狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

グローバリズムの地球温暖化は詐欺:太陽と地球の磁気逆転、オゾンホール縮小/Sun & Globe magnetic reverse, Globalism's Global Warming is Lie

2019-11-12 22:37:51 | 災害・地震・戦争
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
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 世界共産化グローバリストの主張する地球温暖化は詐欺
  太陽の磁気逆転と地磁気逆転、オゾンホール縮小
 Sun & Globe magnetic reverse,
  Global Warming of Communization Globalism is Swindle.


 
YouTube: 地球温暖化の原因はCO2ではない
 2009/11/05

 10月21日、アメリカ航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration:NASA)とアメリカ海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration:NOAA)は、「オゾン・ホール」が1982年に観測が開始されて以来、史上最小のサイズになっている事を報告した。
 高度約10~50 km程の成層圏に多く存在する「オゾン層」は、フロン(F)に続いて酸化作用が強く有害・有毒なオゾン(O3)の濃度が高い。オゾン・ホールは南極上空でオゾン量が極端に少なくなる現象であり、毎年、南半球の晩冬に出現し、通常では9月下旬、または10月上旬に最大面積約800万平方マイル(=約2,071万平方キロメートル)まで成長するという。

 「衛星観測によると、2019年の南極オゾンホールは8月中旬に現れ、その面積は8月中は拡大しましたが、9月上旬に拡大が止まりました(図1)。最近10年間の平均値と比較すると、オゾンホール面積は8月下旬から平均値より小さくなり、9月以降、最近10年間で最も小さい状態となっています。10月17日までのオゾンホール面積の最大値は、9月7日の1,100万km2 (南極大陸の約0.8倍)となっています(図2)。」
  (2019/10/21付更新・国土交通省 気象庁「オゾンホールの状況(2019年)」より)

 

 図1 オゾンホールの面積の推移
(オゾン全量が220m atm-cm以下の領域の面積。米国航空宇宙局(NASA)提供の衛星(OMI)観測データをもとに作成。)
    赤線:2019年
    橙線:2018年
    黒線:最近10年間(2009~2018年)の平均値
    濃い紫色の領域:最近10年間の最大値と最小値の範囲
    緑色の破線:南極大陸の面積
 
 

 図2 2019年9月7日のオゾン全量南半球分布図
    (米国航空宇宙局(NASA)提供の衛星(OMI)観測データをもとに作成。)
    灰色:オゾンホール
    図の放射状に細長く広がっている白い領域:衛星データが欠測となった領域
    南極点付近の白色の領域:太陽高度角の関係で観測できない領域
    ▲印は、昭和基地の位置(南緯69度、東経39度付近)

 以上2点の出典:2019/10/21付更新・国土交通省 気象庁「オゾンホールの状況(2019年)」


 
YouTube: Unusual Winds Drive a Small 2019 Ozone Hole
 2019/10/22

 オゾン層では、宇宙から地表に向けて有害な紫外線を遮断する。しかし、その中の短い波長で周波数が高い紫外線は遮断するものの、波長が長く周波数が低いものを通す。オゾン層が多く存在する成層圏の上の電離層では、紫外線よりも波長が短く周波数が高いX線やγ線を遮断する、そして、その上の磁気圏では、β線、α線、陽子線、宇宙線を遮断する。それによって地球は守られ、且つ、地球に住む人間をはじめとした生物も守られている。



 出典:・2013/05/11付・地球と気象・地震を考える:「【地球のしくみ】26 ~大気編(12)磁気圏~宇宙と大気の間、放射線が飛び交う場で、地球磁力線がプラズマの持つ磁力線と融合し、押し流してくれている」

 

 出典:2015/06/08付・おわり、たもとおりⅡ:「成層圏」 (原典:ウィキペディア「オゾン層」)

 オゾン層を破壊する物としてフロン(クロロフルオロカーボン 、CFC)が有り、炭素(C)、フッ素(F)、塩素(Cl)で構成される。そのフロンとオゾンが化学反応を起こし、分解されたり新たに一酸化塩素(ClO)等の化合物が出来る等のサイクルによって引き起こされるという。また他にも、産業廃棄によって排出される一酸化窒素(NO)等もオゾン層破壊に関係しているという。

 また、オゾンホールは、温度が高い程、小さくなるという。逆から言えば、オゾンホールが小さくなりオゾン層が増えると、成層圏の温度が上昇し、紫外線よりも波長が長く周波数が低い赤外線がオゾン層を通って放射状に地表を照らし、地表近くの気温は高くなるという。

 オゾン(O3)を構成する酸素原子(O)は「活性酸素」、「フリーラジカル」となって、大気圏を暴れる。二酸化炭素(CO2)が地球温暖化の原因であるとイルミナティ、ディープ・ステート、グローバリスト達が宣伝して来たが、その二酸化炭素はオゾン層に関係していないのだろうか?。「活性酸素」は、酸素分子が反応性が高く「過激な」化合物に変化したものを言うので、フロンと同じく炭素原子を持ちオゾンや活性酸素と同じ酸素分子を持つ二酸化炭素によって、却ってオゾンは守られているのではないだろうか?。

 オゾンホールと地球温暖化の関係は調べてみた所、今の所、余り解らない。しかし、グローバリストや左翼、リベラル、そして主流メディア(MSM)・マスコミが宣伝して来た二酸化炭素が原因であると言うのは「出鱈目」である事は断言出来る。
 確かに、環境破壊、森林の破壊によって植物の光合成が少なくなり、人間やその他の動物の活動により排出された二酸化炭素を分解し、グルコースに合成したり酸素を生成する地球全体としての機能が弱まる事は言える。それ故、二酸化炭素が多少なりとも、地球温暖化に関係している可能性は有る。二酸化炭素はオゾン層との相乗効果で、グローバリストの宣伝通り温室効果を生んでいるのであろうか?
 しかし、二酸化炭素が地球温暖化の原因であるとする根拠は無い。ただ、ディープ・ステート、イルミナティの意向、命令によって、グローバリスト、左翼リベラル、そしてMSMマスコミが宣伝し、洗脳し、煽って来ただけなのである。

 それでは、確かに昨今、地球上では超巨大地震や大津波、スーパー・トルネード(竜巻)、スーパー・サイクロン(台風)、火山の噴火、隕石落下、豪雨と洪水等々と異常気象が起きているのであるが、その原因は何だろうか?。それらも二酸化炭素が原因であるのか?。

 それは、地球自身の地磁気逆転と、地球にとっての母なる太陽の地場が北極のみ反転し、南極はそのままになっている事からの4極構造への変化によるものと見られている。
 地球は、現在では北極がS極(マイナス磁場)、南極がN極(プラス磁場)という、それ自体が磁石となっており、地磁気を発生させて地場を形成し、その地球の磁気圏が有害な宇宙線をはじめとする放射線に対するバリアとなっている。



 太陽風と磁力線の流れ
 出典:「地球・月・太陽の観察」


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出典:・2013/05/11付・地球と気象・地震を考える:「【地球のしくみ】26 ~大気編(12)磁気圏~宇宙と大気の間、放射線が飛び交う場で、地球磁力線がプラズマの持つ磁力線と融合し、押し流してくれている」
  (原典:http://www.geocities.jp/miyazakis2/

 
YouTube: 地球を守るバリア-地球磁気圏
 2015/12/23

 

 出典:ウィキペディア「ヴァン・アレン帯」

 

 出典:名古屋市科学館「磁界のかたち」

 

 出典:2016/08/28付・depositphotos「電流コイルの磁場」

 

 出典:2018/01/16付・Tech Web Motor「基礎知識 モータの回転原理」

 2012年、日本の国立天文台が、太陽観測用衛星ひのでによる観測結果から、太陽の磁場が北極はS極(マイナス)→N極(プラス)に通常通り反転しているが、南極がN極(プラス)のままで反転しておらず、両極がN極(プラス)のままで、通常の2極構造では無く太陽中心部にS極(プラス)が2つ出来る4極構造となっている事を推測して発表した。
 この太陽磁場の異常な状態は今から約370年前と約170年前等にも起きており、それらが丁度、マウンダー極小期(1645年~1715年)とダルトン極小期(1790~1820年)等の小氷河期に相当している。
 また、これらの小氷河期は、黒点数の変動等の太陽活動周期の通常時11年周期が13年周期に延びた後に起きている。そして、4極構造となってから10年後に、それらの寒冷化が起こっている。よって、2022~2023年頃に、小氷河期・寒冷化が起きる可能性が有る。
 その黒点数が少ない時は太陽活動が弱くなっており、太陽の磁場も弱くなっている。その太陽磁場が弱まっている事も、地球に影響している。

 

 出典:2012/04/21付・In Deep (旧)『奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」』

 
YouTube: 地球温暖化終了のお知らせ 太陽の磁場に異変
 2012/04/19

 また、長い地球史上、地球の磁場も反転を繰り返して来た。最近、或いは数年前までの所、北極がS極(マイナス磁場)、南極がN極(プラス磁場)であったが、現在、太陽と同様に磁場が反転中である可能性が有る。
 
 

 出典:次のYouTube

 
YouTube: [ScienceNews2016]近づいている? 地磁気逆転(2016年6月8日配信)
 2016/06/07

 磁場が反転中、磁気圏が弱くなる。地球の磁気圏が弱い時に太陽フレア(爆発)が起きると、通常時でも起こる磁気嵐が発生する事の他、太陽風によって運ばれた宇宙線等の放射線や電磁波が磁気圏を通過しやすくなり、そして電離層や成層圏をも通過してしまうと、先に述べた様々な異常気象に繋がったり、宇宙圏に於ける人工衛星の故障、地上の情報・通信等、各種インフラの麻痺、そして電磁波過敏症等に見られる様な精神疾患や、その他、人体への影響等に繋がる。

 
YouTube: Мощный солнечный вихрь достиг Земли: насколько он опасен, и чего ждать метеозависимым? - Россия 24
 強力な太陽の旋風が地球に到達しました。それはどれほど危険であり、天気は何に依存するのでしょうか? -ロシア24
 2019/10/24

 また、地球の軸の傾きの角度が変わる「ポールシフト」によっても、地殻変動等と地球は変化し、そして、磁場の反転と同様に地球の磁気圏に変化が起きる。

 





 出典:新・地震学セミナーからの学び『67 現在「緩慢な地殻移動」が起こっているのか?』

 そして、自然現象としてだけでは無く人工現象として、異常気象が作られ起こされたものも有る。日本の福島原発爆破とメルトダウン、巨大津波が起こされた2011年3月11日の東日本大震災は、気象兵器を用いた人工地震であった。
 また、北朝鮮が持っていると公に発表したEMP(electromagnetic pulse:電磁パルス)兵器、またそれを手段とする高高度核爆発(High Altitude Nuclear Explosion, HANE)も、人工的に地上のインフラの機能を奪う。

 地球温暖化は一過性のものであり、この後は逆に地球寒冷化へと向かう可能性が有る。そしてその異常気温の他、その他の異常気象についても、太陽と地球それぞれの磁場の反転やポールシフトという自然現象が原因であり、更に気象兵器を用いた人工現象も考えられる。
 少なくとも言える事は、二酸化炭素を原因として地球温暖化が起きていないという事である。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/08/31付:『今夏の猛暑は「地球寒冷化」の前兆か?・・・10年後辺りに小氷河期の可能性』
  ・2017/02/06付:『太陽の異変による地震、竜巻、スーパー台風、噴火、隕石落下、インフラの混乱・壊滅…… ・・・憲法改正に於ける「緊急事態条項」の追加規定による総合的な安全保障の向上』
  ・2018/03/01付:『今後の地球は温暖化ではなく太陽異変で「寒冷化」、2020年~2050年に可能性、CO2は温暖化の原因とはならない: Cause isn't CO2, truth is the Sun』
  ・2019/01/30付:『My Testimony/僕の証<9-1/6>:番外編~節度無きストーカー、「聞くには早く、語るには遅く、怒るにも遅く」、世の終末での事前情報/Apocalyptic Pre-Intelligence』

 引用文献
  ・2019/10/21付更新・国土交通省 気象庁:「オゾンホールの状況(2019年)」

 参考文献
  ・2011/03/21付・Privacy policy:「The importance of being magnetized」
  ・2014/02/06付更新・国立環境研究所 地球環境研究センター:「ココが知りたい地球温暖化 オゾン層破壊が温暖化の原因?」
  ・1993・大気汚染学会誌 第28巻 第3号:「代替 フ ロ ンの大 気 中 に お け る化 学」
  ・2015/04/08付・宇宙の真実:「地磁気やオゾン層が生命を守る」
  ・2019/10/21付・NASA:「2019 Ozone Hole is the Smallest on Record Since Its Discovery」
  ・2019/10/23付・YAHOO! JAPANニュース:「オゾンホールが観測史上最小に その背景に突然昇温」
  ・「磁場 磁場と電場はそっくり」
  ・ウィキペディア:「オゾン層」
  ・ウィキペディア:「オゾン」
  ・ウィキペディア:「フロン類」
  ・ウィキペディア:「活性酸素」
  ・ウィキペディア:「地磁気」
  ・ウィキペディア:「太陽フレア」
  ・ウィキペディア:「太陽黒点」

 関連文献
  ・2019/11/08付・Newsweek日本版:「200万年前の氷が採取されて2年、地球の気候変動に関わる分析が発表された」


「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"

2019-11-12 21:44:47 | ユダヤ支配下アメリカ2012~2019
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 詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」
  Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"





 1ヶ月半超前の9月14日未明(現地)、サウジアラビア東部のアブカイクとクライスに在るサウジの国営石油会社「サウジアラムコ」の石油施設が攻撃を受けた。サウジアラムコ社は、保有原油埋蔵量、原油生産量、原油輸出量がそれぞれ世界最大とされる。
 その攻撃の直後、イエメンの首都サナアを勢力圏内に持つ最高政治評議会イエメン・アンサール・アッラー(「神の支持者」、フーシ派)が「報復声明」を出した。2015年3月から現在まで既に4年半超も続いている、サウジアラビアからイエメンへの無差別攻撃に対しての「報復」である。
 また、同じくその直後、アメリカのポンペオ国務長官がその攻撃について、いつもの例の如く、また「ワン・パターン」でもある、「イランがやった」という声明を発表した。この「嘘つき」のポンペオの発言については、次のポンペオの「自白」を念頭に置いて捉えなければならない。

 2019年4月15日
  アメリカのポンペオ国務長官 (テキサス州カレッジ・ステーションで開催されたWiley Lecture Seriesの一環としての、Texas A&M大学での質疑応答に参加して)
   「私はCIAのディレクターでした。私たちは嘘をついた、私たちは騙した、私たちは盗んだ。」
    "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"


 しかしもしかしたら、ポンペオはトランプの「反グローバリズム」に忠実に協力していくに当たり、今後のゴタゴタ、建前、様々な政策を行う事の「前提」として、わざと先に提示しておいたのかもしれない。
 
 「私達は『嘘』を付いていますよ」と、人々への理解を求める為に……?


 
YouTube: ‘Glory of American experiment’: What did Pompeo mean by that?
 2019/04/26
 
YouTube: Iran rejects Pompeo’s ‘lies’ about Yemeni drone raids on Saudi oil sites
 2019/09/15
 
YouTube: Pompeo Admits “No Evidence” Iran Attacked Saudi Arabia
2019/09/18

YouTube: Credibility Crisis: No One Believes Iran Attacked Saudi Arabia
2019/09/17 にライブ配信

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/05/24付:『ユダヤ・イルミナティ・メーソンによる世界共産化グローバリズムの世界経済フォーラム「ダボス会議」の凋落/Globalism Davos by Jew-Illuminati wither and fall』
  ・2019/09/07付:『ユダヤの常套手段:同僚モサドが暗殺した「変態」エプスタイン、Israel Nuke/Mossad murdered Epstein. Jewish usual devices are perverts』
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」


詐欺師の“暫定”首相ネタニヤフによるイラン核“捏造”アピールと国連総会欠席の無念/Swindler "temporary" PM Netanyahu's regret of UN absence

2019-11-12 21:15:46 | フェイク・イスラエル
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 1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議
  そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。


 詐欺師の“暫定”首相ネタニヤフのイラン核捏造アピールと国連総会欠席の無念
  Iran nuke "fabrication" appeal,
   and Swindler "temporary" PM Netanyahu's regret of UN absence.





 イランのザリーフ外相(上のツイッター)
  「(2002年のアメリカの対イラク攻撃前アメリカ議会における公聴会でのネタニヤフ首相の主張の動画を添付し、)本物の核兵器の保有者が、あたかも嘘つきの羊飼いのように、イラン国内に存在すると言い張る破壊された施設に関して叫んでいる」
  「ネタニヤフ首相と、世界の好戦主義者が結成するBチームは、罪なき人々の流血などお構いなしに戦争だけを追求している」


 9月9日
  現「偽」イスラエルのネタニヤフ“暫定”首相 (エルサレムでの演説)
   「イランがひそかに核兵器開発のために実験をしていた新たな施設がある(と主張し、施設がイラン中部のアバデにあったと指摘)」
   「イランを止める唯一の方法は、さらなる圧力をかけることだ」
   「(6月下旬撮影したとする衛星画像を示すと共にその1カ月後に撮影された建物が写っていない画像も公開して、)イスラエルに気づかれたためにイランが施設を破壊し、証拠隠滅を図った」
   「目を覚まし、イランが一貫して嘘をついていると気づくべきだ」

 同日
  アメリカのトランプ大統領が、ボルトン国家安全保障問題大統領補佐官に対し「クビ」を通告した。

 9月14日
  サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ社が、イエメン・アンサール・アッラー(神の支持者、フーシ派)のドローン10機による報復攻撃を受けた。

 同日
 


  トランプ大統領とネタニヤフ首相の間で、相互防衛協定について電話での話し合いが行われ、同月末のニューヨークでの国連総会時に於いてその続きの話し合いを「楽しみにしている」とした。

   アメリカのトランプ大統領 (上のツイッター) 
    「(国連総会で同条約について協議を続けるのを)楽しみにしている」
    「(条約は)両国の素晴らしい同盟関係をさらに強固に結びつけるだろう」

   現「偽」イスラエルのネタニヤフ“暫定”首相 (ツイッター)
    「国連総会での会談で歴史的な防衛条約を推進することを楽しみにしている」
    
  「イスラエルのメディアによると、同国軍幹部の間では、相互防衛条約は軍の行動を縛りかねないと懸念する声もある。」
    (2019/09/15付・時事通信『「相互防衛条約」を協議=イスラエル首相と電話会談-トランプ氏』より)

 9月17日
  現「偽」イスラエルに於いてのやり直し総選挙で、暫定首相のネタニヤフ率いるリクードが最大野党の「青と白」に敗北した(9月20日確定)。
  その中で国連総会もその総選挙と同一日に開会したが、ネタニヤフは出席出来ず、同月下旬の一般討論演説によって「イラン核施設」の“でっち上げ”を宣伝する事が出来なかった。

 現「偽」イスラエルの「暫定」首相ネタニヤフは、「無念」にも、国連総会の場に於いてイラン秘密核施設の「でっち上げ」を宣伝してアピールする事が出来なかった。
 そして、トランプはネタニヤフが欠席しない事を引き止めなかったとも聞く。トランプはネタニヤフに出席する様に呼び掛けず、米イスラエル間の相互防衛協定についての電話会談の続きは、ひとまずは無くなった。

 現「偽」イスラエルでは現在、やり直し選挙の後の組閣に難航している。恐らく、2回目のやり直し選挙、つまり3回目の総選挙となる事であろう。
 現「偽」イスラエルは内部分裂しており、最早「粉々」である。外からどうのこうのでは無く、内部から崩壊しているのである。勿論、周囲、或いは世界から取り囲まれて追い詰められている事も影響している事であろう。

 一人の人間が緊張状態の中にずっと置かれた場合、ストレスは溜まるし気疲れも増し、やがて張り詰めた緊張の糸が切れ、倒れてしまう事に違いないであろう。また、タガが外れ、「パニック症」に陥り、「キチガイ」となって爆発する事も考えられる。それは、ずっと檻の中で監視され続ける様なものである。

 占領国家である偽イスラエルに対しての世界中からの監視が成されて来た。パレスチナ人への虐待は、ヨーロッパをはじめ世界中で「反ユダヤ主義」を引き起こしている。しかし、偽イスラエルはその事を都合良しとして、自国に移住させる事を目論む。現占領国の設立時、アラブの仕業と見せかけた「False Flag」のテロを行う事で「アラブ恐怖症」を煽り、ユダヤ人達を現占領国に招き寄せた事と同様に、反ユダヤ主義を偽イスラエルが煽っている事でもあろう。実際、ウクライナではユダヤ・マフィアが、ネオナチを支援しているという事も在る。

 先日、70歳となったネタニヤフは外から、そして内から、監視、バッシングを受け続け、いい加減、疲れているのではないだろうか?。否々、未だまだ、その貪欲が減退する事は無さそうであろうか?。ネタニヤフのライバルとされるガンツ「青と白」共同代表も、2014年のガザ侵攻時のパレスチナ民間人虐殺に於いて、偽イスラエル占領軍参謀総長として指揮した。そしてもう一人のライバル、極右政党「イスラエル我が家」のリーベルマンは、広島と長崎への原爆投下と同様にパレスチナ国ガザ地区に対しての原爆使用を公言した「悪魔」である。

 要するに、その中で誰が偽イスラエルの首相になったとしても、パレスチナの現状が置き去りにされる恐れが有るという事である。しかし、入植地からの撤退が無い限り、偽イスラエルとパレスチナとの和平は有り得ない。その事を、偽イスラエル国内の一般市民の多くが理解し始めている。そういう事も有って、偽イスラエルは「粉々に」分裂し、崩壊に向かっている。

 「終末期」を迎えている、現在の偽物のイスラエル……。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/11/12付:『トランプは「悪魔カルト」ボルトンを解任!・・・Bチーム崩壊へ/Trump dismissed "devil cult" Bolton, and "B team" towards to collapse』
  ・2019/11/12付:「ボルトン解任:極右の偽イスラエルは直接イラン攻撃を謀る/Bolton was dismissed, Far-right Fake Israel plots direct attacks to Iran」
  ・2019/11/12付:「ネタニヤフの疑心暗鬼:捨てられる事を疑いトランプをスパイ/Despair, Terror, Netanyahu spys Trump to doubt that may is dumped」

  ・2016/10/16付:「終末期、偽ユダヤ人達への天罰・・・そもそも根本的にイスラエル支配階級のカザール人はシオニズムとは無関係、パレスチナ人の中にこそ契約の民・本当のユダヤ人が」 
  ・2018/01/18付:「“Babylon the great” 潰される為に用意されたシオニストからの皮肉・・・バビロニア・タルムードで犯罪を重ねる『大淫婦 Present Israel』は報復の来る原因を作り続ける」
  ・2019/04/28付:「果たして嘘つきネタニヤフの主張を信じる者がいるのだろうか?/Are there really people who believe insistence of Liar PM Netanyahu ?」
  ・2019/09/05付:『現「偽」イスラエルの崩壊は進むー「暫定」ネタニヤフ組閣出来ず再選挙/Re-election, Interim Netanyahu:Fake Israeli collapse is developing』
  ・2019/09/06付:「偽イスラエルのディモナ核施設と米ケネディ暗殺、400超核、オウム真理教/Fake Israel Dimona Nuclear WF & Kennedy, Over 400 Nuke, WMD, AUM」
  ・2019/09/07付:「なぜ偽イスラエルの400発超核と核工場が認められイランの核抑止力が認められないのか?、日本の核/Why is Fake Israeli nuke admitted, and is Iran no ?」
  ・2019/09/14付:『Babylon smoke:見よ、極悪偽イスラエルと黙示録「全ての人々がイスラエルの消滅を目にする日は遠くない」/Behold, atrocity Fake Israel & Revelation』
  ・2019/09/16付:「偽イスラエルのネタニヤフは刑務所へ:贈収賄・詐欺・特別背任の容疑で起訴/Netanyahu to be indicted for fraud, bribery and breach of trust」
  ・2019/09/16付:「ネタニヤフの公約通り入植地併合で偽イスラエル-パレスチナ間の平和は無い・・・増々崩壊へ/There is no peace of Fake Israel-Palestine by annexation」
  ・2019/09/16付:『「終末」への包囲網:ヒズボラのナスロッラー議長「イランとの戦争は中東全体を発火させイスラエルの終焉を意味する」/Encircling net to "the end of Fake Israel"』
  ・2019/09/17付:『「終末期」を迎える現在の偽イスラエル・・・内部分裂で粉々に崩壊/Internal division, Present Fake Israel where reach "the end period"』
  ・2019/09/17付:「窮地に陥るネタニヤフによる不正選挙?/Illegal election by Netanyahu who falls into difficult situation ?」
  ・2019/09/17付:「犯罪者・傲慢・テンパーのネタニヤフ夫人、ウクライナで差し出されたパン投げ捨てる/Netanyahu’s wife is Criminal, Insolence, & Temper」
  ・2019/09/17付:「諸外国から信用されていない嘘つきネタニヤフ/Liar Netanyahu which isn't trusted from foreign countries」
  
 引用文献
  ・2019/09/10付・日本経済新聞:『イランに「核実験新施設」 イスラエル首相が主張 イラン外相は否定』
  ・2019/09/10付・ParsToday日本:「イラン外相が、イスラエル首相の新たなパフォーマンスに反応」
  ・2019/09/15付・時事通信:『「相互防衛条約」を協議=イスラエル首相と電話会談-トランプ氏』


ネタニヤフの疑心暗鬼:捨てられる事を疑いトランプをスパイ/Despair, Terror, Netanyahu spys Trump to doubt that may is dumped

2019-11-12 20:24:48 | フェイク・イスラエル
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 

 

 

 

                          Expansion by click  ↑クリックして拡大
 1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議
  そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。


  
YouTube: Debate: Israel spying on U.S.
 2019/09/12
 
YouTube: Israel has been spying on Donald Trump for the past two years: FBI Investigation
 2019/09/13
 
YouTube: Hypocritical media yawns at Israeli spying (Full show)
2019/09/12

YouTube: Israel has long history of conducting espionage against US: Analyst
2019/09/14

YouTube: The Debate - Israel's Influence in the US
 2019/09/23

 

Brother Nathanael: The Undrainable Swamp
 2019/09/19




 
YouTube: Zarif to Trump: With Israel spying on you, US needs no foes
2019/09/13

 ネタニヤフの疑心暗鬼
  アメリカに捨てられる事を疑いトランプをスパイ
 Despair-Doubt-Terror,
  Netanyahu spys Trump to doubt that may is dumped.


 9月12日
  同日付のアメリカのニュース・メディア「POLITICO(ポリティコ)」
   「Israel accused of planting mysterious spy devices near the White House」

 2019/09/13付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本「イスラエルがトランプ米大統領を盗聴か」より
  『アメリカのニュースメディア、ポリティコ紙が、イスラエルは2年間にわたり、ホワイトハウスとアメリカ政府の重要な機構の周囲に配置した情報機器を用いて、ドナルド・トランプ大統領とその陣営を盗聴していたと主張した。
  3人の元関係者に基づくポリティコ紙のニュースで、ワシントンで確認されたStingPayとしても知られる機器が、周囲の携帯電話の持ち主を確認し、その電話による通話記録を収集していたということが述べられた。
  ニュースで、この機器がトランプ大統領と高官の電話を盗聴するために用いられたという主張がなされた。
  トランプ政権がこの件でイスラエルへの反発を示さなかったことに注意が促されたこのニュースで、トランプ大統領がホワイトハウスの警備プロトコルに従わず、安全対策が施されていない携帯電話で友人や親友と会話していたとの主張がなされた。
  ニュースで、2018年に内務省が実施したいくつかの試験で、これらの機器の一部が発見されたと述べられた。
  ポリティコ紙に発言した元情報機関上級関係者は、連邦捜査局(FBI)が発見されたこれらの機器について調査を実施し、イスラエルのスパイの痕跡を発見したと伝えた。
  この関係者は、「このことにイスラエルが関与していることは極めて明白だ」と述べた。』
 (2019/09/13付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本「イスラエルがトランプ米大統領を盗聴か」より)

 
YouTube: مجلة بوليتيكو تفجر قنبلة من العيار الثقيل ... العثور على أجهزة تجسس إسرائيلية قرب البيت الأبيض
 ポリティコ誌は、大口径の爆弾を爆発させる...ホワイトハウスの近くで見つかったイスラエルのスパイ機器
 2019/09/12

 以下、2019/09/13付・AFP BB NEWS日本「イスラエルが米ホワイトハウス近くでスパイ活動か、両国首脳は否定」より
  『【9月13日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は12日、同国が米ホワイトハウス(White House)の近くで携帯電話を盗聴していたとする報道を否定した。また、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、ネタニヤフ氏を信じていると述べた。
  ネタニヤフ氏は、「米国内に諜報(ちょうほう)組織はいらない、スパイ活動は不要と命令している」「一切の例外なく厳守されている。(報道は)まったくのでっちあげだ」と語った。
  米政治専門メディア「ポリティコ(Politico)」の報道によると、2017年に首都ワシントンの中心街で「スティングレイ・スキャナー」と呼ばれる装置が複数見つかった事件について、米当局はイスラエルが背後にいる可能性が最も高いと考えている。この装置は携帯電話の基地局を模したもので、近隣の電話やメールを傍受できる。
  複数の元国家安全保障当局者はポリティコに対し、連邦捜査局(FBI)をはじめとする機関が装置の法科学鑑定を行ったところ、イスラエルの工作員との関連が明らかになったと語った。
  ポリティコは元当局者の一人の話として、「こうした装置はおそらくドナルド・トランプ大統領とその側近、親友をスパイするためのものだが、イスラエルの試みが成功したかどうかは不明」と報じた。
  米史上最も親イスラエルな大統領を自称するトランプ氏は、「イスラエルがわれわれをスパイしていたとは思わない。とても信じがたいことだ」と語った。』
 (以上、2019/09/13付・AFP BB NEWS日本「イスラエルが米ホワイトハウス近くでスパイ活動か、両国首脳は否定」より)

 
YouTube: ماذا كشفت مجلة بوليتيكو الأميركية عن تجسس "إسرائيل" على البيت الأبيض؟
 ホワイトハウスで「イスラエル」をスパイしているアメリカの雑誌Politicoを明らかにしたものは何ですか?
 2019/09/13

 9月14日
  トランプとネタニヤフは、米イスラエル間の相互防衛協定についての電話会談。




 


 「アメリカがイスラエルを見捨てる日」
  (本ブログ2019年9月11日付記事『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』に掲載の本表紙画像より)

 本ブログで「偶々」、その記事を投稿した翌日、米国の政治専門誌「Politico(ポリティコ)」が、トランプ政権が誕生して以来現在までの約2年間、現「偽」イスラエルのネタニヤフ政権が米ホワイトハウスをスパイし続けて来たというスクープ記事を出した。
 米FBI等が偽イスラエルの関与を特定したとある。そのFBIは、あの18年前の米同時多発テロ「911」直後、偽イスラエルの諜報員達を逮捕していたが、米政権からの圧力で偽イスラエルに強制送還されてしまった。
 またFBIは、「ケネディ大統領暗殺に関する機密文書」の内容も把握している。2017年10月、法律で定められたその事件についての文書の全面公開の最終期限が来たが、CIAやFBIが「情報源や外国政府に関する機密が含まれている」として一部文書の記述について公開に反対して機密指定解除は見送られ、その後、180日(6ヶ月)の検討期間を経た後も全面公開を引き続き見送り、2021年10月までに改めて公開の是非を検討する事となっている。

 ポリティカル・コレクトネスや検閲、レッテル貼り、ユダヤ団体からの圧力で「タブー」となっているとしても、表面に出さずとも、内心では多くの米国民、また世界中の人達が事実を知り把握している。旧ソビエト連邦の崩壊や東西ドイツ統一等の様に、何かのきっかけによって一気に物事が動く可能性が有る。旧ナチス・ドイツによる「ユダヤ人ホロコースト」が実は「無かった」という事や、旧日本軍による「南京大虐殺」が実は「無かった」という事も、そしてケネディ暗殺が偽イスラエルによって行われたという事も、何かのきっかけによって大きく暴露されて「公然の事実」として明らかになるのではないだろうか。

 抑圧下に在る者達が、そのまま従い続ける訳が無い。必ずその中から、抵抗や反発、抗議が生まれて来る。よって、抑え付ければ押さえ付ける程、「逆効果」としてその反発のバネは強くなる。「北風と太陽」の通り懐柔政策を採った方が、戦後の日本人の様に「平和ボケ」して米国に依存・隷属し続ける様に手懐ける事が出来るのではなかろうか。

 「ホロコースト」は、現「偽」イスラエル建国の根拠となっている。この「でっち上げ」の小説ホロコーストを基にして世界中からの同情を集め、パレスチナ占領の原動力とし、その占領の正当化にも繋げた。
 この「ホロコースト」が実は「嘘」である事、「アンネの日記」が実は作り話である事が「公然の事実」として明らかになった時、現「偽」イスラエルは土台から崩れていく事になる。

 ユダヤ人であるとされるロスチャイルドへ送った、イギリスの当時の外務大臣アーサー・バルフォアの書簡「バルフォア宣言」をきっかけに、現「偽」イスラエル占領国家の設立に向かった。しかし、そのロスチャイルドが実は、「カナン人」であるという。
 カザール・マフィアが「偽ユダヤ」である事と同様に、ロスチャイルドも「偽ユダヤ」であり、それも「カナン人」であるとすれば、聖書に長けている方であれば連想する事が出来るであろう。そう、旧約聖書の「ヨシュア記」に書かれた、ユダヤ人による「カナン人虐殺」である。

 要するに、カナン人のロスチャイルドは、現「偽」イスラエルを「罠」にはめたと捉える事が出来る。ロスチャイルドはイルミナティであり、スイスに本拠を置く。スイスは第二次大戦中、ナチスに追われたアシュケナジー・ユダヤ人の難民を受け入れなかった。そして、ネタニヤフをはじめ、ナチス・ドイツによって迫害を受けた(但し虐殺は無かった!)アシュケナジムの白人ユダヤ人達は、スイスに対し「疑心暗鬼」となっている。そして、ナチスの迫害を受けたのはアシュケナジムのみで、スファラディムの方は、実は、迫害を受けていないのである。

 そして、今回明るみにされた様に、ネタニヤフはトランプ政権に対しても「疑心暗鬼」に陥っている事が解る。トランプは極端にも偽イスラエルの肩を持って、偽イスラエルが1967年の第三次中東戦争以来占領を続けるエルサレムを偽イスラエルの首都と公式に承認したり、同様にその6日間戦争で占領を続けるシリアのゴラン高原も偽イスラエルの領土であると承認したが、これも「罠にはめた」と捉える事が出来ないだろうか?

 これは飽くまでも、このブログの記者である僕自身の勝手な推測であり、この推測の責任は僕自身に有る事を、念の為に断って置く。この様な事は誰も口にしておらず、勿論、トランプ大統領もそんな事は述べていない。飽くまでも、僕の責任で、勝手な推測を行っているだけである。
 しかし、ネタニヤフもその事は薄々感じ、或いは察知し、はたまた疑っているのではなかろうか?。それ故に、ネタニヤフはトランプをスパイし続けているのではないだろうか?。

 ネタニヤフは、捨てられる事を恐れて、トランプをスパイし、且つ、ストーカーし続けているのではないだろうか。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/06付:「偽イスラエルのディモナ核施設と米ケネディ暗殺、400超核、オウム真理教/Fake Israel Dimona Nuclear WF & Kennedy, Over 400 Nuke, WMD, AUM」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/11/12付:『トランプは「悪魔カルト」ボルトンを解任!・・・Bチーム崩壊へ/Trump dismissed "devil cult" Bolton, and "B team" towards to collapse』
  ・2019/11/12付:「ボルトン解任:極右の偽イスラエルは直接イラン攻撃を謀る/Bolton was dismissed, Far-right Fake Israel plots direct attacks to Iran」

  ・2016/10/16付:「終末期、偽ユダヤ人達への天罰・・・そもそも根本的にイスラエル支配階級のカザール人はシオニズムとは無関係、パレスチナ人の中にこそ契約の民・本当のユダヤ人が」 
  ・2018/01/18付:「“Babylon the great” 潰される為に用意されたシオニストからの皮肉・・・バビロニア・タルムードで犯罪を重ねる『大淫婦 Present Israel』は報復の来る原因を作り続ける」
  ・2018/03/02付:『シリア―レバノン・ヒズボラ―イラン―ハマス vs イスラエルーサウジアラビア、イスラエルの絶望と疑心暗鬼:Despair & Doubt & Terror given to Israel』
  ・2018/03/10付:『イスラエル:ネタニヤフ首相・事情聴取、▲疑心暗鬼「スイスチーズのような穴がいっぱい」"Full of holes, like Swiss cheese", Israeli doubt & terror』
  ・2018/03/11付:『Resistance Movement:イスラムとスイスはイスラエルを包囲“Israeli Jews”& Swiss “Illuminati Jews”ヒズボラとハマスはイスラエルに対する「抵抗運動」』
  ・2018/03/21付:『「イスラエル・ユダヤ」はスイス「イルミナティ・ユダヤ」にも疑心暗鬼:DespairーDoubtーTerror given from Illuminati Jews to Present Israel』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
  ・2019/09/14付:「レバノンから偽イスラエルへ報復:極右ネタニヤフ追い詰められ崩壊へ/Retaliation from Lebanon to Fake Israel. FR Netanyahu into collapse」
  ・2019/09/14付:『Babylon smoke:見よ、極悪偽イスラエルと黙示録「全ての人々がイスラエルの消滅を目にする日は遠くない」/Behold, atrocity Fake Israel & Revelation』
  ・2019/09/16付:『「終末」への包囲網:ヒズボラのナスロッラー議長「イランとの戦争は中東全体を発火させイスラエルの終焉を意味する」/Encircling net to "the end of Fake Israel"』
  ・2019/09/17付:『「終末期」を迎える現在の偽イスラエル・・・内部分裂で粉々に崩壊/Internal division, Present Fake Israel where reach "the end period"』
 
  ・本ブログ カテゴリー:「フェイク・イスラエル」 ・・・本ページ右サイド
  ・本ブログ ブックマーク:「KEY48, Right of Return, Palestinian Nakba/2018.5.14パレスチナ・ナクバ70th」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・2019/09/13付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「イスラエルがトランプ米大統領を盗聴か」
  ・2019/09/13付・AFP BB NEWS日本:「イスラエルが米ホワイトハウス近くでスパイ活動か、両国首脳は否定」

 関連文献
  ・2019/09/12付・POLITICO:「Israel accused of planting mysterious spy devices near the White House」
  ・2019/09/12付・RT QUESTION MORE:「‘Complete fabrication!’ Has Israel been caught spying on the White House AGAIN?」
  ・2019/09/14付・RT QUESTION MORE:「US, Israel talk about mutual defense treaty – Trump」


ボルトン解任:極右の偽イスラエルは直接イラン攻撃を謀る/Bolton was dismissed, Far-right Fake Israel plots direct attacks to Iran

2019-11-12 19:04:01 | フェイク・イスラエル
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 Red Alert !!

 ボルトン解任
  極右の偽イスラエルは米ネオコン・シオニストに代替を頼まず直接イラン攻撃を謀る
 Bolton was dismissed.
  Far-right present Fake Israel plots direct attacks against Iran.


  

 

 

 

                          Expansion by click  ↑クリックして拡大
 1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議
  そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。


 
YouTube: ‘Bolton a 9/11 criminal, his firing prevented new wars’
 2019/09/12
 
YouTube: Was Bolton secretly working for Netanyahu?
 2019/09/10
 
YouTube: Donald Trump se sépare de John Bolton, après un an et demi de désaccords
 ドナルド・トランプは、1年半の意見の不一致の後、ジョン・ボルトンと別れる
 2019/09/11
 
YouTube: Trump to John Bolton: ‘You’re fired!’
 2019/09/10
 
YouTube: Limogeage de John Bolton : «Trump a fait un choix stratégique»
 ジョン・ボルトンの除去:「トランプは戦略的な選択をした」
 2019/09/10

 9月12日
  現「偽」イスラエルのネタニヤフ首相(ソチへ出発する前にテルアビブにある空港にて)
   「トランプ大統領がイラン政権に核兵器保有の模索や地域における攻撃性に対する姿勢を改めるよう求める政策を継続すると確信している」

  ネタニヤフ首相(訪問先のロシア南部ソチでプーチン大統領と会談時)
   「安全保障の確保のため、イスラエルはイランに対する『行動の自由』を認められるべきだ」
   「過去1カ月にイランがシリアからイスラエルに攻撃を仕掛け、イスラエル攻撃のための精密誘導ミサイルをシリアに配置する動きが顕著に増えたため、足元で特に安保協力が重要となっている」

 アメリカのトランプ大統領が、9月9日の夜、ボルトン国家安全保障問題大統領補佐官に対し「クビ」を通告し、翌日正式に解任となった。
 米国内の超党派、また米国内外の左派・右派を問わず、その衝撃の出来事は「戦争反対」を願う人々から称賛の声が上がった。
 イルミナティ・フリーメーソンの駒である「悪魔カルト」のボルトンはスカル・アンド・ボーンズの父子ブッシュ政権で働き、その間には「911」の自作自演が有った。ネオコン、ネオリベラリスト、シオニスト、ユダヤ・パペットであり、反イラン強硬派である。
 またイラン以外、北朝鮮やベネズエラに対しても、今から8年前のオバマ政権時にヒラリー・クリントン国務長官(当時)が主導した「リビア方式」を採用しようと提案して来た事を、トランプは懸念し危惧していた。
 
 しかしなぜ、そもそもトランプはその様に危険なボルトンを政権内に招致したのかという疑問が有るが、米国の「ユダヤ・レジーム」の根の深さと広さ、そしてトランプがその旧来からの体制をアメリカ国自身の為になる様に改革を行いながら、自らの主義とは異なる「グローバリズム」派と折り合い、協調を図りながら、ステップを踏み出そうとしていると見れる。

 その米国のユダヤに支配されている状態、そして米国内には強烈なユダヤ団体の数々、ユダヤ・ロビー、シオニストと、「タブー」として公に口にする事が憚れているものの、多くの米国民はその実態に気付き理解している。あの同時多発テロ「911」が米国の「自作自演」、そして現「偽」イスラエルの犯行という事実も、多くの米国民は知っている。

 米国では、議員になる為の選挙に於いて、ユダヤ団体に忖度、迎合しなければ、当選する事が出来ない。また議員に就任してからも、ユダヤ団体からの圧力、レッテル貼りを恐れた政策を執る。

 偽イスラエルの為の政策をトランプに提案し続けて来たボルトンは、「共同包括行動計画(JCPOA)」(いわゆるイラン核合意)からの米国の脱退も実現させた。その反イラン強硬派が一人政権から去った事で、一気に状況が変わるのであろうか?。
 ボルトンが去った同日、トランプ政権はイランへの圧力を更に追加している。この事にも見られる通り、トランプ政権の矛盾、また二重基準が解る。それは前述通りの旧来からの体制と周囲の状況が在る故に、本音と建前の使い分けから、その様になっていると見れる。

 その様に、ボルトン一人が政権から去っても、そう一遍には変わらない。その米国の体制が簡単には変わらない事の一方で、現「偽」イスラエルは影響が有るだろうか?

 偽イスラエルの現「暫定」首相のネタニヤフは、オバマ米政権時からスキ有ればイランを直接攻撃する事を目論んで来た。極右のネタニヤフは、自国が直接、イランへの先制攻撃を行いたいと思い続けている。
 バラク・フセイン・オバマは黒人であると共に、心はムスリムであった。オバマは内心ではパレスチナに同情し、最初の任期の4年間に於いては偽イスラエルを訪問する事は無かった。ネタニヤフは勿論、その事を察知していた。
 しかし、極端にも偽イスラエルの肩を持つ政策を執り続けて来たトランプに対しても、ネタニヤフは内心では疑っている。つい先日、ボルトンがクビになった直後には、米国の政治誌によってトランプ政権誕生後の2年間、偽イスラエルが米ホワイトハウスをスパイし続けて来たというスクープ記事が出されて暴露されたところである。

 そのネタニヤフの疑心暗鬼は、イランに秘密核施設が在る等との「でっち上げ」を口実として、先制攻撃を駆り立てる。8月下旬に症状が酷くなったネタニヤフの「パニック症」は、イラク、レバノン、シリア、パレスチナ・ガザへの当たり散らすかの様な侵略攻撃にも見れる。
 果たして、ボルトンが米政権に無き後、偽イスラエルはおとなしくしているのであろうか?。偽イスラエルが米国にイランに対しての代理を務めてもらっている事は、米国の慎重さによって抑止、歯止めとなって来たのかもしれない。
 現「偽」イスラエル占領軍の幹部の間では、9月14日に話し合いが持たれたトランプとネタニヤフとの電話会談に於ける「相互防衛条約」が、軍の行動を縛りかねないと懸念する声が有る。その会談は、ボルトンをクビにした直後である。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/05付:『「悪魔カルト」のボルトン撃たれる?/“Stanic Cult & Jew’s Puppet Bolton”』
  ・2019/09/05付:『「悪魔カルト」ボルトン主導「Bチーム」の“貪欲”にも関わらず、米イラン両首脳は「戦争は起こらない」/"War doesn't happen" against Satanic Cult "B team"』
  ・2019/09/06付:「2020米大統領選挙:イランへの先制攻撃はトランプの再選を不可能にする/A preemptive attack to Iran makes impossible Trump reelection」
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
  ・2019/09/14付:『Babylon smoke:見よ、極悪偽イスラエルと黙示録「全ての人々がイスラエルの消滅を目にする日は遠くない」/Behold, atrocity Fake Israel & Revelation』
  ・2019/09/16付:『極右・偽ユダヤマフィアで「悪魔」のリーベルマンは広島・長崎と同様にパレスチナ・ガザへの原爆使用を公言した/Far right devil Lieberman of Fake Jew Mafia』
  ・2019/09/16付:『追い詰められて「キチガイ神経症」:現「偽」イスラエルの「パニック症」は続く/Far right Netanyahu AD run down, and it is "madness neurosis"』
  ・2019/09/16付:『「終末」への包囲網:ヒズボラのナスロッラー議長「イランとの戦争は中東全体を発火させイスラエルの終焉を意味する」/Encircling net to "the end of Fake Israel"』
  ・2019/11/12付:『トランプは「悪魔カルト」ボルトンを解任!・・・Bチーム崩壊へ/Trump dismissed "devil cult" Bolton, and "B team" towards to collapse』

  ・本ブログ カテゴリー:「フェイク・イスラエル」 ・・・本ページ右サイド
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」

 引用文献
  ・2019/09/13付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『ネタニヤフ・イスラエル首相:「トランプ米大統領がイランへの圧力を継続すると確信」』
  ・2019/09/13付・REUTERS日本:「イスラエル、イランに対する行動の自由を認められるべき=首相」

 関連文献
  ・2019/09/13付・Veterans Today:「With Bolton gone, Israelis and Neocons are scared」


トランプは「悪魔カルト」ボルトンを解任!・・・Bチーム崩壊へ/Trump dismissed "devil cult" Bolton, and "B team" towards to collapse

2019-11-12 17:51:54 | ユダヤ支配下アメリカ2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
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 トランプは「悪魔カルト」のボルトンを解任!
  Bチームは崩壊へ
 Trump dismissed "devil cult" Bolton,
  and "B team" towards to collapse.



YouTube: Trump admits rift with Bolton and staffers
 2019/09/11
 
YouTube: President Trump fires his National Security Advisor John Bolton
 2019/09/11
 
YouTube: جون بولتون و"شارب الحرب" خارج البيت الأبيض
 ジョン・ボルトンとホワイトハウスの外の「戦争口ひげ」
 2019/09/11
 
YouTube: North Korea offers to resume conditional talks with U.S.
 2019/09/10
 
YouTube: North Korea praises US for Bolton’s departure, open to nuclear talks
 2019/10/01
 
YouTube: Bye Bye Bolton! - #NewWorldNextWeek
 2019/09/12
 
YouTube: ‘I don’t think it will change a whole lot’ - Ron Paul on Bolton’s resignation
 2019/09/11


Infowars- The Alex Jones Show: Trump Takes Action! Fires Bolton, Moves Against Big Tech
 2019/09/10




 アメリカのトランプ大統領(上のツイート)
  「自分は10日夜、ボルトン氏に対し、もはやホワイトハウス内にあなたの務めは必要ないと通告した。自分を初め政府内のメンバーはこれまで、彼の提案の多くに反対してきた。このため、自分は彼に辞表を出すよう求め、彼も朝、これを実践した。彼のこれまでの貢献には感謝している。来週中にも彼の後任者を任命するつもりだ」

 このトランプ大統領のツイート投稿に対し、次のフォロワーによるリツイートと、更にそのリツイートに対する別のフォロワーによるリツイート。(何だこりゃ?)




 

  “Fake Chimney”                    Expansion by click  ↑クリックして拡大

 9月9日夜(現地)、アメリカのトランプ大統領がボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官に「クビ」を通告し、翌日10日、正式に解任となった。それにより、イランのザリーフ外相が指摘して来たボルトン、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤン皇太子の「B」を取った「Bチーム」が動揺して崩壊しつつあるのではないだろうか。そしてひいては、それらの国の同盟関係にも影響が出て、偽イスラエルはともかくとしても、UAEやサウジがイランへの融和姿勢に傾いているのではないだろうか。
 
 ボルトンは、イランと国連安全保障理事国とドイツを加えた6ヶ国との「共同包括行動計画(JCPOA)」、いわゆるイラン核合意から米国が離脱すべき事をトランプに勧めた。ボルトンが補佐官に就任したのは、その丁度1ヶ月前であった。
 ボルトンはイランの他、北朝鮮やベネズエラに対しても強硬的政策、それも戦争に繋がる程の政策を促して来た。かつてのリビアに対して行った方式、当時のリビアのカダフィ最高指導者を騙した後、空爆し、リンチして殺害したそのやり方を、トランプにしきりに勧めて来たのである。
 今年の5月、丁度JCPOAから米国が離脱して丸1年が経過した頃、そのボルトンの危険性に危惧していたトランプ大統領とその周囲では、ボルトンを政権から排除する事を考えていたという。

  5月15日
   トランプ米大統領
   「国家安全保障問題担当のボルトン補佐官が自分を戦争に引き込もうとしている」

 トランプは公言している通り「反グローバリズム」であり、「米国第一主義」である。つまり、他国への介入、干渉、余計なお節介をする事を辞めようと言っているのである。この点に於いて、「世界の警察を辞めよう」と言っていたオバマ前大統領と同じである。米軍を中東地域をはじめとした世界各国の派遣先から自国に引き戻し、無駄な駐留費と戦費、無駄な犠牲者をこれ以上出したくないと望むところは同じである。

 トランプとオバマの違いは、トランプが有言実行である事に対し、オバマは優柔不断であった事が挙げられる。オバマも就任時、米国ではおおよそ考えられなかった、黒人にして初の大統領であった。米国では黒人のステータスは以前よりは上がっているかもしれないが、未だまだ偏見や差別も残っている事であろうし、何と言ってもエスタブリッシュメントが白人で占められている事である。

 ただオバマの場合、イルミナティが用意した候補であったので、米国を支配するディープ・ステート自らの候補であったので、大統領への就任はその権力にとっては想定内であった。
 しかし、トランプの場合は、全くの民間人であったし、政治経験も全く無かった訳で、そして何よりあのイルミナティが推したヒラリー・クリントンを破るという、ディープ・ステートにとっては全くの想定外であった。トランプは、共和党指名候補の争いの中でも、独り全くの異端児であった。その共和党立候補者の中には、民主党のヒラリーと同様に、イルミナティのパペットが含まれていたのである。イルミナティとの関係を持たないトランプは、それらをも破っての大統領就任までに至った事は、正に奇跡的とも言える。

 米国は、2大政党の共和党、民主党に関係なく、超党派でネオコン、ネオリベラル、シオニスト、ユダヤ・ロビー、イルミナティ・パペットがたくさん存在している。ボルトンやIS(DAESH、自称イスラム国)を作った故・マケイン等も、これらに含まれる。
 よって、ボルトン一人を政権から追い出したからと言って、そう簡単に変わるものでは無いものと思われる。米国のユダヤに支配されているその根は深く、他国への介入という泥沼もなかなか抜け出す事が難しい。

 それでも、この度ボルトンをクビにした事は、米国の内外で、世界各地で衝撃と共に称賛の声が沸き起こった。トランプはそれによって、一気に支持率もアップした事であろう。
 来年は大統領選挙。民主党の側では、来年はじめの民主党の大統領候補として指名される為の討論会が開催されている。トランプも既にその事が視野に入っており、この度ボルトンをクビにした事もその事を考慮してのものではないかとも思える。

 ボルトンを解任する前、トランプ政権はイランに対しての圧力を緩和する方向に動いていた。しかし、ボルトンがそれに反対したという。そしてボルトンをクビにした後、イランとの融和ムードが米国内外で一気に膨らんだかに見えた。
 9月下旬の国連総会に向け、その機会に両国の首脳会談が出来る様にと米側は準備をしていたという。イラン側は一貫して、圧力を撤廃しない限りは会談に応じないと述べて来た。

 しかしその雰囲気は、9月14日のサウジアラムコ攻撃事件によって一変にパーとなった。そして、フランスのマクロン大統領の努力も有ったものの、国連総会での首脳会談は行われなかった。それどころか、米国はイランに対し、更に圧力を強める事となった。
 このサウジアラムコへの攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)による無人機10機での報復攻撃である。しかし、サウジに売却して来た高額な地対空ミサイル迎撃システムは全く機能しなかったので、米国はその恥を隠す為、今後の武器売買に於いてのマイナス・イメージを払拭する為にも、例のごとく証拠も無く「イランがやった」と責任を押し付けた。
 
 トランプは、他国への介入、干渉、余計なお節介をしたくは無く、他国がどうするこうするという事を放っておきたい。ストーカーの様に、相手が嫌がっているのにも関わらずに付き纏う様な事もしたくない。そんな無駄になる事よりも、自分の事、自国の事に集中力をもって行いたいと思っている。
 対症療法は、アトピー患者にステロイド薬を塗りたくる事と同じく「逆効果」であり、余計に悪化する事となる。また、症状の出ていない健康な人に「予防医療」という名目で健康診断をし、レントゲンやCTでX線放射線を浴びさせる等と身体への介入・干渉・余計なお節介をし、却って医療が原因となる「医原病」という病気を作ると共にあら捜しをした結果、病院へ引っ張り込むという「マッチポンプ」ビジネスが、医療界では行われている。介入侵略戦争と予防医療は、同様である。

 よって対症療法というものは、無駄な努力に過ぎない。介入や干渉、余計なお節介は、正に、その対症療法であり、一時の、瞬間の改善、回復が見られたとしてもその状態が長続きする事は無く、却って前の状態よりも悪化する「逆効果」なのである。イランに対しての圧力にも、その「逆効果」が表れている。

 ロシアが現在どの様になっているかをご覧になれば解る。西側欧米から長年圧力を掛けられて来たにも関わらず、その西側欧米の望みとは「逆効果」で、イルミナティの期待とは「逆効果」として、ロシアは成長し、成熟し、発展し安定する事となっている。却って、圧力を掛けられるという試練の中で、忍耐、臥薪嘗胆、自己研磨を行い、アセンション(次元上昇)する事が出来るのである。聖書にも、試練は神様からの恵みであると言うことが書かれている。

 トランプは、現在のロシアが好きである。現在のロシアは、ユダヤ支配下の旧ソ連や、同じくユダヤ・マフィアのオリガルヒ支配下のエリツィン政権下のロシアとは異なる。プーチン政権下のロシアは、表舞台からカザールであるユダヤ・マフィアを一掃してロシア正教がリバイバルを果たしたクリスチャンの国である。

 またトランプは「反グローバリズム」である通り、「戦争反対」である。戦争は、侵略や挑発によって始められる。その挑発や侵略が無ければ、戦争は起こりにくい。尤も、戦争が起こる理由はそれだけでは無く、食料や水、エネルギーの不足等による奪い合いからも起こり得る。
 しかしこの点に於いても、トランプは今や米国がエネルギー分野に於いて他国に依存せず自国の産出のみで賄える独立状態に在ると述べており、そして勿論、他国へ輸出している食料も他国に依存する必要が無いので、戦争の欲望を抱く訳が無い。トランプとしては石油産出地域の中東をすぐにでも撤退したいと思っている。先日10月14日には、一度は「シリア全面撤収」と命令を出したものの、前述通りボルトン一人を排除しても米国の「ユダヤ・レジーム」の根が深い故に足を引っ張られ、同月26日にはシリア北部に駐留していた米軍を北東部に残すに留めた。

 戦争は、一方の側の介入・干渉・余計なお節介行為としての挑発や侵略で始められる。先に手を出した方が侵略行為に当たり、それに対して防御・防衛の為に闘うのは自衛行為となる。よって、侵略が無ければ自衛も必要無い。しかし聖書には人間が皆、悪の性質を持っている事が書かれている通り、やはり性善説では無く聖書の言う通り性悪説の考えで、備えとして自衛戦力を持つ事が必要である。

 トランプの掲げる「反グローバリズム」とは、介入、干渉、余計なお節介を行わない「戦争反対主義」である。トランプは「ユダヤ・レジーム」の米国内に於いて、そのカザール支配下の主流メディア(MSM)・マスコミ等の左翼・リベラルとも闘う。

 グローバリズムとは、世界共産化の事であり、その共産主義とは、イルミナティのマルクスが考え出したユダヤのイデオロギーである。

 5月15日
  アメリカの雑誌ナショナル・インタレスト
   「(アメリカの2つの消息筋の話として、)イランやベネズエラ、北朝鮮に対しボルトン補佐官が野望をむき出しにしていることから、同補佐官は大統領府から追放すべき人物のリストに挙がっている可能性がある」
   「ポンペオ米国務長官は、自らの立場を死守しようと躍起になっているが、ボルトン補佐官はアメリカ国務省を嫌って、波風を立てている」


  米ワシントンポスト紙
   「トランプ米大統領は、ベネズエラに対するボルトン補佐官の干渉的なアプローチに懸念を示しており、“国家安全保障問題担当のボルトン補佐官が自分を戦争に引き込もうとしている”と語った」


 5月24日
  アメリカ民主党のトゥルシー・ギャバード下院議員 (2020米大統領選でのトランプの”最大のライバル”)
   「イランとの戦争は悲惨な結果をもたらす」
   「イラン戦争の費用は?、この(中東)地域では、無数の命の損失、何兆ドルもの浪費、私たちの国家安全保障の弱体化、ISISやアルカイダのようなテロリストの強化、大規模な新しい移民危機、そして米国、ロシア、中国の直接的な対立に巻き込まれました。「勝利」は未定義のままであるため、終わりのない戦争へ。」


 
YouTube: Tulsi: The Dire Consequences of Iran War
 2019/05/24

 9月6日
  アメリカのエスパー国防長官 (訪問先のロンドンにあるイギリス国王立防衛安全保障研究所(RUSI)で講演)
   「幾つかの点でイランは、協議ができる状況に向けて少しずつ前進しており、実現にこぎ着けることを願っている」
   「(その根拠は)G7(主要7カ国)後のイランによる幾つかの発言(を踏まえた判断)」
   「少しずつ近づいているといっても、かすかな動きだ。それらは評価できるものだと思っている」

  イランのイスラム革命防衛隊のサラミ司令官
   「イランは米国と交渉することは決してない。それが敵国(米国)の主な狙いで、敵国が目的を果たす手助けなど誰もしない」

 9月9日
  以下、2019/09/12付・Bloomberg日本「トランプ氏、イラン制裁緩和を政権内で9日協議-ボルトン氏が猛反対」より
   「トランプ米大統領は月内にイランのロウハニ大統領との会談を実現させようと、イランへの制裁緩和を議論し、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の強い反対を招いた。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。
この案は9日に大統領執務室での会合で浮上し、ムニューシン米財務長官はイランとの交渉を再開する手段として支持を表明したと、関係者は述べた。トランプ氏は同日遅くにボルトン氏の解任を決め、翌10日の発表に至った。
   関係者によれば、ニューヨークで開かれる国連総会に合わせ9月23日の週に米・イラン首脳会談を実現すべく、ホワイトハウスは準備に入っている。米国による厳しい制裁が続く中で、イランが会談に応じるかどうかは不透明だ。
関係者2人によれば、ロウハニ氏とマクロン仏大統領の会談にトランプ氏が参加するというシナリオもある。実際にこのシナリオ通りになる兆しはないという。
   この報道を受けて、北海ブレント原油は2%余り下げて、1バレル=61.05ドルとなった。」
  (以上、2019/09/12付・Bloomberg日本「トランプ氏、イラン制裁緩和を政権内で9日協議-ボルトン氏が猛反対」より)

  アメリカのトランプ米大統領
   「(今月下旬に国連総会出席のために訪米するイランのロウハニ大統領と直接会談する可能性について、)会うことに何の問題もない」

  イランの首都テヘランの市民
   「危機は遠のいた」
   「せめて戦争は回避してほしい」


  テヘランの一般男性(47)
   「戦争は起きないだろう。トランプ氏は実業家の目線で何が国益になるかと考えており、戦争を避けたいのが分かる」

 9月10日
  アメリカのトランプ大統領(冒頭のツイッター)
   「ボルトン補佐官に対し辞任を要請した」
   「自分は9日月曜、ボルトン補佐官に対し、もはやアメリカ政府内において同補佐官の役割は必要ないと通告した」
   「自分のほかに、政府内の一部メンバーはボルトン氏の一部の提案に強く反対していた。このため、ジョンに辞表の提出を求め、彼も10日午前これを実行した」
   「来週中に新しい国家安全保障担当大統領補佐官を指名する」


  アメリカのジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当、ツイッター)
   「9日月曜夜に、自分は大統領に自らの辞任を提案した。大統領は翌日これについて話し合おうと言っていた」

  イランのラビーイー政府報道官(ツイッター)
   「ボルトン氏のようなイラン排斥主義者は全て、舞台から立ち去るだろう」
   「経済テロや戦争の最大の支持者が更迭されたことで、米政府はイランの現実を知る上でさほど障害に遭遇しなくなるだろう」
   「ボルトン氏はこれまでずっと、イランが今後3ヶ月も持たないだろうと公言してきた。だが、イランは今なお存続し、逆に彼自身が現場を去る事になった」


  イランのラヴァーンチー国連大使 (イルナー通信のインタビュー)
   「(ボルトン氏の更迭が米国の強硬派や好戦主義者の衰退に影響を及ぼすかとの問いに、)これに関して判断するのは時期尚早だ。米国の対外政策の決定には、さまざまな要素が絡んでいる

  アメリカ共和党のランド・ポール米上院議員
   「ジョン・ボルトンがホワイトハウスから出たことで、世界中の戦争の脅威は大幅に減少しました。」
   「この必要なアクションに対してドナルド・トランプを称賛します。大統領は外交政策と私たちの終わりのない戦争に終止符を打ちます。彼はそれらの意見を共有する人々によって奉仕されるべきです。」









YouTube: Sen. Paul: Threat of War Around World Greatly Diminished with Bolton Out of WH - 9/10/19
2019/09/10

  アメリカ民主党のトゥルシー・ギャバード下院議員 (2020米大統領選でのトランプの”最大のライバル”)
   「いい厄介払い。トランプが本当に平和の為だったら、そもそもボルトン、ポンペオ、ヘイリー、その他のネオコンを雇う事は無かっただろう」




  米国の保守派に近い政治紙ワシントン・エグザミナー電子版
   「ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の解任、そしてトランプ政権によるイランのタンカー差し押さえ工作失敗を経て、米政府の対イラン最大圧力政策は大きく崩壊し始めている」
   「ボルトン氏の更迭がトランプ大統領の外交政策で拡大しつつあるギャップを埋めることはないだろう」
   「最近の世界の動向は、国家安全保障に関するトランプ政権の政策がその結束を失ったことを示す」
   「北朝鮮やロシアに対するトランプ政権の政策の失敗も、同政権の足並みがそろっていないことの典型的な例だ」

 同日
  『米財務省は10日、テロ活動を撲滅するため、15のテロ組織幹部や団体を制裁対象に指定したと発表した。イラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」やパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの幹部を対象にした。11日に2001年の同時テロから18年を迎えるのを前にテロ対策の強化をアピールする狙いだ。

  トランプ米大統領
   「テロリストやテロ支援者に対して金融制裁を含む米国の全ての手段を積極的に講じていく」

  ポンペオ米国務長官
   「米国で同時テロが再び起きないことを確かなものにする(と制裁の意義を説明)」
   「(国連総会で米イラン会談が行われる可能性はあるかとの質問に対し、)大統領には前提条件なしで会談する用意がある」

 9月11日までに
  ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官
   「私たちは、この影響力のある役人の存在または解任が、アメリカの外交政策の修正に重大な影響を与えるとは考えていません。」

 9月11日
  トランプ大統領 (ホワイトハウスで記者団に)
   「ジョン(ボルトン氏)とはよい関係だった。しかし彼は複数の過ちを犯した。彼はリビアと同じように北朝鮮と行動すること提案した。(死亡したリビアの元最高指導者)カダフィ氏に起こったことを考慮した場合、あまりよい発言ではない。(中略)ボルトン氏は厳格一点張りの人だった」
  「彼(ボルトン氏)は(解任の)前日夜遅くに私のところへ来て、(中略)私の向かい側に座った。私は『ジョン、君がこれほど多くの人々と合意できず、私を含めた我々の中の大勢の人が君の戦術に同意しないのであれば、私は君に辞任して欲しい』と言った。そして彼はそれを行った。彼に対しては、すべてが上手くいくことを願っている」


 
YouTube: Trump zu Bolton-Rauswurf: "Es war sehr unklug von ihm, für Nordkorea Libyen-Modell vorzuschlagen"
 ボルトン追放についてトランプ:「彼が北朝鮮の為にリビアのモデルを提案する事は非常に賢明ではなかった」
 2019/09/12
 
YouTube: Donald Trump explica los motivos del cese de John Bolton
 ドナルド・トランプはジョン・ボルトンの辞任の理由を説明します
 2019/09/11

  イランのローハーニー大統領が
   「イラン国民は敵による最大限の圧力に抵抗する戦略をとっている」
   「アメリカは好戦主義者を脇に追いやり、好戦主義政策や最大限の圧力行使をやめるべきだ」
   「イランが旨(むね)とするのは平和目的で核技術を活用することだ」
   「核合意においても、イランの持論は“責務遵守に対する責務遵守”であり、相手側が責務を履行すればイランも責務を履行する」
   「(最近の責務縮小第3弾の措置を最も重要な措置とし、)これまでの2段階にわたる措置とは比較にならない。また近い将来、必要とあればイランはさらなる措置に踏み切るだろう」
   「今日、世界におけるイランのイメージは中道をまい進する平和主義国家となっている」
   「イランはかつて、他国に対し侵略や制裁を行ったり、約束事に違反したことは一切ない。約束を破ったのは(いつも)相手側だった」


  「イランは今年5月8日、米国の核合意離脱から1年が経過する中、これによる経済的利益を確保すると約束したヨーロッパ側の提案が機能していないことを確認、核合意の第26項と36項に照らして責務の一部履行を停止すると表明しました。
  イランはこれまで3段階にわたる責務縮小措置の中で、ウランの濃縮度を上限とされた3.67%以上へと引き上げ、濃縮ウランの貯蔵量の制限や研究開発分野での全ての制限の停止などに踏み切っています。」
    (2019/09/11付・ParsToday日本『イラン大統領、「アメリカは好戦主義や圧力行使をやめるべき」』より)

  イランのザリーフ外相 (ツイッター)
   「最大限の圧力という戦争への渇望は、主戦論者とともになくすべきだ」
   「(イラン強硬派の)ホワイトハウス内の取り巻きが去って世界は安堵(あんど)したのに、ポンペオ(国務長官)とムニューシン(財務長官)はイランへの経済テロを一段と強めた」









YouTube: Iran lauds Trump's sacking of John Bolton
2019/09/11

 
YouTube: Racismo en las redes: Cuando el sarcasmo se convierte en polémica
 ネットワークにおける人種差別:皮肉が物議を醸すとき
 2019/09/07

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/05付:『「悪魔カルト」のボルトン撃たれる?/“Stanic Cult & Jew’s Puppet Bolton”』
  ・2019/09/05付:『「悪魔カルト」ボルトン主導「Bチーム」の“貪欲”にも関わらず、米イラン両首脳は「戦争は起こらない」/"War doesn't happen" against Satanic Cult "B team"』
  ・2019/09/06付:「2020米大統領選挙:イランへの先制攻撃はトランプの再選を不可能にする/A preemptive attack to Iran makes impossible Trump reelection」
  ・2019/09/06付:『トランプ大統領「私達はペルシャ湾に居る必要は無い」、ザリーフ外相「トランプは100%正しい」/"We don’t need to be in Persian Gulf", "100% right"』
  ・2019/09/06付:「偽イスラエルのディモナ核施設と米ケネディ暗殺、400超核、オウム真理教/Fake Israel Dimona Nuclear WF & Kennedy, Over 400 Nuke, WMD, AUM」
  ・2019/09/07付:「なぜ偽イスラエルの400発超核と核工場が認められイランの核抑止力が認められないのか?、日本の核/Why is Fake Israeli nuke admitted, and is Iran no ?」

  ・2015/11/22付:『医療従事者はヒマな者が多い・・・仕事を作る為のマッチポンプ式ビジネス「予防医療」による「医原病」』
  ・2018/02/26付:「ロシアの規範の有る自給自足力と強さ & 医療・食品で規制緩和する変な日本 ー Russian self-sufficient and precept & Japanese deregulation」
  ・2018/04/08付:『「制裁への感謝」:ロシアGDP上昇、西側の制裁は逆効果、安定政権、準備高上昇 ― Thanks to Sanction, Opposite Effect by West』

 引用文献
  ・2019/05/15付・ParsToday日本:『米誌、「ボルトン大統領補佐官解任の可能性浮上」』
  ・2019/09/09付・REUTERS日本:『米国防長官、イランは「少しずつ前進」 協議の可能性巡り』
  ・2019/09/10付・産経新聞:『米イラン直接対話の可能性 「緊張緩和」に市民期待感』
  ・2019/09/11付・ParsToday日本:「米政府の強硬派陣営に激震、ボルトン大統領補佐官が解任」
  ・2019/09/11付・ParsToday日本:「イラン政府関係者が、米大統領補佐官の更迭に反応」
  ・2019/09/11付・ParsToday日本:「アメリカ大統領による対イラン最大圧力政策が崩壊」
  ・2019/09/11付・ParsToday日本:『イラン大統領、「アメリカは好戦主義や圧力行使をやめるべき」』
  ・2019/09/11付・日本経済新聞:「米、イランやハマスに追加制裁 テロ撲滅目指す」
  ・2019/09/11付・REUTERS日本:『米大統領、「前提条件なし」でイラン大統領と会談用意=国務長官』
  ・2019/09/11付・時事通信:『イラン「戦争渇望捨てよ」=ボルトン氏解任で米に』
  ・2019/09/12付・Bloomberg日本:「トランプ氏、イラン制裁緩和を政権内で9日協議-ボルトン氏が猛反対」
  ・2019/09/12付・SPUTNIK日本:「トランプ大統領、解任したボルトン氏の過ちについて語る」

 参考文献
  ・2019/09/11付・RT QUESTION MORE:「Bolton’s sacking won’t change US foreign policy but Russia is always ready to talk – Kremlin」
 
 関連文献
  ・2019/09/10付・RT QUESTION MORE:「John Bolton, welcome to #Resistance? Media, Democrats lament Trump firing national security hawk」
  ・2019/09/10付・RT QUESTION MORE:「‘You’re fired!’ Trump cuts loose of his dog of war (by George Galloway)」
  ・2019/09/11付・ParsToday日本:「視点;米大統領補佐官の解任、トランプ氏の好戦主義政策の敗北(動画)」
  ・2019/09/11付・The Washington Post:「Bolton’s departure will fundamentally alter Trump’s Iran policy」
  ・2019/09/12付・ParsToday日本:「視点;米大統領補佐官の解任、トランプ氏の好戦主義政策の敗北(日本語のナレーション付)」
  ・2019/09/24付・Veterans Today:「Fighting back against the Israel Lobby」


9.14サウジアラムコ攻撃(9/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”:群れドローンは迎撃ミサイルを嘲笑う/Swarm drones laugh interception missiles

2019-11-12 16:54:16 | 中東
※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 9.14サウジアラムコ攻撃(9/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・群れドローンは迎撃ミサイルを嘲笑う
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Swarm drones laugh interception missiles.
   Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms


 
YouTube: SURPRISE TECHNOLOGY US Military UAV swarm technology to overcome S-300 missile defense
 2018/09/21
 

 出典:2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
 

 出典:DARPA「Gremlins」
 
YouTube: Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare
 2019/09/16
  (ソース元: 2019/09/16付・Infowars・The Alex Jones Show「Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare」

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。
 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、様々な都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。
 
 西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価している。しかし、「小型核兵器」も売買されているというブラック・マーケットで兵器の技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
 また、今までNATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国や偽イスラエル、米国CIAが世界中に武器をバラ撒き続けて来た事も、「ブーメラン」となっている。ヨーロッパ出身のIS(DAESH、自称イスラム国)テロリスト達が再び祖国のEU(欧州連合)加盟国に戻ろうとしている事も、その事に当てはり、ヨーロッパは「自業自得」である。

 そして、アンサール・アッラーがサウジへ報復攻撃を行ったのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。

 そこで明らかになって来た事は、小型ドローンが迎撃ミサイル・システムを麻痺させる事が出来る事である
 しかも、この度は10機のドローンによって攻撃が行われたが、もっと無数のドローンを一度に使う事で、その効果が計り知れないものとなる事である。

 この度のアンサール・アッラーによるサウジアラムコに対する報復攻撃は、イエメン軍の誇る実力と急速なレベル・アップを示しアピールすると共に、サウジやUAEの侵略行為に対しての抑止効果を発揮した。
 また、未来の戦争の在り方を示すと共に、無人機対策が必要である事が促される事となった。

 8月下旬頃から特に酷くなった現「偽」イスラエルの「パニック症状」は、取り囲まれている隣国のレバノン、シリア、パレスチナ・ガザ、イラクへと「キチガイ」となって当たり散らす様にして、侵略攻撃が行われた。
 そのアブノーマルな偽イスラエルの侵略攻撃の中でもドローンが使用されたのであるが、レバノンのヒズボラやパレスチナ・ガザのハマスは偽イスラエルからのUAV(unmanned aerial vehicle:無人航空機)を撃墜しただけでは無く、自らのUAVを使って偽イスラエルに対し攻撃を加えた。

 サウジ主導アラブ連合軍によって封鎖されているイエメンの軍隊の実力が認められて来なかった事と同様に、偽イスラエルの封鎖政策によって苦しめられているパレスチナ国のガザ地区のイスラム抵抗運動ハマスの実力も、ユダヤ支配下MSMマスコミに無視されている。
ハマスも今や、「国産の」ドローンを開発している。ヨルダン川西岸地区の「石ころ」をスリングショットで放つ「インティファーダ」も含めて、ハマスはその小型無人機を使って「ダビデ」となり、米国製兵器で身を固めた偽イスラエルの「ゴリアテ」に対し抵抗し、抗議する。

 小型無人飛行機は15m程までの低空飛行が可能であり、TNT45kg程の弾頭をセットする事が出来、しかも320km/hという超高速スピードの飛行が行えるという。
 そして、地上の地形に沿った飛行をプログラムする事も可能であり、位置特定、リモート・センシング、自動飛行制御、コンピューター・ベースのターゲット指定等と、UAVは現在進行形のハイテク技術が満載である。米国のプレデターやグローバルホーク、リーパー等の大型UAVの他、小型のマルチコプター等と幅広く、レジャーやホビーにも利用されている。

 UAVだけでは無く、人工知能(AI)を搭載した自律型のロボットも開発され、それが兵器に利用されている。今までの先端科学技術は全て武器に転用されて来たし、その逆にインターネットをはじめ、軍事利用していたものが民間で利用される様にもなって来た。商業市場、それは闇市場も含めてであるが、小型ドローンを購入した後に軍事用に適合させているともいう。
 
 迎撃システムのレーダーに探知され難くい小型のUAVは、その他にもステルス素材を組み合わせる等でよりレーダー網をくぐり抜ける事が出来、検知されたとしても超高速のドローンであるが故に、“のろま”で“でくのぼう”の迎撃システムが追いつく事が出来ず、ただ呆然とする他は無い。
 そして、同時に無数のドローンを放つ「群れドローン攻撃」を防ぐ事は最早、不可能である様にも思える。

 小型ドローンは、高額な迎撃システムに比べて非常に安価で、制作時間も短く効率的である。
 その低コストのドローンをイナゴの大群の様に飛ばす技術は迎撃システムを外国に売却している当の米国でも研究開発が進み、「スウォーム・テクノロジー」と呼ばれる。
 航空機分野だけでは無く、自律型無人システムに「群れロボット」の技術を組み合わせて「自己組織化」出来る事も目指す。

 アメリカ国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は、「Gremlins(グレムリン)」と呼ばれるプログラムに取り組んでいる。
 DARPAのサイト「Gremlins」によると、Gremlinsプログラムでは、打ち上げと回収の技術、機器と航空機の統合の概念、低コストで寿命の短い機体設計、忠実度の高い分析、精密なデジタル飛行制御、相対航法およびステーションの維持等を調査や研究開発の対象とするとしている。
 またこのプログラムは、米軍で戦闘に必要とされる三つの活動としての情報・監視・偵察(intelligence, surveillance and reconnaissance:ISR)、その他のモジュール式の非動的ペイロード(有償搭載量)を堅牢で応答性が高く、手頃な価格で採用できる魅力的な概念実証飛行デモを実施する事を目的としているという。

 サウジの防空体制を担う米国製の高高度用のPAC-2、PAC-3、中低高度用のHawkに対し、ロシアの高高度用のS-300、S-400、中低高度用の「ブーク(Buk)」が在り、それぞれで階層化した防御態勢を取る事が出来る。米国製はこの度までに低空飛行のドローンに対応出来なかったが、イエメンの持つ「カセフ-1」の低空飛行の下限15mに対し、ロシアの移動式レーダー誘導の地対空ミサイル(surface-to-air missile:SAM)システムを搭載しているブークは、その高度15mは対応可能となっている。

 
YouTube: Rosoboronexport Reveals details of Russia's Buk M3 Air Defence Missile System
 2018/03/28
 
YouTube: Syrian Buk-M2 launch SAMs against Israeli missiles
 2019/01/20

 低空飛行のドローンに対しての防御に使えそうなものとして、携帯式防空ミサイル・システム(Man-portable air-defense systems,:MANPADS/MPADS)が在る。この携帯式地対空ミサイル・システムは、1人で携行可能な地対空ミサイル・システムであり、テロリストはブラック・マーケット等の様々な供給源を介して手に入れている。そのテロリストが持っているMANPADSについて、民間航空機への攻撃が懸念されている。MANPADSの放つミサイルの到達点が高度6kmが上限とされる事から、民間の航空機は高度6,100m以上を飛ぶ事となっているという。
 MANPADSは一般的に、全長が約150cm~180cm、重量が16kg~18kg、レーザー誘導型肩乗せ式SAMは通常、交戦可能距離が6kmの他、標的の探知距離が約10kmとある。

 
YouTube: FIM-92スティンガーミサイルの発射 - 米海兵隊・低高度防空訓練
 2017/10/18

 しかし、このMANPADSも「群れドローン」に対しては、ハチの大群の中の一匹一匹をシラミ潰しの如く行う様なもので、非常に効率が悪く思える。
 そこで、米軍の最先端兵器を機能不全にし、米軍との戦争に於いては勝利するとも話題にもなった、北朝鮮が持っていると公言したあの「電磁パルス」(electromagnetic pulse:EMP) 攻撃を含む「高高度核爆発」(High Altitude Nuclear Explosion,:HANE)は、「群れドローン」に対して効き目は無いのであろうか?。

 「群れドローン」はゲリラ戦と同様、相手を底なしの泥沼へと誘う。

 以下のYouTubeに在る攻撃も、「群れドローン」に対しては「お手上げ」だろうか?。

 
YouTube: Video: Russia test-launches missiles during planned military drills
 2014/05/08
 
YouTube: N. Korea confirms it test-fired new large-caliber multiple rocket launcher...
 2019/07/31
 
YouTube: Russia's Military Capability: Six Days (Short Film) - Russian Armed Forces - Вооруженные силы России
 2019/10/20

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/22付:『"Change 9":日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正とパレスチナ支持は矛盾せず、「九条狂信者」護憲派・左翼・リベラル系の矛盾、パレスチナの“抵抗運動”ハマスやインティファーダと日本自衛隊は同じ』

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
  ・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(8/9)アンサール・アッラーが報復:米国製迎撃パトリオットの役立たず、ロシアはS400を売り込む/ Useless US's Patriot, Russia pushes S400」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 参考文献
  ・2012/01付・CATO UNBOUND:「HOW DRONES ARE CHANGING WARFARE」
  ・2018/04/30付・ILLINOIS NEWS BUREAU:「How are drones changing warfare, threatening security?」
  ・2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
  ・2019/03/16付・BBC NEWS:「How swarming drones will change warfare」
  ・DARPA:「Gremlins」
  ・Wikipedia:「Buk missile system」
  ・ウィキペディア:「携帯式防空ミサイルシステム」


サウジアラムコ攻撃(8/9)アンサール・アッラーが報復:米国製迎撃パトリオットの役立たず、ロシアはS400を売り込む/ Useless US's Patriot, Russia pushes S400

2019-11-12 16:06:24 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 9.14サウジアラムコ攻撃(8/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・米国製パトリオット迎撃システムの役立たず
      ~ロシアはS-400をサウジに売り込む
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Patriot made in US is useless, and Russia is pushing S-400.





 9月16日
  ロシアのウラジミールプーチン大統領 (トルコの首都アンカラで、エルドアン大統領、プーチン・ロシア大統領と3カ国首脳会談)
   「イランがS-300を購入し、エルドアン氏がロシアから最先端のS-400システムを購入することを決定したように、サウジアラビアは賢明な決断を下す必要があります」

 
YouTube: Attaque de drones : Vladimir Poutine suggère à l'Arabie saoudite d'acheter des armes russes
 UAV攻撃:ウラジミール・プーチンはサウジアラビアにロシアの武器を購入することを提案します
 2019/09/18


YouTube: اعتراف أمريكي بشل باتريوت بعد هجوم أرامكو.. إليك القصة الكاملة | Trending
 トレンド|米国はアラムコの攻撃の後、パトリオットを麻痺させることを確認します。
 2019/09/20

YouTube: Pompeo Doesn’t Have the Answers! Why Did US Patriot Missiles Fail to Defend Saudi Facilities??
 2019/09/20
 
YouTube: ¿Por qué fallaron los antiaéreos de EE.UU. en los ataques a Arabia Saudita?
アメリカの対空が失敗した理由サウジアラビアへの攻撃で?
 2019/09/21
 
YouTube: هجمات أرامكو تكشف نقاط ضعف خطيرة في أنظمة الدفاع السعودية
 アラムコの攻撃はサウジの防衛システムの深刻な弱点を明らかにします
 2019/09/22
 
YouTube: Why Patriot Missiles Are Useless
 2019/09/24



 出典:2019/09/19付・RT QUESTION MORE「Saudi air defenses like Patriot & Aegis don’t match their advertised properties, unfit for real combat – Russian Army (MAP)」

 

 9月14日土曜日未明のアブカイク石油施設周辺のサウジ防空。ドローンはPAC-2の範囲内に存在したものの、Hawkの範囲外であった。
 出典:2019/09/14付・Moon of Alabama「Attacks On Major Saudi Oil Installations Show Urgent Need For Peace With Yemen」



 アブカイク石油精製施設監視
 出典:2019/09/20・YouTube・Vesti News「Pompeo Doesn’t Have the Answers! Why Did US Patriot Missiles Fail to Defend Saudi Facilities??」

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。
 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、様々な都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。
 
 西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価している。しかし、「小型核兵器」も売買されているというブラック・マーケットで兵器の技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
 また、今までNATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国や偽イスラエルが世界中に武器をバラ撒き続けて来た事も、「ブーメラン」となっている。ヨーロッパ出身のIS(DAESH、自称イスラム国)テロリスト達が再び祖国のEU(欧州連合)加盟国に戻ろうとしている事も、その事に当てはまる。ヨーロッパは「自業自得」である。

 そして、サウジがアンサール・アッラーから報復攻撃を受けたのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
 更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。

 
YouTube: Uncle Sam’s Missiles Fail Saudi Arabia? Patriot System Not Equipped to Battle Drone Attack!
 2019/09/17

 上のYouTube「Uncle Sam’s Missiles~」によると、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派)は、1日に1台のドローンを生産するという。
 アンサール・アッラーが作るプログラム可能なUAV(無人航空機:unmanned aerial vehicle)である「カセフ-1」は、最大TNT 45kg(100 lbs(ポンド))の弾頭を持ち、その爆風半径は150m(500ft)になる。
 そして、そのドローンは非常に高速で、最大速度は320 km/h(200 mile/h)にもなるという。
 ある迎撃システムの場合、レーダーで探知した後、その情報は幾つかの衛星を経て、ミサイル誘導ステーションまで転送してターゲットを割り当てるという。よって、高速のドローンに対し、その様な複雑で面倒で遅いシステムである事から、対応が遅れるという。その遅れはほんの数秒ではなく、このシステムの起動中に数十秒が無駄になるという。
 また、「カセフ-1」の高度範囲が15m~3,000mであるのに対し、地対空パトリオット迎撃ミサイルPAC-3は50m~24,000mであり、無人機の50m(164ft)未満の低空飛行に対しては迎撃システムが機能しない。
 更に、「カセフ-1」は簡単にプログラムを作る事が可能であり、高度15m(50ft)のフライトの場合、地形を考慮するという。地形に沿って飛行し、光学照準点誘導システムを搭載する。
 地形等の情報は、地図のデータ・ソースから簡単に取得する事が出来、サウジの首都リヤドのパトリオット・システムへのアクセス制限は無いという。
 この度の攻撃に於いては、アンサール・アッラーは10機の無人機を用いたが、レーダーに検出されなかったか、或いはレーダーには探知されながらも迎撃システムが作動するまでには至らなかったのかもしれない。

 またロシア陸軍筋よると、パトリオットやイージスの様なサウジの防空は、宣伝されている特性と一致せず、実際の戦闘には適さないという。

 また別の情報によると、9月14日未明のアブカイク石油施設周辺のサウジ防空に於いては、ドローンはPAC-2の範囲内に存在したものの、Hawk(MIM-23 Hawk、レーダー誘導方式の低中高度用・中距離地対空ミサイル)の範囲外であったという。低空飛行、または無人機の小さいサイズと複合材料が、検出を回避するのに役立つ可能性が有るという。
 また、1つのパトリオットシステムがカバーするのは水平線の120°のみといい、サウジアラビアのレーダーが東と南に向いている間、攻撃ドローンは西の方向から来たともいう。サウジアラビアが持っている古いPAC-2バージョンは、低空飛行ドローンや巡航ミサイルに対しても余り役に立たないともいう。
 更に、パトリオット部隊のレーダーシステムが遮断されたという奇妙な事も指摘している。そして、サウジアラビアには、南からの攻撃から石油施設を保護する防空設備が無いとも言う。想定外の地域からの攻撃、システム障害も指摘される。

 世界第3位となる莫大な軍事費を費やして米国から購入した現在のサウジアラビアの防空体制には、88台のパトリオット・ランチャーが存在し、その内52個が最新のPAC-3バージョンである。それに加えて、100台のSM-2誘導ミサイルで武装した3隻のイージス駆逐艦が、サウジアラビア沖のペルシャ湾水域に存在する。
 サウジアラビアの防空体制が破られた事は、前述した通り今回が初めてでは無く、今まで何回も防ぐ事が出来ていないのである。

 米国は、自分の国が作った迎撃システムの小型無人機に対する機能不全について恥じるどころか、更にサウジへの米軍兵士の増派、及び、より多くのパトリオット・システムの追加と終末高高度防衛ミサイル(THAAD)システムをサウジに売り付けて送っている。
 サウジは、今回までに露呈し続けて来た通り、ハイテクで超高速の小型無人機に対して役に立たない高額な迎撃システムを購入せざるを得ない程に、米国、更には偽イスラエルに媚びへつらっている事が見えて来る。サウジはその様に、米国にマネーを払わされ続ける「侮辱」を受け続けている。

 それに対して、ロシアからサウジにアプローチが行われている。そんな役立たずの米国製の迎撃システムよりも、ロシアのS-300やS-400を購入すれば良いのではないかと。
 その高高度・超長距離地対空ミサイル迎撃システムの他に、ソビエト連邦とその後継国ロシアで開発されたロシアの中・低高度・中距離防空ミサイル・システムとして「ブーク(Buk)」が在る。移動式のレーダー誘導地対空ミサイル(SAM)ミサイル・システムを搭載して、適合高度は15mの低高度以上となっている。イエメンの「カセフ-1」の場合で下限15mまでの低空飛行が可能であるので、そのロシア製の「ブーク(BUK)」であれば対応する事の可能性が有る。

 サウジは、米国製のPAC-2、PAC-3、Hawkによる迎撃システムの階層化を一応行って来てはいたものの、その小型無人機に対しては実際、機能する事が出来ていない。ロシアは米軍のその誇大宣伝には見合わない実力のシステムであるとして批判、批評すると共に、自国の迎撃システムの売り込みを図る。そのシステムの階層化については、ロシアの支援によって築かれたシリアの防空体制が参考になるともいう。

 とにかく、米国は失敗しようが役立たずであろうが、これからもサウジに莫大な価格の迎撃システムをはじめとした武器を売り付けていきたいと願っている。サウジを保護するという名目の下に、これからもサウジを米国の「金蔓」として、米国の「奴隷」として、置いておきたいと思っている。
 また、米国内の旧来からのネオコンやネオリベラリスト、シオニスト、ユダヤ銀行群らは、グローバル市場に於けるオイル・マネーを握り続けてその秩序を維持したいとも願う。しかし一方のトランプ大統領をはじめとした「反グローバリズム」派は、米国がシェールガスの開発が進んだ事もあってエネルギー分野で「独立」しており、中東の石油が必要無くなったとして、サウジをはじめシリアやイラク、アフガニスタン等からの米軍撤退を望む。また、トランプ政権は現在、ユダヤFRBに対して「マイナス金利」を要求して追い詰める。

 タイムラインに表されている通り、サウジがイエメン最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)の高度な“報復”攻撃を目の当たりにして動揺している事と共に、米国内に於いてもトランプ大統領による改革で大きく揺れ動いている。

 そして、サウジに売り付けて来た迎撃システムは、日本や韓国等にも売却されている。果たして、日本の米国製迎撃システムは、支那(中国)や北朝鮮、そして偽イスラエルからの攻撃に対して役に立つのであろうか?。
 また日本には、多くのスパイが紛れ込んでいる。例えハイテクな兵器を揃えていても、前述した通り国内に於いて「小型核兵器」によるテロを起こされる可能性が有り、足元に危険が潜む。
 日本は米国に依存するばかりでは無く、自立し独立して「備え」を行う必要が有る。そのステップとして、現・日本国憲法である「フリーメーソン憲法」の改正、中でも「九条改正」や「緊急事態条項新設」をする事が重要である。
 
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  ・2019/07/22付:『"Change 9":日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正とパレスチナ支持は矛盾せず、「九条狂信者」護憲派・左翼・リベラル系の矛盾、パレスチナの“抵抗運動”ハマスやインティファーダと日本自衛隊は同じ』

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2019/06/21付:『「貪欲」米国迎合サウジアラビア主導アラブ会議でパレスチナ国欠如、「エルサレムの日」制定「清貧」のイランは常にパレスチナ抵抗と連帯/Greedy Saudi, Honest poverty Iran』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
  ・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 参考文献
  ・2019/09/14付・Moon of Alabama:「Attacks On Major Saudi Oil Installations Show Urgent Need For Peace With Yemen」
  ・2019/09/16付・RT QUESTION MORE:「US defense failure… Why Washington has to blame Iran over Saudi attacks」
  ・2019/09/16付・THE IRANIAN:「Putin Clowns On Saudi Arabia While Making A Sales Pitch For The S-400」
  ・2019/09/17付・時事通信:『イラン大統領、サウジ攻撃「自衛」と擁護-トルコ、ロシア大統領と3カ国首脳会談』
  ・2019/09/19付・RT QUESTION MORE:「Saudi air defenses like Patriot & Aegis don’t match their advertised properties, unfit for real combat – Russian Army (MAP)」
  ・2019/09/19付・Moon of Alabama:「The Crisis Over The Attack On Saudi Oil Infrastructure Is Over - We Now Wait For the Next One」
  ・2019/09/21付・Moon of Alabama:「U.S. Ships More Air Defense Systems That Do Not Work To Saudi Arabia」
  ・Wikipedia:「Buk missile system」


サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself

2019-11-12 15:10:16 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 9.14サウジアラムコ攻撃(7/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・もしもフーシ派によるのではない場合(3/3):サウジアラビア自身の「オウン攻撃」
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  If it Wasn’t Houthis, it was done by Saudi Arabia itself.


 
YouTube: Saudi Arabia says it has proof Iran is behind drone attacks
 2019/09/19
 
YouTube: Explaining the Failure of Saudi (Patriot Missile) air defences
 2019/09/24

 9月23日(?)
  レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長 (イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の著作出版事務所(khamenei.ir)の情報サイトのインタビュー)
   「今や、サウジアラビアのサウード政権は老化し、終焉を迎えつつある」
   「サウジアラビアが反パレスチナの立場をとり、米トランプ大統領に媚びへつらっていることは、サウジ政権がパレスチナの処遇をめぐる『世紀の取引』を支持し、また過去に自由と独立の擁護者を自称していたサウジ政権自身の透明性に疑問を呈することにつながった」
   「こうした敵対行為の根源は、イランがパレスチナや抵抗のブロックを支持していることにある」
   「サウジは、1979年のイスラム革命当時からこれまでイランと敵対している」
   「ISISがイラクやシリアで引き起こした犯罪は、米国や一部地域諸国の政府、特にサウジの支持により起こったものだ」
   「衝突の法則はもはや変化し、イスラエルの侵略に対し抵抗軍は断固として報復している」
   「イスラエルはかつては攻撃する立場にいたが、今や防戦する側に回っている」


 11月4日
  国際人権団体ヒューマンライツウォッチ(HRW)
   「2017年6月以来、サウジアラビアでは反体制派数十人が身柄を拘束されており、彼らの一部は拷問を受けている」
   「こうした逮捕拘束の傾向は、サウジアラビアでムハンマド皇太子が政権を掌握したこの2年間で拍車がかかっている」
   「サウジアラビアでは、2017年9月10日から現在までに、エリートや反体制派、民間活動家、詩人、経済専門家、大学関係者ら250人近くが、国内外が反対する中、逮捕されている」


  「ヒューマンライツウォッチはさらに、昨年トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で発生した、同国の反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害の実行犯に対する裁判が実施されていないことについても遺憾の意を示しました。」
    (2019/11/05付・ParsToday日本「国際人権団体HRWが、サウジアラビアでの反体制派の弾圧に懸念表明」より)

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。

 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。

 そして9月18日には、サウジ主導の有志連合軍の報道官、トゥルキ・アルマリキ大佐が検証結果として記者会見し、同時に証拠主張する画像の他、ミサイルや無人機の残骸とするものを公開し、イランの兵器が使われたとして、攻撃にイランが関与したと「出鱈目」の報告をしてアピールした。アルマリキは「攻撃が北(イラン)から南(サウジ)に向かってなされた」、「高度な攻撃能力」だと主張し、「現在、発射地点の確認中」とした。しかし、アメリカのトランプ大統領は断定を避けた。それに対し、イランは勿論、関与を全面的に否定している(当たり前である)。

 ある情報によれば、無人機は西側から飛来したとも有る。そして確定的な情報として、迎撃システムの対応可能な高度下限の50mを下回る低空飛行によって、ドローンはレーダーの探知を逃れた。

 兵器の残骸や証拠と主張するものは、どの様にでも「捏造」して作る事が出来る。本年6月の日本のタンカー攻撃に於いてもイラン革命防衛隊のボートが事前に盗まれた、或いはそれに似せたボートを偽イスラエル、或いはイランの反体制派「モジャーヘディーネ・ハルグ」(People's Mujahedin of Iran:PMOI、その他MEK、MKO等とも)が似せたボートを作ったり、潜水艇で近付き、過去にイランが展示して公開していたものを真似して作った機雷を貼り爆破させた等とも言われている。そして、この度サウジが公開したミサイルの残骸とするものは、爆破が有ったにも関わらず、焦げていなかった。

 その他、写真やビデオの映像がどの様にでも編集し捏造出来る事は、「ユダヤ人ホロコースト」が「嘘」である事や「南京大虐殺」が「嘘」である事に於いても暴露されている「周知の事実」である。

 また、今や闇市場等では様々な武器が非正規に取引されており、世界中に拡散している。今や、小型核兵器をテロリストが手にしているとも聞く程である。NATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国、そして現「偽」イスラエルが、今まで世界中に武器をバラ撒いて来た「ブーメラン」とも言える。しかしそれも、ディープ・ステートにとってみれば、世界最終戦争を起こす為の意図的バラ撒きであった様にも思える。今や、世界各地で「核戦争」が起きる可能性が有る。

 西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価しているが、その様なブラック・マーケットで技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
 そして、サウジがアンサール・アッラーから報復攻撃を受けたのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。

 しかし、サウジは、イエメン・アンサール・アッラーの報復攻撃を防ぐ事が出来なかった事に加え、自らイランの攻撃も防ぐ事が出来ない事を認めた事となる。今回の攻撃は飽くまでもアンサール・アッラーが責任を持って声明を出した通りにアンサール・アッラーが行ったのであるが、もしもサウジの主張通り、また米国の主張通りにイランがやったのであるとしても、そのイランの攻撃を米国製の迎撃システムは防ぐ事が出来なかった訳である。

 よって、いずれにしても、とにかく、今回、否、今までの過去も含めて、サウジに88台も存在している米国製迎撃システムは機能しなかったのである。

 ただ、その事を少し捻って考えた場合、迎撃の失敗が別の理由から来ているとも考えられる。
 現在まで、サウジは若干未だ34歳のムハンマド・ビン・サルマーン王子が皇太子に就任して以来、石油に依存しない経済に向けて改革を行って来たが、国内に於いては旧来からの保守派等との内部分裂が起きているともいう。昨年、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内でサウジの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏が殺害された事は、未だ記憶に新しいところである。

  
YouTube: Jamal Khashoggi’s Murder: One Year On
 2019/10/02
 
YouTube: Vu de l’extérieur : un an après, que reste-t-il de l’affaire Khashoggi ?
 外から見た場合:1年後、カショギ事件の残りは何ですか?
 2019/10/01
 
YouTube: MBS assume sa responsabilité dans le meurtre de Jamal Khashoggi
MBSはジャマル・カショギの殺人の責任を負います
 2019/10/01

 よって、政権と対立するサウジ国内の反体制派勢力が、今回の攻撃を行った可能性も有る。つまりは、サウジがイランの仕業と見せかけた「False Flag」(偽旗工作)、自作自演、そしてサウジ自身の「オウン攻撃」を行ったのかもしれない。
 或いは、米国や現「偽」イスラエルと結託して、というよりも、それらに対して媚びへつらって、それらの意向に従うままに「False Flag」を行い、そして9月18日のプロパガンダを行ったと見る事も出来る。
 ある情報によれば、パトリオット迎撃システムのレーダーが、事前に遮断されたともいう。その場合、わざと失敗した事となる。

 また現在、米国の同盟国内では誰もが互いに指を指し合っているとも言われ、米国、偽イスラエル、サウジアラビア、UAEの間でも内部分裂が起きているのではないだろうか。
 米国では、旧来からのネオコン、ネオリベラリスト、シオニスト、ユダヤ・ロビー、イルミナティ・パペット、MSMマスコミ等の「戦争煽動推進派」の“ワ―モンガー”に対して、トランプ大統領をはじめとした「反グローバリズム」で「戦争反対派」、他国への介入・干渉・余計なお節介に反対とする勢力との内部分裂が起きている。
 そして現「偽」イスラエルに於いても、“粉々に”内部分裂しており、再度のやり直し選挙、3回目の総選挙に向かっている。
 これら内部分裂している国は、イランを敵視し、イラン恐怖症で世論を煽る事で、国内の一致を図ろうとしているのであろうか?。
 しかし、8月のギャラップの世論調査によると、イランに対する軍事行動に賛成したアメリカ人はわずか18%であり、外交努力を追求することを望んでいる事が明らかとなっている。また、偽イスラエル国内に於いても、入植地からの撤退を持ってパレスチナとの和平をもたらす事を望む市民が大勢存在している。
 最近の米国では、サウジアラビアの政策を擁護する有力な声が殆ど無いとも言われる。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2019/06/21付:『「貪欲」米国迎合サウジアラビア主導アラブ会議でパレスチナ国欠如、「エルサレムの日」制定「清貧」のイランは常にパレスチナ抵抗と連帯/Greedy Saudi, Honest poverty Iran』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
  ・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 引用文献
  ・2019/09/23付・ParsToday日本:『レバノン・ヒズボッラー事務局長、「サウジ政権は終焉を迎えつつある」』
  ・2019/11/05付・ParsToday日本:「国際人権団体HRWが、サウジアラビアでの反体制派の弾圧に懸念表明」

 参考文献
  ・2019/09/19付・Newsweek日本版:「<サウジ>対イラン戦争は避けたいが、戦う用意はある」

 関連文献
  ・2019/09/19付:THE IRANIAN:「Will The Yemen War Be The End Of Saudi Arabia?」


9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US

2019-11-12 14:41:24 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・もしもフーシ派によるのではない場合(2/3):アメリカの犯行
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  If it Wasn’t Houthis, it Was US.



YouTube: ترامب يطالب السعودية بالمال مقابل حمايتها
 トランプはそれを保護するためにお金をサウジアラビアに求めます
 2019/09/17


YouTube: US help is ‘embarrassing’ for Saudis
 2019/09/23

YouTube: ''Patriot'' Air Defense System has put the U.S. in an awkward position!
 2019/09/26

 サウジアラビアの国有石油施設「サウジアラムコ」が攻撃を受けた事を巡り、アメリカのネオコン、ネオリベラリスト、シオニスト、グローバリストの議員らは、イランを非難した。但し、軍事行動を起こす事には懸念を表明している。

 9月15日
  米上院外交委員会メンバーのリンゼー・グラム議員(共和党)
   「挑発を続けるか、核濃縮を増加させるならば、米国がイランの石油精製所への攻撃をテーブルに置く時です。」

 9月17日までに
  米共和党のマコネル上院院内総務
   「無謀で市場を不安定にする攻撃の責任をイランに取らせるわれわれの取り組みに国際パートナーが加わることを望む」

  米上院外交委員会メンバーのクリス・マーフィー議員(民主党)
   「米国は長い間、中東諸国間の紛争に巻き込まれることを警戒してきたと(指摘し、米国とサウジが防衛条約を締結していないことに言及)」

  同委員会のジム・リッシュ委員長(共和党)
   「イランが米軍を攻撃した場合、報復する」

  一方で、トランプ大統領と同様に他国への介入に反対する同委員会メンバーのランド・ポール議員(共和党、CNNのインタビュー)
   「(イランを攻撃すれば、事態を)不必要にエスカレート(させることになると警告)」

 9月20日
  アメリカのエスパー国防長官
   「当省は、サウジアラビア東部のサウジアラムコ社の石油施設に対する最近の攻撃を受け、中東に増派する」

 9月21日
  アメリカのワシントンポスト紙
   「サウジ政府にとっても石油源の確保は難題であり、アメリカはもはや過去のような戦略的な義務はない」
   「トランプ大統領は、イランが実施していた核合意から離脱した一方で、イエメン爆撃により多数の民間人を殺戮したサウジアラビアを支持している」


 9月21日
  以下、2019/09/21付・ParsToday日本「視点;サウジアラビアをめぐるアメリカの当惑(日本語のナレーション付)」より
   『サウジアラビア東部にあるサウジアラムコ社の石油施設が、今月14日イエメン抵抗軍の無人機により攻撃されるという波乱以来、サウジアラビアの石油の生産・輸出量が、実に50%も減少しました。これを受けて、世界の各証券取引市場ではサウジアラビアの株価指数が軒並み低下しています。
   こうした中、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー大臣は17日火曜夜、同国の産油状況が元の状態に回復したと主張しました。
   アメリカのトランプ大統領は、最近生じた状況を悪用して、イラン恐怖症の強化を狙うとともに、サウジアラビアという都合のよいカモから、さらに多くの利益を搾取しようとしています。
   トランプ政権の政策は常に、サウジアラビア政府支援を謳っているものの、これにはアメリカの国益の枠組みにそったものという但し書きが付いています。
このことから、トランプ大統領はホワイトハウスでバーレーンの皇太子と会談した際、「アメリカはサウジアラビアの安全を守る用意はあるが、それにはサウジアラビアがもっと出費することが条件だ」と語りました。……』
  (以上、2019/09/21付・ParsToday日本:「視点;サウジアラビアをめぐるアメリカの当惑(日本語のナレーション付)」より)

 9月23日(?)
  アメリカのロン・ポール元共和党下院議員
   「サウジアラビアの米国軍隊が増えればアメリカは素晴らしいものになりますか?」

 9月26日
  ペンタゴンのジョナサン・ホフマン報道官
   「米国はサウジアラビアにパトリオット・ミサイルのバッテリー、4つの監視レーダーシステム、約200人の支援要員を配備している」

 9月27日までに
  以下、2019/09/27付・THE WALL STREET JOURNAL日本「窮地のサウジ、米国から同情得られず サウジに対するイメージの低下は同国の運命の変貌ぶりを反映」より
   「【ベイルート】サウジアラビアは主要な石油施設に対する大規模な攻撃で痛手を負い、助けを必要としている。だがそうした状況下にありながら、ワシントンをはじめ米国全体を見渡しても、サウジの友人はほとんどいない。
   サウジは石油施設への空からの攻撃について、イランの仕業だと主張。攻撃を受けて、サウジは米国の支援を期待していたかもしれない。しかし、イエメン内戦へのサウジの介入が不興を買っていることや、サウジの暗殺チームによる著名な政府批判派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害、2001年の米同時多発テロ……」
  (以上、2019/09/27付・THE WALL STREET JOURNAL日本「窮地のサウジ、米国から同情得られず サウジに対するイメージの低下は同国の運命の変貌ぶりを反映」より)

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。

 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。

 世界第3位となる莫大な軍事費を費やして米国から購入した現在のサウジアラビアの防空体制には、88台のパトリオット・ランチャーが存在し、その内52個が最新のPAC-3バージョンである。それに加えて、100台のSM-2誘導ミサイルで武装した3隻のイージス駆逐艦が、サウジアラビア沖のペルシャ湾水域に存在する。

 サウジアラビアの防空体制が破られた事は今回が初めてでは無く、今まで何回も防ぐ事が出来ていないのである。今年の5月にもアンサール・アッラーはサウジアラムコへの無人機7機による報復攻撃を行ったし、8月には首都リヤドに対しても報復攻撃に成功している。更に昨年には、今回のアブカイクやクライスよりも更に遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビやドバイに対しても、アンサール・アッラーはドローンによって報復攻撃を行っている。

 この度のサウジアラムコへの攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)による「報復攻撃」で確定しているものの、今少し、捻くれた、且つ、穿った見方で、もしもフーシ派による報復攻撃では無い場合を想定し、その中で考えられる「アメリカの犯行」という視点で見てみる。

 米国は、自分の国が作った迎撃システムが今までのタイムラインで明らかとなっている小型無人機に対する機能不全について、恥じるどころか更に、サウジへの米軍兵士の増派、及び、より多くのパトリオット・システムの追加と終末高高度防衛ミサイル(THAAD)システムをサウジに売り付けて送っている。
 サウジは、今回までに露呈し続けて来た通り、ハイテクで超高速の小型無人機に対して役に立たない高額な迎撃システムを購入せざるを得ない程に、米国、更には偽イスラエルに媚びへつらっている事が見えて来る。サウジはその様に、米国にマネーを払わされ続ける「侮辱」を受け続けている。

 とにかく、米国は失敗しようが役立たずであろうが、これからもサウジに莫大な価格の迎撃システムをはじめとした武器を売り付けていきたいと願っている。サウジを保護するという名目の下に、これからもサウジを米国の「金蔓」として、米国の「奴隷」として、固定して置いておきたいと思っている。

 また、米国内の旧来からのネオコンやネオリベラリスト、シオニスト、ユダヤ銀行群らは、グローバル市場に於けるオイル・マネーを握り続けてその秩序を維持したいとも願う。しかし一方のトランプ大統領をはじめとした「反グローバリズム」派は、米国がシェールガスの開発が進んだ事もあってエネルギー分野で「独立」しており、中東の石油が必要無くなったとして、サウジをはじめシリアやイラク、アフガニスタン等からの米軍撤退を望む。また、トランプ政権は現在、ユダヤFRB(米連邦準備制度理事会)に対して「マイナス金利」を要求して追い詰める。

 8月のギャラップの世論調査によると、イランに対する軍事行動に賛成したアメリカ人はわずか18%であり、米国民の殆どが外交努力を追求することを望んでる事が判明している。グローバリストの主流メディア(MSM)・マスコミが世間一般を「イラン恐怖症」で煽り立てようとも、その様な結果が出ているのである。2016年の米大統領選挙前も、ユダヤMSMマスコミはトランプをバッシングしディープ・ステートが推す「悪魔カルト」のヒラリー・クリントンをプッシュして宣伝し世論喚起しようとしたが、多くの米国民はMSMマスコミに騙されずトランプ大統領の誕生に貢献したのであった。

 米国は今後もドンドンドンドンと、サウジへ武器を売り付けていきたい。日本の故・田中角栄元首相が「ピーナッツ」の賄賂を受け取ったとして「ロッキード事件」で表舞台から降ろされた様に、トランプはその皮肉を込めてムハンマド・ビン・サルマーン皇太子に対し「これはピーナッツ」だと、サウジへの武器売却を述べた事が有った。

 
YouTube:‘That’s peanuts to you’: Trump brings props showing Saudi weapons purchases
 2018/03/20

YouTube: "Peanuts" – USA verkaufen Waffen an Saudi-Arabien im Wert von Milliarden US-Dollar
 「ピーナッツ」 - 米国は数十億ドル相当の武器をサウジアラビアに売る
 2018/03/23
 


出典:2019/05/31付・YouTube・Ruptly「Iran: Protesters burn Israeli flags and Trump effigy for Quds Day march」

 
YouTube: ترامب يواصل كيل الإهانات للنظام السعودي
 トランプはサウジ政権を侮辱し続けている
 2019/05/02公開

 トランプは公然として、サウジを侮辱して来た。それは、あの「911」にサウジが関与していると米国の裁判所で争われた程にもなっている事や、トランプの内心ではサウジを悪者として思っており、それ故にカモ扱いしても良いと思っているからかもしれない。

 但しここで念の為に付け加えておくべき事は、2011年9月11日の米同時多発テロ「911」事件は、飽くまでも米国の「自作自演」と現「偽」イスラエルによる犯行であった事である。トランプは恐らく、その事実を知っているものと思われる。
 よって、トランプをはじめ、米国の保守中道右派等は建前としてサウジがどうのこうのと言っているものの、内心では皆、「米国の自作自演」、「偽イスラエルの犯行」を知っているのである。

 その様に、サウジは「911」の上に於いても「侮辱」を受けている事が言える。サウジは、911には全く関与していない。飛行機が貿易センタービルに突っ込んだとされる映像は「ユダヤ・ハリウッド」によって捏造され、実際は偽イスラエル諜報員によって事前にダイナマイト、それも「小型核兵器」ではないかとされる爆弾によって爆破された。実際、米国では、その近辺において放射線を原因とする癌患者が増えているという。また、貿易センタービルの被害者の中には、偽イスラエル国籍を持つ者が全く含まれていなかったのであった。そしてペンタンゴン(米国防総省)へは、米軍のトマホーク・ミサイルが打ち込まれたのである。これが「事実」である。

 米国は、サウジのお金が欲しくて欲しくてたまらない。あの「911」がその後のアフガニスタンとイラクへの米軍の侵攻の口実を作るためであった事と共に、米国を駒として使うイルミナティ・ディープ・ステート、米国内のカザール・ユダヤ金融、軍産複合体、多国籍企業、オリガーキー、エスタブリッシュメントの貪欲、世界秩序の維持、ドル崩壊を食い止める為に行われた事にも見られる通り、その事と同様に米国がサウジを攻撃したと見る事が出来る。攻撃の後に見られた石油価格高騰に於いて、それらは恩恵に預かった事であろう。

 現在、FRBが崩壊しつつあるという。この事は、喜ばしい事である。FRBが崩壊すれば勿論、ドルも崩壊し、その世界の基軸通貨を担って来たドルが崩壊する事は「世界大恐慌」に繋がる。
 大恐慌が起こる事は、一見すると「不幸」に思う者が多いと思う。しかし例えば、今から約30年前に日本で起こった「バブル崩壊」は、果たして不幸な出来事であったのだろうか?。
 もしもあのまま「バブル経済」が続いていたならば、日本人はどの様になっていたのであろうか?。
 恐らく、日本人の殆どが「バカ」になっていたものと思われる。現在でも日本人の「平和ボケ」が問題になっているが、「バブル」に酔いしれた日本人は、勘違いし、調子に乗り、ハメを外すどころか歯止めも無く、堕落して社会は退廃していく一方で、日本人は精神的に「愚民化」が進んでいたものと思われる。あの日本の銀行群や大企業が皆そろって、「アホ」だったのである。
 よって、「バブル崩壊」は、日本人にとっては「恵み」であったのである。日本人はその後のデフレ経済の中で次第に目覚め、道徳意識も回復し、悪の性質を良心が上回る心のバランスを取り戻す事に繋がった。
 その過去から現在までの日本の例を参考にして教訓にすれば、FRBの崩壊が決して不幸な出来事では無く、リセットし、その後のリバイバルに於いての「恵み」と捉える事が出来る。
 その事は、聖書にも、「産みの苦しみの始まり」と書かれている通りである。

 また最近では、サウジとロシアの接近が有る。この度の米国製迎撃システムの機能不全を論い(あげつらい、と言っても些細な欠点・弱点では無く大きな穴であるが)、ロシア製の迎撃システムを購入する様にロシアはサウジに迫る。米国は、いつまでもサウジを自身の「金蔓」として持って起きたいので、米国はサウジアラムコを攻撃してサウジが米国の保護に増々依存する様に方向付けた事も考えられる。

 また米国は、昨年のトルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で発生した、サウジの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏の殺害を「人質」として、サウジを口封じさせたり9月18日の「でっち上げ」の検証結果の記者会見を行わせた事も考えられる。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2019/06/21付:『「貪欲」米国迎合サウジアラビア主導アラブ会議でパレスチナ国欠如、「エルサレムの日」制定「清貧」のイランは常にパレスチナ抵抗と連帯/Greedy Saudi, Honest poverty Iran』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 引用文献
  ・2019/09/14付・THE HILL:「Graham: US should consider strike on Iranian oil refineries after attack on Saudi Arabia」
  ・2019/09/17付・REUTERS日本:「サウジ攻撃で米議員らがイラン非難、軍事行動には慎重姿勢」
  ・2019/09/21付・ParsToday日本:「視点;サウジアラビアをめぐるアメリカの当惑(日本語のナレーション付)」
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:「米紙、アメリカ政府のサウジへの増派決定を批判」
  ・2019/09/23付・Infowars:「RON PAUL: WILL MORE US TROOPS IN SAUDI ARABIA MAKE AMERICA GREAT?」
  ・2019/09/26付・Infowars:「US TO DEPLOY PATRIOT MISSILES, 200 TROOPS TO SAUDI ARABIA」
  ・2019/09/27付・THE WALL STREET JOURNAL日本:「窮地のサウジ、米国から同情得られず サウジに対するイメージの低下は同国の運命の変貌ぶりを反映」

 参考文献
  ・2019/09/13付・RT QUESTION MORE:「US declassifies key name in Saudi-9/11 lawsuit, but WILL NOT release it publicly」
  ・2019/09/17付・Vox:「Trump’s weird ideas on the US-Saudi relationship, sort of explained」
  ・2019/09/21付・THE IRANIAN:「Aramco Attack A Defining Moment In US-Saudi Alliance」
  ・2019/09/21付・RT QUESTION MORE:「Trump deploys reinforcements to Persian Gulf to defend ‘American oil’ & other assets, not US allies」
  ・2019/09/21付・Moon of Alabama:「U.S. Ships More Air Defense Systems That Do Not Work To Saudi Arabia」

 関連文献
  ・2019/09/25付・RT QUESTION MORE:「Peanuts! Uber boss calls losing $5bn in 3 months a sustainable business model」


サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel

2019-11-12 13:23:39 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 9.14サウジアラムコ攻撃(5/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・もしもフーシ派によるのではない場合(1/3):偽イスラエルの犯行
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel.
 



 出典:2019/09/21付・THE IRANIAN(Alborz Hormoz)「If It Wasn’t Houthis, It Was Israel」


YouTube: Benjamin Fulford : Khazarian Mafia make final push for fake Armageddon with “Iran attack” on Saudia
 2019/09/16

 9月14日のサウジアラムコへの攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)が報復として行った。アンサール・アッラーはその直後、責任を持って声明を出した。
 これで間違いない。
 以下は、飽くまでも、もしもそうでは無い場合を仮定しての推測である。
 但し、イランが100%関与していない事は断言しておく。

 そこでまず想定出来るのが、何と言っても、“現「偽」イスラエル”の仕業である。

 丁度その事件は、今から18年前の2001年9月11日に起こされた、アメリカでの同時多発テロ「911」記念日の3日後であった。
 この「911」は、米国の「自作自演」、及び現「偽」イスラエルによる犯行である事は、世界中の多くの人達によって「周知の事実」となっている。
 その「911」にはサウジアラビアの過激派が関与した等と、米国の裁判所では争われた程にもなっている。しかし、それは全くの出鱈目であり、いわゆる飛行機が突っ込んだ事は起こされず、偽イスラエルの諜報員達が仕組んだダイナマイトによって貿易センタービルは崩壊し、ペンタゴンには米軍のトマホーク・ミサイルが打ち込まれたのであった。そして、貿易センタービルの被害者の中には、事前に知らされていた為、偽イスラエル国籍を持つ被害者が一人も含まれていなかったのである。よって、「911」にサウジアラビアは全く関与していないのである。

 サウジアラビアはその様にして「侮辱」されながらも、現「偽」イスラエルと米国に媚びへつらいながら、更に米国の兵器を購入させられ続けている。

 その「911」記念日を挟んで、現「偽」イスラエルに関するタイムラインが存在する。

 8月下旬から(それまでにも繰り返されて来た事ではあるが)
  現「偽」イスラエルの“暫定”首相、ネタニヤフは「パニック症」に陥り、イラク、シリア、レバノン、パレスチナ・ガザと、四方八方に侵略攻撃を行った。それはまるで「キチガイ」と思える(否、キチガイそのものである)攻撃であった。

 9月9日
  米国のトランプ大統領は「悪魔カルト」の危険人物ボルトンを、国家安全保障問題担当大統領補佐官の任務から外し、ホワイトハウスから追い出した。

 同日
  その事との前後関係は解らないが、ネタニヤフがイランの秘密核施設が見つかった等との「でっち上げ」を宣伝した。

 9月11日
  トランプ大統領はFRB(米連邦準備制度理事会)に対し、金利を「マイナス金利」まで下げる様に要求した。

 9月12日
  米国の政治専門誌「ポリティコ」は、トランプ政権が誕生して以来、ネタニヤフ政権によってホワイトハウスのスパイ活動が行われていたというスクープ記事出して暴露した。

 同日
  ネタニヤフはロシアのプーチン大統領と会談し、自国がイランに対して自由に行動が出来る様になる事を望むと述べた。

 9月14日
  サウジアラムコへの攻撃。

 同日のその攻撃後
  トランプはネタニヤフとの電話会談で、米国とイスラエルとの間での「相互防衛条約」を結ぶ事を提案し、同月末の国連総会に於いての再会時にその事について詰めた話し合いが出来る事を楽しみにしているとした。

 9月16日
  トランプ米大統領
   「私たちはパニックになりたくありませんが、数年前ならばはパニックになっていたでしょう。今日では、私達はたくさんの石油を手に入れました。また、たくさんのガスが在ります。大量の石油とガス、もうお解りの様に、エネルギー部門に於いて米国は独立しています」

  トランプ大統領は、2日前のサウジアラビアの石油施設に対するドローン攻撃が世界の石油価格のバランスを崩している中でも、米国は石油とガスの備蓄・埋蔵・供給について心配する必要はないだろうという意味で述べた。

 9月17日
  偽イスラエルで4月に行われた総選挙のやり直し選挙が行われ、同月20日の結果確定をもって、ネタニヤフ率いる与党「リクード」が最大野党の「青と白」に敗れた。その後ネタニヤフは第2党の党首であるにも関わらず、今までの実績からリブリン大統領から組閣の指示を受けた。

 同日
  国連総会が開幕したが、ネタニヤフは欠席する事となり、ネタニヤフにとってはイラン核施設のでっち上げを宣伝出来ない無念となった。

 10月11日
  アラビア半島の西、紅海に於いてイランのタンカーがミサイル2発によって攻撃された。融和方向に在るサウジアラビアとイランとの接近の邪魔をする為、サウジの仕業と見せかけた「False Flag」(偽旗工作)が、現「偽」イスラエルによって行われた。

 10月14日
  トランプ大統領がシリア北部から米軍を撤収させるよう指示した。(しかしその後、シリア北東部に駐留するに留める)。

 10月21日
  ネタニヤフは予想通り困難を極めた結果、組閣を断念し、代わって第1党である「青と白」のガンツ共同代表が組閣に挑戦する事となった。

 10月22日
  日本で天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が行われ、世界各国からの代表者達が参列する中で、参加を予定していたネタニヤフは参加出来ない事となった。

 以上の流れから、偽イスラエルによる犯行の可能性も臭って来るものと思われる。
 ボルトンをクビにした事で、その同じ月の下旬に行われたニューヨークでの国連総会に向けて、米国側はイランとの首脳会談の準備に入っていたとも言われる。またイラン側も、米国が昨年JCPOA核合意(共同包括行動計画)からの離脱したその1ヶ月前に就任し、その離脱のきっかけを作り勧めたボルトンを排除した事で、制裁緩和等の期待を膨らませた。これらの傾向を、偽イスラエルが嫌い、イランと米国を更に引き離す事を企んでの攻撃と考える事が出来る。
 その他にも、この期間、偽イスラエルのネタニヤフとその政権が追い詰められている事が見えて来る。追い詰められて「キチガイ」、「パニック」に陥り、そして周囲のアラブ諸国に対してだけでは無く、米国に対しても「疑心暗鬼」に陥っている事も見える。
 トランプがボルトンをクビにした事は、ネタニヤフの恐れ、疑い、そして絶望感は、一層、高められたに違いない。そしてその焦りから、今までの様に米国にイラン攻撃の代替を頼まず、偽イスラエルが直接、先制攻撃を行いたいという欲望に駆られた。
 米国のオバマ前大統領が内心では親アラブ、親パレスチナであった事をネタニヤフは勿論察知していたので、以前からその様な直接の先制攻撃を頭に描いていた。それ故、却って逆に、米国の親イスラエルのロビー団体や反イランの団体等の慎重さが、その歯止めとなっていたのかもしれない。

 しかし今や、米国がどうのこうのとか、外側の変化に関係無しに、偽イスラエル国内に於いての「内部分裂」が大きな問題となっている。これには、外からの介入・干渉は無く、ネタニヤフ政権の占領政策、腐敗、犯罪、傲慢等の問題から、自ら粉々に崩壊していっているのである。
 ネタニヤフをはじめ、その他、カザール・マフィアのリーベルマン元占領大臣等、極右政策によって入植地を拡大し続けている事が、結局は国内に於いての分裂、崩壊に繋がっているのである。
 偽イスラエル国内のタルムードには興味を示さない良心を持った市民は、パレスチナとの和平を望んでいる。一方で、狂信者達、入植者達は、正にそのタルムードに酔いしれ「キチガイ」となって、その教義を信じている。その他、メシアニック・ジュー、超正統派、ロシアからの移民、世俗派保守、アラブ系、パレスチナ人、セファルディム、アシュケナジム、血統的ユダヤ人(=男系ユダヤ人)、女系ユダヤ人、宗教的ユダヤ人、左翼リベラル、LGBTQ等々と、もはや「粉々に」分裂状態である。

 ネタニヤフ等の極右エリートは、国内の一致を図る為に「イラン恐怖症」を高めるのであろうか?。しかし、偽イスラエルはその他、シリア、レバノン・ヒズボラ、イラク、パレスチナ・ハマス、その他の中東アラブ諸国、トルコ、そして世界中に13億~16億人いると言われるイスラム教徒、はたまた三角形ピラミッド・ロスチャイルドの本拠地スイス、更にはロシア等と、世界中から取り囲まれている。そしてまた、ネタニヤフが疑っている様に、米国がいつ、偽イスラエルを捨てるかは解らず、ヨーロッパもスイスと同じくいつ、手の平を返すかは解らない。
 現在は、「終末期」である。

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  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」

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  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 関連文献
  ・2019/09/21付・THE IRANIAN(Alborz Hormoz):「If It Wasn’t Houthis, It Was Israel」


サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force

2019-11-12 12:31:36 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 


 9.14サウジアラムコ攻撃(4/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・イエメン軍の高度な防衛能力を過小評価し無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)
      「ダビデ」フーシ派が「ゴリアテ」サウジを打ち負かしてゆく
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Jew's West MSM ignore Houthis force


 (・・・「イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)」より)


 10月1日
  
YouTube: 2019-10-01 مشاهد من المرحلة الثانية من عملية نصر من الله انتهت بتحرير مناطق واسعة ضمن محور نجران
 ナスララ作戦の第2フェーズのシーンは、ナジュラン軸内の広い領域の解放で終了しました。2019/10/01
 2019/10/01
 
YouTube: 2019-10-02 عملية نصر من الله المرحلة الأولى أبرز نتائجها في تقرير من أرض المعركة
 第1フェーズのナスララ作戦は、その結果を戦場レポートで強調しました。2019/10/02
 2019/10/02

 サウジアラビアとUAE等のアラブ連合軍は、2015年3月22日以降、アメリカやイギリス、フランス等の支援を得ながらイエメンへの無差別空爆を繰り返し、且つ全面的な封鎖を行って来た。
 それによって、これまでにイエメン人1万6,000人以上が死亡、数万人が負傷、数百万人が難民となっている。更に、イエメンでは食糧が不足して、中でも特に子供達の飢餓が深刻な問題として、メディアが度々取り上げて来た。その他、医薬品等の不足にも直面している。

 イエメンで2014年9月22日に首都サナアを占拠して以降、イエメン軍を掌握して来たイスラム教の「フーシ派」こと「アンサール・アッラー(أنصار الله 、Ansar Allah)」は、「神の支持者」という意味である。
 イエメン・アンサール・アッラー軍の力は、増々向上している。西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミがその実力を無視して伝えていないが、イエメン軍の「報復」攻撃能力の範囲には、サウジやUAEは十二分に収まっている。

 サウジと連合を組む一方のUAEは、イエメン軍の軍事力の向上に脅威を感じてか、或いはその後にイエメン軍を支援するイランとの接近を考慮してか、7月上旬にイエメン南部から駐留軍の大部分を撤退させた。しかし9月下旬、1,000人以上のUAE支援の戦闘員と軍用車両を、最高政治評議会フーシ派の勢力範囲の南に在る有志連合が支援するハーディー政権派の勢力圏に送った。

 この度、9月14日にアンサール・アッラー軍がサウジアラビアの心臓部であるサウジアラムコを叩き、世界第3位の膨大な軍事費を費やしてアメリカからのディフェンス兵器を揃えたにも関わらずサウジは攻撃を防げなかった事で、サウジは非常に動揺しているものと思われる。
 しかし、サウジアラムコを叩いたのは、今回が初めてでは無い。既に今までに、この度攻撃を受けたサウジアラムコのアブカイクとクライスの2ヶ所の施設の近郊であるサウジの首都リヤドへのフーシ派による報復攻撃は行われて来たし、そこよりも更に遠方となるアラブ首長国連邦(UAE)への攻撃も行われて来た

 よって、西側欧米のMSMマスコミは、それら事実を無視している事となる。この西側欧米のMSMマスコミによる「隠蔽報道」、「情報操作」、「偏向報道」、「世論誘導」、「煽動工作」は、シリアでの反政府勢力による化学攻撃や欧米イスラエルによる犯行の証拠を無視し続けている事にも表れている。MSMマスコミは、フーシ派による攻撃とは素直に認めず、フーシ派軍にその様な能力は無い、ミサイルや無人機がそこまで届かない等として、「屁理屈」を垂れ流した。

 なぜ、西側欧米のMSMマスコミがイエメン・アンサール・アッラー軍の実力を無視しているのであろうか?。その「根本」は、西側欧米MSMマスコミが「ユダヤ」に支配されているからである。

 アンサール・アッラーを、今までイランは支援して来られた。それは、同じシーア派であるからという理由だけでは無い。イランは現「偽」イスラエルの占領下に在るパレスチナに同情し、共感し、連帯を採られて来られた事にも表されている通り、ムスリムとしての義務・責任である「五行」の内の「喜捨(ザカート)」の精神により、貧しく虐げられている人々に寄り添う意味で、アラブ連合軍の介入侵略攻撃に痛められているフーシ派を支えて来られたのである。

 そのイランは、現「偽」イスラエルを認めていない。それは、現在のイスラエルが「偽物」であるからという当たり前の理由の他に、その現「偽」イスラエルがパレスチナを占領し、土地・財産を収奪し破壊しながら更に入植地の拡大を続け、パレスチナ人達を差別し、虐待している事を見過ごす訳にはいかないからである。そして、一方の現「偽」イスラエルも、イランが認めていない事を承知して敵視している。

 その様な現「偽」イスラエルとイランとの関係が有る中で、世界中の西側欧米側に付くMSMマスコミは、ユダヤに操作されている故に偽イスラエルの肩を持ち、一方のイランを悪者扱いして報道して来た。
 その様なMSMマスコミの「根本」を理解していれば、この度のサウジアラムコ攻撃についても「イランがそんな事をやる訳が無い」と思えるはずであり、米国のポンペオの常套手段となっている、事が起きれば間髪入れず「イランがやった」等という発言を信じる訳が無いであろう。

 この度のサウジアラムコ攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー軍(フーシ派)が報復の為に行った。そして、アンサール・アッラーは責任を持って、サウジへ報復攻撃を行った事を声明を出して報告した。
 そして前述した通り、イエメン・アンサール・アッラー軍は、防衛力の向上と共に、既に今までにサウジやUAEからの繰り返される介入侵略攻撃に対して、それらの国の中心部への報復攻撃を行って来た。

 本年5月12日には、アメリカと現「偽」イスラエルによる「False Flag(偽旗工作)」の犯行である、中東ペルシャ湾のUAEのフジャイラ市沖合に於いてのサウジアラビアのタンカー攻撃が行われた。
 そしてその2日後の14日、サウジアラムコ社所有の石油パイプラインの2ヶ所に対し、フーシ派は無人機7機を用いて報復攻撃を行った。これらの2ヶ所はそれぞれ、リヤド州のダワードミー県とアフィーフ県の施設であり、首都リヤドから西へ約230kmにダワードミー、そのダワードミーから西南へ170km程の所にアフィーフが在る。その2ヶ所を通過するパイプラインは、アフィーフから更に480km程を西へ伸び、紅海に接するヤンブー(ヤンブ アル バハル)の港に石油を運んでいる。

  5月14日
   イエメンのフーシ派
    「(イエメンに軍事介入するサウジが)侵略を続ければ、さらに激しく攻撃する用意がある」

 一昨年(2017年)11月には、フーシ派軍はサウジの首都リヤドへミサイル攻撃を行ったが、サウジの対空防衛軍に迎撃された。イエメンの首都サナアからリヤドまでは、約1,070kmの距離となる。

 昨年(2018年)6月には、サウジの首都リヤドに在るサウジアラムコ社の製油所に対し、フーシ派軍は長距離用無人機「サンマード2」を使用して攻撃を行った。
 その翌月の7月には、フーシ派軍の「国産」無人機「サンマード3」が、イエメンの首都サナアから何と1,450km程も離れたUAEのアブダビ空港に、無人機攻撃を行った。
 続いて、そのまた翌月の8月には、同じくUAEのドバイ空港に対して、フーシ派軍は無人機攻撃を行った。こちらは更に遠方で、イエメンの首都サナアからは約1,575kmも離れている。

 
YouTube: Yemeni forces release footage on Abu Dhabi airport ‎strike
 2019/05/23







 フーシ派は今年7月7日、今回の報復攻撃に先立って、弾道ミサイル、巡航ミサイル、無人機と、自軍の「国産の」最新兵器を展示し、昨年のサウジとUAEに対する報復攻撃で見せた報復能力の高さ、急速なレベルアップ、そして防衛能力を、内外にアピールした。それは、フーシ派の自信と誇りの表明であり、サウジへの警告、これからの増々の報復攻撃の予告でもあった。
 その展示会では、攻撃機として航続距離1,500~1,700kmを誇る無人機「サンマード3」や、同じくUAEの重要な目標もカバーする無人機「カセフ2K」を公開した。また同時に、サウジ南東部等への攻撃で使用されて来た巡航ミサイル「クドゥス1」等も公開した。偵察機としての「サンマード1」は、航続距離が500㎞以上にとどまる。
 ドローン「サンマード3」は、その遠距離飛行と遠隔操作が可能である他に、防空システムの検出を困難にする高度な技術を備え、詰んだ爆弾をターゲットに向かって落下させて爆発させる事が出来、作戦を実行してから滑走路に着陸して基地に戻ることが出来る。
 その他、「ボルカンH-1」「ボルカンH-2」も展示会に含まれ、イエメンの北の国境から800 km以上離れたリヤド近くのキングカリッド国際空港でのストライキで使用された。ミサイルは、米国のパトリオット・ミサイル防空システムを回避することが出来た。そして更に、新しいバージョン・アップされるミサイルも開発中であるという。

  7月9日
   イエメン・アンサール・アッラー軍の報道官、ヤヒヤ・サリア准将
    「クドゥス・システムは、目標を達成し、敵のインターセプター・システムをバイパスする優れた能力を証明しました。」

 そして、その翌月の8月26日には、イエメン・フーシ派軍は国産無人機「サンマード3」によって、サウジの首都リヤドを攻撃した。更に、この度の9月14日に、無人機10機による報復攻撃が行われたのである。

 
YouTube: Yemen army unveils new ‘game-changing’ missiles, drones
 2019/07/07



PressTV: Yemeni drones attack military target in Saudi Arabia's capital Riyadh
 2019/08/26

 そのこの度の報復攻撃の場所である、サウジの首都リヤドから東へ145km程の所に在るクライス、そのクライスから190km程の所に在るアブカイクまで、イエメンの首都サナアからそれぞれ約1,200kmと1,310kmの距離であり、UAEのアブダビやドバイまでよりも近く、昨年実証したフーシ派軍の遠距離無人機攻撃能力の範囲内に十分収まるものである。

 9月14日のイエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)軍の実力に関して、西側欧米MSMマスコミは「過小評価」して「嘘」を伝えている。その「イエメン軍にそんな事が出来る訳が無い」と過小評価する理由は、ユダヤ支配下MSMマスコミが偽イスラエルに敵対するイランの仕業、或いはイエメンの背後に存在するとしてイランにその責任を押し付け、偽イスラエルの駒である米国をイランへの攻撃に向ける為である。
 しかし、トランプ政権は表面上はイランを非難するものの、そのユダヤに牛耳られているMSMマスコミの煽動には乗らない。現在、米国内に於いても、マスコミやネオコン、ネオリベラル、シオニストの介入派と、反グローバリズムの非介入派との戦いが行われている。

 旧約聖書「サムエル記」の「ダビデとゴリアテ」と同様に、イエメンのフーシ派こと「神の支持者」アンサール・アッラーの小型ドローンが、米国製の武器で鎧を固める巨人サウジを打ち負かしてゆく。それは、サウジとの同盟国である偽イスラエルのゴリアテに対するパレスチナの抵抗運動「インティファーダ」と同じであり、現イスラエルが「偽物」である事に対してパレスチナこそが「ダビデ」であることをも表現しているのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」

  ・2019/09/16付:『レバノンのヒズボラが現「偽」イスラエルの無人機を撃墜し報復/Retaliation that Lebanese Hezbollah shot down Fake Israeli drone』
  ・2019/09/16付:「パレスチナのイスラム抵抗運動ハマスが偽イスラエルに報復:無人機撃墜、無人機で戦車攻撃、ネタニヤフ逃走/Retaliation from Palestinian Hamas to Fake Israel」
  
  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』


 引用文献
  ・2019/09/16付・PRESS TV:「A timeline of Yemeni missile, drone attacks inside Saudi Arabia」
  ・2019/09/17付・ParsToday日本:『イエメン・アンサーロッラー「サウジへの無人機攻撃を拡大」(動画)』
  ・2019/09/18付・ParsToday日本:「イエメン北部をサウジ連合軍が砲撃」
  ・2019/09/19付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官「イランは地域の緊張を望まない」』
  ・2019/09/20付・公益財団法人 中東調査会:「中東かわら版 №98 イエメン:サウジの石油施設攻撃に関する動き #2」
  ・2019/09/21付・ParsToday日本:「イエメンが、サウジアラビアにミサイル攻撃」
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:『イエメン・シーア派組織、「イエメン爆撃が続く場合にはサウジへの攻撃を続行」』
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:「サウジ軍が、イエメン各地を空爆」
  ・2019/09/25付・ParsToday日本:『イラン革命防衛隊総司令官、「アンサーロッラーの軍事力は、敵には信じがたい」』
  ・2019/09/26付・ParsToday日本:『イエメン・アンサーロッラー、「イエメンへの侵略継続は国際安全保障への脅威」』
  ・2019/09/28付・ParsToday日本:『米紙ウォールストリートジャーナル、「サウジはイエメン戦争の限定停戦に同意」』
  ・2019/09/30付・日本経済新聞:「イエメンの親イラン組織 「サウジへ最大の攻撃」 武装勢力フーシ サウジ・イランの対立強まる」

 参考文献
  ・2017/11/05付・毎日新聞:「サウジ 武装組織の攻撃を迎撃 空港にミサイル」
  ・2017/11/05付・産経新聞:「サウジ、弾道ミサイルを迎撃 イエメンから飛来、フーシ派か」
  ・2018/07/27付・ParsToday日本:「イエメンの無人機が、UAE・アブダビ空港を攻撃」 
  ・2018/08/16付・ParsToday日本:「イエメン軍が、UAEアブダビ空港に対するイエメン軍の攻撃の詳細を発表」
  ・2018/08/28付・ParsToday日本:「イエメンの無人機が、UAE・ドバイ空港を攻撃」
  ・2019/05/15付・公益財団法人 中東調査会:「中東かわら版 №32 サウジアラビア:ドローンによる石油パイプライン攻撃」
  ・2019/05/23付・PRESS TV:「Yemeni forces release footage on Abu Dhabi airport ‎strike」
  ・2019/07/07付・PRESS TV:「Yemeni armed forces display new domestically-built missiles, drones」
  ・2019/07/09付・MintPress News:「UAE’s Yemen Troop Withdrawal Follows New Houthi Weapons and Threats of Attack on Dubai」
  ・2019/08/26付・PRESS TV:「Yemeni drones attack military target in Saudi Arabia's capital Riyadh」
  ・2019/08/30付・d menuニュース(JBpress):「年末にかけて急騰する可能性が出てきた原油価格」
  ・2019/09/15付・THE IRANIAN:「Houthis Strike At Saudi Arabia’s Throbbing Heart」
  ・2019/09/16付・THE IRANIAN(Zero Hedge):「Houthis Say It’s Not Over – Saudi Oil “Still Within Range”; Iraq Denies Its Territory Used」

 関連文献
  ・2019/09/26付・THE IRANIAN:「How Yemen’s Houthis Are Bringing Down A Goliath」


サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force

2019-11-12 11:46:04 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
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 9.14サウジアラムコ攻撃(3/8)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・イエメン軍の高度な防衛能力を過小評価し無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)
      「ダビデ」フーシ派が「ゴリアテ」サウジを打ち負かしてゆく
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Jew's West MSM ignore Houthis force


 


 

 本当の「約束の地」/True ”The Promised Land”
 出典:「聖書アラビア起源説」(カマール・サリービー氏著、広河隆一氏・矢島三枝子氏訳、草思社、1988/12/24刊)





・「聖書アラビア起源説」
「The Bible Came from Arabia」
「Die Bibel kam aus dem Lande Asir. Eine neue These über die Ursprünge Israels」


 
YouTube: Saudi Arabia’s Asir (Tamashee Trip) - عسير السعودية (رحلة تماشي)
 2018/10/16
 
YouTube: Jewish of Yemen
 2009/01/02
 
YouTube: Once upon a time in Yemen
 2019/03/02
 
YouTube: Reviving the Ancient Jewish Yemenite Jewelry Tradition
 2018/11/18



 出典:上のYouTube(「Reviving the Ancient Jewish Yemenite Jewelry Tradition」)



 日本の皇室の菊花紋(十六葉八重表菊)
 出典:ウィキペディア「菊花紋章」
 

 出典:ウィキペディア「2015年イエメン内戦」

 2019年3月24日時点の勢力図
  green:最高政治評議会アンサール・アッラー(フーシ派)の勢力圏
  pink:ハーディー政権派、有志連合の勢力圏
  yellow:南部暫定評議会の勢力圏
  white:AQAP傘下のアンサール・アル・シャリーア、ISILの勢力圏

 
YouTube: Yemeni drones that changed the war equation
 2019/09/28
 
YouTube: US, Saudis in delusional denial of Yemen’s military power
 2019/09/17

 イランイスラム革命防衛隊のサーラーミー総司令官
  「イエメンのシーア派組織アンサーロッラーの現在の軍事力は、敵にとっては信じがたいものだ」
  「敵にとって、アンサーロッラーが想定外の地域で軍事作戦を遂行できるほどの能力に達しているとは信じがたいことだろう」


 以下、2019/09/16付・PRESS TV「A timeline of Yemeni missile, drone attacks inside Saudi Arabia」より (YouTubeと関連文献は除く)
  イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)によるサウジアラビアに対する報復攻撃のタイムライン

   「May 14, 2019:
    Saudi Arabia stops pumping crude oil on a major pipeline across the country in the aftermath of Yemen’s drone strikes on two of Aramco’s stations west of Riyadh along the East-West pipeline.
    Yemen’s military delivers a strong warning to the Riyadh regime, saying Yemeni forces stand ready to carry out further and more delicate operations deep inside Saudi Arabia.」

   「June 12, 2019:
    The Saudi-led coalition confirms a retaliatory missile strike by Yemeni armed forces on the Abha International Airport in the kingdom’s southwestern Asir region.
    The coalition says a Yemeni missile hit the airport’s arrivals hall, causing material damage.

   June 17, 2019:
    The Ansarullah movement and its allied forces target an airport in Abha.

   June 20, 2019:
    Yemeni forces attack a power plant in Jizan Province southwest of the kingdom using a cruise missile.

   July 2, 2019:
    The Yemeni military targets a hangar for military warplanes in the Abha airport. The attack leaves several people injured, according to Yemen’s al-Masirah television network.

   July 7, 2019:
    Yemeni Armed Forces unveil new domestically-built military hardware, including ballistic and winged missiles in addition to unmanned aerial vehicles (UAV).
    Sana’a says the latest equipment could change the balance of power in favor of Yemen.

 
YouTube: 2019-07-07 صناعات حربية يمنية جديدة في معرض الرئيس صالح الصماد
 サレ・アル・サマド大統領展の新しいイエメン軍産業
 2019/07/07


YouTube: 2019-07-10 صاروخان موجهان يدمران آليتين عسكريتين في البيضاء والأخرى في الضالع
 2つの誘導ミサイルは、アルバイダとアルダリの2つの軍用車両を破壊します。
 2019/07/10

   August 1, 2019:
    The Yemeni armed forces say they launched missile and drone attacks on a camp of Saudi-sponsored militiamen loyal to the country’s ex-government in the port city of Aden, killing dozens of them, including a commander.
    In a separate attack, Yemeni forces use long-range ballistic missiles to target a military base in the city of Dammam located hundreds of kilometers away from Yemen in Saudi Arabia’s Eastern Province.

   August 2, 2019:
    Yemeni Armed Forces unveil a new generation of domestically-built Borkan (Volcano) long-range missiles.

   August 5, 2019:
    The Yemenis fire long-range missiles at the port city of Dammam.

   August 17, 2019:
    Houthi fighters launch a drone attack on a remote oil and gas field in eastern Saudi Arabia.

   August 25, 2019:
    The Houthi movement targets an airport and an airbase in southwestern Saudi Arabia with drone attacks.

     関連文献
      ・2019/08/25付・PRESS TV:「Dozens of Saudi soldiers, mercenaries slain in Yemeni missile strike」
      ・2019/08/25付・PRESS TV:「Yemeni Army launches 'biggest' retaliatory attack on Saudi positions」

   August 26, 2019:
    Yemeni forces use a squadron of Sammad-3 (Invincible-3) combat drones to strike an “important military target” in Riyadh.

     関連文献
     ・2019/08/26付・PRESS TV:「Yemeni drones attack military target in Saudi Arabia's capital Riyadh」

   8月30日
    関連文献
     ・2019/08/31付・ParsToday日本:「イエメン市民が、UAE軍の撤退を要求」

 


   9月1日
    関連文献
     ・2019/09/01付・ParsToday日本:「サウジ軍による惨劇的なイエメン攻撃(動画)」

   September 14, 2019:
    The Houthis deploy as many as 10 drones to bomb key oil facilities in Abqaiq and Khurais.
    The unprecedented attack has shut down about 50 percent of the kingdom’s crude and gas production, cutting the state oil giant’s crude oil supply by around 5.7 million barrels per day.

 (以上、2019/09/16付・PRESS TV「A timeline of Yemeni missile, drone attacks inside Saudi Arabia」より)

 9月14日
  「イエメン軍(=フーシ派)は今月14日、同国に対するサウジアラビア主導アラブ連合軍の犯罪への報復として、(10機の無人機で)サウジアラビア国営石油会社(=サウジアラムコ)所属の石油施設2箇所を攻撃しました。」

 
YouTube: 2019-09-14 اشتعال النيران في مصفاتي بقيق وخريص في المنطقة الشرقية السعودية
 アブカイクおよびクライス製油所はサウジアラビアの東部州で燃え上がる
 2019/09/14

 9月16日
  イエメンのシーア派組織アンサーロッラーの政治局のムハンマド・アルバヒーティ氏 (レバノンのアルマヤーディンテレビのインタビュー)
   「我々は、全ての侵略国に対し、“今後、こうした攻撃が拡大され、サウジアラビアのより重要な中枢施設を標的にする”と明言する」
   「サウジ政府とその共謀者は、イエメン軍の攻撃を阻止できなかった後、イランなどの他国に疑惑をかけることで、自らの脆弱性を隠そうとしている」


 9月18日
  以下、2019/09/18付・ParsToday日本「イエメン北部をサウジ連合軍が砲撃」より
   「サウジアラビア主導アラブ連合軍は18日水曜未明、イエメン北部サアダ州アルザーへル市を砲撃しました。
   IRIB通信によりますと、イエメンの情報筋はサウジ連合軍の砲撃がアルザーヘル市のイエメン人住宅や農地を標的に行われたとしています。
   同じ頃、イエメン西部ハッジャ州のベイトルファギーフ市も連合軍のミサイルと砲撃の標的となりました。
   イエメン情報筋によりますと、この攻撃で民間人数十人が死傷しています。」
  (以上、2019/09/18付・ParsToday日本「イエメン北部をサウジ連合軍が砲撃」より)

  イエメン軍(アンサール・アッラー(フーシ派))の報道官、ヤヒヤ・サリア准将 (9月14日の報復攻撃についてのサヌアでの記者会見)
   「作戦は、複数の種類の無人機を使用して行われた。諸般の無人機は、通常のエンジンやジェットエンジンの使用したもので、距離・航路、目標値への方向に応じて基本的に3カ所から発射された。」
   『第一の地点からは、第3世代の「カーシフ」型が発射された。同型機は過去の作戦で使用されたことがあるが、これについて発表するのは今回が初めてである。第二の地点からは、「サンマード3」型が発射された。同型機の飛距離は1500~1700kmである。第三の地点からは、ジェットエンジンを使用する無人機が発射された。いずれの無人機も、4つに分裂する高精度の弾頭と偽装・欺瞞機器を装備している。また、敵を混乱させ、攻撃用の無人機を目標に到達されるための欺瞞用無人機複数が使用された。』
   「作戦の詳細は全面的には公表しない。全面公表は適切な時期に行う。」
   「イエメン軍は、侵略同盟・悪の勢力に立ち向かい、サウジとUAEを筆頭とする侵略諸国が侵略をやめなければ、諸国に対する迅速かつ特別な反撃を躊躇しない。UAEの体制に対し、イエメン軍司令部が今後数日なり数週間のうちに反撃作戦の実行を指示したのならば、1件の作戦がお前たちを大きく動揺させ、後悔させるといいたい。作戦はUAEの体制に大きな負担をかけるだろう。我々はドバイ、アブダビを含む、UAEにおける攻撃対象候補が数十カ所ある。」
   「我々はいつでも攻撃することができるが、イエメンに対する攻撃をやめれば、平和が得られる」


 
YouTube: Yemen: Houthis threaten United Arab Emirates with airstrikes
 2019/09/18

 9月19日
  イランのムーサヴィー報道官 (アルアーラム国際チャンネルとのインタビュー)
   「(イランがサウジアラムコ社の石油施設への攻撃に関与しているとした米当局者の発言を指摘し、)この発言は、抑圧されたイエメン国民の防衛力を軽視していたことによる」
   「抑圧されたイエメン国民は、あらゆる手段を講じても自らを防衛し、侵略者を食い止めなければならない」


  イエメン軍は、サウジ南部のジーザーン州東部高地にあるサウジ連合軍の検問兵駐屯地を、ザルザール1型ミサイル3発で攻撃した。

 
YouTube: Yemen able to hit enemy's vital targets
2019/09/19

 9月20日
  イエメン政治高等評議会のマフディ・アルマシャート議長
   「サウジアラビアに対するミサイル・無人機による攻撃を条件付で停止し、この措置に対しサウジ主導連合軍側から前向きな行動がとられるよう希望する」
   「イエメンへの軍事的侵略の継続は国連憲章への歴然とした違反であり、国際法規や慣習に反するものだ」


 
YouTube: To UAE: If you want your glass towers to be safe, leave Yemen alone
 2019/09/20

 9月21日(?)
  「イエメン軍および義勇軍がサウジ主導アラブ連合の犯罪に対する報復として、3発の国産弾道ミサイル・ザルザール1型を発射、サウジアラビア南部アスィール州エルブ検問所近くのサウジ連合軍傭兵駐屯地を攻撃しました。
イエメンのアル・マシーラテレビは、このミサイル攻撃で数十人のサウジ側の傭兵が死傷したと伝えました。」
    (2019/09/21付・ParsToday日本「イエメンが、サウジアラビアにミサイル攻撃」より)

 9月21日
  イエメンのシーア派組織アンサーロッラーのバドレッディン・アルフーシ事務局長 (イルナー通信)
   「サウジアラビア主導のアラブ連合軍がイエメンへの爆撃を継続すれば、サウジに対する無人機攻撃も続行される」
   「爆撃や封鎖、侵略が継続される場合には、サウジアラビア本土に対しさらに致命的、壊滅的な打撃が加えられることとなり、これに関するレッドラインは存在しない」
   「イエメンへの爆撃や侵略、封鎖を停止すれば、イエメン軍も、サウジ本土に対する無人機やミサイルによる攻撃をやめるだろう」



YouTube: Houthi vows "crushing response" to Saudis
 2019/09/22

  イエメンの軍事筋
   「サウジアラビアの軍事基地に対するイエメンの攻撃は停止されたにもかかわらず、サウジはイエメンに対する攻撃をや停止していない」

  国連のグリフィス・イエメン担当特使
   「アンサーロッラーによるアラブ連合軍へのミサイル・無人機攻撃の停止を歓迎するとともに、相手方にもこのやり方を踏襲するよう期待する」

 9月22日までに
  イエメン政治高等評議会のアルマシャート議長
   「もし、サウジアラビアはイエメンへの侵略を継続すれば、イエメンは自ら侵略者に報復する権利があると考える」

 9月22日
  2014年9月22日にアンサール・アッラー(フーシ派)が首都サナアを占拠してから5周年。

  「サウジアラビアが主導するアラブ連合軍が、イエメン各地を砲撃、空爆しました。
  レバノンのアルマシーラテレビが22日日曜、報じたところによりますと、サウジアラビア軍の戦闘機はサヌア州、サアダ州、マーリブ州、フダイダ州、ハッジャ州などイエメン各地を爆撃しました。」
   (2019/09/22付・ParsToday日本「サウジ軍が、イエメン各地を空爆」より)

 9月24日
  イランイスラム革命防衛隊のサーラーミー総司令官
   「イエメンのシーア派組織アンサーロッラーの現在の軍事力は、敵にとっては信じがたいものだ」
   「敵にとって、アンサーロッラーが想定外の地域で軍事作戦を遂行できるほどの能力に達しているとは信じがたいことだろう」
   「サウジの石油施設を攻撃したのはイエメンだった。だが敵は誤ってイランにこの攻撃を関連付けようとしている」

 9月26日(?)
  イエメン政治高等評議会のアルマシャート議長
   「サウジアラビア主導のアラブ連合軍のイエメン攻撃の継続は、世界平和や国際安全保障にとっての深刻な脅威だ」
   「イエメン側による停戦案へのサウジアラビアの反応を無責任な行動だ」
   「イエメンによる停戦の遵守は、相手の行動にかかわっており、イエメンは数日しか待たないだろう(と警告)」


 
YouTube: أكثر من ألف مقاتل مدعومين إماراتيا يصلون إلى المخا بعد تلقيهم التدريبات في القاعدة العسكرية الإمارات
 UAEの軍事基地で訓練を受けた後、1,000人以上のUAE支援の戦闘員がモカに到着
2019/09/26
 
YouTube: معلومات للميادين: وصول مقاتلين على متن سفن إماراتية إلى ميناء المخا في اليمن
フィールド情報:首長国の戦闘員がイエメンのモカ港に到着
 2019/09/26

 9月27日
  以下、2019/09/28付・ParsToday日本『米紙ウォールストリートジャーナル、「サウジはイエメン戦争の限定停戦に同意」』より
   『アメリカの新聞ウォールストリートジャーナルが27日金曜、情報筋の話として、サウジアラビアがイエメンでの限定的な停戦に同意した、と報じました。
   ウォールストリートジャーナルによりますと、サウジアラビア政府はイエメンの首都サヌアを初め、同国の4カ所の地域での停戦に同意したということです。
   また、情報筋の話として、「これらの地域で双方による停戦が続けば、サウジはイエメンのその他の地域にも停戦拡大を検討するだろう」と報じました。』
  (以上、2019/09/28付・ParsToday日本『米紙ウォールストリートジャーナル、「サウジはイエメン戦争の限定停戦に同意」』より)

 9月28日
 
YouTube: التحالف السعودي يرفع وتيرة غاراته على عدة مناطق يمنية
 サウジ連合は、いくつかのイエメン地域での襲撃の頻度を増やしています
 2019/09/28

  イエメン・フーシ派軍のスポークスマンは、フーシ派軍がサウジ南部国境付近の地域ナジュランで大規模な軍事攻撃を行い、サウジアラビア軍の3つの旅団を完全に破壊したと述べた。

 
YouTube: 3 Saudi brigades destroyed, scores of mercs captured in Najran offensive: Yemeni Army spox
 2019/09/28
 
YouTube: الجبش اليمن يعلن عن عملية كبيرة باسم "نصر من الله" ضد التحالف السعودي
 イエメン軍はサウジ連合に対する「ナスララー」と呼ばれる主要な作戦を発表
 2019/09/28

 9月29日
  『内戦が続くイエメンで、親イランの反体制武装勢力フーシは9月29日、暫定政権側を支援するサウジアラビアに対して「過去最大の攻撃」をしたとして、破壊した車などの映像を公開した。…(中略)…
  フーシは25日までにサウジ南部ナジュラーン州に攻め込み、多数の兵士もとらえたと主張している。フーシが公開した映像には大破して炎上する軍用車両や押収したとする武器のほか、投降したとみられる(※サウジの軍服を着た上級兵士を含む約2,000人の)兵士の姿が映っている。』
   (2019/09/30付・日本経済新聞「イエメンの親イラン組織 「サウジへ最大の攻撃」 武装勢力フーシ サウジ・イランの対立強まる」より)

 
YouTube: مشاهد من عملية نصر من الله في محور نجران 29-09-2019م
 2019-9-29 ナジュランの軸における神の勝利の場面
 2019/09/29

   「The operation is the biggest ever.」と声明が出された、その他のこの件についての参考・関連文献
    ・2019/09/28付・THE IRANIAN(SPUTNIK):「Yemeni Houthis Claim To Have Captured ‘Saudi Army Officers’ In Attack Near Joint Border」
    ・2019/09/28付・RT QUESTION MORE:「Yemen’s Houthis claim ‘senior Saudi officers’ among captured or killed in major operation near Najran」
    ・2019/09/29付・RT QUESTION MORE:「Saudi vehicles destroyed, Saudi-led troops & officers taken prisoner in alleged VIDEOS of Houthi’s border victory」
    ・2019/09/29付・The Washington Post:「Houthis say they killed or wounded 500 Saudi-led coalition fighters and captured 2,000; show footage of soldiers, corpses」
    ・2019/09/29付・産経新聞:『「サウジ兵拘束」映像を公表 イエメン親イラン組織』

 (「イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)」へ・・・)


サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage

2019-11-12 01:38:18 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 


 9.14サウジアラムコ攻撃(2/8)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”声明
  ・・・イランは100%関与せず(2/2)
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Iran didn't engage 100 %.


 (「イランは100%関与せず(1/2)」より……)

 9月19日
  


  イランのムーサヴィー報道官 (アルアーラム国際チャンネルとのインタビュー)
   「(イランがサウジアラムコ社の石油施設への攻撃に関与しているとした米当局者の発言を指摘し、)この発言は、抑圧されたイエメン国民の防衛力を軽視していたことによる」
   「抑圧されたイエメン国民は、あらゆる手段を講じても自らを防衛し、侵略者を食い止めなければならない」
   「この地域でテロと戦うためにイランが払ってきた努力は、国際社会のすべての国の利益になっている」

 9月20日
  米国防省はイランの脅威が高まったという事を口実に、7月の発表以来サウジに16年ぶりに再び駐留している米軍へ兵士を追加派遣する方針を発表した。

  イランのザリーフ外相 (米CNNとのインタビュー)
   「私が知っているのは、我々はやっていないということ、フーシが犯行を認める声明を出したということだ」
   「(米国やサウジがイランを軍事攻撃すれば)全面戦争(になると牽制)」
   「我々は軍事衝突を望まない」
   「偽り(を根拠として軍事的対応に踏み切れば、)大量の死傷者(が出ると牽制)」
   「それでも我々はためらうことなく自国を守る」
   「サウジ政府は何を達成しようとしているのか。米兵が最後の1人になるまでイランと戦いたいのか」





 
YouTube: Zarif: Military strike on Iran will lead to 'all-out war' in region
 2019/09/19
 
YouTube: Zarif: Remnants of ‘B-Team’, some U.S.‎ allies trying to drag Trump into conflict
 2019/09/19
 
YouTube: FM Zarif: Saudis, UAE seeking to "fight Iran to the last American"
 2019/09/20

 


  アメリカ議会下院のナンシー・ペロシ議長
   「彼らはジャーナリスト(ジャマル・カショギ氏)を切り刻み、その遺体を化学物質で溶かした人物の前に座っている。サウジアラビアを守り、擁護すべきいかなる責任も見当たらない。これは何の合意のかけらなのか?」
   「(トランプ大統領がイランに対し経済制裁以上のことはしないと確信しているとして、)トランプ大統領がイランを攻撃するとは思わない。(トランプ大統領は)戦争に向かう意欲がアメリカにないことを知っている」

 9月21日
  


 


  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「サウジアラビアが目の前の真実や現実から逃避し、常にイランを持ち出して自らの敗北をはぐらかそうとしているのは、誠に遺憾である」
   「(サウジアラビア政府に対し、)他国に事実無根で荒唐無稽な責任転嫁をするのではなく、イエメンの無辜の民の殺戮や同国の破壊以外に何の結果ももたらさなかった、イエメンに対する残忍な戦争から速やかに手を引くべきだ」


 9月22日
  
YouTube: Iran to present ‘Hormuz Peace Initiative’ at UN: Rouhani
 2019/09/22

 9月23日(?)
 
YouTube: Pelosi: Troop deployment to KSA, UAE outrageous
 2019/09/23

 9月23日~25日
  9月末の国連総会では、同月25日に、米国が提唱し主導する有志連合とは別に、イランのロウハニ大統領がホルムズ海峡の安全と平和の構想として、「HORMUZ PEACE ENDEAVOR」(ホルムズの平和への努力)、略して「HOPE」(希望)という構想名を掲げる一般討論演説を行った。
  その演説に先立つ23日、イギリスのジョンソン首相とフランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相が、米国のサウジアラムコ攻撃に一切証拠が無いにも関わらず、イランの責任が有るとする主張に同調する3国の共同声明を発した。
  しかし、却って、そのイランを責めた米国や英仏独の三ヶ国をはじめとした国々が、武器供与等でサウジを支援し、サウジによる侵略を煽って来た事を忘れてはならない。
  それと共に翌日24日には、ロウハニ大統領は日本の安倍首相との会談に於いては「中東地域の平和と安定に向けて建設的な役割を果たしてほしい」と求められた。そして同日、ロウハニ大統領は英国のジョンソン首相と仏国のマクロン大統領に国連で詰め寄られ、トランプ米大統領との会談を行う様にと「追い詰められた」。マクロン大統領は前日の23日にロウハニ大統領と会談、翌24日のトランプ大統領とのも会談も含めて、23日~24日の2日間にかけて、米国とイランの両大統領がニューヨークの同じ場所に居合わせたこの機会を逃すまいとして、両者の会談に向けて奔走された。
  しかし、イラン核合意(包括的共同行動計画、JOINT COMPREHENSIVE PLAN OF ACTION:JCPOA)からの米国の離脱とその後の米国によるイランへの経済圧力が続いている事を理由に、ロウハニ大統領は固辞された。
 
 
YouTube: Macron and BoJo are trying to persuade Rouhani to meet Trump
 2019/09/26

 9月24日(?)
  イランのザリーフ外相 (CNNのインタビュー)
   「わが国は今後とも他国に戦争をしかけることはない」
   「イランは攻撃されれば、全力を挙げて自己防衛する」
   「イランはこれまでに何度もアメリカに警告し、戦争を開始すれば、それを終結させるのがアメリカでないことは間違いない、と通告してきた」
   「(アメリカがイラン中央銀行への制裁に踏み切ったことを批判し、)制裁は戦争以上のものだ。それは、制裁では民間人が標的となるからだ」
   「アメリカのトランプ大統領はまず、対イラン制裁廃止案を議会で採決にかけ、それからIAEA国際原子力機関の査察官を通じてのイランの核施設の恒常的な監視に努力すべきだ」
   「(サウジアラビア石油施設攻撃へのイラン関与説を否定し、)このことを裏付ける証拠は一切存在していない」
   「サウジアラビアの石油施設への攻撃に関しては、イエメンが責任を認めている」
   「アメリカの最新鋭兵器は、イエメンに対し無能だった」
   「兵器を購入しても安全はもたらされない」
   「サウジアラビアは、安全保障のために兵器を購入するのではなく、イエメン攻撃を停止し、近隣諸国との対話という方針をとるべきだ」


 9月24日
  「イラン外務省が、サウジアラビアの石油施設へのイエメン軍の攻撃をめぐり、英独仏3カ国の首脳が発表した反イラン的かつ無責任な主張を非難しました。」
   イラン外務省
    「全面戦争という形での攻撃は、サウジアラビアとイエメンの間でなされたものだ。イエメン側も正式に犯行声明を出している。このため、これに関して第三国に責任転嫁することは極めて破壊的な挑発行為だ」
    「事実に反する発言はイエメンの戦火を煽り、地域にさらに波及しかねない」
    「特に兵器を大量に輸出し、大量輸出によりサウジ政権を支持するその他の政策に加え、事実からかけ離れ政治的な目的で他国の政府に疑惑を突きつけることは、1つの危険なプロセスだ。その結果はこのような声明を出したヨーロッパ主要3カ国が担うことになる」
    「イランは改めて、地域における平和と安定の向上を目的とした方策や交流、対話への地域諸国の参画を強調する」

 9月25日
  イラン政府のラビーイー報道官
   「ヨーロッパ3カ国が、イエメン・サウジアラビア間の問題をめぐりイランを非難する声明は全く受け入れられない」
   「根拠を示すことなく表明を行うことは、最近の常套手段となっている」
   「各国首脳らが国連総会の傍らで一部事前の計画なしにローハーニー大統領と会談を行っていることは、これらの国が米国の影響を受けてそのような立場をとっていることを示している」


 9月26日
  イランのロウハニ大統領 (米ニューヨークで記者団に)
   「(イランの責任を)主張する者は、必要な証拠を提示しなければならない。何が証拠なのか?」
   「証拠や文書があるならば、私に提供してほしい」
   「(米仏英独に対し、サウジアラビアへの武器供給を)停止すべき」


  
YouTube: "No proof Iran was involved in Saudi Oil attack"
 2019/09/27

 9月29日
  サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子 (CBSの番組「60ミニッツ」とのインタビュー)
   「(サウジとイランが戦争になれば)世界経済の完全な崩壊(につながると警告)」
   「原油価格は、われわれが一生涯で経験したことのない想像を絶するほど高い水準まで上昇するだろう。政治的・平和的解決策の方が、軍事的解決策よりはるかに望ましい」

 9月30日
  その後9月30日、イラン政府の報道官がサウジアラビアから他の諸国の首脳を通じてイランのロウハニ大統領にメッセージを送った事が報告された。内容は明らかでは無いものの、サウジアラビア側が融和を図り、対話姿勢へと傾向している表れであると分析されている。
  そのサウジアラビアと連合を組むUAEは、(少なくとも)7月末頃からペルシャ湾の海上安全保障や以前から続いて来た貿易で接近している。UAEは、7月上旬にイエメン南部から駐留軍の大部分を撤退させている。
  イエメンでは現在、最高政治評議会のフーシ派と対立するハーディー暫定政権派の中で、ハーディー派と南部暫定評議会との内部分裂が起きている。8月、フーシ派の勢力圏の南部に存在する、ハーディー暫定政権派が拠点としていたアデンを南部暫定評議会が奪い、その後ハーディー派が再び奪回したというが、定かでは無い。有志連合が支援して来たハーディー暫定政権派であるが、ハーディー派は南部暫定評議会の背後にUAEが居ると疑う。

 


 10月10日
  


 


 10月11日未明(現地)
  サウジアラビア西部の港湾都市ジッダ沖の海上で、イランの石油タンカーにミサイル2発が打ち込まれた。その後、イランのロウハニ大統領が14日の記者会見で「駆逐艦かボートが複数のロケット弾を発射し、うち2発がタンカーに命中した」と述べられ、16日にはイラン政府の関係筋の話として、最近のサウジ政府のイランに対する融和姿勢を面白く感じない偽イスラエルが、イランとサウジの接近を妨害する目的で、サウジの仕業と見せかけたFalse Flagを行ったとする見方が強まっている事が伝えられた。

  そのイランのタンカー攻撃が偽イスラエルによって行われた同じ日、米国防省が9月に発表した事を改めて、サウジアラビアへ3,000人規模の兵士の増派、及び、パトリオット地対空ミサイルシステムやTHAAD(弾道弾迎撃ミサイル・システム)を追加配備する声明を出した。

  現「偽」イスラエルは、占領しているパレスチナに諸外国から送られた設備等を撤去し没収・略奪したり、古代ユダヤ人(古代イスラエル人)の子孫が多く住む日本に対して侮辱行為を働く等と、その「妬み精神」を発揮して来た通り、この度もイランとサウジの調和に向けた傾向をも「妬み精神」によって邪魔をした。

 10月13日~14日
  パキスタンのカーン首相が13日の1日のみイランを訪問後、14日(?)に日帰りでサウジアラビアを訪問された。

 10月14日
  エスパー米国防長官は、トランプ大統領がシリア北部から米軍を撤収させるよう指示したと発表した。

 10月15日
  


 10月21日
  その偽イスラエルは現在、混迷状態に在る。リブリン大統領は、選挙結果では第2党であるにも関わらず、1議席のみ下回っただけで、今までの実績を重視した為か、リクード党首のネタニヤフに組閣を指示した。しかし10月21日、予想通りネタニヤフは組閣に失敗した。そして、リブリン大統領は第1党の「青と白」のガンツ共同代表に組閣を託した。しかし、ガンツ共同代表も組閣を成立させる事が難しいと見られており、偽イスラエルは再びやり直し選挙となる見込みである。

 10月22日
  そしてネタニヤフが組閣に断念したその翌日の22日、日本の天皇陛下が日本国の内外に即位を宣明する儀式である「即位礼正殿の儀」が行われた。世界各国195ヶ国と国連、EUを招待した。この内、21日時点で184ヶ国が出席すると回答、その内、本国から出席するのは157ヶ国、27ヶ国は駐日大使らが参列すると在る。偽イスラエルは予定ではネタニヤフ暫定首相が参列する予定であったらしいが、国連総会と同様に、直前にキャンセルして駐日大使が代理したものと思われる。また、パレスチナ国のアッバス大統領も参列され、日本の安倍首相との個別会談も成された。

 10月26日
 



 以上の流れから見て、9月14日のサウジアラムコ攻撃が、“もしも”イエメンのフーシ派による報復攻撃ではなかったと仮定した場合ではあるが(フーシ派が報復攻撃した事に間違いは無い)、やはり今まで通りの、偽イスラエルと米国内のシオニスト、ネオコン、ネオリベラルの連中によるFalse Flagに見えて来る。更に、対空防衛機能が「麻痺」していた様子から、サウジ自身による「オウン攻撃」も十分、考えられる。
 あの「悪魔カルト」として知られるボルトンがトランプ政権をクビになった事は、イランにとっても内心、期待が膨らむものであったに違いない。尤も、ボルトン一人政権から排除したからと言って、米国の悪の根は大きく深いので、そう容易く変わるものでは無い事は、知見を有する者であれば皆、解っている事である。
 
 イランにとっては、トランプ米大統領がそのボルトンをクビにした事をきっかけとして、米国が経済圧力を緩めるのではないかと少し期待したであろうし、米国の政権内外に於いても近付く国連総会に向けてイランとの対話ムードが膨らんでいた丁度そのタイミングで、サウジに対するイエメンの報復攻撃が行われた。そして、イランの関与を口実として逆に、更に米国は圧力を強める事となってしまった。イランにとっては内心、「なぜこのタイミングで……」と残念に思う反面、イエメンのフーシ派がサウジから受け続けて来た非人道的無差別攻撃、虐殺の迫害に同情し、その試練に連帯するあまり、自国の攻撃関与を全面否定はするものの、その他の自己主張は今までよりも抑え気味に感じたのであった。

 この度のサウジアラムコへの攻撃に、イランは100%関与していない。そして米国が「イランがやった」と証拠も無く責任をイランに擦り付けるのは、サウジアラビアに提供した地対空迎撃システムが機能しなかった事、今後の米国の兵器売買に於いて米国製のそれら兵器が「欠陥商品」であるというマイナス・イメージが膨らむ事を恐れた為、それを覆い隠す為もあったのであろう。



 本ブログ過去の関連記事
  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 引用文献
  ・2019/09/03付・ParsToday日本:「国際人権団体が、イエメン刑務所へのサウジの攻撃に関する調査を要請」
  ・2019/09/13付・REUTERS日本:「イスラエル、イランに対する行動の自由を認められるべき=首相」
  ・2019/09/16付・THE IRANIAN(Zero Hedge):「Houthis Say It’s Not Over – Saudi Oil “Still Within Range”; Iraq Denies Its Territory Used」
  ・2019/09/17付・時事通信:『イラン大統領、サウジ攻撃「自衛」と擁護-トルコ、ロシア大統領と3カ国首脳会談』
  ・2019/09/17付・ParsToday日本:『イエメン・アンサーロッラー「サウジへの無人機攻撃を拡大」(動画)』
  ・2019/09/18付・ParsToday日本:『イラン外相、「全ての国にとっての唯一の解決策はイエメン戦争の停止」』
  ・2019/09/18付・THE IRANIAN(SPUTNIK):「Japan Says There Is No Evidence Iran Was Behind Attack On Saudi Aramco Facilities」
  ・2019/09/19付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官「イランは地域の緊張を望まない」』
  ・2019/09/21付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「ペロシ米下院議長、対イラン軍事介入に断固反対」
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:『イラン、「サウジはイエメンでの無辜の民の殺戮から手を引くべき」』
  ・2019/09/23付・THE IRANIAN:「Iran Calls On UK To Stop Selling Weapons To Saudi Arabia」
  ・2019/09/24付・ParsToday日本:『イラン外相、「イランは今後とも他国に対し開戦しない」』
  ・2019/09/25付・ParsToday日本:「イラン外務省が、英独仏首脳によるイラン非難声明に反論」
  ・2019/09/25付・ParsToday日本:『イラン政府報道官、「ヨーロッパ3カ国のイラン非難声明は受け入れがたい」
  ・2019/09/27付・AFP BB NEWS日本:『ロウハニ大統領、イラン関与の「証拠」提示求める サウジ攻撃めぐり』
  ・2019/09/30付・Bloomberg日本:「サウジ皇太子、イランと戦争なら世界経済崩壊-非軍事的圧力望ましい」

 参考文献
  ・2019/08/26付・ParsToday日本:「視点; イラン外相の仏電撃訪問、G7サミット開催地での再協議」
  ・2019/08/26付・AFP BB NEWS日本:「イラン外相、G7サミット開催地を電撃訪問」
  ・2019/08/29付・YAHOO! JAPANニュース:「イエメン内戦急転 サウジ支援の政権軍がUAE支援の南部勢力の攻撃開始、米国はフーシ派と直接対話へ?」
  ・2019/09/10付・日本経済新聞:『イランに「核実験新施設」 イスラエル首相が主張 イラン外相は否定』
  ・2019/09/11付・REUTERS日本:「トランプ氏、FRBにマイナス金利要求 パウエル議長を再批判」
  ・2019/09/14付・ParsToday日本:「イエメン軍の無人機が、サウジ・アラムコ社の施設を攻撃(動画)」
  ・2019/09/15付・時事通信:『「相互防衛条約」を協議=イスラエル首相と電話会談-トランプ氏』
  ・2019/09/16付:AFP BB NEWS日本:『米大統領「臨戦態勢を取る」 サウジ石油施設の攻撃受け、報復を示唆』
  ・2019/09/16付・ParsToday日本:「アラムコ石油関連施設へのドローン攻撃で石油価格が急騰」
  ・2019/09/18付・AFP BB NEWS日本:「イラン、サウジ攻撃への関与を全面否定 米宛ての外交文書で」
  ・2019/09/18付・Bloomberg日本:『イランが石油施設の攻撃を支援、「疑問の余地ない」-サウジが断定』
  ・2019/09/19付・ParsToday日本:「イラン国防軍需相が、サウジ石油施設攻撃へのイランの関与疑惑に反論」
  ・2019/09/20付・CNN:『軍事攻撃受ければ「全面戦争」に イラン外相単独インタビュー』
  ・2019/09/20付・共同通信:「イスラエル最大野党が第1党に 総選挙、与党リクード抑え」
  ・2019/09/21付・日本経済新聞:「米軍、サウジに増派へ ミサイル防衛強化」
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:「サウジアラビアが、史上初めて石油を輸入」
  ・2019/09/25付・YAHOO! JAPANニュース(共同通信):「仏英、米イラン首脳会談を要請 ロウハニ大統領に」
  ・2019/09/25付・時事通信:「安倍首相、ホルムズ海峡の安全確保を=ロウハニ師、独自構想提唱へ-日イラン首脳」
  ・2019/09/26付・時事通信:「仏、国連総会でシャトル外交=米イラン首脳会談実現目指す」
  ・2019/09/26付・東京新聞:『イラン「制裁下の交渉拒否」 国連総会 ロウハニ大統領が演説』
  ・2019/10/02付・朝日新聞:「イランの大統領宛てメッセージ巡る発表は不正確=サウジ高官」
  ・2019/10/03付・WEDGE infinity:「サウジがイランとの対話に転換か?イラク首相が仲介工作」
  ・2019/10/12付・ParsToday日本:「米国防総省、サウジへの兵士3000人増派を発表」
  ・2019/10/12付・シリア騒乱と修羅の世界情勢:「パキスタンのイムラン・カーン、サウジアラビアとイランを訪問」
  ・2019/10/13付・時事通信:「パキスタン首相、イラン訪問」
  ・2019/10/16付・神戸新聞(共同通信):『「イスラエル関与」の疑い強める イラン、タンカー爆発で』
  ・2019/10/19付・BLOGOS(NEWSポストセブン):「即位の礼、イスラエルとパレスチナ首脳が同時参列する意味」
  ・2019/10/22付・毎日新聞:『ネタニヤフ首相が組閣断念 大統領、第1党「青と白」ガンツ氏に改めて連立政権樹立指示へ』
  ・2019/10/22付・産経新聞:「即位礼正殿の儀参列予定の国・機関と出席者 外務省発表、21日時点」
  ・ウィキペディア:「2015年イエメン内戦」