オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「リトルダンサー」と「ホワイトナイツ」

2006-03-03 02:07:26 | 映画つれづれ、祭りとか
自分は「リトルダンサー」をリアルタイムで見なかったので、以前レンタルして観たのですが、最近すご~く欲しくなってしまい特典がついている高いDVDを買ってしまいました。コレクターズエディションってやつです。

お父さん役のゲアリー・ルイスも、お兄ちゃん役のジェイミー・ドラヴェンも、おばあちゃん役のジーン・ヘイウッドも、ウィルキンソン先生役のジュリー・ウォルターズもみんな素晴らしかったんですけどね…。

でもなんと言ってもジェイミー・ベルくんが飛びぬけていましたよね
踊っている時のあの生き生きとした姿、見ている者を巻き込んでしまうほどの躍動感…久しぶりにひとりの人間に対して「感動」を覚えました。

そしてそして25歳のビリーを演じたアダム・クーパーの姿を見た時の「衝撃」と「興奮」も忘れられません
ほんの数分しかスクリーンに姿を現さないのに、前半の物語を忘れさせてしまうほどのインパクト。dimの目は瞬きを忘れてしまうほど、彼の踊る姿に目が釘付けになりました。

         

「アダム・クーパーす…すごすぎる
dimはそれまでお父さんのゲアリー・ルイスと一緒に泣いていたのに…あまりのすごさに涙がひっこんでしまいました。

「あああ~彼の踊る姿がもっと見たい…」
ちょっと病気になりかけています。
幸いDVDやビデオが沢山出ているようなので後でじっくり調べてみよう。


アダム・クーパーを見たせいか久々に見たくなった人がおりました。
ミハイル・バリシニコフであります。

           

彼は「愛と喝采の日々」で映画デビューしたのですが、dimが初めて彼を見たのは「ホワイトナイツ」ででした。
冒頭のバリシニコフによる、ローラン・プティの『若者と死』…。
私はこれに完全にノックアウトされました。
彼の指先から全身から苦悩がにじみでるような素晴らしい踊り
この場面が見たかったがためにdimは4回映画館に足を運んだと言っても過言ではないでしょう。
もちろん劇中のグレゴリー・ハインズとの踊りも素晴らしいです。
ふたりで同じ踊りを踊っているのに全く違う動きなんですよねそれぞれの持ち味がいかされていてとっても面白いのです。
グレゴリー・ハインズのタップも魅力的だったけど、dimはミーシャの踊りにメロメロになっていたなあ~。顔も好きだったな~(またかい)。
ミーシャのピアノを弾いている姿も素敵だった。
当時は勿論DVDなんてなくて、高いビデオを銀座の山野楽器まで買いに行ったのです。15800円でした。

「ホワイトナイツ」は冷戦時代の話なんで、少し古臭い感じもしますが、踊りは全く色あせておりません。むしろ映画同様、実際にアメリカに亡命した経緯を持つミーシャの踊りに対する情熱は、今のダンサーをはるかに上回っていたのではないかと思われます。
久々に見て改めて「ミーシャってすごい…」と思いました。
当時37だった彼も今は御年58歳。最近彼のことなんて調べもしなかったけどアダム・クーパー同様ちょっと調べてみよう。

グレゴリー・ハインズは数年前に亡くなったんですよね。
とっても素晴らしいダンサーだったのに…。
冥福を祈ります。

タイトル…「アダム・クーパーとミハイル・バリシニコフ」にした方がよかったかな…。ははは。



コメント (26)
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