銭洗弁天

2015年06月26日 | 
鎌倉の銭洗弁天は、銭洗弁天宇賀福神社を正式名とする神社です。



文治元(1185)年に源頼朝が霊夢によって霊泉を見つけ
そこに宇賀神(蛇の体を持つ福の神。弁財天と習合)を祀ったのが由来とされています。



その後、正嘉元(1257)年に鎌倉幕府執権北条時頼が
この弁財天の霊泉で銭を洗い一族繁栄を祈願したことが
銭洗弁天のはじまりと言われています。



昭和初期に穿たれたトンネルを通ると、周囲を急峻な崖に囲まれた境内に出ます。



崖に穿たれた洞窟の奥には、鎌倉五名水のひとつ「銭洗水」が湧き出ていて
この水でお金を洗うことでご利益があるとされています。



なお、日本の紙幣は和紙の技術を使用しているので、水に強いですが
海外の紙幣は水に弱いので、洗うとボロボロになります。

洗ったお金は種銭になります。
これを資金にしても「資金洗浄(マネーロンダリング)」ではありませんので
ご安心くださいw
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