ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

眼鏡を買おうとしたら映画「めがね」

2008-04-13 09:59:54 | 
相当視力が悪化しており、眼鏡を買おうと思っていた。
そして、本日、それを実行しようと思い、まずはネットで下調べ。
そうしているうち、引っかかってきたサイトの中に、昨年9月に公開された「めがね」というのがあった。
何だろうと思い、開けて見ると、これがなかなか魅力的。
というか、今の僕の心情にもシンクロした。絶対観たいと思った。



人とは。旅とは。生きるとは。登場人物たちとゆるやかな時間を共有するうちに、心はいつしか大きなものへと向かいます。が、もちろん映画は、そんな命題を軽々と飛び越えたところで成り立っています。南国ならではの透明感あふれる日差しのもと繰り広げられる、生命力を呼び覚ますおいしい食事。心地よい暮らしの風景。凛と胸に響く音楽。そしてそれらをともにする、同志のような仲間の存在。スクリーンから五感のすみずみに届く、ひろびろろ手足を伸ばして生きる歓びを、ただ素直に受け止めればいい。たそがれる、それこそが旅の、そしてこの映画の醍醐味なのですから。

== イントロダクションより抜粋 ==

You live freely only by your readiness to die 
(死ぬことを恐れなければ、自由に生きられる)

どうやらこの映画のモチーフのようだ。
更に、イントロダクションはこう締めくくる。


思えば、人生とはしばしば旅にたとえられます。その途上での旅とはつまり、一生と言う大きな物語の中で繰り広げられる劇中劇のようなもの。決して永遠ではないその瞬間を、どこで過ごすか、誰と過ごすか。その果てに、何を知るか。ともあれ、行く先が見えなくなったら、なんとなく世界のピントが合わなくなったと感じたら、それがあなたのたそがれどき。まっすぐに歩いていけば、いつか必ずたどり着く。
あなたもきっと経験する旅、その理想形が、『めがね』を通してみえてくるかもしれません。
(同抜粋)

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