ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

会社の中の様々な人々

2008-04-02 23:05:23 | 
会社とは人生の縮図だとつくづく思う。

会社は普通は、仕事をしに誰もが集う。
アルバイトや学生気分とは違う。
生活をするための糧を労働の対価として獲得するためだから。
会社は、また、その中に様々な小集団を形成する。
会社自体、集団ごとに上下関係があり給与もそれに応じて異なる。
こうした中に、男がおり女がおり、様々な思惑が蠢く。

金・権力・女、、、いろんな欲望が、その人ごとの背景と事情の中で、醜く絡み合う。
そうした欲望を満たすために、いろんな類型の人物が居て、不思議でもある。

一見誠実を装い、影で権謀術策で動く頭脳プレーヤーもいれば、
実にわかり易い、単純ズル系がおり、もう籐も立つのにいまだ現役のつもりで、
欲を満たそうとする晩節汚しの爺さん。
神経質で、大望と称して目先のポジションに拘る小さき奴。
表裏がまったく別人のジキルとハイド。

自分の理想や信念で会社をやる人は多分一握りであろう。
そんな欲望も、何かを背負ってのものと考えれば、人間の悲しさの現われと、
僕は、なるべく怒りもしない、軽蔑も嫌悪も感じないようにと、
そういうスタンスを貫いてきたように思う。

これからもそれを貫くのだろうかと、今日ふと考えた。
諦めの思想にも似たあり方。人に期待しない。それはとても淋しいこと。
期待して裏切られることの落胆もまたきつい。もうそれはいいや、と思ってきた。
少しは立腹してみようか。そう思った。

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