凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

始まった後でも振り返る、2007年秋ジーワン、その9。

2008年04月03日 | 競馬
12月2日阪神1600m
『阪神ジュべナイルフィリーズ』

優勝馬:トールポピー

鞍上:池添謙一騎手

タイトル:『御家族そろって歌合戦』


いつも思うんですよ。
「二歳馬のジーワンって、果たして必要なのか?」って。
ワタシ、正直言って、思うんです。
この時期の「未完成な競走馬のレース」に対して、あまり重い「格付け」しちゃうと、後々その馬の「成長の妨げ」になっちゃうことがあるんじないかと。

まあ、全部の馬に当てはまる訳ではないですが。
ただね、…馬インフルエンザみたいなことがあって、どーにも「デビューできない」馬が多かったりする今回のよーな場合、暮れのこの時期にやる「二歳ジーワン」に、どんだけ意味があるのか、と。

賞金額6000万てなこと考えてもね、別に「ジーワンじゃなくても」と思っちゃう。
まあ、陣営も馬主も考えてるでしょうけどね。
…ここ数年の出走馬みると。

いやー、見事にレース内容に触れてません。
つうのも、このレース、今更回顧しようにも、「勝った馬の末脚」しか覚えてない。
…あと、ウイニングラン。
いやー、親父そっくり。
こりゃー、やんちゃだわ。

てなわけで、イラストは『父(ジャングルポケット)と兄(フサイチホウオー)』にも出演頂きましての歌合戦。
…この血筋、先が心配。

始まった後でも振り返る、2007年秋ジーワン、その8。

2008年04月03日 | 競馬
11月25日東京2400m
『ジャパンカップ』

優勝馬:アドマイヤムーン

鞍上:岩田康誠騎手

タイトル:『アラビアンのロレンス』

実質、このレースで『年度代表馬』が決まりましたよねぇ。
候補馬全部を『力でねじ伏せて』勝った訳ですから。まあ、正直、ゴールシーンはそういう感じしかしませんでしたわ、ワタシ。

勝ったムーンは素直に誉めたい。
感極まってむせび泣いていていた、岩田騎手の気持ちも解る。

でも、なんだかなぁ。
なんだろうなぁ。

いち競馬ファンとして、素直に感動を受け入れられない自分。

まあ、馬券が当たらなかった、というのは別にして。

引退~種牡馬入りが既に決まっており、前段階に馬主の交代があって、更に『引退までのローテ』が決まっていて…ということまで、ここまで『表明されて』いるとですねぇ…。

「そーそー上手くいくもんかよ、競馬てな厳しい世界やぞ」なんて思っちゃいますし…。

「ここでダーレーが勝って年度代表さらっても、結局、生産は社台グループだし」なんてぇ、白けた感覚もあったり。

いつからでしょう、こんなに「競馬」が「庶民のものではない」とはっきり知らしめられるようになったのは。
そして、『サラブレットにとって競走生活は、引退後の保険でしかない』ということを、あからさまにしてしまったのは。


なんか、逆に『やるせない気持ち』にさせられましたよ、ワタシは。

それはともかく。
イラストは名作映画『アラビアのロレンス』から。
ドバイ絡みの馬ネタで、これをいつ描くか考えてましたが…。
宝塚でのイラストが『雨に唄えば』だったので、やっぱりムーンで描こう、と。
まあ、そんだけ。