スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

コスタリカ再訪(86) 温泉プールにつかる

2016-05-31 16:29:47 | コスタリカ
 階段を下りて、温泉プールへ行く。見た目はリゾートのプールである。
 
 【翌日撮った写真】
 のんびりつかるプールなので、あまり深くない。真ん中の小島にも歩いて行ける。
 この晩は客は筆者らのほかには誰もいなかった。従業員が一人ちょこっとやってきただけである。温水は写真の左下のあたりから出ていて、その辺がいくらか温かい。離れるにつれて、ぬるくなるが、冷たくはない。ぬるめなので、長時間、入っていられる。
 硫黄臭もなく、普通の温水プールと変わらない。温泉といわれなければ、単なる温水プールと思うだろう。全然、日本の温泉の雰囲気はない。
 日本以外では共同浴場の場合は水着着用で入るのがルールだと思う。当然、海パンをはいてやってきたが、他に誰もいないので、日本式の温泉のつかり方にしてみた。やっぱり、この方がリラックスする。従業員が写真左上のクラブハウスのような建物の辺りを通りかかったときには、従業員がいるほうのプールサイドに行って、従業員からは下半身が見えないようにした。ただ、そんな小細工をしたのは一回きりだった。
 この夜は曇り空で、満天の星を楽しむというわけにはいかなかった。このホテルのあたりは谷間で、よく雲がかかりそうな地形である。
 30分ぐらい、のんびりつかって、リラックスしてから、もと来た道を通って、部屋に戻った。
 部屋に戻ったのは8時ごろだった。Wi-Fi が使えるので、翌日の旅程の下調べなどをする。部屋にはテレビがあったかどうか忘れたが、あっても見ていないだろう。最近は早寝早起きなので、9時ごろ寝ることにした。ところが、なかなか寝付かれない。グアピレスの実家は前が幹線道路で、交通量が多く、車の騒音がひっきりなしである。このホテルは全くの別世界である。車の騒音など全く聞こえない。音といえば、部屋の前の道のすぐ向こうを流れる小川のせせらぎの音だけである。気持のいい音のはずだが、なぜか音が気になってしまうのである。うるさいということは全くないのだが。
 しかし、そのうち眠くなって、寝てしまったのである。

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コスタリカ再訪(85) 夜道を温泉プールへ向かう

2016-05-28 22:39:59 | コスタリカ
 Hotel Río Perlas(真珠川ホテル)に到着したのは5時20分ごろで、チェックインを済ませて、すぐ部屋に向かった。温泉プールに向かったのは7時という記録があるが、それまでの記録がない。たぶん、昼食を摂った中華レストランから持ち帰ったパンで簡単に夕食を済ませたものとおもわれる。
 さて、7時になって、おもむろに温泉プールに向かう。案内図では SPA と表記されている。
 すぐに入れるように海パンをはき、上に半そでシャツを引っかける。20数年前に買ったもので、上下ともレインボーカラーのサッカ地である。めったに着ないし、体形もあまり変わっていないので、まだ着られる。 
 案内図では全くわからないが、奥のほうに行くほど高くなっている。ホテルのゲートから部屋まではほとんど坂になっていなかったが、部屋から温泉プールまではそれほど急ではないが、坂道になっている。
 部屋の入り口には照明はあるが、部屋の前の小川沿いの道には普通の照明はなく、かなり暗い。その代わりにロマンチックな照明装置がある。直接光で路面を照らすのではなく、木立や路面に反射材がちりばめられているようで、ほのかな赤や緑の小さな光の点が浮かび上がっている。本当に蛍の光程度で、足元を見るのがやっとである。
 
 温泉プールのほうには照明がついているし、案内図も見て出たので、方角はわかる。照明を目指して、進んでいくのだが、近道は暗いので、そのまま登り続けた。プールを見下ろすところまで行くと、だいぶ明るくなり、右側に下りていく階段の道があった。そこを降りていいくと、温泉プールである。明るければ、数分のところだが、足元が暗いので、5分ぐらいかかった。

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コスタリカ再訪(84) Hotel Río Perlas(真珠川ホテル)にチェックイン

2016-05-26 20:24:11 | コスタリカ
 Hotel Río Perlas (真珠川ホテル。リンクに写真多数あり。)に着いたのは午後5時20分ごろだった。ゲートを入ってすぐ左側に駐車場があり、その前に受付がある。早速チェックインの手続きをする。夕食を摂るかと聞かれた。昼食が遅かったし、あまりお腹も減っていないので、わざわざ高いレストランで夕食をとるほどのこともないので、断った。昼食を摂ったカルタゴの中華料理屋で出された突き出しのパンを持ってきていたので、それが夕食代わりになった。
 さて、このホテルは都会のホテルとは全く違う。敷地が広いので、客室は一戸建て(シャレー)タイプである。料金は2人で134ドル。このホテルにはアメリカ人を初め、外国人もたくさん来るようである。なので、料金は米ドル表示になっていた。ただし、支払いは米ドルだけでなく、コスタリカのコロンでも払うことができる。支払いに使用するカードはにほんのもので、いずれにせよ、請求は日本円に換算される。ドルで払うか、コロンで払うかと聞かれたが、こちらの事情を説明して、どちらが得かと聞き返した。どうやら、コロン払いの方がいくらかお得のようなので、当然、コロン払いにした。
 受付での手続きを終えて、部屋に向かう。128号室である。車はすでに駐車場に入っているし、中はスタッフの車以外、通行禁止である。
 敷地の中を小川が流れていて、受付を出て、奥に向かってすぐのところに小さな橋がある。さらに、キャリーバッグを転がしながら、進む。ゲート近辺はまだ平だが、奥に入るに従い、だんだん上り坂が急になってくる。

 128号室は坂が急になり始める少し手前にあった。上の案内図にも細い線で描かれているが、道のすぐ向こう側を小川(といっても、幅は数十センチぐらいであろうか)が流れていて、先ほど通った小さな橋につながっている。この川が Río Perlas (真珠川)だろうか。光をきらきら反射して、真珠のように見えるのだろう。
 温泉プールには少し休んだあとで行くことにして、とりあえず、128号室に入る。落ち着いた部屋である。

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コスタリカ再訪(83) Ujarrás (ウハラス)から Hotel Río Perlas(真珠川ホテル)へ  

2016-05-25 17:39:47 | コスタリカ
  Ujarrás(ウハラス)の展望台から東のほうへ回ると、Ujarrás の町へ降りていくことができる。16年ぶりぐらいだろうか。小さな町なので、町自体の変化はあまりないような気がする。昔は、教会遺跡がぽつんとあるだけだったようだが、現在は、受付もできていた。ただ、セキュリティ・チェックという名目である。入場料は無料だった。中に入ると、公園として整備されている。
 中の様子は Ujarrás の画像をご覧いただきたい。
 写真をたくさん撮影した。本当はもっとのんびりしていたかったのだが、暗くなる前に温泉ホテルに着きたい。道に迷いっぱなしで、時間をだいぶロスしている(カチ湖の周りの幹線道路を一周してしまった)。
 
名残惜しいが、先を急がねばならない。受付のすぐ前が駐車スペースになっていて、ここにもおじさんがいる。ここは交通整理は不要だが、ガードマンの役割をしているので、やはりチップを渡す。ここもカルタゴの町と同じく、200コロン(約40円)である。
 展望台のある幹線道路に戻り、温泉ホテルを目指すが、標識がなかなか見当たらない。何度も迷った挙句、小さな川を渡ったところに、やっとホテルの案内標識を見つけた。これが小さくて、全然目立たない看板だったのである。幹線道路の目立つところに、これ以外の標識があれば、これほど道に迷うことはないのにと思う。
 ホテルに続く、わき道は舗装されている。今度こそ一本道である。人家もほとんどなく、こんなところにホテルがあるのかと、心配になる。日暮れが近く、あたりは、だいぶ暗くなってきた。分岐点からは約10分ぐらい進んで、森の中に入りかけたところにゲートがあった。ただ、入り口には Hotel Río Perlas(真珠川ホテル)ではなく、Rancho Río Perlas (真珠川牧場)となっている。念のためにガードマンに聞いてみたが、ここでいいとのこと。昔は牧場(または農場)だったのだろうか。

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コスタリカ再訪(82) Ujarrás (ウハラス)の教会跡を訪れる

2016-05-24 09:49:42 | コスタリカ
  カルタゴの大聖堂でのお勤めを終えた。今回の大聖堂の外壁の色は白だった。筆者の持っている絵葉書にはクリーム色とピンクの外壁のものもある(「コスタリカの州ーカルタゴ」を参照されたい)。コスタリカの教会の外壁はよく塗り替えられるが、費用は相当なものだろう。教会のそばの公園だったか、外壁の塗り替え工事のための募金のお知らせがあった。
  この日は前日訪れた Paraíso の南のほうにある温泉ホテル、Hotel Río Perlas(真珠川ホテル)に宿泊する予定でになっている。義兄の紹介によるものであることは言うまでもない。すでにこの日の午前中に予約を入れている。
 
  教会脇の駐車スペースから車を出すのだが、最近は車が多くなって、車の出し入れが大変である。交通整理を生業としているのだろうか、後ろから来る車を停めて、こちらの車が出やすいように誘導してくれるおじさんがいる。当然、チップを払う。200コロン(約40円)渡した。1人当たりは少額でも、1日当たりにすると、結構な額になるのではなかろうか。
 車を出し、一路、温泉ホテルを目指す。
 ところで、以前の記事で、「Cartago の町へ行くとき、Paraíso で迷って、なかなか町を出られなかった」と述べたが、実は記憶違いであった。そのときはすんなり出られたのである。迷ったのは今回であった。記録を見て気がついた。全く、記憶は当てにならない。
 さて、何とか Paraíso の町を抜けることができたが、ここから先もまた大変だったのである。カーナビがないので、道がよくわからない。カルタゴのホテルを発つ前に、インターネットで場所情報などを調べてはいた。この温泉ホテルは郊外というより、田舎にあるので、道は大体一本道のはずである。幹線道路からわき道に入っていくのだが、有名なリゾートホテルなのに、ホテルの案内の標識がなかなか見当たらないのである。道に迷った挙句、前日、訪れた Ujarrás (ウハラス)の展望台にやってきた。
 
 
  
 ここから湖のほうに降りていくと、Ujarrás の町がある。古い教会跡があり、観光スポットになっている。翌日、訪れる予定にしていたが、この際なので、この日に行ってみることにした。ここは何回も訪れているところである。
 

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コスタリカ再訪(81) 大聖堂(Basílica de Nuestra Señora de Los Angeles) にて

2016-05-22 15:53:50 | コスタリカ
  前回の記事で中華料理屋で昼食を済ませて、その後、女房殿のいとこの営む肉屋探しのことを書いた。そのあとで、大聖堂(Basílica) を訪れる予定となっていたが、実は、記憶違いであった。こまめに記録をとっていたが、車をレンタルした旅行に出てからは、簡単なメモ程度になっている。写真をたくさんアップしているうちに、記録を見るのを忘れていた。全く記憶はあてにならないもので、やっぱり記録に頼らなければならない。
 
 さて、大聖堂に入る。まず、信心深い人たちは十字を切る。筆者も一応、切ってみる。なかなか立派な聖堂なので、まず、中を一周して、ステンドグラスや壁にかけられている絵を見る。半分回った正面のところが聖壇である。
 次に、聖堂の一番後ろのいすに座る。ここから、歩かないで、跪いて、正面の聖壇まで進むのが熱心な信者の証のようである。
 
女房殿もやってみる。筆者は写真撮影係で、後ろから撮影する。
 
【これは聖壇。Santuario Nacional Nuestra Señora de Los Ángeles のHP には聖壇から撮られた映像も見られる。】 
 女房殿がお勤めを果たしたあと、聖母マリアが現れたという言い伝えがある、聖水のある場所へ行く。詳細をお知りになりたい方は Wikipedia でもご覧いただきたい(英語版スペイン語版)。 
聖水のある場所に行く前に、脚や心臓をかたどったイヤリングのようなものが飾られたところを通る。
 
 しかし、これは装飾品ではない。自分の体の悪い部分が治るようにとの祈願の品なのか、祈願の結果、治癒した人のお礼なのか、よくわからないが、実際によくなった人もいるそうだ。
 脚や心臓のセクションを抜けると、聖水のある場所に出る。
 
 かなり小さいマリア像が置かれているが、言い伝えのマリア像も小さかったらしい。この近くに聖水を取る場所があるが、持ち帰るには容器が必要である。そばに売店があり、いろいろな宗教グッズが売られている。その中に容器があるが、一番安い、小さいプラスチック製のものを買った。
 
 【高さは約10センチ】
 正確な金額は記録していないが、500コロン(約100円)ぐらいだったかと思う。ありがたい水なので、日本に持ち帰っている。現在は、居間に飾られている。
 
 【人が集まっているところが聖水が出る場所。写真には写っていないが、右の隅の方が売店になっている。】
 
 【火炎樹の花が咲いている】 
   

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コスタリカ再訪(80) カルタゴの町で昼食、女房殿のいとこの肉屋を探す

2016-05-20 20:23:13 | コスタリカ
  カルタゴの町に着き、大聖堂のそばの駐車スペースに駐車した。まずは腹ごしらえである。近くでレストランを探す。この日は中華を食べたい気分である。すぐ近くにあるかと思ったが、10分ほど歩かねばならなかった。狭い歩道を歩いていくと、看板が見えてきた。Ton Hoi と書いてある。Hoi は広東語で「海」のことである(女房殿のおじがかつて、サンホセ郊外に Hoi Fan「海帆」という中華料理屋を営んでいたことがある)。そうすると、Ton は「東」ではないかと、あたりを付けた。中国語のピンイン表記では dong と書かれるが、広東語では dung となるらしい。どちらも語尾は ng [ŋ] で、n [n] ではない。いずれにせよ、コスタリカ人には ton と聞こえるのだろう。
 店に近づくと、漢字表記も見えてきた。果たして、予想どおり、「東海」であった。店に入ると、昼飯時にはちょっと遅かったせいか、客はあまりいなかった。コスタリカ人のウェイターが出てきて、注文をとる。チャーハンか麺でいいとおもっていたので、麺にした。あんかけ焼きそば風である。味も予想どおり、まあまあであった。
 そのうちに、店の主人が出てきた。当然、中国系であったが、コスタリカで教育を受けてきたので、スペイン語は完璧である。
 食事を終え、大聖堂のほうへ戻る。昔、女房殿のいとこが、このあたりで肉屋さんをやっていて、訪問したことがある。朧な記憶をたどって、探してみたが、見当たらない。その辺の人に聞いてみると、肉屋はあるという。教えられて店にいってみたが、店の様子も違う。中の従業員に聞いてみたが、やはり違った。引っ越したか、廃業したか、そのあたりは判然としない。
 この日は、前日訪れた Cachí のほうの温泉ホテルに行く予定である。予約も入れている。距離はたいしたことはないが、なるべく明るいうちに行きたい。
 まだ、十分明るいし、せっかく大聖堂に来たので、お参りしないわけには行かない。
 
 
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コスタリカ再訪(79) イラス国立公園よりカルタゴへ

2016-05-18 19:58:24 | コスタリカ
 イラス国立公園を後にして、カルタゴの町を目指す。国立公園を出てしばらく行くと、馬に乗って道を行く人がいた。街中では馬に乗っている人を見ることはないが、田舎では時々見かける。昔ながらのコスタリカの風景である。
 
 さらに山を降りていくと、小さな集落に Pulpería の看板があった。グアピレスでは、Pulpería の看板を見ることはなくなり、その代わりに Mini Super と書き換えられている。また、別の集落には小さな食堂があったが、写真を撮るだけで、通り過ぎた。
 
 
 【「今日は chicharrones(豚の皮のから揚げ)あり」の意の看板が出ている】
 だいぶ降りたところにジャガイモ畑が広がっていた。上りの時には気がつかなかった風景である。
 
 
 
 遠くにカルタゴの町が見える。さらに先を急ぐ。空腹なので、早くカルタゴの町へ入って、食堂を探さなければならない。
 とりあえず、カルタゴの町の中心である、大聖堂(Basílica)のそばの駐車スペースに車を入れた。食後は当然、コスタリカのカトリックの総本山とでも言うべき大聖堂にもお参りする。
 
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コスタリカ再訪(78) イラス国立公園にて

2016-05-17 21:10:01 | コスタリカ
 山頂近くに駐車場があった。この日は平日なので、観光客はあまり多くない。駐車場は有料である。適当なところに駐車して、料金を払う。
 
 駐車料金は1100コロン(約220円)である。料金を払ってから、トイレに行くと、近くに動物がいる。
 
 ハナグマ(coatí) ºといって、アライグマの仲間らしい。この動物のそばに、イラス国立公園の看板があった。
 
 「イラス国立公園へようこそ」という意味だが、ハナグマが歓迎してくれたらしい。
 このあたりの植物はグアピレスとはずいぶん違う、というのが第一印象である。
 
 さて、駐車料金とは別に、イラス国立公園の入園料も払わなければならない。昨日のホテルの料金は、コスタリカ人と外国人では料金が異なっていたが、ここでも同様である。大体外国人の方が割高に設定されているが、女房殿のおかげで筆者もコスタリカ人の料金、1000コロン(約200円)ですんだようだ。
 
 東洋人の顔をしていても、コスタリカには中国系もいるので、怪しまれない。
 料金を支払って、いよいよ入場であるが、料金所でパンフレットをもらった。
  
 パンフレットの写真には火口に水があるが、今では、残念ながら干上がっている。
 イラス国立公園については、リンクもご覧いただきたい。Wikipedia でも写真を多数見ることができる。
 
 上の写真の向こう側が火口になっているが、そこまでは入って行ける。ここはパンフレットの写真(上)の左下の部分に当たる。下のイラストでは Cráter Diego de la Haya に当たる。
 観光客が入っていけるのは、手前のほうだけで、火口の向こう側には入れない。
 標高が高いため、坂道を登ると、ちょっと息切れがする。ただし、高山病になるほどの標高ではない。直射日光は強いが、風があると、寒く感じる。ないと暑い。ジャケットを着たり、脱いだりした。火口の手前側を火口に沿って見物した。左のほうに展望台があるが、歩いてはいけない。一度、入り口まで戻り、車で展望台まで行ったが、舗装していないので、難渋した。展望台にはコスタリカ人のほかに、アメリカ人やドイツ人などの観光客もいた。
 入り口近くの土産物屋までもどってきたら、またハナグマが数頭いて、歩き回っていた。
 こちらもだいぶ歩き回って、おなかも減ってきたので、12時半ごろ山を降りた。

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コスタリカ再訪(77) イラス火山へ

2016-05-16 18:37:33 | コスタリカ
  
 Hotel Las Brumas(霧のホテル)を出発し、一路 Volcán Irazú(イラス火山)を目指す。道は一本道であるが、途中、集落に入っていく脇道もある。昨夜は間違って、集落へ入ってしまったが、昼間は間違うことはない。ひたすら登っていくだけである。集落もだんだん少なくなってきた。車も町中と違って、少ない。しばらく進むと、前にトラックがいる。荷物を積んでいるので遅い。
 
 ご覧のとおり、排気ガスがすごい。昔はこんな車はたくさんいたが、最近は排ガス規制があるので、あまり見かけなかったが、ついに見てしまった。排ガスを吸わせられるのはたまらないので、カーブが途切れたところで、さっさと抜いてしまった。
 さらに進むと、近くの集落が見下ろせるところにさしかかった。絶景なので、車を降りて、写真に収める。
 

 
 さらに進むと、いくらか霧が出てきた。濃霧ではないが、一応ライトを点ける。山頂が近くなっている。イラス火山は山頂まで車で行ける。イラス火山は一昔前の分類では、休火山、または死火山であろう。イラストでは噴火しているが、36年前も噴火していなかったはずである。「有毒ガスに注意」という情報もない。
 霧が晴れて、少々進んだところが、山頂近くで、駐車場も完備されていた。
 ホテルからの所要時間は45分であった。
 
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コスタリカ再訪(76) ホテルからカルタゴの町を見下ろす

2016-05-15 21:23:55 | コスタリカ
  朝食を終えて、ホテルの隣のレストランを出ると、坂道の下に Cartago の町が見える。
 
 昨夜はこの坂を上ってきたのだが、ホテルはもっと上のほうだと思い込んでいた。
 
 【この坂道が上の写真の道路と合流する。左の建物は宿泊した、Hotel Las Brumas】
 この日はこの坂道をぐんぐん登って、Volcán Irazú(イラス火山)へ行く予定である。この火山はコスタリカでも有数の火山であるが、初めての訪問である。36年前の青年海外協力隊員時代には行きそびれたところである。隊員仲間と行く予定であったのだが、何かの都合で行けなかったが、はっきりしたことは思い出せない。
 ホテルに戻って、チェックアウトする。イラス火山まで25分ぐらいで行けるとのことであったが、25分で行けると思ってはいけない。1時間ぐらいはかかるだろうと思ったが、結果は如何に。
 出発前にホテルの駐車場から、カルタゴの町の写真を撮る。
 
 サンホセもそうだが、これが筆者にとってのコスタリカの典型的なイメージである。
 写真を撮り終え、いよいよイラス火山へ向かって、出発である。10時10分である。天気もよく、絶好の観光日和になりそうである。

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コスタリカ再訪(75) ホテルの隣りの食堂にて朝食

2016-05-12 20:17:34 | コスタリカ
  時差ぼけがきっかけではあるが、早寝早起きの習慣が身についているので、この日も早く目覚めた。
 朝食は6時半からなので、7時前に朝食を摂ることにした。 朝食はホテルの隣の食堂(Mi Tierra、「私の土地」の意)で摂ることになっている。この食堂は You Tube にアップされているホテルのビデオに映っているので、そちらもご覧いただきたい。フロントで前日もらった朝食券を持っていく。スタッフが出てきて、愛想よく“Buenos Días” と挨拶してくれる。朝食はコスタリカの典型的な朝食、Gallo Pinto (ガジョ・ピント)である。これに、パンやコーヒーなどがついて出てくる(Gallo Pinto については「コスタリカの典型的な朝食」と「burra メスロバから gallo 雄鶏へ」をご覧いただきたい)。
 朝食券といっても、かなり大きいカードである。カードの両面に説明書きがあるが、片面はスペイン語、他の面は英語である。まず、英語のほうからご覧いただく。
 
 食券を提示して、食事したあと、請求書に署名してくれということである。 
 スペイン語のほうも当然内容は同じである。
 
 D2というのは部屋番号である。ここで、スペイン語版の方に問題があることに気がついた。本文の下から3行目に次のように書かれている。
 ESTA ES UN FORMA DE ASEGURARNOS
forma という語は女性名詞なので、直前の不定冠詞は男性形の un ではなく、女性形の una でなくてはならない。ただ、「アクセントのある a, ha で始まる女性単数名詞の前では una の代わりによく un が用いられる」との記述が手元の辞書にはある。しかし、forma という語は a, ha で始まっていないので、この法則には当てはまらない。
 そうすると、間違いということになるのだが、意味は十分通じる。その上、この行は最後までびっちり埋まっていて、un を una にすると、最後の語が入りきらない。語の区切りのいいところで、ハイフンで切って、2行に分けて書くという手もあるが、見栄えが悪い。 
 ということで、間違いを承知で una を un で代用したのかもしれない。女房殿に聞いてみると、そうかもしれないということであった。
 そうこうするうちに、朝食が運ばれてきた。卵が2個もついていたので、満腹。朝食後、インターネットを利用してから、ホテルに戻った。

  

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コスタリカ再訪(74) Hotel Las Brumas (霧のホテル)に泊まる

2016-05-11 17:22:51 | コスタリカ
  ホテル Las Brumas (霧) に着いたのは午後8時ごろだった。予約はしていなかったが、空室は十分あった。いろいろなタイプの部屋があったが、寝るだけなので、安い部屋にした。朝食付きで、2人で35,500コロン(約8400円)である(ホテルの料金の詳細はホテルのHPをご覧いただきたい)。
 外国人はコスタリカ人に比べると料金が割高だが、女房殿はコスタリカのIDカードを持っているので、コスタリカ人に適用される料金ですんだ。
 このホテルは最近、You Tube に映像をアップしているので、興味のある方はそちらもご覧いただきたい。映像に映っているのは、もちろん料金が高いほうの部屋である。 
 さて、夕食は昼食の残りのマス料理があったので、それで済ませた。昼食をしっかり食べて、夕食は簡単に済ませるというコスタリカの習慣が身についてしまっている。
 このホテルの部屋の照明は日本に比べると、ずいぶん暗いが、これがコスタリカでは一般的だと思う。テレビもあったが、別に見たい番組もない。Wi-Fi が使えるというので、女房殿は持ち歩いているノートパソコンで Facebook などにアクセスしようとしているが、部屋の電波は弱い。部屋の前のラウンジに出ると、いくらか強くなったが、まだまだ十分ではない。早々に切り上げて、シャワーを浴びて寝ることにした。シャワーは普通に温水が出る。途上国では、断水したり、温水が出なかったりすることもあるようだが、コスタリカは停電の心配もまずないので、安心である。
 安い部屋なので、外の車の音が聞こえるが、グアピレスの実家と比べると何ほどのことはない。疲れていたので、すぐに寝てしまった。楽しかったが、長い一日であった。


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コスタリカ再訪(73) Hotel Las Brumas (霧のホテル)を目指す 

2016-05-10 19:33:43 | コスタリカ
  Cartago の町に入る。1574年から1824年まで首都だった町である。Cartago については、「コスタリカの州-カルタゴ」をご覧いただきたい。
 町に入ったときには、日は暮れかけていた。先を急がなければならない。この日の宿泊は義兄に紹介してもらった Hotel Las Brumas (「霧、もや」の意)である。カルタゴの町の北のほうにある。翌日は、Volcán Irazú(イラス火山)を訪れる予定なので、なるべく近いところに泊まろうというわけだ。ホームページを見ると立派そうだが、町外れのホテルなので、普通のホテルである。予約は取っていないが、何とかなりそうである。
 カルタゴの町の真ん中にはコスタリカのカトリック教会の総本山とでもいうべき Basílica (大聖堂)がある。ここから北のほうに行けばいいのだが、ホテルの正確な位置はわからない。大聖堂の北側に出て、イラス火山へと続く道に出る。まだ町の中心に近いので、飲食店や店が多い。バーのような店があったので、ここで聞いてみることにした。
 ラッキーなことに、店の中にいたお兄さんが親切な人で、スマホに Waze というアプリをダウンロードするように教えてくれた。スマホは初心者だし、Waze についても初耳だった。Waze は Ways ということだろう。すんなりダウンロードでき、早速、道を調べてみた。これで何とか行けそうである。
  
【Hotel Las Brumas のホームページより】
 ところが、アプリの操作方法がまだよくわからない。町外れに出ると、上り坂になる。このまま登っていけば見つかるだろう。しかし、ホテルは坂を登り始めてすぐ右側にあるのだが、つい行き過ぎてしまった。そのうち、家も少なくなったが、まだ登り続ける。そのうち霧が出てきた。標高が高いので、このあたりは霧が出やすい。かなり登ったところにホテルの標識があったので、行ってみた。目指すホテルではなかったが、山の中腹の閑静なホテルだったので、泊まろうと思ったが、あいにく満室だった。さらに坂を上ると、たまたま人がいたので、聞いてみると、もうこの先にはホテルがないというので、今来た道を町へ向かって降りる。女房どのもアプリの使い方がわかってきたようで、何とか目指すホテルに到着したのであった。ホテルの名前とは裏腹に、もう霧は晴れていた。

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コスタリカ再訪(72) Lost in Paradise (天国で道に迷う) 

2016-05-09 20:10:49 | コスタリカ
 Ujarrás(ウハラス)展望台を後にして、一路 Paraíso (英 Paradise) の町へ向かう。展望台から5km程度なので、5分で町に入る。 Paraíso という立派な名前の町であるが、普通の小さな町である。
 
 町の中心部で案内役の義兄と別れる。義兄の息子がこの町に来ているはずである。義兄が車を降りて、街中へ消えていった。いよいよ、ここから女房殿が運転することになる。カーナビがついていないので不安である。
 まずは、町を出て、Cartago 方面へ行く道に出なければならない。Paraíso の町はそんなに大きくないので、簡単に幹線道路の2号線に出られると思ったのだが、なかなかそうは行かない。道は狭く、車も増えてきたので、一方通行が多いのである。その上、道路標識も少ない。この点は昔から全然改善されていない。仕方がないので、道を聞く。
 かつて、道を知らなくても、知ったかぶりをして、いい加減なことを教えてくれる人がいるので、何人にも同じ事を聞くようにと教わったことがある。しかし、小さな町の道なら、地元の人は知っているであろう。教えてもらった道が間違っていたとは思わない。ただ、「右に曲がって、左に曲がって」とか聞いているうちに、混乱してくるのである。
 結局、町の中心部の教会に何度も戻ってきた。全く、Perdidos en Paraíso(英 Lost in Paradise、「天国で道に迷う」)である。
 こうなると最後の手段で、教会前で交通整理の仕事をしているようなお兄さんを捕まえて、一緒に車に乗ってもらって、道案内をしてもらった。いよいよ町を出て、幹線道路に入るところ間で連れて行ってもらったわけである。仕事中、連れ回したわけだから、謝礼をしないわけにはいかない。駐車場に入れる案内をしてくれる人には200コロンだか500コロン、渡していたようだが、これでは安すぎるので、奮発して2000コロン(約400円)差し上げたところ、結構喜んでもらえた。
 こうして、Paraíso (天国)を出て、Cartago へ向かうのであるが、ものの6kmほどである。


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