狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

イラン「日本がより独立した立場をとるよう期待する」/Iran hopes that Japan takes more stance of independent

2019-03-31 14:05:59 | イラン2012~2019
 (2019/04/03、03:40-追記)
 ※ 本記事において幾つかの引用文献を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません
 ※ I have made composition by borrowing some references in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 





 

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

 

 
 



 新約聖書・マタイの福音書5章10~12節
   義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
  わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。
  喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。
 
 The New Testament・The Gospel of Matthew 5:10~12
   Blessed are those who have been persecuted for righteousness’ sake, for theirs is the Kingdom of Heaven.
  “Blessed are you when people reproach you, persecute you, and say all kinds of evil against you falsely, for my sake.
  Rejoice, and be exceedingly glad, for great is your reward in heaven. For that is how they persecuted the prophets who were before you.

 
 



 新約聖書・使徒の働き10章34~35節
  そこでペテロは、口を開いてこう言った。
   「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、
  どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。

 The New Testament・The Acts of the Apostles 10:34~35
  Peter opened his mouth and said,
   “Truly I perceive that God doesn’t show favoritism;
  but in every nation he who fears him and works righteousness is acceptable to him.

 
 



 旧約聖書・箴言29章25~26節
  人を恐れるとわなにかかる。
  しかし主に信頼する者は守られる。
  支配者の顔色をうかがう者は多い。
  しかし人をさばくのは主である。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 29:25~26
  The fear of man proves to be a snare,
  but whoever puts his trust in Yahweh is kept safe.
  Many seek the ruler’s favor,
  but a man’s justice comes from Yahweh.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一5章6~10節
   ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。
  あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
  身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。
  堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。
  あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 5:6~10
   Humble yourselves therefore under the mighty hand of God, that he may exalt you in due time,
  casting all your worries on him, because he cares for you.
  Be sober and self-controlled. Be watchful. Your adversary, the devil, walks around like a roaring lion, seeking whom he may devour.
  Withstand him steadfast in your faith, knowing that your brothers who are in the world are undergoing the same sufferings.
  But may the God of all grace, who called you to his eternal glory by Christ Jesus, after you have suffered a little while, perfect, establish, strengthen, and settle you.

 
 



 新約聖書・マタイの福音書19章23~24節
   それから、イエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。金持ちが天の御国にはいるのはむずかしいことです。
  まことに、あなたがたにもう一度、告げます。金持ちが神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」

 The New Testament・The Gospel of Matthew 19:23~24
   Jesus said to his disciples, “Most certainly I say to you, a rich man will enter into the Kingdom of Heaven with difficulty.
  Again I tell you, it is easier for a camel to go through a needle’s eye than for a rich man to enter into God’s Kingdom.”

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.

 
  Iran hopes that Japan takes more stance of independent.
 イラン
  「アメリカに対する日本政府の微妙な立場を理解している」
  「日本がより独立した立場をとるよう期待する」
  「日本はイランに関して必要以上に慎重に行動している」
  「アメリカの圧力に屈しないよう希望する」
  「日本は、世界の独立諸国を脅かすことになるアメリカの一極主義に抵抗する必要がある」
  「イランと日本は、両国間の協力を拡大するためにより大きな一歩を踏み出す必要がある」


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して制裁を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体への忖度・迎合が求められる現実が有る為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。しかし、周囲のユダヤ系やネオコン、前オバマ政権から居残る官僚等のスタッフに囲まれる。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、現「偽」イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 ところで、日本は現「偽」イスラエルの奴隷であるアメリカに未だストーカーの如く付き纏われている。ただ、現在のアメリカのトランプ大統領となってからは、以前と比べればロシアへの距離が縮まって来た事をはじめとして、独自外交を取れる様になって来た。
 日本の場合の保守とは、日米安保からの漸進的な脱却である。日本は、東アジアにおける支那(中国)や北朝鮮、極東ロシアの驚異を感じる事から、その必要性を重く感じて来た。ロシアとは、現在、平和条約締結に向けて交渉中であるが、一方で「憲法改正」、その中でも特に重要な「9条改正」や「緊急事態条項」の新設が未だに成されていない。それら「憲法改正」の中心的な事が達成されなければ、いつまでも日米安保にすがらなければならず、米国の圧力下に耐え忍ばなければならない事となる。「憲法改正」は日米安保からの脱却へのステップであり、「戦後レジームからの脱却」へのステップでもある。そのステップを踏まずして、日本が変わることは無い。

 その点、イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 (以下、2019/04/03追記)
 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。
 (以上、2019/04/03追記)

 2018年7月19日
  「日本の石油企業が、アメリカの制裁をおそれ、イラン産原油の輸入停止を検討しています。」
  「日本の石油企業は、サウジアラビアなどの他の中東諸国からの原油の購入を増加し、市場におけるイラン産原油の不足分を補おうとしているということです。」
  「みずほ銀行などの日本の金融機関は、アメリカの制裁の対象とならないよう、イランとの貿易関係の停止を検討しています。イランは常に、日本と強固な外交関係を有してきました。イラン産原油は、日本の年間輸入の5%を占めています。」

 8月2日
  「河野太郎外相は2日、イランのザリフ外相とシンガポールで会談し、イラン核合意を継続する立場で一致した。河野氏はイランが核合意を継続的に履行していることへの支持を表明。ザリフ氏は日本の立場を歓迎した。」

 河野太郎外相
  「(米国によるイラン産原油の禁輸要請など対イラン制裁に関し、)米国と実務者同士で協議している」
  「(日イラン国交樹立90周年になる2019年を)両国の伝統的友好関係を促進する年にしたい」

 8月7日
  日本の世耕経済産業大臣
   「イランからの原油の輸入を継続する」
   「日本のエネルギー部門は、アメリカによるイランの石油への制裁の影響を受けるべきではない」

  経済産業省の南資源・燃料部長
   「日本の製油所がイランの石油を必要としていること、エネルギーの安全を確保したいことから、日本は、イラン産原油の禁輸に関するアメリカの制裁の免除を求めている」

 8月11日
  ラフマーニーモヴァッヘド・駐日イラン大使と日本の麻生副総理大臣との会談
   ラフマーニーモヴァッヘド大使
    「(この40年間における両国の関係の拡大と強化に触れ、)日本は重要な国で、イランの人々にとって尊敬に値する」
    「イランと日本の経済部門は、その関係が保護されるよう期待している」
   麻生副総理大臣
    「(アメリカのイランに対する石油制裁に触れ、)日本は、イラン産原油の輸入に関して制裁の免除を求めており、そのことをアメリカ側に伝えてある」

 9月26日
  日本外務省の大菅岳史報道官(アメリカ・ニューヨークの国連総会の傍らにて)
   「安倍首相はローハーニー大統領との会談で、来年が日本とイランの国交樹立90周年であることに触れ、日本は環境や防災など、イラン国民の利益になる分野でのイランとの協力を続ける」
   「(イランによる核合意実施の継続を歓迎し、)日本はこの合意を支持する」
   「両首脳は地域情勢について会談し、安倍首相は、地域の安定におけるイランの建設的な役割を見過ごすことができないと話した」
   「日本政府とアメリカの高官による、イラン産原油の輸入再会とアメリカの制裁免除に関する話し合いや努力は続けられる」
   「我々は、アメリカ政府と交渉を続けており、日本の民間部門の活動に制裁によるマイナスの影響が及ぶのを阻止したい」

  ローハーニー大統領と安倍首相との会談
   ローハーニー大統領
    「友好国である日本との関係は、イランにとって重要であり、イラン国民は日本に特別な敬意を抱いている」
    「イランはエネルギープロジェクトとイラン南東部チャーバハール港の開発計画の推進における、日本の進出と共同投資を歓迎している」
    「(核合意に対する日本の立場を評価し、)アメリカの核合意離脱は多国間の取り決めと国連安保理決議への違反であり、非難されるべきだ。核合意の問題は地域の平和と安全保障に関係しており、すべての国は、安保理決議2231に従い、核合意を支持することが義務とされる
    「イランにとってアジア地域、特に東アジアの平和と安定の強化は重要だ」
   安倍首相
    「(南西部アフワーズのテロ攻撃に関してイランの政府と国民に哀悼の意を示し、)地域の安定のために、イランの建設的な役割の維持は必須であり、日本は様々な分野におけるイランとの協力を続けていく」
    「両国の関係は以前からの友好的なもので、イランの教育を受けた人材と豊かな天然資源は、イランの地位を押し上げており、日本はイランが世界レベルでより際立った役割を担うよう望んでいる」

さらに、日本は核合意を支持する

  イラン産業都市・小規模産業機構のナジャフィ主任とJETRO(ジェトロ)・日本貿易振興機構テヘラン事務所の中村署長の会談
   ナジャフィ主任
    「イラン産業都市・小規模産業機構は、短期間での教育や技術移転、中小企業、スタートアップの分野での開発調査などに関して、ジェトロと協力できうる」
    「見本市は、イランとの日本の産業機関の二方向からの関係の構築に向けた適切な機会だ」
    「イラン企業は、日本で開催される見本市に出展する用意があり、また同時にイランの見本市への日本企業の参加を歓迎する」
   中村所長
    「イランは、新規事業の分野において多大な可能性を有しており、ジェトロは自動車産業や自然環境、医療技術・機器の分野でイラン企業と協力する用意がある」

 10月22日
  ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使と日本の田端観光庁長官との会談
   ラフマーニーモヴァッヘド大使
    「イランの観光名所の一部は、拡張や下部インフラを必要としている」  
  田端長官
    「観光庁は、日・イ間の観光面での協力に関する合意覚書の締結を目指しており、これは近く最終段階に入る」

 11月8日
  日本参議院の伊達忠一議長とラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使との会談
   「双方が関係拡大に向けて重要な歩みを踏み出す」
  ラフマーニーモヴァッヘド大使
   「両国の議会関係の強化は、イランと日本の友好関係拡大の重要な要素だ」

 11月19日
  ディーヴサーラール駐日イラン文化参事官
   「日本とイランは、常に友好関係を維持してきた」
   「アジアの東西に位置する両国は、特に重要な位置づけにある」
   「イランでは、様々な民族や宗教、宗派が平和的に共存している」
   「文化を愛するイランの人々は、常に他国の文化に多大な関心を示している。日本・イラン国交樹立90周年を前に、両国は相互の文化の更なる理解に努める必要がある

 11月29日までに
  イラン原子力庁のサーレヒー長官
   「核合意の崩壊は、予測不可能な地域・世界的な結果を生むことになる」
   「アメリカによる一方的な対イラン石油禁輸制裁のため、日本がイランに対して慎重になっている」
   「アメリカに対する日本政府の微妙な立場を理解している
   「日本がより独立した立場をとるよう期待する。日本は、自らが望むならより多くのことができる。アメリカが全く関心を示していない分野があるが、日本はイランに関して必要以上に慎重に行動している
   「日本は原子力安全面における運用を、あらゆる条件で継続していくことを強調している」
   「アメリカが5月に離脱したイラン核合意の維持に向けて国際社会との話し合いを続けている」
   「合意崩壊の結果は、われわれはもとより、国際社会、地域にとっても予測不可能だ」

 11月30日(ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使との会談)
  日本衆議院・外務委員会の若宮健嗣委員長
   「日本衆議院は、イランと交流・協力する用意がある」

  日本の河野外相(イタリア・ローマでイランのザリーフ外相との会談)
   「アメリカの行動に関係なく、この国際合意(※核合意)支持という日本の立場は変わっていない」

 12月1日(?)
  イランのアラーグチー外務次官
   「日本にイランからの原油輸入を削減させようとするアメリカの圧力行使は失敗した」
   「日本はこれまで、イラン核合意を遵守している。この国際合意への違反を迫ってきたアメリカの圧力にもかかわらず、これまで通りこの合意を支持している」
   「日本が、同国とイランの経済・通商協力継続の阻止を狙った、イランからの原油の輸入停止という、アメリカの圧力に屈しないよう希望する

 12月5日
  イランのジャハーンギーリー第1副大統領
   「(安倍首相のテヘラン訪問を歓迎するとともに、)イランは、日本企業と協議する用意がある」
   「日本は、世界の独立諸国を脅かすことになるアメリカの一極主義に抵抗する必要がある

 12月13日
  日本駐在のラフマーニーモヴァッヘド・イラン大使と日本外務省の宮川学・国際文化交流審議官との会談
   ラフマーニーモヴァッヘド大使
    「現在の日・イ関係の基盤は、文化的な関係により構成されている
    「(両国が来年(※2019年)国交樹立90周年を迎えることに触れ、)2019年には、両国の間で数多くの文化的な計画が急ピッチで進められるだろう」
  宮川審議官
    「わが国は、文化的な節目にちなんだイベントの開催に関して、在日イラン大使館と協力する用意があり、一方の在テヘラン日本大使館も、日・イ国交樹立90周年記念にちなんでの文化面での大々的な計画を進めている」

 2019年1月27日
  イラン駐在の齊藤貢・日本大使
   「日本政府は、制裁に対するイラン国民の利益を支持する」
   「イランと日本の政治、経済、文化面での関係は長い歴史を持つ奥深いものだ」
   「本年、日・イ国交樹立90周年を迎えることに祝賀の意を表明する」
   「2016年には、日本政府とイラン保健医療教育省との間で、イランの医療分野に12億円の無償資金援助を行う協定が締結されている
   「この協定により、イランに対し乳房X線検査機器50台が、イランに提供されている」
   「イランの女性たちは、都市部から離れた遠隔地においても、ガンの早期発見や治療手段に恵まれている」
  

 2月11日
  イランのラーリージャーニー国会議長
   「様々な分野でのイランと日本の協力拡大は必須だ」
   「イランと日本の関係拡大は極めて重要である」
   「両国間の経済面での関係や交流が拡大されるべきだ」
   「過去において、イランと日本の様々な部門において、評価に値する協力がなされてきた。今回の訪日は関係拡大に大きな効果をもたらしうる」
   「イランと日本は、両国間の協力を拡大するためにより大きな一歩を踏み出す必要がある

 2月14日(?)
  イランのラーリージャーニー国会議長
   「日本の政府関係者との会談では、両国の議会間の関係確定、相互通商協力や経済問題などについて協議が行われた」
   「日本の基幹産業の関係者らとの会談でも、彼らは様々な分野でのイランとの協力への関心を示した」
   「わが国と日本の交易の経歴は、様々な投資や交流のための良好なチャンスを生み出している」

 2月18日
  ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使と、日本の小池東京都知事との会談
   ラフマーニーモヴァッヘド大使
    「(両国の国民の関係や交流の古い歴史に言及し、)幸い、現在この関係や協力及び両国の国民の互いへの関心の拡大が見られる」
   小池東京都知事
    「イランと日本の国交樹立90周年に際し、祝意を表明すると共に、両国の国交樹立90周年関連のプログラムや計画を歓迎しました。」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/28付:「イラン、ペルシヤの寛容」
  ・2013/01/14付:「欧米寄りの日本のマスコミが流さない、イラン大統領の名演説」
  ・2017/12/01付:「アウシュウィッツの『ガス室』とユダヤ人『ホロコースト』は無かった・・・言論弾圧を行うタルムード・ユダヤが嫌うイエス・キリストと聖書を盾にした大胆さ、映画『DENIAL』(「否定と肯定」)12/8公開」
  ・2017/12/27付:「トランプ政権に送るエルサレムをイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(14):『パレスチナはイスラムの最重要課題』、寛容のイランでも創造主と同様に悔い改めない傲慢なイスラエルは赦さない」
  ・2018/03/11付:「イランの言い分が伝えられず、『ユダヤ』支配の欧米メディアは印象操作で全世界を覆う:Iranian say isn't introduced、"Jew's media" rule the world」
  ・2018/03/20付:「イランに対する米英NATO・イスラエル・サウジによる『陰謀の失敗』- "failure of conspiracy" by US, UK, NATO, Israel & Saudi, to Iran」
  ・2018/03/21付:『「ユダヤ」支配米国がパレスチナを蹂躙して来た事実、イスラエルへ続ける莫大な無償支援で借金大国-US ruled by "Jews" have ever trampled on Palestinians」
  ・2018/04/07付:「イラン:「シオニスト政権イスラエルに対する『神の道における戦い』こそが実を結ぶ」「米国の『大言壮語』が実を結ぶ事はない」Retaliation from the Lord to Israel & US」
  ・2018/04/08付:「『イランの防衛力は抑止力であり、国を防衛するためのものだ』Iran has deterrent as defense capacity against foreign invasion」
  ・2018/04/08付:「イランのファッション:敬虔、貞淑、貞節 ― Fashion of Iranian women is devout, virtue, and fidelity」
  ・2018/05/08付:「イラン人女性のヘジャブ着用の敬虔・貞節、西洋の堕落したリベラリズムに抵抗する保守的民主主義/Iranian devout-virtue-fidelity resist Corrupt West」
  ・2018/07/17付:「イラン核合意・米のみ撤退(1):大量破壊兵器を使って来た米国と現イスラエルこそが『悪の枢軸』/Iran nuclear deal, US & Israel are just "Evil-Axis"」
  ・2018/07/18付:「イラン核合意・米のみ撤退(2):現イスラエルとユダヤの奴隷である嘘つき米国はイラン敵視するも失敗は続き逆効果/Iran nuclear deal, US is Jew & Israel Slave」
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2018/07/19付・ParsToday日本:「日本の石油企業、アメリカの圧力でイラン産原油の輸入停止を検討」
  ・2018/08/02付・日本経済新聞:「イラン核合意継続で一致、日イラン外相」
  ・2018/08/08付・ParsToday日本:「日本、イランからの原油の輸入を強調」
  ・2018/08/11付・ParsToday日本:「駐日イラン大使が麻生副首相と会談」
  ・2018/08/12付・ParsToday日本:「麻生財務大臣、イランからの原油の輸入を強調」
  ・2018/09/27付・ParsToday日本:「日本外務報道官、『イランの地域における建設的な役割を見過ごすことはできない』」
  ・2018/09/27付・ParsToday日本:「イランと日本が、新規事業の分野で協力」
  ・2018/09/27付・ParsToday日本:「イラン大統領、イランと日本の昔からの緊密な関係を強調」
  ・2018/10/23付・ParsToday日本:「イランと日本が、観光業分野での協力拡大の意向」
  ・2018/11/09付・ParsToday日本:「日本参議院議長が、イランとの関係の発展の重要性を強調」
  ・2018/11/19付・ParsToday日本:『駐日イラン文化参事官、「イランと日本は、常に友好関係を維持」』
  ・2018/11/29付・ParsToday日本:「イラン原子力庁長官、核合意と日・イ関係について見解表明」
  ・2018/12/01付・ParsToday日本:「日本の国会が、イランとの協力の用意を表明」
  ・2018/12/01付・ParsToday日本:『イラン外務次官、「対日イラン産原油輸出停止に向けたアメリカの圧力行使は失敗」』
  ・2018/12/06付・ParsToday日本:「イラン副大統領が、安倍首相のテヘラン訪問を歓迎」
  ・2018/12/13付・ParsToday日本:「イランと日本が、文化・観光分野での協力拡大を強調」
  ・2019/01/27付・ParsToday日本:「日本が、制裁に対するイラン国民の利益を支持」
  ・2019/02/11付・ParsToday日本:『イラン国会議長、「日・イ協力の拡大は必須」』
  ・2019/02/14付・ParsToday日本:『イラン国会議長、「日本の政府関係者との協議に満足」』
  ・2019/02/19付・ParsToday日本:「イランと日本が、両国の文化関係拡大への期待感を表明」

 



YouTube: イランのローハーニー大統領と日本の安倍総理大臣の会談
2018/09/27公開

YouTube: イラン外相が、ローマで日本外相と会談
2018/11/24公開


YouTube: Larijani: Iran and Japan need to take bigger steps
2019/02/12公開
 

 

 

  1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   Expansion by click  ↑クリックして拡大
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。


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