目黒川河口と台場

2016年03月09日 | 東京のお散歩
東京都交通局品川自動車営業所(都営バス品川車庫)の近くに
屋形船や釣り船が係留されている堀割があります。

これは目黒川の旧流路の河口で、現在は流路整理によって
直線的な河道が南の方に開削され、目黒川からは切り離されてしまいました。

北品川橋は、旧目黒川最下流の橋で、橋の対岸には砂州上に作られた
幕末の台場である御殿山下台場(品川台場)があった利田(かがた)新地です。

現在では埋め立てが進み、海岸線はかなり遠くなってしまいましたが、
この付近が品川浦という海岸だったことを彷彿とさせる、漁師町の名残の風景です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする