M's Print Diary

ようこそぴょん!お疲れ様です。ところで前向きってどっち向き?

もったいないね。

2011年05月19日 | Weblog


チビが小学校に入って一年が過ぎ、ふと気づいたのが、「パンを持って帰ってきたことが一度もない」ということだ。

それで、「残す子はどうしてるの?」と聞くと「パンの容器に戻して給食室で捨てる」という、毎日相当の量らしい・・・これにはちょっとおどろいた。

今は残ってしまった場合は全部処分しているそうで、手付かずのパンや牛乳を残してしまった場合、わざわざ封を開けて捨てているそうです。

 全部捨てます!


「物を大事にしなさい」と教育しているのに、食べ物に関してはこれでいいのでしょうか?

まずは、残さないのが原則で、どうしても残してしまう場合は自分の食べ残した物は持ち帰ってもいいのではないでしょうか?。

これは、欠席の子のパンに関しても同じで、自分たちが子どもの頃のように、わざわざ届けたりはしないらしい。

オレがガキの頃の小学校には、給食というものは残してはいけなくて、食べ終わらなければずっと教室に残される、だから、どうしても食べられなくて泣いている子もいた。



家が貧乏でしたから給食のパンを残している友達がいると奪い合うようにして食べた。

友人に小学校の先生がいるので調べてみたのだが「残したパンを持ち帰らない」というのは、どうやら今では当たり前になっている。

だから昔のように、食べ残したカチカチパンが、古くなって机の中から緑色で発見されることはない。

また、友達や近所の子が欠席したとき、「家が近所」という理由だけで、パンを自宅に届ける役を任命され、「は~い!僕が届ける?」とか言って途中で自分で食べちゃったりする〔笑〕こともない。

俺なんかマーガリンからジャムまでポケットに入れて持ち帰ってた。

では、いつ頃から、給食のパンは持ち帰らないことになったのか?

給食の持ち帰りを禁止する「学校給食衛生管理の基準」が1997年に文部省より策定されて、全国でも禁止する学校が増えたそうだ。

持ち帰り禁止のその理由は『衛生上不安があるから』です。




学校に理不尽な要求をする親が多いということがあって、持って帰って、時間おいて食って腹を壊して文句を言う馬鹿親が絶対出てくるからだ。

「残したパン、わざわざ届けたパンで食中毒」なんてことがあったら、大騒ぎになるのは目に見えている。

学校側は、持ち帰り禁止は子どもの安全を第一に考えた措置だ、と言っているが。

これは持ち帰った食品で問題が発生した場合に責任を取りたくない学校側の姿勢の表れではないでしょうか。

何かあったらすぐ訴訟というのが、悲しいけど、今の現実なんですよね。

何でも他人の責任にしたがるクレーマー親と、責任問題に敏感な役所側が子供をだしにしているだけなのですが。

自分が小学生の頃は持って帰って食べるのが当たり前でした、もったいないですね

…自己責任で食料が必要な人に配る方がいいと思います。

あなたの家庭では、買ってきて残ったパンをすぐに捨てるんですか?

子どもに食べ物が傷んでいないか見極めるよう教えることの方が、食育として大事なはずだと思うが。

カビが生えたら食べなければいい、カビを見たことのない子どもに育つ方が怖いですよね。

私がガキの頃は食べ物を捨てなかったのですが、時代は変わって しまったのですね、いろんな意味でもったいないね。

自分たちが子どもの頃とは、「常識」がいろんなところで変わってきているようです。