スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

マカオ出国、中国入国

2017-04-30 18:32:57 | 香港・マカオ・広東

【女房殿のいとこの兄の作品】
 ホテルを出て、中国との境界の出入国管理事務所に向かう。ものの5分で着いた。
 ここまでは女房殿のいとこの息子の車である。出入国管理事務所には大勢の人がいた。聞くところによると、中国本土のほうが物価が安いので、買い物に行く人が多いのだそうだ。
 前々日から毎日国境を越えている。もう手続きには慣れた。マカオの手荷物検査を終えて、出国手続きをする。マカオ、香港、中国本土及び台湾在住の人のゲートは多く、すいすい流れる。その他のパスポート所持者のゲートは少なく、人の流れも遅い。いとこたちは簡単に出国手続きを終えて、筆者たちを待ってくれている。
 マカオの出国手続きも香港同様、入国カードの控えを渡すだけで、出国のスタンプを押してくれない。ここまではポルトガル語の表示もある。出国手続きのゲートの係官は西洋人風の顔立ちだった。手続きが終わって通過するとき、Obrigado(西 Gracias)と言ったら、ちょっとうなづいていたようでもあった。
 出国手続きを終えて、いとこたちと合流し、人の流れに従って少し歩くと、そこは中国側の入国手続きである。ここからは漢字も簡体字になり、ポルトガル語の表示も消える。何となく、いやな感じである。
 10年以上前、中国に行ったときはビザが必要だったが、短期の旅行は今ではビザなしで行ける。入国手続きもマカオ出国と同様、その他の外国人のゲートは別で、やっぱり流れがやや悪い。心なしか、マカオや香港の係官より愛想が悪いような気がする。無事、通過して、いとこたちと合流し、税関を通る。
 税関では申告するものはないし、荷物もほとんどないので、すんなり通る。
 表に出ると、そこは中国で、さすがに広々としている。
 この町は珠海という名前で、高速鉄道の駅もあるが、最初の目的地、広州市にはレンタカーで行くことになっている。すでに予約しているらしい。

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中国本土に向かう日の朝

2017-04-29 18:21:32 | 香港・マカオ・広東
3月22日(水)
 6時半、起床。小雨。まだ暗い。日没が遅い代わりに、日の出が遅い。
 
 
 【ホテルの部屋から】
 8時半に女房殿のいとこと彼の息子の嫁さんが迎えに来てくれる手はずになっている。
 ホテルは朝食込みだが、朝食は8時からである。食堂に行って、席に案内される。
 マカオも公共の場所は禁煙のようである。
 
 ここでもポルトガル語の表示がある。英語は一番下になる。
 「禁煙」はポルトガル語では“É proibido fumar”となっているが、スペイン語ではほとんど同じ“Es prohibido fumar”である。発音もほとんど同じである。音節末の[s]音を発音しない地域もあるので、そうなると全く同じである。「禁止」を表す ポルトガル語の proibido は教養のないスペイン語話者がつづりを間違えたような感じである。
 直訳英語では“It is prohibited to smoke”ということだが、英語の fumigate (煙で燻す)は fumar の関連語である。  
 さて、朝食はビュッフェ形式である。中国風のおかゆもあるし、焼きそばのようなものもある。わざわざ洋風の朝食を摂る気はしない。
 あまりゆっくり食べている暇はないが、せっかくのリッチな朝食なので、急ぎたくもない。結局、8時半を少し回ったところで、部屋に戻り、フロントに行ってチェックアウトとする。カード払いなので、マカオの現金は必要ない。マカオの通貨単位はパタカというそうだが、結局目にする機会はなかった。
 ロビーにはすでに女房殿のいとこと息子の嫁さんが迎えに来ている。
 出発前にトイレを済まそうと思って、ロビー近くのトイレに行ったが、部屋のカードキーをタッチしないと入れない。すでにチェックアウトしているので、トイレに入れない。我慢できないほどではないので、中国との境界の出国管理事務所ですることにした。
 ホテルを出ると、外は小雨である。折り畳み傘を持っているが、さすは必要ない。早速、車に乗り込む。車はいとこの息子が運転してくれる。
 中国の広州市と中山市を車で訪れる予定であるが、中国は車は右側通行なので、中国本土との境界までは自家用車で、境界を超えてから左ハンドルの車をレンタルして行くことになっている。 

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マカオの大衆食堂にて夕食をご馳走になる

2017-04-28 20:01:36 | 香港・マカオ・広東

 
 【マカオ在住の女房殿のいとこの兄は著名な書画家だそうで、展覧会も開いている。画集も出版しているそうだ】
 ホテルにチェックインして部屋に行く。なかなかいい眺めである。もう7時近いが、まだ明るい。女房殿のいとこの息子の嫁さんが子供2人(次男と三男)と一緒にホテルまで車で迎えに来てくれた。
 レストランはすでに予約してくれているが、その前に息子夫婦の長男が通っている
私立中学校へ迎えに行く。学校のまん前に車をつける。学校といっても、グラウンドは見えない。会社が入っていそうな高層ビルが学校である。東京のど真ん中にもこんな大学があったはずである。
 学校は7時に終わる。朝も普通に早くからやっていることと思う。公立の学校はどうか知らないが、マカオの中学生は大変である。
 マカオはポルトガル語も公用語になっているが、この学校では教えていないとのこと。
 しばらく待つうちに長男が出てきて、車に乗り込む。途中、“ambulância”(西 ambulancia、英 ambulance)と書いてある車を見かけた。サイレンは鳴らしていない。ポルトガル語を見ると、なんだかうれしい。救急車には“manter a distância”とも書いてある。スペイン語では“mantener la distancia”(英 keep distance、mantenerは英語 maintain と同語源のはず。手元の辞書には明記されていないが)である。
 manter はスペイン語の mantener だが、スペイン語の poner(英 put)はポルトガル語では pôr となる。女性単数定冠詞はスペイン語では la だが、ポルトガル語では a である。月はスペイン語の luna に対して、ポルトガル語は lua で、ポルトガル語はスペイン語にある音が結構脱落している。
 救急車とすれ違って、しばらくすると、レストランに着いた。レストランにはすでに女房殿のいとこ夫妻が来ていた。今度は大衆的な雰囲気のレストランである。
 今度は飲茶風ではなく、回転テーブルもない。大皿に料理が盛られて、次々に出てくる。肉あり、魚あり、野菜ありで、結構なご馳走である。味付けも広東料理で、比較的あっさりしていて、おいしい。
 出口の方をふと見ると、ドアの上に「出口」と並んで“SAÍDA”(西 salida)とも書いてある。英語は書かれていない。
 ここでもまたご馳走になってしまった。まだマカオで一度もお金を使っていない。満腹したところで、店を出て、ホテルに向かう。
 
 
 
 
 【ホテルの部屋から撮影】
 日もとっぷり暮れて、マカオの歓楽街の夜景が待っていた。
 明日はいよいよ中国本土へ女房殿のおじさんの訪問に行く。

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聖ポール天主堂跡近くの家具屋

2017-04-26 17:51:01 | 香港・マカオ・広東
 聖ポール天主堂跡から先ほど来た道を降りていく。登るときには素通りしたが、左手にアンティーク・ショップらしき店が見える。
 
よく見ると、ポルトガル語で“MOBÍLIAS”と書いてある。スペイン語では muebles(家具)の意味で、家具屋である。
 女房殿のいとこが立ち止まって何やら説明してくれる。通訳はいとこの息子の嫁さんである。
 実は、この店はかつていとこの母親(コスタリカ、サンホセ市郊外の中華料理屋の親父さんの中国人妻)が営んでいたとのこと。ずいぶん前に人手に渡り、その後も代替わりしていそうである。中に入ってのんびりしている暇はないので、残念ながら表から写真を撮るだけで済ませた。
 この店の前の道路にあったのが、下の写真のものである。
 
 高さ20~30センチ程度の小さなものだが、この土地の神様を祀ったものだろう。
  坂を降りきったところには聖ドミンゴ教会(玫瑰堂, 板樟堂、Igreja de São Domingos)がある。
 
【教会そばの標識】
 
【聖ドミンゴ教会】
 中に入るつもりだったが、午後6時を回っていたので、すでに閉門である。外で写真を撮るだけである。この教会には昨年、娘が訪れていたが、ショートパンツだったため、入場を拒否された。昔ながらの習慣を守っている。
 さて、この日は女房殿のいとこと息子家族たちと夕食も一緒に摂ることになっているが、その前にホテルに行って、一休みすることにする。
 ホテルはこの日の昼食を摂ったレストランの近くにある。そばにカジノもあるが、時間も早いので、まだ静かである。
 立派なホテルで1泊16000円ぐらいである。
 チェックインを済ませて16階(?)にある部屋に行くため、エレベーターに乗るのだが、部屋のカードキーをエレベーターの所定の場所にかざさないと、動いてくれないのである。不審人物が侵入するのを防ぐ、最新のセキュリティ・システムのようである。日本の一流ホテルでも普及しているのだろうか。 

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聖ポール天主堂跡とマテオ・リッチ

2017-04-25 21:04:37 | 香港・マカオ・広東
  Guia Hillの灯台から直線距離にして約500メートルのところにある聖ポール天主堂跡へ向かう。これも世界遺産である。坂を少し上るが、坂の下に駐車場がある。

 
 
 坂を上っていくと、教会跡がある。現在は正面が残っているのみで、奥のほうの建物は火事によって消失したとか。詳しくはウィキペディア「聖ポール天主堂跡」をご覧いただきたい。
 
 教会跡の奥のほうへは入れなかった。時間外だったようである。ゲートにはポルトガル系と思われる警備員が立っていた。ほかにポルトガル系らしき人物を見たのは中国へ出国するときの係官のみであった。
 教会跡の右のほうに小高い丘があるので、そちらへ行ってみた。すると、世界史の授業で習ったマテオ・リッチ(中国名:利瑪竇)の像があった。
 
 女房殿とツーショットを撮ったが、マテオ・リッチのことはご存じないとのこと。世界史で習わないようだ。筆者はもちろん名前ぐらいは覚えているが、マカオゆかりだったことはすっかり忘れていた。
 マテオ・リッチとお別れして、さらに丘の上を目指す。
 上のほうは要塞跡のようで、大砲が四方に向かって並べられていた。結構広い。
 
 
 
 【対岸は中国】
 このあたりもあの正男さんがかつて歩いたところだろうか。
 そろそろ日が落ちてきたので、砲台と教会跡を後にして坂を下りる。

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世界遺産の Guia Hill (東望洋炮台)へ

2017-04-24 21:26:52 | 香港・マカオ・広東
 女房殿のいとこ宅を出て、マカオ市内観光に行く。いとこの息子の奥さんが車で連れて行ってくれる。この奥さんも3人の子持ちで40歳以上だが、30歳ぐらいにしか見えない。
 いとこ宅はマカオの北の中国との境界に近いが、観光地は街の中心にある。街の南の端にはマカオ・タワーがあり、「外縁を探索することが可能なスカイウォーク・Xと呼ばれるツアーも用意されている」(ウィキペディア「マカオ・タワー」より)。香港・マカオ訪問の数日前にBS放送で紹介されたスポットだが、年寄り向きではないし、時間も限られているのでパス。その少し北西に媽閣廟があるのだが、BS放送で紹介されなかったので、その存在さえ知らなかった。残念なことである。
 
 今回訪れたのはBS放送で紹介された2つのスポットである。1つは Guia Hill (東望洋炮台)である。
 
 【入り口の看板】
 
 【看板そばの大砲。城壁の上の向こうのほうに灯台と教会がある。】
 大砲の右のほうに上へ続く道がある。そこを登ると目的地である。
 
 教会の上の広場にはいくつか大砲がある。
 
 丘の上から西のほうに夕陽をバックにした珍しい形のビルが見える。
  
入り口の近くには龍の形に剪定された庭木がある。
 
 ここは入り口にゲートはあるが、入場無料なので、地元住民の散歩コースになりそうである。
 さて、暗くならないうちに、次の目的地である聖ポール天主堂跡へ向かう。この誓うには聖ドミニコ教会(Igreja de São Domingos、西 Iglesia de Santo Domingo、中 玫瑰聖母堂)もある。

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Con 爺さんの子供たちの姓など

2017-04-22 20:41:57 | 香港・マカオ・広東

【壮年期の Con 爺さん】
  Con 爺さんは最初、中国人女性との間に2人の男児をもうけた。彼らは Con 爺さんの中国名「容麟啟」の姓、「容」を継いでいる。
 Con 爺さんはその後、コスタリカに渡って、まず黒人女性と関係を持ち、子ももうけた。それが女房殿の父である。この女性は男出入りが激しく、他の男の子供も生んでいる(このばあさんには一度だけ会ったことがある)。
 この女性と別れたあと、Con 爺さんは白人女性とも関係を持ち、7人もの子供も作っている。ただし、最後のほうの2人はあまり中国人とのハーフっぽくなく、疑惑が持たれているが。
 それはともかく、彼らはみんな Con 姓を名乗っている。「容」(Yong)の姓はどこかへ消えてしまっている。 
 女房殿の父親も Con 姓かと思ったら、全然中国っぽくないスペイン風の姓を名乗っている。ありふれてはいないが、珍しくもない。このあたりの経緯は「じいさんの姓は“Con”、息子の姓は“Elizondo”」と「“Con”じいさん」をご覧いただきたい。
 中国人妻との間に生まれた息子たち、黒人女性との間の男児、白人女性との間の多くの子供たち、彼らは腹違いとはいえ、兄弟になるのに、それぞれが別の姓を名乗っているのである。
 さて、話はマカオ在住の女房殿のいとこの息子の嫁さん(英語ができるので通訳してくれている)に移る。彼女の姓はローマ字表記では Leong である。漢字表記は「梁」ではないかと想像するのだが。この姓は普通話のピンインでは Liang と表記される。ウィキペディアでは「梁」の広東語の発音は Loeng となっているが、「梁(姓)」の項目の初めに「この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です」と書かれている。Loeng ではなく、Leong の間違いの可能性もある。
 ところで、女房殿によると、コスタリカの中国系住民には León 姓を持つものが結構いるとのこと。León とは「ライオン」のことで、スペインでは珍しい姓ではない。中国広東の Leong さんがコスタリカに行って、いかにも中国風の Leong から発音が似ている León に変えたのだろう。

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「容」さんのローマ字表記 Yong, Yung, Iong

2017-04-21 20:51:33 | 香港・マカオ・広東

【若かりしころの Con 爺さん】
 Con 爺さんの中国名は「容麟啟」ということが判明したが。Con という名はどこから来たのかまだわからない。1980年ごろコスタリカには日本留学経験のあるドクター・コン(Doctor Con)という中国系医師がいた。彼は女房殿の一族ではなさそうだが、Con という中国系の姓は確かに存在する。
 ところで、Con 爺さんには中国にいたころ、中国人女性と結婚して子供を二人もうけている。一人はコスタリカ、サンホセ郊外のサンペドロ地区で中華料理屋 Hoi Fan (海帆、スペイン語名 La Vela)を営んでいた、女房殿のおじ Tío Charlie(Uncle Charlie)である。彼の中国名は「容觀植(Yong Kun Zik)」で、「容」さんである。コスタリカでは Carlos Yong Kon Jak(ハク)という名で登録されていたらしい。女房殿に教えてもらったが、不正確なところがあるかもしれない。
 Con 爺さんの奥さんは「鄭舊」という名前だったことも、今回わかった。「鄭」は日本語読みだと「てい」だが、「鄭」が「コン」と読まれることはまず考えられない。広東語のローマ字表記では Zen となっている。普通話のピンイン表記では Zheng で、カタカナ表記では「チェン」が近いだろうか。
 いったい、Con という名前はどこから来たのか、謎が深まるばかりである。
 ところで、「容」のローマ字表記は Con 爺さんとその子の Tío Charlie の場合、Yong だったが、Tío Charlie の子(女房殿のいとこ)である「容繩○」は Yung とつづっている。ところが、その息子の名刺には Iong と書かれていたのである。てっきり long (龍)かと思ったが、小文字の l ではなく、大文字の I だったのである。これでも「ヨン」と読める。漢字表記だとみんな「容」で別に何の問題もないが、親と子と孫では全部ローマ字表記が違うが、不都合はないのだろうか。
 

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女房殿のいとこ宅にて

2017-04-20 21:40:07 | 香港・マカオ・広東

  飲茶の昼食をご馳走になり、女房殿のいとこの息子の奥さんが運転する車でいとこ宅に向かう。息子のほうは昼食の後、仕事に戻った。
 いとこ宅はマカオの北のほうで、中国との境界に割りと近い。
 マカオには第二次世界大戦に大陸から狭い国土に大量の難民が押し寄せたこともあって、現在人口密度は世界一である(参考:ウィキペディア「マカオ」、「国の人口密度順リスト」)。
 というわけで、住宅は上へ上へと伸びていかざるを得ない。
 
 【案内されたいとこのアパートから撮影】
 上の写真のような高層アパートが林立している。アパートにはエレベーターもあり、ガス・水道・電気は当然通っている。富裕層ではないにしても、決して貧困層でもない。一般庶民の類であろう。
 この高層アパートの間取りは大体どこも同じようなものだと推察するが、リビングは広くない。寝室も2つだけだった。
 ただ、リビングは狭いながらも祖先を祀る祭壇は立派だった。祭壇は3段に別れている。
 
【上段】
 
【中段】
 
【下段】
 現代の中国では祖先崇拝が昔ほど大事にされていないような印象を持っているが、マカオの女房殿のいとこ宅では伝統が守られていることを実感した。
 ここでふと疑問に思ったのだが、いとこ一族は「容」氏である。ところが、コスタリカに移住した、女房殿の祖父は Rafael Con と呼ばれていた。後に、フルネームが Rafael Con Yong であることがわかったのだが、コスタリカ式(スペイン式)では Con は父方の父姓で、Yong は母方の父姓である。
 これはおかしい。いとこたちとの会話の中で、Con 爺さんの中国名は「容麟啟」であることがわかった。「容」は広東語では Yong になるのだろう(普通話では Rong。r の発音が難しい。日本語や英語の r とは全然違う)。そうすると、Con という名前はどこから出てきたのだろうか。ひょっとすると、母親の姓だったのかもしれない。それとも名前の「啟」が「コン」のような発音だったのだろうか。マカオの親族や香港在住の女房殿の友人に問い合わせてみなければならない(結果は後日、発表)。
 さらに話が進むうちに中国広州市にいとこのおじ(コスタリカの中華料理屋の親父さんの弟)が住んでいるという。今回の旅では中国に行く予定はなかったが、おじさんは90歳以上の高齢なので、行ける時に行っておかないと、もう会うチャンスはないかもしれない。今では中国には日本のパスポートがあれば、短期滞在の場合、ビザなしで行くことができる。幸い女房殿も日本のパスポートを持っているので、問題はない(コスタリカのパスポートだったら、ビザが必要になったかもしれない)。
 急遽、翌日、訪問することにした。この日は香港には戻らないで、マカオのホテルに泊まる。いとこの息子の奥さんがホテルの予約をしてくれた。香港のホテルの1泊分がもったいないが、そんなことは言っていられない。
 積もる話しはたくさんあるが、翌日も時間があるし、マカオの見物もしたいので、いとこ宅を後にした。
 
【いとこ宅の窓より】

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マカオの飲茶

2017-04-19 22:04:48 | 香港・マカオ・広東
 女房殿のいとこがフェリー乗り場の出口のタクシー乗り場まで車で迎えに来てくれた。大きな車なので、総勢5人が乗り込んだ。
 フェリー乗り場の近くにはカジノがあるが、レストランもその近くである。
 表通りに出ると、カジノ・ホテルの入り口前である。
 
 ここを通り過ぎると、すぐに目的地であるモールに着いた。
 
 ディズニーランドの雰囲気も漂っているが、ご覧のように平日の昼間なので、閑散としている。夜にはにぎやかになるのだろう。
 
 
 このモールには日本料理屋もあるが、予約してくれたのはこんなところではない。
 海沿いの道に出たところに目指すレストランがあった。
 女房殿のいとこが歩く後姿は亡き義父にそっくりである。体形も中華料理屋の親父さんだった彼の父親よりも、義父のほうに似ている。
 レストランの海側にはオープンテラスがあり、そこではコーヒーや軽食が摂れそうだが、本格的な料理は屋内である。
 料理は飲茶のようで、回転テーブルに料理が載せられる。回転テーブルは日本発祥だそうだが、マカオでも普通に使われているようである。
 マカオも広東料理で、中華の中ではあっさりしていて、口に合う。デザートはポルトガル人が持ち込んだエッグタルトが名物のようで、当然のようにテーブルに運ばれてきた。
 
 ご馳走になった後で、女房殿のいとこ宅に向かう。
 

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女房殿、いとこと感動の初対面

2017-04-18 17:45:46 | 香港・マカオ・広東
 マカオには女房殿の親族訪問に来た。親族の電話番号はコスタリカにいる女房殿の親戚から聞いていた。しかしながら、マカオの親戚はスペイン語はもちろんのこと、英語さえままならないようなので、香港在住の女房殿の香港人の友人から連絡を取ってもらっていたのである。
 彼女によると、この日はマカオのフェリー乗り場に黄色いシャツを来た年配の男性が迎えに来ているとのことである。一度も会ったこともない上、写真さえない。名前が「容繩○」ということしかわからない。香港人の友人のおかげでローマ字表記と漢字表記がわかっていたので、ずいぶん助かった。
 そこで、B5程度の紙に「容繩○先生」(「先生」は中国語で「さん」の意)と書いた紙を用意しておいた。ただし、漢字は正字(「繁体字」ともいうが、これは「簡体字」という言葉ができてから作られた語で、否定的なニュアンスが感じられる)で書かれているので、正字で書こうとしたが、何しろこの字は難しい。筆順が全くわからない。しかたなく、日本の新字体「縄」で代用した。遠くからだと、同じように見えるだろう。
 ちなみに、筆者は簡体字は嫌いである。漢字の伝統が破壊されている。日本の新字体には慣れ親しんでいるが、正字(旧字体)の方がもっと好きである(書くのは大変だが)。
 さて、入国手続きを終えて、建物の外に出て、名前を書いた紙を出すと、すぐに見つかった。もっと年寄りかと思っていたが、意外と若く見える。
 英語はだめだったが、中国語(普通話)はできることがわかった。幸いなことに英語ができる、息子の嫁さんが来てくれていたので、通訳してくれた。筆者のつたない中国語では心もとない。
 話してみると、彼は筆者がコスタリカ、サンホセ郊外のサンペドロ地区でよく食事していた中華レストラン「海帆(Hoi Fan、スペイン語では“La Vela”)の親父さん(女房殿のおじ)の息子だった。つまり、女房殿のいとこに当たる。
 彼は、父親である中華レストランの親父さんが亡くなったとき、マカオからはるばるコスタリカまで葬儀のために行ったということだ。
 このおじさんはコスタリカ人の奥さんもいたが、中国でも子供を作っていたのである(Con 爺さんと同じ)。詳しいことは後日述べる。
 いとこの容さんは初対面にもかかわらず、目にうっすら涙を浮かべて、女房殿とハグをする。
 中国の感覚では、いとこは兄弟同然だと言う。
 感激の対面ではあるが、すでに午後1時である。腹ごしらえしなければならない。容さんの息子が車で迎えに来てくれることになっている。
 表の通りにはタクシー乗り場がある。日本のパトカーのようである。
 
 マカオも基本的には、香港同様、正字(繁体字)が使われるが、このタクシーは簡体字が使われている。
 マカオも香港と同じく、車は左側通行である。ポルトガルは右側通行のはずなのだが。ネットで調べてみると、ポルトガルもかつては車は左側通行だったが、1928年に右側通行に移行したとのこと。その名残でもあるらしい(詳しくはウィキペディア「マカオ」をご覧いただきたい)。
 しばらくすると、タクシー乗り場に迎えの車がやってきた。これから昼食である。レストランは予約してくれているらしい。
 


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マカオ上陸

2017-04-17 18:17:45 | 香港・マカオ・広東
 フェリーがマカオ港に着いた。
 マカオはポルトガル語では Macau と表記されるが、英語では Macao である。スペイン語も同様だと思うが、手元の辞書には Macao の項目はない。
 「マカオ」の語源については、マカオ半島にある道教の廟、媽閣(Magok)廟に由来する説が有名とのこと(ウィキペディア「マカオ」)。ただ、諸説あるうちの一つである。
 
 媽閣(Magok)廟には航海・漁業の守護神である媽祖という女神が祀られている。画像も多数あるので、興味のある方はご覧いただきたい。この写真の媽祖像が媽閣廟のものかどうかはわからない。
 今回は女房殿の親族訪問が目的だったので、媽閣廟を訪れる暇はなかった。香港・マカオを訪れる数日前にBS放送で香港・マカオの特集をしていたが、媽閣廟は紹介されなかったので、その存在すら知らなかった。次回の楽しみに取っておこう。
 さて、フェリーを降りると、まず入国審査がある。香港もマカオも中国の一部ではあるが、特別行政区なので、外国扱いである。
 フェリーの中もそうだったが、ここからはいよいよポルトガル語圏である。とはいっても、マカオ滞在中、ポルトガル語は全く聞こえてこず、ポルトガル語の表示を目にするだけだった。
 入国手続きは香港同様、入国カードを渡して、入国証明のカードを渡された。ここでもパスポートにスタンプを押してくれない。
 
 ポルトガル語でも書かれているので、何だかうれしい。
 入国手続きに続いて、税関があるが、日帰りの予定なので、ほとんど手ぶらである。何の問題もなくさっさと通る。外に出て、建物のゲートを見ると、chegada「シェガーダ」(arrival, 西 llegada「ジェガーダ」) と partida (departure, 西 salida)と書かれている。スペイン語の salida と同語源の言葉は saída であるが、こちらはこの日の夕食に訪れたレストランの「出口」のところに書かれていた。
 マカオの領域は下の地図のとおりだが、今回のマカオ訪問は大陸の半島側のみである。観光のメインは半島側のようである。カジノは埠頭のすぐそばにある。
 島(ilha「イーリャ」、西 isla)には国際空港がある。あの正男さんが目指していたマカオ国際空港である。
 
 


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マカオ行きのフェリーの中のポルトガル語表示

2017-04-16 17:22:41 | 香港・マカオ・広東
  

 マカオ行きのフェリーに乗り、席に着く。座席の前にライフ・ジャケットの取り出し方の説明が書いてある。
 
 漢字で書いてあるが、中国語(普通話)か広東語か区別がつかない。どちらにしても意味はわかる。英語の表示も見慣れているが、さらにポルトガル語でも書かれているのである。
 香港は旧英領だが、マカオは旧ポルトガル領である。両方とも現在は中国に返還されてはいるが、特別行政区である。ということで、マカオの公用語の一つはポルトガル語なのである。
 ポルトガル語はスペイン語にとても近いので、読めば大体わかる。
 ライフ・ジャケットの取り出し方法のポルトガル語の説明は次のとおり。
 Lançamento de colete salva-vidas
スペイン語に逐語訳するとこうなる。
 Lanzamiento de coleto salvavidas
 スペイン語の lanzamiento は筆者には「(ミサイルなどの)発射」の意味でおなじみである。英語の lance(槍、西 lanza)の関連語でもある。 
 coleto は「(皮製の)チョッキ」の意味だが、この言葉はなじみがない。コスタリカやペルーやメキシコでは chaleco と言っていた。
 「救命胴衣」と言う言葉は手元の辞書では chaleco salvavidas となっている。単に salvavidas というだけでは「救命具、浮き輪」等の意味になっているが、「救命胴衣」の意味でも通じると思う。
 salvavidas という言葉は飛行機でも必ず目にする。一見、長たらしく思うが、vida(英 life、複数形 vidas)を salvar(英 save 救う。salva は直説法現在3人称単数の活用形)するものが salvavidas というわけである。
 「ライフ・ジャケットは座席の下に収納されている」という説明はポルトガル語では、
 Colete salva-vidas está guardado na bolsa debaixo do assento
 スペイン語の逐語訳は
 Coleto salvavidas está guardado en la bolsa debajo del asiento
 スペイン語話者がポルトガル語を習うのは、東京人が関西弁を習うよりもやさしそうである。
 フェリーはジェット・フォイルではないが、高速船なので、予定どおり約1時間でマカオに着いた。11時45分はつだったので、1時前である。

 

【マカオの埠頭は写真のもう少し右になる】
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マカオ行きのフェリーに乗る

2017-04-15 18:20:41 | 香港・マカオ・広東
  路面電車を降りたところに Western Market の古い建物があるが、その前の通りを渡ると、マカオ行きのフェリー乗り場がある。
 
 【対岸は大陸の九龍(Kow Loon)側】
 上の写真の右側にフェリー乗り場がある。
 
 ノラさんに連れられて階段を登る。2階にチケット売り場がある。フェリーは15分おきぐらいに出ている。
 
 さすがにここでは Octopus カードは使えない。クレジット・カードもだめなようで、現金で購入する。普通の大人料金を払うつもりだったが、シニア料金でいいらしい。ノラさんがうまいこと交渉してくれた。シニア料金は本来、筆者にだけ適用されるはずだが、女房殿もシニアにしてもらった。
 
 シニア料金で149香港ドル(約2100円)だが、普通の大人料金より20ドル(約280円)ぐらい安くなっている。
 ところで、前日、女房殿がノラさんの義姉(女房殿の友人)と電話で話していたが、マカオまでヘリコプターも飛んでいるとのこと。この建物の屋上から出ているようだ。ただ、料金は2万円近くもするらしい。飛行時間は20分もかからないようだ。
 さて、チケットを購入した後は、出国手続きをしなければならない。ノラさんとはここでお別れである。後日、女房殿の友人と飲茶をいただくことになっていて、その時もノラさんが来てくれるので、しばしのお別れである。お世話になりました。
 出国手続きは階段を下りていく。
 まず、手荷物検査だが、ここでもペットボトルはテロ対策のため持ち込み禁止である。それを過ぎると、出国手続きである。香港入国時に入国カードを渡したが、その控えのコピーがパスポートにはさんである。それを提出するだけでよい。何ともあっけない。
 出国手続きを終えて少し行ったところが乗り場である。所定の搭乗口に行って、座席を指定してもらう。そして、すぐに乗船である。乗客が乗ってしまうとすぐに出航した。マカオまでは約1時間である。
 
【フェリーはこのタイプ。これは香港到着便】
 
【埠頭を出てすぐのところ。陸上から撮影】


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香港の路面電車に乗る

2017-04-14 17:55:19 | 香港・マカオ・広東
 中環(Central)で降りて地上に出ると、すぐ路面電車の電停がある。いろんな路線があるようだが、ノラさんに従って、電車に乗る。電車はすべて2階建てである。電車の運賃の支払いも Octopus カードでOKである。乗車時に Octopus カードをかざす。観光するには当然2階の方がいい。シンガポールにも2階建てのバスがあったのを思い出した。
 路面電車は大陸の九龍(Kow Loon)側にはなく、香港島にしかない。
 
 やっぱり香港観光のメインは香港島である。
 
 
 中環駅からマカオ行きのフェリー乗り場のある上環まではそう遠くない。
 
 地図で見ると500m程度である。そろそろ目的地付近かと思われるあたりで、「徳輔道中」なる表示を見かけた。
 
 よく見ると、「道中」ではなく、「道」と「中」で切るようである。「徳」が“Des”で、「輔」が“Voeux”に相当するのだろうか。“Des Voeux”(カタカナ表記では「デ・ヴ」か)はいかにもフランス語っぽいが、調べてみると、香港の総督でもあった Sir George William Des Vœux に由来するようである。フランス系のようだが、イギリス人である。
 フランス語の普通名詞に vœu(請願)というのがあるが、その複数形が vœux である。des は前置詞 de(英 of)と複数定冠詞 les の縮約形。
 
【Sir George William Des Vœux ウィキペディアより】 
 ほどなく、フェリー乗り場の近くに着いたので、電車を降りる。降車時は地下鉄と違って、Octopus カードをかざす必要はなかった。均一料金らしい。
 電車を降りると、そこにはコロニアル調の建物が建っていた。ノラさんの話によると有名な建物らしい。
 
 

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