80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

定額給付金に「米百俵の精神」を生かせないか?

2009年01月09日 | 時事問題
総額2兆円は大した金額ですよね。
生活支援だ、消費刺激だと2転3転。結局は選挙対策ではありませんか?

8日の朝日朝刊の天声人語に「さるかに合戦」の譬えが出ていました。
「猿はお握りをすぐ食べてしまったが、カニは柿の種を育て実らせた。
2兆円もの金を一時凌ぎでなく、将来の安心に繋がる用途にと望みたい」と。

一般市民としては少しでも懐の潤いになれば・・と思うのは人情でしょう。
当家は夫婦を合わせて4万円。
家庭でスキヤキでもやればかなりの回数は食べられる・・。

然し、さもしい?胸算用は抜きにして、
毅然たる矜持?を持って、此処はグッと堪えたいものですナ。


米百俵の精神」(ご存知ない方はこのURLをクリック)で、
 長期展望の有益な方途に利用出来ないものでしょうかね。
 (金融機関への振込になれば、貯蓄に残る分が多く、消費刺激になりませんヨ)

 地方経済、医療、介護、教育など建設的な問題解決の財源に振り向けたいですね。

首相は最初は「受け取りません」と明言して置きながら、今になって、
「事情が変わったから、その時にならないと判りません」だって。

もう内容の変更は法的に難しいかも知れませんが、
融通の効かない硬い頭をなんとか、柔軟な対応に切り替えて欲しいと望みます。

首相の君子豹変は毎度の事でお手のものだから、もう一歩大きく豹変して、
抜本的に「米百俵の精神」を実行して下さいとお願いしたいです。