80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

映画「桜田門外の変」を観て

2010年11月01日 | 映画の情報
関鉄之介を長とする水戸藩士(浪士)17人と薩摩藩士(浪士)1人が、
3月3日の雪の日に、幕府の大老井伊直弼を討った有名な史実です。


門外の斬り合いシーンが比較的前半に流され、
その後は、事件を挟んでの前後の情勢が写され、
18人の志士それぞれの最後に至るまでの推移が詳細に出て来ます。

この事件から幕府の権勢が急激に衰え、明治維新に入って行くのですが、
この事実は誰でも良く知っている事だと思います。

処が、生命を擲って、国に殉じた志士達の名前やその行動などについては、
さっぱり知られていません。


赤穂労使の仇討ちより、もっと国家的な忠義の仕業なのに、
赤穂の方は名前も行動もとても良く知られているのに、何故でしょうか?

やはりその時代の政権が幕府であり、それに盾突いたと言う理由で、
どちらかと言えば、反逆者的な扱いを受けたのでしょうナ。


映画では血がドバツと跳ね散る殺伐なシーンが多いし、
井伊大老の首も如何にも張りぼてで、軽々しいし、
もう少し何とかならなかったのかナと思いました。

最後は国会議事堂の写真で、あとエンド・ロールに入るのですが、
日本が民主的になったと言いたかったのでしょうかネ?
取って付けた様な感じがしました。 

観客はと見ると・・・・、結構入っていました。
と言っても、4割位かナ。 殆んどが中高年者です。
若い人はこういう映画を観ないのですかネ。いや、Weekdayの昼間だったから仕方ないか。



最新の画像もっと見る