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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



結局、クリックすると画像が大きくなる訳でもなく、愛想も何もないが、とりあえず最近作をただ並べただけのHPはできた。それにしても新たな常識に自分を合わせるというのは大変である。一日やってまるで進展せず。テキストも何もなく。とりあえずは何が何してどうなったという類のものは極力載せない方向で、と考えている。御託を並べるのは当ブログで十分であろう。いずれ仕組みを理解したら作り変えれば良い。どうせまた旧くなってしまうものであろうし。ただスマホで見やすいのと高画質が良い。公開はしたが、まだ検索には反映させていない。 以前サンディエゴ写真美術館館長デボラ・クラチコさんに作品を見てもらった時に、私の作った日本人作家でご存知だったのは三島由紀夫だけだった気がする。三島作品は随分在るのでまずは三島を、とアップしていたら、こんな作品が出て来た。三島由紀夫へのオマージュ展男の死に唐獅子牡丹とともに間に合わずにその後制作した作品である。それは三島の作中に出て来る死の場面や、言及していることがらから様々に状況で三島に死んで貰っているのだが。例えば中井英夫は三島が一番好きだったのはエレベーターボーイの金釦が並んだ白い制服で、それにひきかえ楯の会の制服は、と嫌っていた。そういわれればかなり反映していた気もする。そこでエレベーターボーイになって、エレベーター内で射殺されてもらった。このシリーズは三島にウケることしか考えていない。久しぶりに出て来たのは、祭りの死である。若者の中で神輿を担ぎながら恍惚として死んでいる。最近は肖像権に対してうるさく、スナップ写真家は大変だろう。この作品は半纏に町名が入っているし、こんなにアップで、と思われるだろうが、全員、目鼻を入れ替えている。つまり俺風だけどお前みたいでもあり、いかにも居そうだが、存在していない連中なのである。ホントのことなどどうでも良い私である。ついでにいえば、エレベーターも事実とは大分違う。いかにも警官あがりのガードマンに二回も叱られたせいで一応気を使った。


鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界:5月19日(土)~6月3日(日)12時~19時/月曜休み
場所:ビリケンギャラリー 東京都港区南青山5-17-6-101
TEL 03-3400-2214

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載8回『昭和残侠伝“唐獅子牡丹”三島由紀夫』

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtub

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