マレーシアが、金正男氏の遺体を北に引き渡すそうである。
北とマレーシアは非難の応酬を続けていたが、北の人質作戦、「在北の外交官家族」を人質に(出国停止)にマレーシア政府も応じざるをえなかったのであろう。
これで「死人に口なし」で、北は自分たちに都合のいい主張を恥ずかしげなど全くなく、「金正男兄が不幸な病死を遂げた」とか、「何者か北を脅かす勢力や国によって暗殺された」とでも宣伝を繰り返すだろう。他国が何と言おうが、国内向けに大義名分が立てばいいのである。
「言った!言わない!」その意味はどうだと言っても、権力を握った独裁者は都合のいいように解釈し、都合のいいように何でも利用する。
「死人に口なし」である。
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