80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

冬の最中に苺が成って来た?

2010年01月31日 | シニア日記
吹き曝しの寒い2階のベランダーに置いたプランターに、
未だ小指の第1関節の半分位もない大きさながら、
そして緑色ながら、間違いなく苺が育っています。

(写真参照、2個、3個と付いています)

昨年の10月中旬頃に、他の菜っ葉類の種と共に、
苺苗を2株だけ植えたのです。

菜っ葉類はもうとうの昔にお浸しにして、全て食べてしまったのですが、
苺だけは残して、細々ながら、灌水を続けていました。

防寒設備など何もなく、只2,3日置きに水をやっていただけなのに、
生命力はやはり凄いものですね。


枯れた葉を取り除いたら、
今迄気が付かなかった小さな苺の実が現れました。

果して赤く熟れるのかな? 甘くなるのかな?
これから更に育つのかどうかも皆目判りません。


然し、何かしら楽しみになって来ました。
春になって、食べられるようになれば良いのにネ。



東京新美術館「ルノアール展」を観て

2010年01月30日 | シニア日記
よくぞ日本中のルノアールの作品を集めましたナ。
箱根ポーラ美術館の絶大な協力(17点の提供)の外、
日本全国から収集した絵は全展示品85点の60%近い比率を占めます。

展示場のルノアールに関する解説を読んで、「その人となり」も良く判りました。

仕立て屋の父、縫子の母の家庭に生まれ、13才から磁器の絵付けの仕事で働いています。
19才でやっと画塾に入りましたが、肖像画ばかり描いて糊口を凌いでいたと言う事です。

彼の絵が女性の衣装に優れ、且つ静物の良さにもこの経験の下地があったのですね。

ルノアールは幸福を描いた画家であると言われ、暗さや翳のある絵は殆んどありません。
輝く様な光と色彩。透明感のある色調、輪郭線の無いぼんやりと優しい感じの姿。


晩年リウマチの持病で、車椅子の生活を余儀なくされたのですが、
全くそのような苦しみを画調には一切出していません。素晴らしいものです。

最後のコーナーでは、絵にX線や赤外線を当てて、技術的分析の説明がありました。
絵具の種類がエメラルドグリーンだとか、ヴィリジアンだとか(いずれも緑)、
又、絵の具の使い方、塗り重ねがあるとかどうとか・・・・。かなり専門的です。

然し、私等素人は難しい事はさて置いて、絵を直感的に、主観的に眺めて、
楽しく、且つ感興感動を受ければそれで良いのではと考えて居ります。

じっくりと観ていると確かに癒される感じですね。
日本にルノアールの信望者が多い理由も良く判ります。


此処川崎に雀の涙の通り雨

2010年01月29日 | お天気情報
この1月は当地は殆んど雨が降らず、
僅かに1日だけで、12日に午後から冷雨があっただけ。異常乾燥が続いていました。


元来1,2月は雨が少なくて晴天で空っ風の吹く日が多いのですが、
昨年の日記を見ても1月は5日しか雨天がありません。
昨日午後からは漸く久し振りに雨が降ってきたのですが、 
2,3時間で止んで、街路が少し湿った位、庭の草木の灌水にも及びませんでした。
気温が比較的高かったので、何やら春雨のようでしたね。


これで異常乾燥は多少収まります。
然し、冬場はやはり乾燥する日が多く、火災には充分の留意が必要です。

遅くとも来年5月迄の期限で、
住宅用の火災警報器の設置が義務づけられています。


当家も先週4台(煙用2、熱用2)を購入。キッチン、居間、寝室に配置しました。

未だ普及率が悪く、一番良い東京ですら66%との事で、
地方は50%にも満たないらしい。

昨今の火災は直ぐ有毒の煙が充満して、人間は窒息死します。
必ずと言っていい程焼死する人が出ます。要するに「逃げ遅れ」です。


家族の生命を守る為に、火災の早期発見の為に、
何処の家庭も一刻も早く設置して欲しいですね。



ベッドから落ちた

2010年01月28日 | 体験談
昨夜午前2時半頃、夢見が悪くてベッドから転がり落ちました。
腹の立つ夢で、「コラ!」と思いっきり振り返った途端、デーンと墜落。

これは生まれてから初めての経験です。

右顔面を横にあった加湿器にぶち付け、左足の向う脛も机に激突、
ウーン、痛テテテと真っ暗の中、暫く動けませんでした。


それでも出血はなく、骨折もしておらず。 
向う脛はやがて腫れて紫色になりましたが、平常に歩けます。

ベッドからの転落は、往々にして骨折もあり、
寝たきりになる危険性も無きにしも非ずなので、まあ不幸中の幸いでした。
ベッドの高さも病院のベッドと比べて大分低いですから・・・・。

今後への教訓。

ベッドの横の床には、寝る前に堅い置物は外して、
座布団を並べて置きましょう。

滅多にない事ですが、注意するに越した事はありません。


「オーシャンズ」は環境破壊に対する警告映画?

2010年01月27日 | 映画の情報
海とお魚大好き人間の自分ですから、
「オーシャンズ」は観に行きたかった映画でした。


Weekdayの昼間に入館しましたので、子供の姿は殆んどなく空いていました。

映画は子供が「海って何だろう」と呟く処から始まります。

とても美しい動と静の綺麗な映像。ぶれないカメラ。
魚、海鳥、海獣の躍動美。 どれもこれも素晴らしかったです。


弱肉強食、助け合い協調、千差万別の生き物の世界が、
極く自然の形で写されています。

処が・・・・、
後半に入った頃から、がらっとムードが一変します。

人間の乱獲、横暴によって絶滅させられた、海の生物の剥製がズラ~と並びます。

そして、廃棄物で汚れ濁った海の光景、
網に引っ掛かって無残に死んだ亀やイルカ。


挙句の果ては鰭を全て切り取られて、生きたまま捨てられる鱶。
生き殺しになってパクパクしなら海底に沈んで行きます。

銛を撃ち込まれ、血飛沫(しぶき)を上げて、のたうち回る鯨。
残酷な映像が続きます。

これらは演出だと言うのですから、正に「やらせ」なのです。
(現実の通りだと言いたい訳でしょうが・・・・)

船の乗組員は東洋人風で、明らかに日本を標的にしたに違いありません。

これはフランス映画で、厳しい反捕鯨の国ですから・・・。

もうこれは子供向けの映画ではありませんね。
前半の美しさに比べて、余計に後味の悪さだけが残りました。

(この事は予告のパンフレットには一切触れていません!! 
 予告の説明は前半部分の映像の事だけです・・・・意図的で何かおかしいですね)


蛙料理と鳩料理と

2010年01月26日 | 食の情報
昨25日朝日新聞社会面のコラム「青鉛筆」欄に、
「ウシガエルのリゾットがとても美味しかった」と、
言う記事が出て居ました。

そこで私がジャカルタの駐在員時代に、よくカエルの料理を
食べた事を思い出しました。


今でこそ、少しも珍しいものではありませんが、半世紀も前の当時、
私はカエルなど、勿論食べた事はありません。

仕出しの昼弁当屋から来た、真っ黄色なカレー汁の中から、
カエルの下半身が二股のまま繋がって出て来たのを見て、
オエ~となりました。


現地の食べ物が食べられない様ては、後々困りますから、
意を決して食べてみると、結構美味しいのです。

身離れが良くて、コロコロした感じで、
知らなかったらとてもカエルだとは思えません。


日本に帰ってからでも、カエル料理のメニューを見たら食べたくなります。

鳩料理の方は、レストランですが、鳩と言っても小鳩の胸肉、腿肉です。
日本で食べる鶏以外の小鳥の唐揚げと殆んど変る事はありませんし、
やはり美味しかったです。


現在でもジャカルタの料理屋では、蛙や鳩は出るのでしょうナ。



Twitter やってますか?

2010年01月25日 | 時事問題
最近爆発的に増殖しているらしいですナ。

「らしい」と言うのは、実は私もまだやっていなかったのです。
昨今のマスコミの報道によると、どうやらブログを飲み込んで、
最大のコミュニケーション手段になってしまいそう。

遅れ馳せながら、早速私も昨日、アカウント登録してスタートしました。
と、言っても、此方がつぶやくだけでは、交信になりませんので、

まずは有名人にアクセスして、どんな風に書き、
どんな風に交信し合うのかを調べるのが前提です。

取り敢えず、鳩山首相、すがやみつるさん(Twitterの草分け的漫画家)、
それにホリエモンこと堀江貴文さんの3人です。


ものすごい数のフォロワーを抱えている著名人ですから、
とても返事を頂けるような相手ではありませんが、
Twitterが如何なるものかを知る上で有効です。
暫く様子を観て、自分の仲間を探し、色々とつぶやいてみる積りです。

短い文章だけですから、割と楽に書けますね。
「○○○なう」と現在やっている事を簡単に知らせるだけでも良い訳です。

そうなると持ち運び便利な小型ノートパソコンや携帯の方が向いているかもね。

何か知りたい時にはググる(Googleで検索する)より効果的らしいです。


首相の失言

2010年01月24日 | 時事問題
前麻生首相の失言(と言うより言葉の言い違え)は少しも珍しくありませんでしたが、
鳩山首相も、この処失言が多くなって来ましたナ。 

曰く、「検察と戦いましょう」。「石川議員が起訴されない事を望む」と、
検察に圧力を掛けるような言い方をしたり、

更に、谷垣自民総裁の挑発質問に乗って、
「(偽装献金問題について)違う事実が出てきたら、
(議員の)バッジを付けている資格はない」と、
議員の辞任を仄めかす発言などしてしまいましたが・・・・。

朝三暮四(目先の違いに拘り、事柄の本質を理解しないこと)を、
朝令暮改(命令や法令が直ぐに変わって定まらないこと)と、
取り違えましたナ。

これは自民党の質問者が罠を仕掛けたもので、気持ちの良いものでは無かったです。
(あげ足を取って、前首相の仕返しをしたみたいで・・・・。)

まあ然し、後から取消訂正したり、「あれはこういう意味だった」などと弁解したり、
する様では、如何にも発言が軽々しすぎる気がします。


充分の思慮なしに、つい心の本音を直ぐ言ってしまうのならば、
政治家として、増してや首相としては不向きであると言えましょう。
 

再び象牙の塔に戻る方がベターなのではないのでしょうか?





13日目の横綱の際立った明暗

2010年01月23日 | スポーツ情報
昨日の横綱の取組、凄かったですナ。
丁度出勤日に当たり、18時半に帰宅しましたので、ニュースのReplayを観ました。

まず、朝青龍
12日目対魁皇戦では多分手心を加えたのでしょう、大人しく寄切で勝ちましたが、
把瑠都に対しての放り投げ、それに昨日の琴欧州への腕(かいな)ひねり。
横綱でありながら凄い業師ですね。
これだけの千変万化の技を繰り出せる力士はかってありません。


運動神経が抜群なのでしょうね。これで今場所の優勝が殆んど決定です。
圧倒的に白鵬と思っていたのが、番狂わせに近いです。

一方の白鵬はと言うと・・・・、
1敗して連勝記録が消えた途端、気力が失せましたナ。


稽古を殆んどしなくなり、気の抜けた立ち合いが増えました。
連勝が無くなって余程ショックだったのでしょうね。

日馬富士戦と言い、魁皇戦と言い、立合いに集中力がありません。

どんな勝負師でも、気力の変化は致し方ないものなのでしょうナ。
(そう言えば、先場所は終盤朝青龍も気合が抜けていましたナ)

両国界隈の散策

2010年01月22日 | シニア日記
此処3日間、記録的な温かさだったですね。
気温が高いと血圧が自然に下がって、体の調子がよろしい。
今日から予想通り又、真冬に逆戻りです。 気温の上下が激しいと、
循環器系統の突然発作が起こり易いですから、十分な注意が肝要です。

さて・・・、
19日のお相撲見物の日、余り早く席についても、
三段目や幕下では余り興味も湧きませんので、
暫く両国界隈を散策する事としました。


予めインターネットで付近の見所を調べていったのですが、
特にこれといった場所もなく、本当の意味の散策になってしまいました。

前に訪れた事のある、回向院への参詣位です。

回向院は江戸時代の明暦の大火などで亡くなった無縁仏等が多いのですね。
犬や猫などの動物等の霊も祀ってある様で銅像が置かれていました。

昭和11年に当時の関取連が寄付した大きな、
「力塚」と書かれた石碑があります。 これは立派なものでしたね。

(写真参照)

後、午後2過ぎに国技館に戻って、場内でお弁当を買って食べたのですが、
此処の焼き鳥は美味しいです。お弁当には人気力士の名前が付けてありました。
(自分は日馬富士弁当を買いましたが、どれも中身は余り変わりがない様でした)