“La Bamba”の続編である。
“bamba”という言葉にはいろいろな意味がある。「ビリヤードのまぐれあたり」、「銀貨」、「木のこぶ」、「でぶ」、「小細工、事故」、「黒人」などがあるが、メキシコでは「ベラクルス地方の起源の民族舞踊」の名前である。リッチー・バレンスはメキシコ系アメリカ人でもあるし、歌詞を見ても、「民族舞踊の名前」が妥当なところだろう。
はじめて聞いたときは、「パラパラパラパラ」としか聞こえなかった。最近は、インターネットで歌詞を簡単に調べることができるし、翻訳も出ている。代表的な歌詞は次のとおり(ウィキペディア「ラ・バンバ」による)。
Para bailar la Bamba
Para bailar la Bamba
Se necesita una poca de gracia
Una poca de gracia y otra cosita
Y arriba y arriba, Y arriba y arriba
Por ti seré, por ti seré, por ti seré
Yo no soy marinero. Yo no soy marinero.
Soy capitán. Soy capitán. Soy capitán.
Bamba, bamba...
直訳するとこうなる。
「バンバを踊るために
バンバを踊るために
少しの気品が必要だ
少しの気品とほかのことが必要だ
そして上へ、上へ
君のためになろう、君のためになろう
僕は水夫じゃない、僕は水夫じゃない
僕は船長、僕は船長」
ウィキペディアの翻訳は次のとおり。
「ラ・バンバを踊るなら、
ラ・バンバを踊るなら、
上品さはちょっとでいいんだ
ちょっとだけ品がよくって、あとはそうだな、
上へ、上へ、上へ、上へ
君のためなのさ、君のためなのさ、君のためなのさ
僕は水夫じゃないよ、僕は水夫じゃないよ
船長さ、船長さ、船長さ
バンバ、バンバ...」
歌詞はわかったようで、よくわからない。次回、歌詞について考察する。
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ここの歌詞ですが、海外ものをみると
Una poca de gracia para mi para ti
となっているものがほとんで、歌を聞いてもそう聞こえます。
また、英語訳だとgraciaがhumorに訳されていて、こちらのほうがあっているように思われます。