幸田文の原作、以前に市川崑監督で映画化されましたが、
今回は山田洋次監督の新版です。
勿論、すっかり現代風にアレンジされています。
姉(吟子=吉永小百合)と弟(鉄郎=笑福亭鶴瓶)を中心に、物語が展開します。
詳しいストーリーはインターネットの解説に譲るとして、
やはりサユリさんの熱演、美しさに惹かれました。
皆が愛想を尽かす、箸にも棒にもかからない風来坊の弟をとことん庇い、
やがて重篤な病に倒れた弟の「看取り」になるのですが、
場末のホスピスで、流石に悲しい、せつない別れです。
然し姉、吟子の懐深い愛情と暖かい優しさでハッピーエンドと言えましょう。
最後に家族の3世代の女3人がグラスを合わせて、娘の再婚を祝うのですが、
認知症気味の祖母が「あの鉄郎はホントに困りものだが、やはり一人で、
ほっとかれて孤独なんだよ。今度の結婚式に呼んであげたら。
まだ間に合うよ」と亡くなった事も知らされて居らず、自分と同じような状態にあると
同情するのです。・・・・そこで映画は暗転、エンドロールです。
最後に色々と考えさせられるシーンで終わります。
サユリファンなので、吉永小百合さん主演の映画は必ず観ていますが、
今回は適役で当たりでしたね。サユリさんの良さが充分に発揮されていました。
私がホントに良かったと思ったのは、「北の零年」と、この「おとうと」です。
鶴瓶さんも熱演です。最後のやつれた感じを出す為に15Kgも減量されたそうですね。
役作りは大変なのですナ。 御苦労さまです。
今回は山田洋次監督の新版です。
勿論、すっかり現代風にアレンジされています。
姉(吟子=吉永小百合)と弟(鉄郎=笑福亭鶴瓶)を中心に、物語が展開します。
詳しいストーリーはインターネットの解説に譲るとして、
やはりサユリさんの熱演、美しさに惹かれました。
皆が愛想を尽かす、箸にも棒にもかからない風来坊の弟をとことん庇い、
やがて重篤な病に倒れた弟の「看取り」になるのですが、
場末のホスピスで、流石に悲しい、せつない別れです。
然し姉、吟子の懐深い愛情と暖かい優しさでハッピーエンドと言えましょう。
最後に家族の3世代の女3人がグラスを合わせて、娘の再婚を祝うのですが、
認知症気味の祖母が「あの鉄郎はホントに困りものだが、やはり一人で、
ほっとかれて孤独なんだよ。今度の結婚式に呼んであげたら。
まだ間に合うよ」と亡くなった事も知らされて居らず、自分と同じような状態にあると
同情するのです。・・・・そこで映画は暗転、エンドロールです。
最後に色々と考えさせられるシーンで終わります。
サユリファンなので、吉永小百合さん主演の映画は必ず観ていますが、
今回は適役で当たりでしたね。サユリさんの良さが充分に発揮されていました。
私がホントに良かったと思ったのは、「北の零年」と、この「おとうと」です。
鶴瓶さんも熱演です。最後のやつれた感じを出す為に15Kgも減量されたそうですね。
役作りは大変なのですナ。 御苦労さまです。