狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「イランの防衛力は抑止力であり、国を防衛するためのものだ」Iran has deterrent as defense capacity against foreign invasion

2018-04-08 09:33:35 | イラン2012~2019
 

  

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

 

 

 

 

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 Iran has deterrent as defense capacity against foreign invasion.
  「イランの防衛力は抑止力であり、国を防衛するためのものだ」
   「イランは決して他国を侵略しようと考えたことはない」
    「高い抑止力や防衛力を持つことなく、国の安全を保障することはできない」
      「イランに対する西側メディアの煽動」

 
 歴史を見れば理解出来る 
  アメリカのプロパガンダ、フェイク・ニュースは、戦争を煽り作る 
   アメリカやイスラエル、サウジアラビアの陰謀は、失敗する。
   金融システムの崩壊と負債からの石油闘争。

 

 「ユダヤ・ファースト」、「イスラエル・ファースト」によって、今までもアメリカ自身の国益も損ない続けて来たのであるが、ドナルド・トランプ氏の大統領就任以来、その「ユダヤ・ファースト」と「イスラエル・ファースト」が一層酷くなって来ている。2016年の大統領選挙で既成権力には囚われないアウトサイダーとして中流層の大衆を中心に支持を集め、アメリカ国内の1%のオリガーキーを崩してくれるとの期待も集めていたが、却ってそのオリガーキーを占めるユダヤやイスラエル・ロビー、シオニストを擁護してしまっている。飽くまでも、アメリカの根本は「ユダヤ」であり、「現イスラエル」である。それらを守るという事は、アメリカが今後も変わる事は不可能である。却って今後、トランプ氏が大統領になった後の言動の傾向からすると、一層、アメリカがユダヤの所有物となって進む事が考えられる。
 それ故に、前政権時のイランと6カ国の核合意を、イスラエルの意向通りに破棄しようとしている。但し、ユダヤにおいても判断は分かれている。現イスラエルを支持する者としない者等と、ユダヤも様々である。そして現在イランは、ユダヤが握る西側欧米メディアによる宣伝キャンペーンの被害を被っている。西側欧米メディアは「印象操作」によって、イランを悪者扱いし、アメリカやイスラエルがイランを攻撃する事を正当化出来る様に、世界中の大衆を洗脳、及び煽動しようとしている。

 2月28日(?)
  「西側諸国はイランの守備能力の消滅を要求している」
  「イラン・イスラム共和国のハサン・ロウハニ大統領は、イランは守備計画に関する交渉を開始しないと述べた。ロウハニ大統領は、イラン南部のバンダレ・アッバースで、テヘランは誰の許可をも求めずに防衛計画を維持すると述べた。ロウハニ大統領は、P5 + 1グループとの原子力協定合意に関してイランは引き続き尊重するとしているが、他の当事者が協定を乱用することは許されないとしている。ドナルド・トランプ大統領の米国は、6カ国から唯一、合意を拒否する者である。1月初旬、ワシントンは、トランプ大統領が「最悪の合意」と呼んでいた事に反して、イギリス、フランス、ドイツが遵守する事を変えない限り、それを(米国独自で)撤回すると脅した。」

 3月7日
  イランのローハーニー大統領
   「イランは軍事力を他国への攻撃のために強化しているのではなく、イランの防衛力は抑止力であり、国を防衛するためのものだ」
   「イランはこれまでも、そしてこれからも決して、他国を侵略しようと考えたことはない」
   「歴史も、イラン国民は決して圧政を行わず、誰かの土地を収奪し、近隣諸国を爆撃することがなかっただけでなく、ほかの国の難民も受け入れていることを示している」
   「70年間、地域で騒乱や戦争、破壊を生み、毎日虐殺を行っていた者たち(=シオニスト政権イスラエル)は、これ以上、イランの脅威について語ることはできない」
   「誰もイランの兵器やミサイル、あるいは防衛力の基盤の強化を懸念すべきではない」

 3月11日?
  イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官
   「イランは防衛問題について、いかなる理由でも、いかなるレベルでも協議を行うことはない」
   「フランスは、アメリカと同調すれば多くの利益を確保できると考えているが、すべてのヨーロッパ諸国が、そのように考えているわけではない」
   「フランスは、特にイランが相手となった場合にアメリカの利益に沿って行動しようとするのであれば、それを行うのは難しくなるだろう」
   「フランスは、特にレバノンやシリアに他のどのヨーロッパ諸国よりも関わっており、かつての影響力を失ったと考えている。そのため、一部の政治的な駆け引きに入っている」
   「アメリカは、常に利用してきた人権やテロといった5つか6つの問題の中でも、特にミサイル問題は高い可能性を有していると考えているが、現在、国連安保理はかつてのような雰囲気を持っておらず、ミサイル問題も、核問題と同じように、アメリカに勝利をもたらすわけではない」「国連安保理決議2231の追加声明では、イランに対し、核弾頭搭載のミサイルの開発や実験の停止が求められている。イランもまた、保有するミサイルは核弾頭を搭載するためのものではないと繰り返し表明してきた」

 3月12日、訪問先のパキスタン・イスラマバード
  イランのザリーフ外務大臣
   「近隣諸国や地域の安定と安全は、イランの安全と安定である」
   「イランの立場から見て、サウジアラビアは地域の一部であり、地域情勢から切り離して考えることはできない」
   「イランとサウジアラビアは、イラクとシリアの復興に向けて投資できるが、そのためには自らが抱えている問題を話し合いによって解決する必要がある」
   「イランと西側諸国による核合意は、国際的な合意であり、もし、アメリカのトランプ大統領がこれに違反しようとすれば、確実にアメリカ自身が世界で孤立することになる」

 3月13日、会談
  イランのハータミー国防軍需大臣
   「一部の情勢不安は、地域の内部の状況によるもので、また、そのほかの一部は、地域の外部の状況や、外部の大国によるものだ」
   「地域の危機は、外国軍の干渉と占領、ダブルスタンダード政策によって生み出されている」
   「アメリカがテロ組織IS(DAESH)の結成と運営、テロリストの東の地域への移送、5億5000万ドルのテロ支援、これらの組織の活動を継続させたのを認めた事実は、情勢不安の継続において、アメリカが深刻な干渉を行っていることを示している」
   「イランはイラン・イラク戦争の聖なる防衛の8年間の経験により、高い抑止力や防衛力を持つことなく、国の安全を保障することはできない」
テヘラン駐在ターストール・オランダ大使
   「オランダはイランとの防衛関係の拡大に関心を持っている」

 3月14日
  イラン外務省のガーセミー報道官
   「イランの中東における立場に注目すると、イランは地域の安全保障を支援する上で、当然の、本質的な参入を行っている」
   「イランは歴史と大きな文明を有しており、世界各地に良い形で進出してきた」
   「(地域の治安と安定は、集団的な協力を必要としているとして、)残念ながら一部の地域諸国は、地域の平和と安定のための行動を取ることなく、ほかの国から安全を買おうとしている」
   「(16日に予定の核合意合同委員会の開催に関して、)この会合では、アメリカの責務不履行やさまざまな問題について取り上げられる」
   「イランは世界の平和と安定に向けた行動を支持するが、実際には、アメリカの態度や言葉を信用できないことが証明されている」

 3月15日
  イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記
   「地域諸国に国民が問題に直面した時はいつでも、イランの人々は彼らの支援に駆けつけている」
   「イラン国民はこれらの(イラクやシリア等の西アジアの)国と共にいた。そして実際にイランは、地域の治安や安定の要素であることを示した」

 3月17日
  イランのガーセミー報道官
   「イランのミサイル問題については協議できない」
   「イランは、防衛能力に関する自らの政策を続行するだろう」
   「いずれの国であれ、ミサイル・防衛問題はその国に関係するものであり、世界のどの国も、自国の領土保全や国家主権に関する自国の防衛能力をめぐって他国と話し合うことはない」
   「アメリカは、イランが核合意による利益を得られないよう、人権やミサイル・防衛問題といった様々な分野において、イランに疑いをかけているが、そのような工作にも関わらず、イランは世界の多くの国と合意を成立させてきた」
   「地域諸国間の協力拡大は、平和と安全、安定の確立に相当の役割を果たしている」
   「イランの対外政策の方針が大国に左右されることはなく、抑圧されたイスラム諸国への支援、覇権主義ではない国や非同盟諸国との協力を基本方針としている」

 3月19日
  イラン外務省のガーセミー報道官
   「イランは、防衛問題やその他の国内の問題、安全保障問題について、他国と協議の席につくことはない」
   「フランス(のルドリアン)外相は、最近のイラン訪問で、さまざまな地域・国際問題に関するイランの立場を把握したはずであり、今回のような発言(イランの地域における不審な活動について発言したこと)は、理解に苦しむものだ」
   「イラン政府と協議を行った後にこのような発言が繰り返されれば、一部のヨーロッパの政府との対話の意義に疑いを抱かざるをえない」
   「国民の利益に沿って、他国がイランの領土や国民を脅かしたり、侵略したりできないように防衛政策を進めるのは、イランの明らかな権利だ」
   「イランは、すべての地域諸国の安全保障、安定、経済発展を求めており、集団の協力や相互理解がなければ、それは不可能だと強く信じている」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/28付:「イラン、ペルシヤの寛容」
  ・2017/12/27付:「トランプ政権に送るエルサレムをイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(14):「パレスチナはイスラムの最重要課題」、寛容のイランでも創造主と同様に悔い改めない傲慢なイスラエルは赦さない」
  ・2018/01/18付:「“Babylon the great” 潰される為に用意されたシオニストからの皮肉・・・バビロニア・タルムードで犯罪を重ねる「大淫婦 Present Israel」は報復の来る原因を作り続ける」
  ・2018/01/09付:「小民の私の指摘『米国は裸の王様』US :“naked King”、great country by debt、failed again、naked Dollar、stripped by expose」
  ・2018/01/09付:「アメリカは『厚顔無恥』である(America is“shameless”)・・・利己的・独善的主張、正体『バレバレ』(egoistic、self-righteous、“expose!expose!”)」
  ・2018/01/09付:「タルムードカルトのプロが素人トランプ大統領の弱点を利用した第三次世界大戦のトリガーが引かれたのか・・・有言実行・即断即決の裏の軽挙妄動、感情の起伏の激しさ、そして白人至上主義『サイコパス』の疑い」 
  ・2018/01/18付:「エルサレム首都決定に失敗したトランプ大統領は『Israel-gate』に嵌められた:利益相反・違法・不道徳・偽善、“Hey, USA! , Criminal ! , Pay back loans !”」
  ・2018/03/02付:「Preparation:株暴落、バブル崩壊は近い、マネーと核兵器の膨張、トランプ大統領は「破裂」を担う「パペット」ー"Trump-puppet" makes money & nuclear burst」
  ・2018/03/11付:「イランの言い分が伝えられず、「ユダヤ」支配の欧米メディアは印象操作で全世界を覆う:Iranian say isn't introduced、"Jew's media" rule the world」
  ・2018/03/20付:「イランに対する米英NATO・イスラエル・サウジによる「陰謀の失敗」ー "failure of conspiracy" by US, UK, NATO, Israel & Saudi, to Iran」
  ・2018/03/20付:「傲慢恥知らず米国の「失敗」は続く・・・対北朝鮮・エルサレム・シリア・アフガニスタン泥沼、ICANと創価学会:US of arrogance & shameless continue "failure"」
  ・2018/03/20付:「Trump Immoral:スパイラル借金、イスラエル製銃で病む米社会の皮肉、ユダヤ第一による最大の被害者パレスチナ人―Irony & Palestinian Victim by Jew first」
  ・2018/03/21付:「米国自分の行為をロシアにレッテルとして貼る“False Flag”、シリアに言いがかり脅迫、西洋イスラエル製武器ーUS stick their own acts as labels on Russia」
  ・2018/03/21付:「『ユダヤ』支配米国がパレスチナを蹂躙して来た事実、イスラエルへ続ける莫大な無償支援で借金大国ーUS ruled by "Jews" have ever trampled on Palestinians」
  ・2018/04/07付:「イラン:「シオニスト政権イスラエルに対する『神の道における戦い』こそが実を結ぶ」「米国の『大言壮語』が実を結ぶ事はない」Retaliation from the Lord to Israel & US」

 引用文献
  ・2018/03/07付・ParsToday:「イラン大統領、『イランは安定を作り出し、誰にとっても危険ではない』」
  ・2018/03/11付・ParsToday:「イラン原子力庁報道官、『イランは防衛問題に関して協議することはない』」
  ・2018/03/13付・ParsToday:「イラン外相、『近隣諸国や地域の安定と安全はイランの安全』」
  ・2018/03/14付・ParsToday:「イラン外務省、『イランの地域参入は地域の安全保障のため』」
  ・2018/03/14付・ParsToday:「イラン国防軍需大臣、抑止力と防衛力の強化を強調」
  ・2018/03/15付・ParsToday:「シャムハーニー書記、『イランは、西アジアの安定や安全の要因』」
  ・2018/03/18付・ParsToday:「イラン外務省報道官、『イランのミサイル問題については協議不可』」
  ・2018/03/20付・ParsToday:「イラン外務省報道官、『イランは防衛問題について他国と協議しない』」

 参考・関連動画
 



YouTube:‘Occidente exige a Irán la desaparición de su capacidad defensiva’
「西側諸国はイランの守備能力の消滅を要求している」

YouTube: The Debate - Iran Defense Capabilities

 



YouTube: Mediale Hetze gegen den Iran (mit kriegsauslösendem Potential)
   | 10.März.2018 | www.kla.tv/12088

イランに対するメディアの煽動(戦争誘発の可能性を伴う)| | www.kla.tv/12088

YouTube: Iran demonstrations are ‘going to fail’ – fmr Pentagon official

 

YouTube: Pulverfass Nahost: Kriegsgefahr wegen Todeskampf des Petrodollars | 17.12.2017 | www.kla.tv/11643
中東の火薬庫:石油負債闘争による戦争の危険性| 2017/12/17 | www.kla.tv/11643

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