products」でツナギの修正やら何やらと
お願いしていたのですが、今回のこの二昔も前のダイネーゼのツナギのアフターパーツなど有るわけがなく、増してや
現行のダイネーゼのツナギは肩の角にもチタン製のプロテクターが着く構造で造りが違う。
最初はここに大きめのワッペンでも貼ろうかとも思っていたけど、残されたパーツを使い何とかすることに。
残されたのはメッシュ素材とエア-ダクト開閉部分とそのツマミのデビル君。本来はその上に赤い樹脂のカバーがあり、それが
無くなった状態。先ずはメッシュとエアーダクト開閉部を縫い付けてしまう。
そして、その上からツナギの色に合わせ赤い「リアルカーボンシート」を張る。(この段階でエアーダクト機能は無くすことに)
それを縫い付けることになるのですが、これが結構大変で一晩掛かってしまった。
ところでこの素人作業。「MFJ公認」のツナギであるので本来は好ましくない。
「スタンダート公認」とは言え、本来はその素材やパンチングメッシュであればパンチング(穴)の大きさと間隔、裁縫の仕方に
各プロテクター等々、一定の強度が必要とされる。
(あくまでもレース参戦の折での話であって、そもそも当時と今とでは基準も変わってると思いますが・・・)