欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『電動ノコ(丸ノコ)等の出現で、大工の腕が悪くなった現実!』

2015年10月14日 09時10分08秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『最近の大工はカンナも研げない!』



どんな職業でも、経験と修行が必要です!

大工だって死ぬ迄修行と言われました。



ところが、『ツーバイフォー』や『プレカット』の出現で、その原則が崩れました!

『素人でも家を建築出来るのです。』

…これは、怖い事です!



…そもそも、大工には資格が必要ないのです。

それでも、昔は、親方から、大工の基本的知識を仕込まれたので、おかしな大工は少なかったのです。



『大工の求人もネットで行なう様になりました。』

…昔みたいに、職人の腕を確認してから採用する様な事はないのです。



『昔の大工の親方は、若い衆の道具箱を良く確認したんです!』

一寸前迄は、大工は、自分でつくった木の箱に、大工道具を入れて、それを担いで仕事に来ました。



『その道具箱の作業品質や、道具箱の中の、ノコギリ、ノミ、カンナの手入れを見れば、その大工の腕がわかったものです。』



今の時代、全くその様な事がなくなりました!

二流の大工、三流の大工ならまだしも、『素人大工』まで家を建てる現実があります。



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