コスタリカでもファースト・フードは重宝されている。ホットドッグ、サンドイッチ、ピザはおなじみである。また、ケンタッキー・フライド・チキンにもずいぶんお世話になった。
ホットドッグは本来のスペイン語では、英語 hot dog を直訳して perro caliente (perro「ペーロ」は「犬」、caliente「カリエンテ」は「熱い」)になる。昔は店内の表示はこのようになっていたかと思うが、最近では英語を使い、スペイン語で言い換えられない若者が増えているらしい。サンドイッチは emparedados(エンパレダドス)だが、こちらも英語をそのまま用い、スペイン語の方は忘れられつつあるようだ。emparedados は pared (パレッ、壁)という単語がもとになってできている。ここから emparedar「エンパレダール、壁の間に挟む → 閉じ込める、監禁する」という動詞ができ、その過去分詞の複数形が emparedados というわけだ。具がパンの間に閉じ込められたもので、1つでは食べた気がしないので、複数形になるのだろうか。
ちなみに、サンドイッチは中国語では「三明治」。シンガポールで初めてお目にかかった時は、ショックだった。
日本の喫茶店では、ホット・サンドイッチを「ホット・サンド」と短縮する。わざわざ英語で Hot Sand(熱い砂)と書いてあるのを見かけるが、やめてほしいものだ。
ポチッとクリックすると、何かが起きる(かも)。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)
コスタリカの歴史 (世界の教科書シリーズ)
人名の世界地図 (文春新書)
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ちなみに、サンドイッチは中国語では「三明治」。シンガポールで初めてお目にかかった時は、ショックだった。
日本の喫茶店では、ホット・サンドイッチを「ホット・サンド」と短縮する。わざわざ英語で Hot Sand(熱い砂)と書いてあるのを見かけるが、やめてほしいものだ。
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