明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



蘭渓道隆最後の一点は、現在の建長寺の「ビャクシンの樹にこの七百数十年を想い合掌しているというイメージ作品で、背景はすで決まっている。これは国宝の頂相に近い横顔を向ける予定だが、合掌するポーズを作らなければならない。この一点用なので写るところしか作らない。 雲水姿の一休像、まさに小学生の私のイメージした姿である。竹竿に骸骨はすでに作ったので、朱鞘の竹光の大刀を持たせるつもりだったが、はるかに知られたエピソードでありインパクトもこちらの方がある。 今年は元寇750周年ということで、日本各地で記念イベントが開催されるそうである。無学祖元が開山となった鎌倉の円覚寺は、敵味方双方の犠牲者を祀る目的で創建されている。坐禅する無学祖元に刃を向ける蒙古兵は随分前に完成していたのでまずは撮影しておきたい。

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