明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ブログでさも制作中のように書いているが、頭に浮かんだことを書いているだけで、今月早々には、まず背景用の石ころの撮影から始める。その間に蘭渓道隆の語録『嵐渓録』をもう少し読み進めたい。中国語を訳したといっても、元々が難解であり、私には荷が重過ぎるが、少しでも触れ、向かい合うことが大事である。独学我流者は、こうして忍耐さえも、自分の成そうとすることから学ぶことになる。 凡人で能力のないものは、たった一つのことに注力し、それでせいぜい描いたイメージに届くかどうか、ということは初めから知っていたが、様々なことに手を出し、有限の時間を使い散らかすのが凡人の特権だ、とばかりの人達を見ると、まあそれも一理あるかな、と思ってみたり。 オリンピックを見ていて、どんなに努力し万全を期していても、相手に負ければ泣くことになる。親戚の子供にオセロを挑まれても対戦を拒否する私は、対戦相手は自分だけで沢山である。

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