ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

ムンクの女性崇拝

2008-04-26 21:16:49 | 
画家ムンクと言えば、幽鬼漂う「叫び」を思い浮かべることだろう。

けれど、ムンクは女性をテーマにした作品も多い。

「マドンナ」は、妊婦さんだ。生命を育んだ女性への慈しみ。

「真夏の夜の夢」は、思いのほか静かな作品だ。





少女はいったい何を感じ考えているのだろう。




橋の欄干から外を見ている2人と、それに反してこちらを向いている少女が1人。

女性は、男性にとっていつも神秘的な存在に違いない。


絵画ネタは、もうこれくらいにしようか・・・・。
南仏プロバンヌあたりで、呑気に風景画でも描きたくなってきたので、
ずいぶんと拘ってしまいました。
それ以外に他意はありません。


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静かにゆっくりと流れる日々

2008-04-26 07:43:08 | 
「夜空」

希望のように星が瞬く。遠くの街灯り。
手前には恋人たちが静かに寄り添う。

二人にはつつましくも幸せな未来が待っているようだ。



昼は太陽の下ワイン畑で、
一生懸命、労働に精を出す。




涼やかな優しい風を受けながら疲れを癒やすひと時。
本当に気持ち良さそうに。まだ、日は長く。




にぎやかな街のカフェテラスでいろいろなお話をして、
そして、その帰りに「夜空」を二人で眺めるのである。

なんと静かで、落ち着いた日々であろう。

しかも、アルルの街で。


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ダンス ダンス ダンス

2008-04-26 00:07:35 | 
アンリ・マティス

裸婦が手を繋ぎ、円を描いてダンスを踊っている。

いきいきとし、生命力にあふれている。

ブルーヌードとピンクヌード。





マティスは何歳になっても女性が好きだったんだろう。
女性に、底知れぬ生命力と愛を見ていた。

それもそうだ。人はみな女性から誕生した。
母の胎内から生まれ出でたのであり、母性に郷愁を抱くのはあまりにも自然だ。

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