明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近眠気が取れず調子が変である。疲れが出ているのかもしれないが、12時前に寝るなんてありえないことだったのだが。トイレに立って目が覚めモニターの前に、ところがまた眠くなって、というのを朝までに3回繰り返したりする。今まで二度寝ができないタイプだったはずがどうしたことか。 明るくなった頃に夢を観た。このぐらいの時刻になると、夢の中の私の考えることは普段の私と。あまり変わらないリアルなものである。閻魔様だか誰かに、お前の写真の代表作4点を答えろ、と問われた。一作はジャズ、ブルースシリーズから、と考え、私ならでは作品を、とモノクロームの悪魔を十字路で待つロバート・ジョンソンか、カラーのブラインド・レモン・ジェファーソンのどちらかだな。2点目は作家シリーズから気球にぶら下がった江戸川乱歩『帝都上空』。3点目はというと、近作から、特に女性に気持ち悪いと賛同をまったく得られない『蛸と画狂老人葛飾北斎』を選んだ。普段食ってるくせに気持ち悪いもないもんだ、と思うのだが。 ところが4点目がなかなか出てこない。夢の中では小一時間悩み続け、閻魔様だかが、イライラしているのが判る。どうしよう、と思ったが笑顔で目が覚めた。4点目ができない限り、死なないシステムなんだ、ということに気が付き、こいつは良いことが判った、そうはいくか、代表作などまだまだ先のことだぜ、と笑った気がする。

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展評銀座青木画廊『ピクトリアリズムⅢ』

石塚公昭幻想写真展-生き続ける作家

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載8回『昭和残侠伝“唐獅子牡丹”三島由紀夫』

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtub


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