スパニッシュ・オデッセイ

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コスタリカの遊び yaces (yases)

2020-11-01 19:40:16 | コスタリカ
 コスタリカの伝説を読んでいたら、yaces(ジャセス) という語に出くわした。小学館『西和中辞典』には掲載されていない。yases ともつづるようだが、こちらも掲載されていない。
 女房殿に聞いたら、伝統的な子供の遊びで、女房殿もやっていたそうな。
 つづりは yaces の方が正しいらしい。
 1980年ごろ、コスタリカに在住していた時、下宿に近所の女の子が遊びに来て、伝統的な遊びに付き合わされたことがある。cromo という遊びだが、これは、薄っぺらな小さなカードを手のひらにくぼみを作ってひっくり返し、さらに表返せば、相手のカードを取ることができるというゲームである。日本にも同じ遊びがあるが、残念ながら、yaces をした記憶はない。
 ネットで調べてみたら、画像も紹介されていた。
 
 忍者のまきびしの形に近いだろうか。これが yaces で、1個だけではなく、たくさん使うようなので、yaces と複数形になっているのだろう。そうすると、単数形は yaz ということだろうか。
 遊び方は次のとおり。
 ゴムボールを1度弾ませている間に、yaces を取ったり、動かしたりするのである。 you tube で紹介されているので、興味のある方はご覧いただきたい。
 ところで、女房殿の知り合いのインドネシア人女性もこれで遊んだことがあるという。スペイン、ポルトガルの遊戯がラテン・アメリカやアジアに伝えられたのだろうか。それとも、インドネシアでも独自に考案されたのだろうか。
 日本ではお手玉とおはじきで同じように遊べそうだが、どうだろうか。経験がおありの方はお知らせ願いたい。

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