M's Print Diary

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昭和の味

2011年05月23日 | Weblog
さて、本日のご飯は頂き物の、『糠ニシン』!

魚を糠で漬けるの?初めて知りました・・って言うかこんな食べ物があることさえ知らなかった。

北海道には「ぬかにしん」なる食べ物がある、文字通りニシンの糠漬け。



これは北陸 地方や若狭地方あたりで昔ながらの珍味とされている「にしんへしこ」と基本的に同じものです。

かつて江戸時代に大量のニシンが北海道でたくさん獲れた時代に、当時の漁師達によって保存食として開発されたものです。



一時はニシン漁が全盛だった北海道で産卵期を迎えたニシンが群れをなして浜に寄ることを群来(クキ)と言った。

群来になると、銀色に光るウロコとオスのシラコで海が銀白色に輝いたとか。

しかし、この群来も昭和30年前後頃から姿を消しました、ニシンは幻の魚になってしまったのです、なぜニシンは来なくなったのだろう?

乱獲か、水温上昇か、太陽の黒点と関係があるなどいろいろ説はあるのですが原因は不明です。

ところが1999年留萌の海岸で45年振りに再びニシンの来郡が確認され再び北海道の食卓に春の訪れを告げるようになりました。



さて、『糠ニシン』なるものを食してみようかとさっそく焼いてみました。

...関東ではなじみが薄いが、北海道ではニシンを米糠に漬け込むのは伝統の味らしいです。

糠ニシンは米糠と塩で二ヶ月以上漬け込むことで独特のうまみと深みのある味に仕上げるそうです。 

いい感じに焼けました、香ばしい香りがたまらない! 食べてみます!



おおっ! 糠にしんから染み出た「旨み」がとんでもなく 深い!そして美味い!これは珍味です。

酒のつまみにいいですね、 こんがり焼いて食べると、とても美味しいですよ、大根おろしや レモン汁をかけてお召し上がるのも美味でしょうね。



そして次も関東ではあまり馴染みがない丸福珈琲店のアイスコーヒーです。

丸福珈琲店は大阪千日前で昭和9年創業の老舗珈琲店です。



昭和九年伝承アイス珈琲 オーセンティックブレンド。

丸福珈琲店いいですよね~珈琲好きにはたまりません。

世間は薄いコーヒーばっかでしょうがねーなーと思っていましたが。

うーん、ひとくち目でグッときます 参りました、

濃いのが好きな人にはたまらない!



自家焙煎珈琲豆で抽出した“ 濃い珈琲の極みと濃厚な味が絶品の昭和の味です、旨い!

独自の焙煎技術と抽出法にこだわり続け、食いだおれの街「大阪」で長きに渡り愛され続けています。

先代から引き継がれた、濃厚かつ後味あっさりの丸福ブレンド、浪花の多くの文化人や芸能人に親しまれ続けてきた丸福の珈琲です。

丸福珈琲店は三郷のコストコの隣、ららぽーと新三郷店があります、興味のある方は是非どうぞ。