欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『マンションの杭は、地下10メートル以上あると折れてしまう!!』

2015年10月27日 08時32分44秒 | 建築のうんちく




『マンションを買う時に、杭の支持層までの深度を確認!!』




『横浜の欠陥マンション報道』で、皆さんは、マンションと言う建物が、如何に無理な建て方をしていて、危険な建物かを知った事と思います。



『もしも、支持層までしっかりした杭が入って居ても、大地震のエネルギーで、地中の杭がポッキリ折れる現象が起きます。』



…阪神大震災や、東日本大震災では、ビルやマンションの杭が、地中10メートルほどで、ポッキリ折れる現象が、多数確認されています。



『マンションの杭は、長くなればなるほど、簡単に折れてしまいます!!』



…最近のマンションの杭は、20メートルを越えるものが多く、非常に危険なマンションと言えます。



『マンションの欠陥が怖いと騒ぐ前に、マンション自体の危険性や問題点を考えてください。』



横浜のマンション報道以来、偉そうにコメントする評論家や、欠陥マンションでの住民説明会での、態度の悪い住民の罵声が、TVで紹介されていますが、誠にアホらしい限りです。



『横浜のマンションが傾いた原因は、軟弱地盤が原因なのです!』



『それなのに、全棟を建て替えると表明せざるを得なかった、マンション販売会社は気の毒です!』



マンション何て言う『タテヨコ長屋』は、欠陥が無くても、大地震で倒壊する可能性が高いのですから、今回の横浜の事件は、補修で十分だったのです!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする