80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

「トキ」の野生化と繁殖と

2009年09月30日 | シニア日記
3日続きで「トキ」の話になりました。

昨日の夕刊でよくご存知の通りですが、
20羽を放鳥すべく、ゲージの口が開かれました。

15分後に雄が1羽飛び出し、後、午後1時頃に又1羽出て行ったそうです。
昨日は其処まで。 あとは結局ゲージから出ず、夕方に網の出口が閉じられました。

(開けた侭にしておくと、狸やテンなどの天敵が入ってくる恐れがあるからです。)

やはり突然外界への出口が開かれても、臆病なのですね。
余程外部の空気に慣れて来ないと、外に出そうにないのでしょうナ。
 

人間に飼い慣らされた動物は、自然界の中で野生として生きて行くのが、
難しいと聞いていますが、鳥でも同じなのでしょうか? 
(然し第1回目の放鳥の約半数は元気に餌を漁っているそうです。 
カップルが出来ない原因は何でしょうかね?)

野生に帰しての繁殖が果たして可能なのかどうか。
今度こそよく調査しなければなりません。

余談ですが、当家の「トキ」は会社を作って頑張っています。

「トキ」への思い込み(2)

2009年09月29日 | シニア日記
昨日の続きです。
飛ぶ鳥の「朱鷺」から一寸離れて、私共家族の話。
娘が生まれる時、どんな名前を付けようかと考えました。

私共二人の合作なんだから、
私の名前、ト○○キと
妻の名前、キ○○コの、頭の一字を取って「トキ」と付けたのです。


人の一生で、一番多く書く漢字は、自分の名前ですから、
出来るだけ書き易い、バランスのとれた字にしました。


つまり「へん」と「つくり」に分かれている字ではなく、
真ん中から観て、左右同じ字体になっているものを選んだのです。

山登りの好きな人が、「両親は山登りが趣味なんだなア」と思ったそうですが、
名前の由来を聞いて、「な~んだ」と言ったとの事。 字がお判りでしょう。

この名前を付けるに当たって、やはり、
日本を代表する美しい「朱鷺」のイメージが、あったのです。


処で又、鳥の話に戻りますが、愈々今日から2回目の放鳥が始まります。

今度はゲージから自由に飛び立つのを待つそうですが、
元気に大空に飛び上ってペアを作り、
国産の幼鳥が生まれるのを期待したいですネ。


「トキ」への思い込み(1)

2009年09月28日 | シニア日記
漢字で書きますと、朱鷺、桃花鳥、鴇、鴾、年ヘンに鳥、刀ヘンに鳥など色々あります。
学名はニッポニア・ニッポン(=Nipponia nippon)。
その名の示す通り日本の代表的な鳥だったのです。

(鴇と言う苗字の方も居られますね)

中国ではどんな字を使うのでしょうかね。

古来、日本の各地に生息して居たのですが、環境の悪化で激減し、
2003年に遂に野生種は絶滅しました。


代わりに佐渡で人工繁殖を行っているのは中国からの輸入、外来種です。
10羽持ち込まれ、現在153羽に増えているそうです。

朱色の顔と脚、白い体、
翼の下側が薄いピンクで所謂朱鷺色で美しい鳥ですね。

昨年佐渡から10羽放鳥して、自然繁殖を図ったのですが、
失敗して番(つがい)が成立せず、野生誕生の鳥は出来ませんでした。 残念。

先日に観た古代エジプト展でも、朱鷺の彫り物が発掘され、
神のお使いをする鳥として崇(あが)められていた様です。

(随分と昔から存在していた訳ですナ)

テーマで述べた「思い込み」と言うのは、どういう事なのか、
それは次回で説明いたしましょう。


もう千秋楽、優勝はどちらの横綱かナ

2009年09月27日 | スポーツ情報
場所前の予想とは違って意外な展開になりましたね。
まあ、その方がハプニングがあって面白い訳ですけど・・・・。

今場所の朝青龍の気迫には驚かされましたね。

日頃の口振りではこの先あまり長くない様な発言が多かったですが、
中々どうして、場所中に次第に勘を取り戻し、
往年の最盛期にも劣らない動きを見せました。

白鵬が一つ取りこぼしたので、
余計に優勝の行方が二人の間で混沌として来ました。

一歩朝青龍が先行していますが、
昨日の両横綱の頑張りようを見たら、気力充実で全く予断を許しません。


もし決勝戦に縺れ込みますと、白鵬の目もあります。
兎に角、今日千秋楽は楽しく観戦させて頂きます。


体脂肪は減らし難いですナ

2009年09月26日 | 健康管理
最近、体重が少し減って来ました。

と言うのは、週1の休肝日の外、少しながら酒量も減らし、
3時のおやつも控えめにしたり、食べなかったりで、
胃に入る量を減らしているからだと思います。

ダイエットと言える程でもありませんが、多少その気持ちでやっています。
処が、困った事はこの齢で痩せて来ると覿面に皺が増えるのですナ。
少し顔が細ったナと思うと逆に皺ばかり増えて、やつれた感じになるのです。

これは年寄りにとってマイナスです。うっかり減らせません。
老齢者にとっては、やや太めの方が健康で恰好が良いと聞きました。

それに体重を減らしても、体脂肪はさっぱり減りませんし・・・。
体重が減った分、逆比例で体脂肪率が高くなっているのです。

やはり運動してエネルギーを燃焼させなければ変わり様がないのですナ。
外出の都度、歩数計で調べていますが、中々1日一万歩には及びません。

因(ちな)みに体重59kg、肥満度を測るBMIは、22ですからまさに標準体重の真っただ中。
但し、体重計で測った体脂肪率は34----これが問題です。




原監督さん、おめでとうございます

2009年09月25日 | スポーツ情報
奇しくも23日に33回目の3年間連続優勝と、3の字づくめの優勝なのですが、
やはり原監督の非凡な采配がモノを言ったのでしょうナ。
何しろ2位以下を寄せ付けず、ダン突の優勝なのですから・・・・。

思い切って若手を登用し、それが又期待に応えて大活躍。
原監督のお蔭で、世代が交代したと言えるでしょう。


ラミレス、阿倍、小笠原のベテランも頑張りました。
選手のバランスが取れていたのも監督の功績ですね。

これで当分巨人の黄金時代が続くと予想されます。

WBC(ワールドベースボールクラシック)での優勝と言い、
もう押しも押されもしない大監督の道を進み始めました。

次の監督は江川さんかもと思わせる時期もありましたが、
現状では当分交代は考えられません。
江川さんは他のチームを探した方がよさそう・・。

これから暫くは、ビール党にとっての、ノンアルコールビールの様な、
気の抜けた様な、消化試合が延々と続きますね。

来月下旬のCS(クライマックスシリーズ)がせめてもの救いです。

処で阪神は一体どうなったのでしょうかね。
CSの試合に最後の望みを掛けるより仕方ありませんネ。


平均寿命と健康寿命

2009年09月24日 | 健康管理
日本人の平均寿命がどんどん伸びて今や世界のトップになっています。
(2008年度で82才。  女子は86.05才で世界でダン突、
 男子も79.29才でどうやら今度香港を抜いてトップになったらしいです。)


然し、よく考えてみると、年齢ばかり伸びても、
健康でなければ意味がありません。

今度世界保健機構が健康寿命なるものの各国比較を出したそうです。
つまり質の重視に変わって来たのですナ。

日本人はこの健康寿命でも、世界1位との事。 喜ばしいではありませんか。
74.5才です。
 然し単純に喜んでばかりは居られません。

平均寿命との差となる、7.5才は健康ではない年間に相当します。
つまり、寝たきりか、人の世話になって生きているだけの生活期間なのです。

7年間も・・・・。 ゾッとしますね。 
何とか元気で、曲りなりにでも人の世話にならず、
自分で生活が出来るだけの健康を維持したいものです。
それでこそ、長生きの意義があろうと言うもの。


一番大事なのは、「長生きするぞーー」と言う積極性、
絶えず好奇心をもって日々を送る事なのだそうです。
先般80才から未経験の習い事を始めたと言うご老人が居られました。
書道なのですが、100才近い今日、立派な書道家になられたそうです。

素晴らしい気力ですね。  是非、自分も肖(あやか)りたいと念願しています。





早くも「秋分」です

2009年09月23日 | 季節の情報
あっと言う間にもう秋です。 23日は「秋分」になりました。 

二十四節気の一つ。昼と夜の長さが同じと言われますが、
実際には昼の方が8分ばかり長い。

同じになるのはもう2,3日後なのでしょう。

この処ハッピーマンデ制やら、連休続きやらで、
シルバーウィークなる新語も産まれましたが、
この気候のよい時期に連休が取れるのは有難い事です。


只、高速道路の渋滞には閉口しますね。

高速料金が安くなって来ましたから、
積極的に車を利用する機会が増えますし、止むを得ないかも・・・・。

一方、鳩山総理は、国連会議で温暖化ガス25%カットを強く訴えると思います。 

この高速道路料金の引下げで、車の利用を促し排気ガスを増やすのは、
どうも矛盾しているのではと、思い込みたくなりますが・・・・、
どうなのでしょうかね?



敬老の日に思う事

2009年09月22日 | 時事問題
記事が1日遅くなりましたが、昨日は国民の祭日「敬老の日」。 色々の思いがあります。

起源を辿りますと・・・・、

 最初はS22年に地方で「年寄りの日」として制定されました。
 然し「としより」と言うのは表現が悪いと言う訳で、
 S39年に「敬老の日」となり、やがて国民の祭日となったのだそうです。

 Mother's Day(=母の日)の様に、外国から来たものでなく、純日本製です。

 当初9月15日に決められましたが、ハッピーマンデイ制により、
 9月の第3月曜に変わりました。 これで毎年必ず土休を含めて3連休となります。

それではその意義はと考えますと・・・・、

 年寄りを敬い、「何時までも元気で長生きして・・」の願望が
 込められていると言う事なのですが、
 果たして本当に敬老の気持ちが国を代表する政府にあったのでしょうか?

 前麻生内閣のその前の内閣時期だったと思いますが、
 75才以上に「後期高齢者医療制度」を決めて、老人の負担を増やしました。

 「後期高齢者」。 何とも語感の印象が悪いですね。邪魔物にされているみたい。
 
 今度の民主党内閣がマニフェストではっきりと廃止を公言しています。
 今の内閣が是非やって欲しい施策の一つです。

年寄りは確実に増加して65才以上は、今や3000万人に近い。
日本は完全に、年寄りの国に代わって来ました。

政府には対老人(敬老)政策をしっかりとやって頂きたいと思っています。
今、年寄り人口の真つただ中に存在している小生よりの願いです。 

ノンアルコールビールの味わい

2009年09月21日 | 食の情報
週に1回、休肝日を決めて禁酒を実行していますが、
その日にノンアルコールビールを試してみようと思い、
スーパーで某2社の350ml入りの缶を買って来ました。


注いでみると・・・・、
結構泡も出るし(本物よりやや少ない感じですが)、炭酸もブクブクと出ています。

特にグラスに注いだ色は、本物と殆ど変らず(気のせいか、やや薄いかな・・)、
誰が見ても、本当のビールとしか見えません。
 殆ど区別付きません。

問題は味ですが、キレ、コクは望むべくもありませんが、
程々にビールらしい苦味もして、かなり行けるなと思いました。
(味ばかりは主観的なもので個人差がありますから、良いですとも言い切れませんが・・)

只、各社のノンアルコールは微妙に泡の出方や、味も異なります。
自分はB社よりA社の方がぴったりと来ました。

値段ですが、発泡酒よりも少し高目です。
酒税が掛からない分、少しは安いのでは・・と考えていたのですがね。

やはり需要が少ないのと、ビールに似せるためのコストが結構かかる為なのでしょう。
まあ休肝日には時折試して見たいと思います。

・・少しお酒に未練たらしいかな・・・・。