書籍2題

2008年06月18日 | レビュー
いつのころだったか、強く衝撃を受けた2冊の本がある。

1冊は
松崎運之助著『青春 夜間中学界隈』(教育史料出版会、1985年)。

山田洋次監督の映画「学校」の原作になってる本。
この本の内容自体は、ほとんどノンフィクションで
映画に反映された部分もかなり多い。

もう1冊は、亀川正春・畠中千畝共著『十七歳の死 摩周湖のほとりで』(三一書房、1972年)

1964年7月21日、北海道摩周湖の畔で睡眠薬自殺した17歳の少年の
生い立ちと、失踪してから服薬し、事切れる寸前まで書き続けた
手帳に残された日記・遺書の遺稿集。

どちらの本も、まだ家のどこかに眠っている。
久しぶりに読みたいと思ったが
探すだけで1日以上かかりそう。

今思うと、何故この2冊を手に取ったのかわからない。
なにかに導かれるままに、読んだ。

きっと、自分にこの本が本当に必要になったとき
書庫からひょっこり顔をだしてくれるのかな。
コメント
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