オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「コルシカン・ファイル」

2006-03-16 00:10:41 | 映画・DVD【か】
Yahoo!ムービーさんを見たら『ジャン・レノ&クリスチャン・クラヴィエ共演のアクション・サスペンス』と紹介されていたんです。
このコンビが好きなdimは「アクション・サスペンスこれは見ないと」と思って観に行ったのですが…。

…全く違いました

ちなみにYahoo!ムービーさんの紹介の続きは…『コルシカ島の美しい自然を舞台に、島にやって来たパリの私立探偵が住民の言動に振り回され、次々にトラブルに遭遇する様子をコミカルに描く』でした。「コミカル」……
ちゃんと最後まで読まなかったわたくしが悪いのね……。

しかしですね、これがなかなか面白かったのです。

まずオープニングの音楽。
これがOO7のパロディというかなんというか…どこかで聴いたような音楽なので、のっけから大笑いしてしまいました。こういう作り方大好きです。車からジェームズ・ボンドが出てきても不思議でないくらい可笑しいのです。でも出てくるのはちっこいクリスチャン・クラヴィエなんだな(笑)。

仕事を依頼されたパリの私立探偵ジャック(クリスチャン・クラヴィエ)がアンジュ・レオーニ(ジャン・レノ)という人物を探すためにコルシカ島を訪れるのだけど、このコルシカ住民の言動がおかしくてまた笑えました(笑)。
夜の夜中にみんなで「コルシカの唄(?)」をようようと歌ったり、タンポンで導火線みたいなものを作ったり、女性が男性に生きたタコをプレゼントしたり…普通じゃちょっと考えられません(笑)。
初めは面食らっていたジャックですが、いろんなトラブルに見舞われながらもコルシカの人達に段々となじんでいきます。



実際のコルシカに住む人達は独自の文化を持っていて、映画と同じように自治を求める民族主義運動を断続的に起こしているようですね。
でもコルシカの景色はとっても美しかったし、地名に「ナポレオン」の名前が沢山使われているのもおもしろいなあと思いました。

それと映画の作りはややおおざっぱな感じはするのですが、細かいセリフがとっても気が利いているのです。特にクリスチャン・クラヴィエのセリフはかなりブラックで笑えます

ジャン・レノは相変わらず渋くてかっこよかったです。
映画の中ですごく可愛く笑う場面があるのですが、ちょっとくらっときました(笑)。
「おかしなおかしな訪問者」「ビジター」「マイ・ラブリー・フィアンセ」でクリスチャン・クラヴィエはジャン・レノと共演しているのですが、彼はいつも家来というか下僕というか…そんな役でいつも品のない汚いカッコをしているんですよね。今回の映画では綺麗なスーツに身を包んでいたので初めクリスチャン・クラヴィエだと気がつきませんでした(笑)。
クリスチャン・クラヴィエ…本当はなかなかダンディなんですね。


この映像を見て、誰がコメディだと思うよ…??
コメント (4)
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