明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



人形制作は、頭部制作はあぐらをかいて、全身像、画像制作は椅子に座って制作するが膝から下が浮腫んでしまう。ここ数日徹夜までしてしまうと、まるで博多人形の金太郎の如き有様である。これは母が全く同じであった。なので靴やサンダルが入らなくなり骨折者用のサンダルを入手したくらいである。未だ展示のスケジュールが決まっていないので、徹夜する必要はないのだが、普段グウタラしているのに制作となるとせっかちに変身し、早く見たくて仕方がない。今回は被写体制作に時間がかかり、空腹感が募り、ご馳走にかぶりつくようにして連休中に3作品が早々に完成した。『蘭渓道隆天道山坐禅図』(部分)イメージそのままで、私の念写は無事成功した。しかしこの能力を得るため何十年もかかるものなら、真面目にスプーン曲げから練習した方が早かったんじゃないか、という話である。後日、以前考えた方法で、滝は作り直すかもしれない。”ここまでやっておいて、何も本当に撮影した滝を使うことないだろ?”



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