スパニッシュ・オデッセイ

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電話応対(5)ビルマ

2014-05-18 09:30:27 | トリビア
  青年海外協力隊事務所での面白いエピソードを一つ。
 秘書が帰宅した後、協力隊員数名だけになったところに、電話がかかってきた。受けたのはまだ着任して間もない隊員である。“¿Se encuentra Vilma?「ビルマはいますか」とでも聞かれたのだろう。ビルマというのは秘書ではないが、事務所の使用人である。
 電話を受けた隊員も新米だったので、ビルマさんのことをよく知らなかったのだろう。つい、国名の「ビルマ」(スペイン語では Birmania、当時はまだ「ミャンマー」と改称する前。改称後もコスタリカでは相変わらず、Birmania と呼んでいる)のことだと思ったのだろう。「ここはビルマではなく、日本の事務所だ」と答えていたが、そうこうするうちにビルマさんがやってきて、一件落着となったのである。
 やっぱり、スペイン語の語中の[r]と[l]の区別は難しい。
    「ビルマ」とは 国の名じゃなく 女性名

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