凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

馬が描けないと…

2008年08月28日 | 本・漫画
えー、二日続けて会議があって、埼玉から千葉に通わなければなりませんで、全く自分の仕事は進まず。
…そして、締め切りは近いし。
ううむ。

…さらに中途半端な時間に寝てしまい、…今からまた寝るも、明らかに仮眠。

ううむ。

てなわけで、今回。

またも月刊モーニング連載作品から、

TRIAL RIDE
作/魚住青時
画/小林知恵子


すいません、お二方とも他を知りません。
つい最近、一巻が発売されたようですが、まだ見つかってません。見つかったら読み返そうかと思いますが…

まあ、ずっと読み続けているし。


えー、こんな話。

デビューしたばかりの新人騎手・沢田一巳。
普段はぼーっとしていて、おおよそ騎手に向くとも思えず。
初騎乗から数えて3ヶ月、勝ち星なし。
同期の立原麻衣子はそんな一巳を心配しつつ、何かと世話を焼く、同厩舎の厩務員。

二人が所属しているのが、「不出世の天才」と呼ばれた元騎手・遠野賢三の厩舎。

この遠野、ロクに調教しない、営業しない…つうか、トレセンに顔出さない。
たまに騎乗持ってくると…ろくでもないものばかり。
そして、どうにも一巳を「試している」ようにも…。
そんな遠野の与える「試練」を、一巳はどう感じているのか…
そして。
東京最終開催のエプソムカップで、勝ち星なしの一巳は上位人気の馬に乗ることになるが…


要するに、まだまだ話の意図が見えない状態なんですが、「勝負の世界から縁遠い少年が、どうやって覚醒してゆくか」と言うストーリーらしいです。


正直、競馬が題材じゃなかったら、読んでません。
悪いけど。

なんか、現実味がないんです。

「新人厩務員が、人の心配できるほど、暇とも思えない」とか、

「河内さんやミッキーほどの騎手ですら、調教師になったら大変なのに」とか、
「そもそもいくらお話でも、一年目の0勝騎手が重賞で上位人気馬に乗れるか」とか、

「天才の弟子だけで、回りの騎手がそこまで警戒するか」とか、

「クラブオーナーが我が儘お嬢様で、クラブ馬を個人所有と勘違いし、尚且つ、『競馬を変える』などという野望を抱いている」とか。

なぁんか、突っ込みドコロ満載すぎるんですが…

むしろ、競馬を知らない人にはこれくらいドラスティックじゃないとダメなんですかね?

いやー、…作風が大人しいから一見普通に見えますが、…

『バロンドリロンド』よりぶっとんでますよ、実際。

なにより、申し訳ないが…小林さん。
人を描くのはそれなりなんですけどね…。

馬。

アメコミですか?

パースがメチャクチャ。

あと、馬群、描けない。

馬の描き分けができない。
…つうか、レース観てますか?

あらー…ちょっとなぁ。
ペーパーバックで実録モノを一話完結で「描かされてる」人達よりマシ程度では…
連載はきついだろ。


とまあ、苦言を申し上げましたが、「どう描いていくか」楽しみにしているから…ですんでね。

原作者と三浦皇成君との対談でもやった方が良いんじゃないかな、講談社さん。


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