80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

この冬の初雪?

2009年02月28日 | 季節の情報
昨朝の事。東京地方はこの冬、最低の気温とか・・。
靴下に貼るカイロ、ポケットにはミニカイロと色々準備して、
霙の様な天気の中を出社。


会社のある埼玉県の志木市では昼前からとうとう雪になりました。
今年の初雪を今頃体験するとは!

牡丹雪と迄は行かないが、水気の多いベタツとした雪です。
それですから少々降っても積もりません。

その雪の中を外出もしましたヨ。

雪、そして寒冷の気温など、高齢の身には堪えますネ。
もうじき春だろうと心待ちにしていたのに、がっくり。


後は、風邪を引かない様に充分の手配をしています。
風邪こそ、万病の基ですからナ。

まあ晩酌で気分転換して、気持ち良くゆっくりと寝るのがベストですナ。


阿修羅の謎の愁い顔

2009年02月27日 | シニア日記
来る3月31日から東京の国立博物館で、興福寺国宝の阿修羅展が開かれます。
阿修羅像の面立ちは素晴らしいですね。

阿修羅界は人間界の下方にあって、此処に生まれたものは
四六時中戦闘を繰り返す運命にあり、この阿修羅像も悪の鬼神でした。


お釈迦様の最高の守護神である帝釈天と戦争し、打ち負かされるのです。 
其処で釈迦の説法を聞いて仏教に帰依し、仏の守護神になりました。

この阿修羅像は国宝の中でも特に傑作と言われています。

その顔立ちは彼のダビンチの「モナリザの謎の微笑」とも、
決して優劣の付けがたい、奥深い見事なものだと思います。

深い悲しみ、憐みと言うか、愁いを漂わせているかと思えば、
キリッとした尊厳をもって、何か決然とした覚悟をも思わせます。


過去の忌まわしかった時代を思い浮かべているのかも知れません。

何時まで観ていても見飽きる事がありません。そして癒されるのです。
決して見逃す事の出来ない展示でしょうナ。

石川遼、ウッズ選手と初対面の握手

2009年02月26日 | スポーツ情報
石川遼選手が、コースから上がって来たタイガー・ウッズ選手と遭遇し、
がっちりと握手を交わし激励の言葉を受けました。

石川選手が6歳でゴルフを始めた時からの憧れの人、
目標にして来た人だけに、とても嬉しかったに違いありません。

興奮、感激の一瞬だったでしょう。
これで「よし、自分もやるぞ」との気概が起こった事と思います。


頑張れ、石川遼選手

期待されるプレッシャーに負けずに、実力を発揮して欲しいものです。
これから彼の出場する試合は、目が離せませんね。

漢字の復権?

2009年02月25日 | シニア日記
最近本屋の店頭に立ってみますと、漢字絡みの本が多いですナ。
「読めそうで読めない」「間違えやすい」「この漢字が読めますか」
などと、まさに漢字本ブームの状況です。


どうしてこうなったのかと、
つらつら考えますのに(独断になりますが・・)、

1.どうやら麻生首相の読み間違え問題も影響しているらしい。

2.テレビのエンタメ番組で芸能人のクイズ問題が良くありますが、
  これにも漢字が頻繁に登場します。

 「なんだ、こんな常識的な字が判らないのか」と思ったり、
 「すげエな~、よく知っているな」と思う芸能人がいたり。

3.携帯やパソコンの文章ソフト(Word)では、ローマ字で入力して、
  変換キーを押しますと、簡単に一挙に難しい漢字が出て来ます。

そのお蔭で、当用漢字も次第に範囲が広がって来ました。
漢字検定も受検者が増大の一方です。


愈々3月1日から受験(21年度第1回)の受付が始まります。(検定日6月21日)
自分も今度は準1級を受けてみたくなりましたナ。

漢検協会(財団法人日本漢字能力検定協会)は公益法人でありながら、
大儲けして、幹部が自分の懐へ入れたりの問題?もありました・・・。

受験料 1級6,000円、準1級5,000円、2級4,000円、~7級2,000円。
上級の方が高すぎますよね。(併願も可能と言いますが、こんなに高くてはね)
そんなんに利益が出るなら、受験料をもっと下げて欲しいです。


やりましたね、外国語映画アカデミー賞「おくりびと」

2009年02月24日 | 映画の情報
「おくりびと」、海外では( Departures)=出立、旅立ちとの題名ですね。
この題名も当りと思われます。

この分野では日本映画初の受賞だそうです。
確かに感動を受ける映画でした。心の琴線に触れるとでも申しましょうか。
感銘の深い映画であったと思います。

外人にとっても特異なテーマですし、
死の尊厳に触れ、納棺師(本木雅弘)の流れるような手付き、
個人の肌を全く見せない技術と言い、素晴らしいものでした。


ともすれば深刻になりがちな題材を、巧くユーモラスな味を付けて
気楽に観られる様にしたのも見事でした。

この賞の審査員は60才以上の高齢者が多かった事も幸いしているでしょう。
若い人ならそれ程関心が深くなかったのではと思います。

これから世界36カ国で上演されるとの事。真に結構な事と思います。
日本の文化を世界に広めて貰えるのです。

私共は間もなく「おくられびと」になりそうですが、
故人になるからとは言え、
最後はやはりこの様に美しくして欲しいものです。
 

最近はこの様な納棺師のお世話になりたいと言う人が、
増えて来ているようです。この職業が俄然注目されて来ました。


雇用問題(2)-外人の看護、介護福祉士

2009年02月23日 | 時事問題
19日の投稿の続きです。
今、各企業では雇い止めの問題が深刻です。

これら失職した人を、慢性的人材不足の介護業務に
従事してもらう事は出来ないのでしょうか?

それが非常に難しいのですね。

苛酷な労働条件なのに、平均月収は22万円で
全産業平均の33万円を遥かに下回ります。
(資格を持っている人が22万人もこの仕事に就いていないのです。)

しかもこの仕事は人間関係が主体で、
患者の信頼がなければ全く何も出来ません。

今まで会社で機械相手や事務の仕事をしていた人が、
果たしてうまく適応出来るでしょうか?

政府は、インドネシアに引き続いてフィリッピンとの、
経済連携協定(EPA)で、2年間に1,000人の候補者を受け入れます。


非常に結構なのですが、受け入れ態勢が不十分では、
宝の持ち腐れにならないとも限りません。

半永久的に日本で執務して貰いたいのですが、
どうもそれが出来るような条件になっていないですね。

一方では日本人に対しては雇用の調整弁にし、
外人を募集しても、すぐ帰られてしまっては、元も子もありません。


要するにもっと介護技能の社会的な認識のレベルを挙げるように、
政府が面倒を看るべきなのですが、なんか中途半端です。







こごみの胡麻和え

2009年02月22日 | 食の情報
自分は元々関西の出身なので、
恥かしながら、この山菜の名前を全く知りませんでした。

最近スーパーで見かけて、後から「こごみ」
インターネットで調べて初めて判りました。

東北(山形、秋田地方)の方ならもう良くご存知のものですよね。

早速買って来て、
賄い方に胡麻和えをお願いしている所です。




南極の恐竜が東京に出現

2009年02月21日 | 体験談
初見参の南極の恐竜が東京にやって来ました。

恐竜マニアを自認する自分としては、
どうしても逢いに行かざるを得ません。


と言う訳で、遥々(はるばる)東京駅近くの丸ビルまで、
御対面に行って参りました。

思ったよりは小さくて中型の恐竜です。体長6m。
名はクリオロフォサウルス。


頭にトサカがあるのですが、写真では判りますかね。
写真は丁度タイミング良く??女性の頭に齧り付いた処でした。

(何処のどなたか存じませんが、失礼しました。御免なさい。)

肉食恐竜ですから歯が鋭くて、こんなのが突然現れる流石に怖いですね。

間もなく国立科学博物館で大恐竜展が開かれます。
勿論観に行きます。もう前売券買ってありますから・・。

恐竜検定と言うのもあるらしいですが、自分はとても駄目です。
子供さんに負けます。 記憶力低下で難しい名前が覚えられません。
(ご理解頂けると思います。)


第2次世界大恐慌とは?

2009年02月20日 | 時事問題
これから30年後、2040年頃の歴史書を開いてみますと・・・。
 第1次世界大恐慌・・1929年から1933年
 第2次世界大恐慌・・2008年から2011年

そんな事になっているかも知れません。

1927年4月、恐慌発生の直前に、大商社「鈴木商店」が倒産しました。
私の親父が勤めていたのですが、失職の憂き目に逢いました。

その1カ月後、1927年(昭和2年)5月に、私が誕生したのです・。
両親はさぞ大変だったでしょうね。


その時の苦労話は遂に聞きそびれました。
小津安の「大学は出たけれど」(定職の就職出来ず)と言う映画もありましたナ。

現在、企業の従業員は(正規、非正規を問わず)、
失職、減給の危機に直面しています。

かくてはならじと、
労働組合が生計維持、給料額の確保の為に経営側に喰い付いています。
労使の激突になりそう。

高齢者の生計の糧たる、年金だってどうなるか判りませんよ。
今は総選挙前ですから誰も何も言いませんが・・・、

やがて年金額のカットダウンはかなりの確率でやってくると思います。
老齢者も厳しい環境に曝されます。 それが恐慌なのだと思います。


これも視野に入れて、しっかりと対策を講じて置かねばなりませんね。



雇用問題(1)とインドネシア介護福祉士

2009年02月19日 | 時事問題
日・イ経済連携協定によって、
今年から2年間に看護師、会議福祉士を1,000人受け入れる事となりました。
処が最初に来たのは500人の予定が、208人だけ。
今年の1,2月に各受け入れ施設で就労・研修しています。


日本は少子化、老齢化で看護・介護士が絶対的に不足しております。
昨今の失業者増大にも関わらず、この職業にはなり手が少ないのです。

生産性のない老人介護は給料が低く押さえられている為でしょうか。

このインドネシア人の月給は15~16万円と聞きます。
フルタイムで、労働の激しいこの仕事は敬遠されています。
完全な雇用のミスマッチが発生。

もっと給料を上げて日本人でも積極的に就労出来る様にせねばと思うのですが・・。

また、インドネシア人は4年で国家試験に合格する事が義務ずけられ、
駄目なら送還する事になっているらしい。

まず3年間の実習が条件ですから、受験する資格は1年しかない。
これではとても無理ではありませんか。
折角意欲に燃えてやって来た人を定着させずに帰らすなんて、日本の損失ですよ。


それに受け入れ側にも種々問題があります。

給料が安くて使い易いなどと考えるのは論外にして、
彼女らは殆ど回教徒ですから文化の違いに充分対応すべきです。

必ず行う1日5回の礼拝所を作るとか、
ラマダン(断食月)の食事をどうするかとか。
(日没後に食事しますから・・)

本人達は意欲的で頑張っていますから、良い結果が出るとよいでしょうに・・。
日本の雇用にもプラスになる様に、
政府官公庁がしっかりと対策を考えて欲しいです。