被災地のこと 奇跡の一本松 後編

2015年03月20日 | 
10m以上という、想像を絶する津波にも耐えた後、根が腐り始めていた
唯一本の松の樹は、色々な施策も功を得ず、最終的に一旦伐採したのちに防腐処理をし、金属製心棒を通して
元の場所に戻すという方法によって後世に遺されることになった。



付近では、街の高台移転の工事が進んでいて、土砂運搬のトラックが多く行き交う。



その道路には、津波で曲げられた道路標識や倒された木が所々に残っている。



道の駅があった場所の正面には追悼施設が作られている。



松原のそばには、土産物屋が復活して、BRTのバス停もある。
自家用車で観光に来る人が多く、まだまだBRTも空いているが
バス車両もガラスルーフに海側向き座席の車両を導入するなど
もっと観光に来て欲しいという姿勢が現れている。



荒涼とした風景は、この一本の松が残っていなければ、
立ち直ることができなかったんじゃないかと思う位に、
悲しい風景であった。



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