80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

日本農業(4)とTPPの関税撤廃との関係

2011年03月04日 | 時事問題
私が書いた下手なイラストをご覧ください。

「TPP(環太平洋経済連携協定)」は「太平洋に臨む各国は、
お互いに関税を撤廃して、自由な貿易を行おうではありませんか。」

との趣旨で、丁度EC(欧州共同体)の組織と同じように、
一つになって貿易しましょうと言うものです。

どこの国でも他国に比べ、脆弱な産業を抱えていますので、
一度に完全にやると混乱しますので、そういう分野は10年位の期間を見て、
徐々に関税を下げて最後は零にする目標なのです。

これに加入しないとなると、加入した環太平洋の国々から、
孤立してしまう恐れがあり、若し日本がそう言う立場になれば、

日本の輸出は相手の国の関税障壁で、TPP各国間との
競争に負けてしまうのが歴然としています。
日本は近隣諸国から孤立してしまう、(開国か鎖国か)と言う事。

「もう待ったなし」の時期に来ているので、
政府は必死に農業大改革を立案して、
積極的に農業の活性化、競争力強化を図ろうと提案しています。
(農業の大型化、効率化、工業化などです)



然し農業関係者はそんなに巧く行くものかとばかり抵抗しています。
巧く転換出来なければ安価な他国(主としてアメリカ)の農産品に、
押し潰されてしまうのが眼に見えていると言っています。


これは大きな日本国民全体の問題でもありますので、
その動向に充分な注目を払っておく必要があるでしょう。


日本農業の問題についてのブログはこれで終りにします。

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