80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

「オーシャンズ」は環境破壊に対する警告映画?

2010年01月27日 | 映画の情報
海とお魚大好き人間の自分ですから、
「オーシャンズ」は観に行きたかった映画でした。


Weekdayの昼間に入館しましたので、子供の姿は殆んどなく空いていました。

映画は子供が「海って何だろう」と呟く処から始まります。

とても美しい動と静の綺麗な映像。ぶれないカメラ。
魚、海鳥、海獣の躍動美。 どれもこれも素晴らしかったです。


弱肉強食、助け合い協調、千差万別の生き物の世界が、
極く自然の形で写されています。

処が・・・・、
後半に入った頃から、がらっとムードが一変します。

人間の乱獲、横暴によって絶滅させられた、海の生物の剥製がズラ~と並びます。

そして、廃棄物で汚れ濁った海の光景、
網に引っ掛かって無残に死んだ亀やイルカ。


挙句の果ては鰭を全て切り取られて、生きたまま捨てられる鱶。
生き殺しになってパクパクしなら海底に沈んで行きます。

銛を撃ち込まれ、血飛沫(しぶき)を上げて、のたうち回る鯨。
残酷な映像が続きます。

これらは演出だと言うのですから、正に「やらせ」なのです。
(現実の通りだと言いたい訳でしょうが・・・・)

船の乗組員は東洋人風で、明らかに日本を標的にしたに違いありません。

これはフランス映画で、厳しい反捕鯨の国ですから・・・。

もうこれは子供向けの映画ではありませんね。
前半の美しさに比べて、余計に後味の悪さだけが残りました。

(この事は予告のパンフレットには一切触れていません!! 
 予告の説明は前半部分の映像の事だけです・・・・意図的で何かおかしいですね)


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