80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

世界的大失業時代(1)

2009年01月11日 | 時事問題
大変な失業者の数になってきましたな。

最近のマスコミの記事を見ますと、
従業員の削減が世界で行われています。
それに社員も給料カットあり、残業代も当然減っています。


然し、今はまだ序の口ではないかと思うのですよ。

日本では全産業を先導する自動車、電子機器業界が大幅な減産をすれば、
川上の素材産業、部品産業、川下の流通業界、全てが甚大な影響を受けます。
鉄鋼、ガラス、ゴム・・更に沢山の中小企業・・倉庫から販売店・・・。

それは今後ジワりジワリと広がって、大失業時代になる徴候なのかも・・・。

日本企業の人事政策は曲がり角になりました。 

経営経費の大きな部分を占める人件費を減らすために、
会社の核となる重要な部署は正社員で固めると共に、

その他の生産現場、経理総務、サービス部門などの人員を、
極力人材派遣業者への委託やパート・アルバイトに変えたのです。

その方が遥かに安い人件費で済むし、
(会社負担分の社会、労働保険料を払わなくて済む)
好況期にはすぐ人を増やせる一方、逆なら思切って人員削減が出来るからです。

これ迄日本の為政者は、派遣社員の採用を製造業まで大幅に規制緩和し、
製造業は挙って派遣社員の数をどんどん増やして来たのです。

景気が悪くなると、この部分は削られて失業者が増えるのが、
当然の社会環境になっていたのですよ。

今になって何をガタガタしているのですか?と 
政府に言いたいのです。 予測の付く事だったのに・・。
(後は又明日以降に・・・)



初雪はお待ちかねですか、それとも嫌ですか?

2009年01月10日 | お天気情報
♪♪雪やコンコ、霰やコンコ、
降っても降っても、まだ降り止まぬ。
犬は喜び庭駆け回り、猫は炬燵で丸くなる。(2番です)♪

関東南部は9日午前中は雪の予報。
降れば初雪になる処。

都心は雪がチラついて初雪を見たらしいですが、
当地、川崎北部は遂に全く雪にならず、冷雨が降りしきりました。
雪が降ると当方は歌の猫のようになります。
街路が白くなって来ますと、2Fの窓から表の道を絶えず観察。

もしご近所が雪掻きを始めようものなら、
すぐ当家も家の前の表の雪掻きをしなければなりません。

この隣組は律儀な方が多くて、皆一斉に雪掻きしますので
一軒でも放置すると、白い目で見られます。


今日は助かりました。腰を曲げての作業ですと、
すぐ腰痛になり易い。

もう雪は嫌なものの部類となっています。

いずれにしても9日はこの冬一番の低温でした。(最高でも6℃)
部屋では暖房加湿器の点けっ放しになりました。

定額給付金に「米百俵の精神」を生かせないか?

2009年01月09日 | 時事問題
総額2兆円は大した金額ですよね。
生活支援だ、消費刺激だと2転3転。結局は選挙対策ではありませんか?

8日の朝日朝刊の天声人語に「さるかに合戦」の譬えが出ていました。
「猿はお握りをすぐ食べてしまったが、カニは柿の種を育て実らせた。
2兆円もの金を一時凌ぎでなく、将来の安心に繋がる用途にと望みたい」と。

一般市民としては少しでも懐の潤いになれば・・と思うのは人情でしょう。
当家は夫婦を合わせて4万円。
家庭でスキヤキでもやればかなりの回数は食べられる・・。

然し、さもしい?胸算用は抜きにして、
毅然たる矜持?を持って、此処はグッと堪えたいものですナ。


米百俵の精神」(ご存知ない方はこのURLをクリック)で、
 長期展望の有益な方途に利用出来ないものでしょうかね。
 (金融機関への振込になれば、貯蓄に残る分が多く、消費刺激になりませんヨ)

 地方経済、医療、介護、教育など建設的な問題解決の財源に振り向けたいですね。

首相は最初は「受け取りません」と明言して置きながら、今になって、
「事情が変わったから、その時にならないと判りません」だって。

もう内容の変更は法的に難しいかも知れませんが、
融通の効かない硬い頭をなんとか、柔軟な対応に切り替えて欲しいと望みます。

首相の君子豹変は毎度の事でお手のものだから、もう一歩大きく豹変して、
抜本的に「米百俵の精神」を実行して下さいとお願いしたいです。


遅れ馳せの初詣

2009年01月08日 | シニア日記
6日の夕方、午後4時半頃、
やっと遅れ馳せの初詣に行ってきました。明治神宮です。

もう参拝は午後5時半で閉鎖になります。
辛うじて間に合った状態でした。

身内に大学受験生が居ますので、その合格祈念を兼ねています。
合格成就のお守りを頂き、絵馬を書いて来ました。 

写真を携帯のカメラで撮ったのですが、
これをパソコンに転送する方法がまだ判らず、
ブログには御朱印帳だけになりました。 


山下清画家の名絵を堪能

2009年01月07日 | シニア日記
此処関東南部、京浜地方は年末、年始ズ~とよい天気が続きました。
(4日、5日と夕方は雲が出ましたが・・・。)

特に大晦日から正月三が日は雲も見当たらない様な快晴続き。
こんなによい天気が続くのも珍しくて、全く気分がよろしかったです。


神社仏閣、観光地、繁華街、百貨店などウハウハだったでしょうね。

こんな天気に何時までも自宅蟄居ではお話にならないと、
4日には都心に足を運びました。渋谷東急東横店で山下清画家の展示会です。

放浪の画家として一世を風靡したこの芸術家は、流石に天才でしたね。 
よくその素晴らしい才能が開花したものだと思わざるを得ません。

貼絵からペン画、水彩、油彩、更には陶器の下絵まで、
見事な作品がずらりと並べられておりました。

貼絵の精密さは常人の成し得る処ではありません。
1mmか2mmの細かい紙片を実に丁寧に貼り重ねて盛り上がってまるで立体画の様です。
戦後の質の良くない紙だったので褪色も激しく、修復されたものもありました。

(写真は同氏の代表作、長岡の花火(貼絵)です)
1971年 脳出血で没。 享年49才。

アメリカのイスラエルとの深~い仲

2009年01月06日 | 時事問題
又、泥沼のような戦争になりそうですね。
どうして武力だけで相手を抑え付けようとするのですかね。
結局お互いの憎悪を増幅するだけになりそう。

いくらハマスだけが目標だと言っても、
一般市民の密集地帯での戦争ですから市民の巻添えは避けられません。

EUや国連が何とか仲裁して、戦争を止めようと努力しているのですが、
アメリカがイスラエルを支援し、和解案に反対しているようでは、
とても和平なんても望めません。

裏ではアメリカがイスラエルを唆して武器を提供し、
一方イラン・シリアを核とするアラブ諸国がハマスに武器を密輸して、
所謂、代理戦争になっていますね。


何故こんな破壊ばかりの戦争、テロが何時迄も続くのでしょうか? 。
民族の争いなのか? 宗教戦争なのか?

私の独断になるかも知れませんが、
その根底にはやはり資本主義の歪、「貧困」が隠れているのだと思うのです。
飢餓状態に陥っているアフリカのソマリアもそのように思います。

「貧困」を減らせば、もっとましな平和な世界にになるのではと思うのですが・・・。
( 然し、援助するにしてもどの国も国益を最優先にしますから、中々思う様にはねエ・・)

まあ、犬の遠吠え、ごまめの歯ぎしり、ミミズの戯言になりました。 お赦し下さい。  


小寒になりました

2009年01月05日 | 季節の情報
今日5日は「小寒」なのです。

一年でまず最初に訪れる二十四節気の一つ。
愈々寒さが厳しくなる日、所謂「寒の入り」になります。

この「寒」の期間は立春の前日まで続きます。

しっかりと防寒対策を立てて、
決してインフルエンザに罹らない様に、
健康に元気に暮らせる様に、心身を引き締めましょう。

外出後の手洗い、嗽は必ず実行しています。
マスクはやはり鬱陶しいので止めましたが、
しっかりと食事して睡眠不足と過労にならない様に注意しています。


もうこれで今年の冬は風邪を惹きませんと、申し上げたいですナ。
(なにイ~、えらそうな事言って・・。 もし風邪を引いたら
  どう弁解するのだ----と、蔭の声。)


格差と貧困と(2)

2009年01月04日 | 時事問題
昨日の続きです。(少し硬い話が続きます)

「反貧困」と言う岩波新書を読みました。 
朝日新聞の大仏次郎論壇賞を獲得した名著です。


(著者の湯浅誠さんはこの程、
日比谷公園に開設された「年越し派遣村」の村長さんです)

沢山のホームレス、ネットカフェ難民の実例を詳細に述べ、
そこから得た体験談を基にして、論説を組み立て、
現実に行動して居られますので誠に迫真力があります。

次第に貧困社会に落ち込んで行く人々は、
決して自己管理や自助努力が足りなかったのではないのです。


「寧ろ過剰な自助努力の結果、どうにもなら無くなった末の人々なのだ」と。
自己責任ではないのだと分析しています。

更にそれらの人々は次第にセイフティネットを失って行く。 

住民票を失い、社会保険、失業保険を失い、
生活保護のバックアップを失い、相談すべき人間関係を失い、
最後はすべり台の様にドン底の貧困状態に落ちこんで行くのです。

本当の貧困とは生活水準を下回った状態なのですが、
日本の水準はかなり低くその基準が決められている様です。

そしてこの貧困は見えているようで見えていない。
社会全体でもそうですし、政府もこの状態を認めたがらないのです。

幸いにして昨日、夜の寒さを凌ぐ為に、厚労省の講堂が
ホームレスの人達に提供されました。


生活保護支援センターやNPOの活躍努力で、
政府関係者も遅れ馳せながら、やっと重い腰を上げたのでしょう。


私たちも出来る事なら何かお手伝いしたい気持ちですが・・・。
もう老齢で直接的な行動は出来ませんが、

世間一般の意識を高め、少しでも「貧困」に関心を持つ人々が、
増える様になればと願っています。
  湯浅誠さん、頑張って下さい。




格差と貧困と(1)

2009年01月03日 | 時事問題
今回は少し硬い重いお話。

日本が今次第に格差社会になりつつある様な気がします。
持てる者と持たざる者との区別がはっきり付きつつあるのでは・・・。

昨今リストラで失職して住む処も持たない、
貧困の底に沈んで行く人たちが増えている一方、

観劇でも一番高い座席から先に売切れる様な現象は、
一方で裕福な恵まれた人々も結構増えつつある様に思われます。

そして次第にその溝は深まり貧者がそれを越える事は至難なのです。

日本のご年配の政治家をご覧なさい。自分が引退しても、
皆2世を身代りに当選させていますね。

もう完全に世襲の時代。士農工商程ではないが、歴然たる格差社会。
そんな2世達がどうして今の硬直した政治機構の変革が出来るでしょうか。

日本では「オバマ」は生まれて来ない環境になってしまっているのではありせんか。

アメリカが政策の世襲をしたブッシュ大統領系を落として
「オバマ」の「Change]を選んだ様に、

この現実の日本の姿を変革したいと思う日本人の方ならば、
選挙で自分の意思を表明するしかありませんネ。 そして、「We can」 なのです。

単によく知った名前だからと言う理由だけで、政治家2世の立候補者に投票せず、
日本を変革出来る様な志士を選びたいものですな。




新しい芽が生まれました

2009年01月02日 | 花の情報
何気なく2Fの自室前のベランダーにあるプランターを見ましたら、
何と!! あの芽が生えて来ていたのです。


私の11月3日のブログをご覧ください。
チューリップの球根を植えていたのです。


多分芽が出てくるのは2月位の早春の日ではないかと、
想像していたのですが、早くも顔を出して来たのでした。

尤も十数個植えた内の3,4個なのですが・・・・。
一寸フライング気味ではないですか?
それでも新しい生命が伸びて来たのはとても嬉しいです。

これから厳冬を迎えると言うのに、
早すぎて萎れてしまわないかと心配。

水を一週間に一回位やっているだけですが・・。
あんまり慌てて急いで伸びないでネ。
春には綺麗な花を咲かせて下さ~い。


(写真には3,4個の小さな芽が写っているのがお分かりですかナ)