明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



幼い頃、本を読ませておくか、紙に鉛筆、クレヨン与えておけば何時間でも大人しくしている、といわれた私だったが、この二日間、オリンピック中継のテレビこそ着け放なしであったが、私自身はシャッター切る音を30回くらいと、炊飯器の蓋の開け閉めの音をさせたぐらいで実に静かであった。まる2年、散々待たされたご馳走に、ようやくかぶりついている。『蘭渓道隆天道山坐禅図』『蘭渓道隆面壁坐禅図』『月下達磨図』の背景が集中力のせいでおおよそ出来上がった。 ダラダラと余計なことをして自分を焦らし、創作の快感をより高めよう、という昔から治らない悪癖があるが、蘭渓道隆師はあまりに私に我慢を強いた。おかげで集中力が昂まり、残念なくらい制作が進んでしまった。 ※集中しすぎて時間感覚がおかしくなり一回多くブログを書いてしまったらしい。昨日書いたが本日分とする。さっき寝たと思ったら起きてるし。

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