狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

ロシアの規範の有る自給自足力と強さ & 医療・食品で規制緩和する変な日本 ー Russian self-sufficient and precept & Japanese deregulation

2018-02-26 07:33:23 | ロシア
 同性愛の理解を進める為だ等とぬかしながら世界中に配布を進めようと企む、イギリスのある大学のクラブが制作する男性のヌードカレンダーが、ロシアの税関を通らないとの事が、昨年12月頭に報じられた。
同性愛や同性婚は、アメリカやイスラエル、ヨーロッパをはじめ、世界中で合法化が進んでいるが、ロシアやイスラム諸国、日本等はそれらを認めていない。
 日本には、はっきりとした規範となるべくものが存在せず、同性愛を認めるべきか否かを判断する基準が無いので、飽くまでも、日本の長い歴史で培ってきた伝統と文化、歴史に照らし合わせた上での判断となっている。
 しかし、ロシアとイスラム諸国には、明確な判断基準が存在している。ロシアはロシア正教、イスラム諸国はイスラム教であり、元を辿れば共に「旧約聖書」を規範としている事となる。そしてロシア正教はそれに加えて「新約聖書」を、イスラム諸国は「コーラン」(クルアーン)を規範に持っている。また「コーラン」の中には、「新約聖書」が含まれている。ロシアもイスラム諸国もその明確で不動の規範を持っているが故に、不道徳の象徴である「同性愛」に対してはっきりと「NO」と言う事が出来るのである。イスラム諸国の中には、同性愛を死刑に定める国も在る。

 また昨年12月上旬、ロシア消費監督庁がアメリカの日清の工場で生産されたカップヌードルを調べた結果、パッケージには全体の重量の9%(0.9%?)の基準値を超えている場合に表示義務が有るにも関わらず、それを超す量の遺伝子組み換え大豆が使用されていることを発見した。同庁は、同食品の回収を命じた。
 また昨年12月14日、ヨーロッパ連合(EU)の首脳は、対ロシア経済制裁を2018年半ばまで延長することで合意した。現ウクライナ政権を支配するアメリカと西側、NATOとの、ウクライナ情勢を巡る対立から行われて来たが、金融やエネルギー、防衛等の面で制裁が続けられる。
 ロシアは、前回のソチ冬季オリンピックの頃から、欧米、西側から制裁を受け始めてから4年程になる。しかし、その間に原油価格が一時下がっていたものの、現在は持ち直しており、その石油や天然ガスをはじめとした豊富なエネルギーと、シベリアを含む広大な領有地の開発、有効利用化、シベリアでの食品栽培と生産等と産業を活性化させた事等で、自らの国力を充実させ、自給自足の出来る自立した経済力を強める事が出来た。欧米、西側の制裁は却って逆効果として働き、ロシアは外に依存せずに、自ら勉強し、自ら養い、自ら考える事によって、内面を充実させて力を蓄える事に繋げ、それだけでは無く、外への農産物等の輸出力も付ける事が出来た。そして、モンサントの遺伝子組み換え原料をはじめとした、侵略して来るアメリカの毒まみれの食品を、厳しい検査で追い返しているのである。

 それに引き換え、日本は最近、アメリカ国内でオーガニック・ブームの煽りを受けて余った遺伝子組み換え原料を、赤ちゃんの粉ミルクや偽ビール(発泡酒等)等々の製造に使用している程に、逆に「規制緩和」しているのである。他にも、ミツバチの減少原因となっている、ネオニコチノイドをはじめとした農薬も「規制緩和」しており、ヨーロッパに比べると農薬残留基準値は大変高く設定されているのである。
 同じ基準値でも、医療における基準値は逆に大変低く設定されており、健康診断や職場健診、人間ドック、脳ドック、がん検診等で被験者の基準値を超えやすくしており、病院における次のステップに引っ張り込むという、学会の企みが見える。そして、症状も無く病気では無いのに、マンモグラフィーやCT(コンピューター断層撮影装置)で放射線被爆させられる等をして、却って多くの方々は病気にさせられてしまっているのである。がん検診等の「予防医療」によって、かえって死亡率が上昇している「皮肉」が起こっている事は、頭のよく医学情報誌に目を通されておられるお医者さんの方々であれば、既に気付いているはずである。それでもしらを切る振りをしているのであれば、それは製薬業界等との癒着・結託関係があるからであろう。
 日本はその他にも医療分野では「規制緩和」が進み、子宮頸がんワクチンやインフルエンザ・ワクチン等のワクチンをはじめ、インフルエンザ治療薬のタミフルやリレンザをはじめとした薬、その他、毒でしかない抗がん剤等、悪い方向へ幾らでも規制緩和しているのである。日本という国は、医療や食品面においては、とてもおかしな国である。

本ブログ過去の関連記事
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(1)・・・旧約聖書・創世記『ソドムとゴモラ』」
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
  ・2015/11/22付:「医療従事者はヒマな者が多い・・・仕事を作る為のマッチポンプ式ビジネス『予防医療』による『医原病』」
  ・2017/04/03付:「増加する認知症の一原因・食品等に含有のヒト中絶胎児細胞、トランス脂肪酸、添加物・・・『共食い』による人の『狂牛病』、治療薬『タミフル』の異常行動、ワクチンの水銀、精神薬、欧米に逆行する日本の規制緩和」
  ・2017/05/04付:「続・増加する認知症・脳卒中の原因・・・『人工甘味料』が含まれる『ダイエット飲料』『糖分ゼロ』『カロリーゼロ』の飲食品」
  ・2017/05/04付:「粉ミルクや偽ビールに含まれる遺伝子組み換え原料と、母乳に含まれるアメリカン食品・・・昔の日本人の道徳規範・倫理意識から離れている一つの原因」
  ・本ブログ・カテゴリー:「予防医療の危険性と生命倫理」 … 本ページ右サイド

 参考文献
  ・2017/12/06付・The Huffington Post Japan:「ロシア、男子大学生が作る有名な『ヌードカレンダー』を禁輸?」
  ・2017/12/12付・SPUTNIK日本:「露消費監督庁が日清カップヌードルに遺伝子組み換え食品を発見」
  ・2017/12/15付・日経バイオテク:「米国製『カップヌードル』、ロシアで回収命令 大豆の組換え比率が0.9%以上なのに表示無し」
  ・2017/12/15付・REUTERS:「EU首脳、対ロシア経済制裁の半年延長で合意 18年半ばまで」

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