【庭で取ってきたランを花瓶に挿す】
(承前)
ヘビ騒動が一段落して、そろそろ寝る時間になった。別棟に行こうと思っていたら、通りの向こう側の mini super の前の電柱に登って、電灯を消した怪しい二人組が目撃された。mini super に侵入する意図があったようで、だれかが警察に通報したのだろう、パトカーがサイレンを鳴らさずに静かにやってきた。まだ犯罪が発生しているわけではないので、逮捕はできない。怪しいやつらは前から警察にマークされていたようである。
この一件は、とりあえず、これで終わりである。
昔なら、グアピレスで警察に出動を要請しても、パトカーが1台しかなく、今、出払っているから来られないという返事をされることもあったらしい。
別棟で床(ベッドではない。マットレスを敷いて、シーツをかけただけ)に就いたが、11時ごろから物置や外で物音がする。12時ごろまで断続的に物音は続いた。人間なら足音がしそうなものであるが、足音は聞こえない。泥棒なら、物音を立てないようにするだろう。
この家は「出る」(asusta)と聞かされているので、ひょっとすると、ポルターガイストかとも思った。怪しい物音はメキシコでも経験している(詳細については「メキシコの怪異譚」、「メキシコの怪異譚-その2」、「メキシコの怪異譚-その3」をご覧いただきたい)。
こんなことを考えていると、天井で大きな音がして、物音はそれっきりしなくなった。気持ちが悪かったが、もう深夜である。母屋の方に行こうにも、中から鍵をかけられている。筆者には合鍵はない。
しかたなく、そのまま眠りについたのであった。
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