HOPE 

Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

原殿にて~顕進様とともに  ある食口のメモから

2017-02-10 04:46:30 | 顕進様ご夫妻

真の神の日からの一連の行事ののち原殿に参拝された顕進様ご夫妻と同行したある食口のメモを転載させていただきます。

すでに「ある先輩家庭」さん他のブログ等で紹介もされているようですが、改めて掲載させていただきます。

原殿参拝の顕進様と一行の動向とその時語られた顕進様のメモを記してくれています。

真のご家庭とそのご親族が眠られる元殿は統一家の者たちにとって特別な思いのあるところです。真の家庭で早世され、あるいは客視されたご兄弟やお身内の皆さんへの感慨あふれる思いを吐露された顕進様の姿にメモを読ませてもらったHOPE子も感涙させていただきました。

あらためて統一家の一員、祝福家庭の一員としての篤い思いを思い起こさせていただきました。以前原殿に参拝された方も多いと思いますが、その情景を思い浮かべながらお読みいただければと存じます。

 

以下、原殿の様子をメモした食口の記述です。(一部漢字の変換をさせていただいています。韓国語で「ウォンジョン」は当ブログ掲載では最初「元殿」としていましたが原文は「原殿」です。2011年11月18日に真のお父様が「原殿」に漢字を変更されたと、お教えていただきました。そこで「原殿」の字に修正統一いたしました) 

顕進様と共に原殿に行ってきました

 旧正月連休の最後の日。顯進様が原殿に行かれると聞き、私も原殿に足を運んだ。京畿道は雪が降って-10度になるという予報があり、しっかりと重武装をした。午前9時頃、原殿に到着すると、すでに多くの食口が来ていてびっくりした。日本の食口も3~40人ほどいて、全体で100人はいるようだった。

 若い2世たちが熱心に雪かきをし、どこから持って来たのか、滑らないように塩化カルシウムの混ざった砂を撒いていた。外国人2世もいたので後で誰なのか訊くと、顯進様のLTF教育に参加しているメンバーだという。食口は二人ずつペアになって興進様の元殿に行き、誰からともなく聖歌を歌い始めた。辺り一面真っ白になった野山を背景に興進様のお墓を覆った雪が、澄んだ朝の光に美しく輝いていた。聖歌を2曲ほど歌っただろうか、後ろを振り返ると顯進様と全淑様のご夫妻が手をつないで興進様のお墓につづく階段を上ってこられた。誰もが道を開け、二人は興進様の元殿前に立たれた。しばらく黙祷された顯進様が、準備した花束を原殿の前に供えられると缶メッコールを開けてお墓を一周しながらかけられた。そして再び短い黙祷をささげ、明るい顔で訪れた食口たちをご覧になった。

 

「本当にたくさんの食口が来てくれましたね」と言いながら興進様の思い出を語られた。

「私の人生において最も大きな影響を与えてくれた兄でした。私はいつも興進兄さんと一緒でした。兄さんはとても謙虚な方で、謙虚であることと感謝することをいつも教えてくれました。興進兄さんは助けが必要な人がいると、誰でも、自分の服までも脱いで与える人でした。どのような困難にあっても不満を言わず、むしろ神様に感謝する人でした。いつも恵みに満ちた人でした。私は食口に謙虚と感謝についてたくさん話しますが、興進兄さんは実際にそのような姿を見せてくれた人でした。本当に素晴らしい人でした」

 

そう語られながら恵進様のお墓に行かれた。二人がゆっくりと前を歩かれ、その後を、食口が長い行列を作って後に続いた。顯進様と共に孝進様、栄進様、信吉様のお墓を経て文潤国ハラボジのお墓まで、ひとつひとつ回りながら黙祷を捧げた。

潤国ハラボジのお墓で顯進様は、2年前に出版されたコリアンドリームの本では文潤国ハラボジのことを引用したとして、意味のあるみ言葉を残された。

「皆さん、食口ならばこのハラボジをよく知らなければなりません。ハラボジは、お父様が韓国に神様の理想国家を建てることができるよう独立運動をされ、キリスト教の基盤で大きな役割をされました。私の本(コリアンドリーム)もハラボジを引用しました。将来的には、ハラボジのことをもっと伝えるつもりです。私は国を探すために韓国を訪問しました。そのために準備された基盤は、国を探すための独立運動の精神と基盤に根が連結されなければなりません。なぜなら南北が分断されたのは、私たち民族とは関係なく冷戦論理によるものでしたが、独立運動は韓国固有の精神と理想に根ざした自主的な運動だったからです」

このようにしてみ言葉を終えられた顯進様は、信恵(顯進様の三女)のお墓に向かわれる途中、ジョ・ウォンモハルモニのお墓に立ち寄られ、花束を供えて黙祷された。ここでは何も語られなかったが、お母様のために霊界から協助してくださることを祈られたのではないかと思われた。

 

そうしシ信恵様のお墓に到着された顯進様はお墓に花束を供えた後、全淑様にお墓の周りにメッコールをあげてほしいと頼まれた。そして用意されたお菓子を食口に分けながら続けてみ言葉を語られた。

 「このようにたくさんの食口が来てくれるとは思いませんでした。この場を共にしてくださり有難うございます。愛勝日においても、真の家庭の前に感謝の意を表してくださり感謝しています。今日、このようにして訪ねて来てくださったので、少し語りたいと思います。祝福家庭は拡大された真の家庭メンバーなので、ここに眠る方々を家族として侍り、尊敬してください。

 皆さんの中にも霊界から啓示やメッセージを受ける方がいらっしゃることと思います。霊界は、想像の世界ではなく、実際に存在する現実の世界です。その霊界がどれほど積極的に動いているのかを知らなければなりません。過去78年間、私と共にした人たちは、霊界がどれほど奇跡的に私を助けたのかを証しすることができると思います。多くの難関がありましたが、それは人間の力だけでは越えるができないのです。

 祝福家庭がカイン圏を代表する息子娘として与えられた5%の人間の責任分担を完遂するならば、私たちは速くこの問題(現統一家の問題)を解決することができます。お父様が平和メッセージで強調されたように、神様のみ旨を実現するためにはカインとアベルが先ずひとつにならなければなりません。それは家庭的次元だけではなく、国家、世界レベルでも同様です。堕落した世界の葛藤の根本原因がカイン - アベルの葛藤から始まったので、その問題から解決しなければならないのです。このような観点から見ると、祝福家庭にはカイン圏を代表する家庭として信じられないほど重要な責任があるのです。皆さんは今、このような状況に直面していますが、人間的に考えてはいけません。「自分に何ができるのか」と言う人もいるかも知れませんが、私は昨日、皆さんに明らかな解決策を提示しました。

私がシアトルの祝福家庭たちに、このように助言しました。「私たちに迫る状況を私たちが主管することはできません。しかし、その状況をどのように対処するかは、皆さん自身が主管することができます。皆さんがその状況をどう対処するかによって、自分が誰なのかが決定されるのです」このような助言は主人にのみに該当する助言です。

皆さんは目前に迫る課題を克服し、神様の真の息子娘としての資格と功績を立てなければなりません。

「世の中を変えるためには主人とならなければなりません。自分の責任が何なのかを知って、それを実践し果たすことで自分の生涯に功績を残すことができるのです。責任分担とは、その功績と自然に連結されているのです。私は何をするのか、どのような責任を果たすのかが皆さんの功績と自然に連結されているのです。

私は昨日、元老の方々を叱りました。元老は責任を果たしたのかという問題に引っ掛かっています。後輩たちに尊敬される元老となるには功績がなければなりません。特に、危機の瞬間に自分の責任を果たせずして、どうして尊敬されることができるでしょうか。この原殿にいる方々は、生と死の岐路に立った時、天が認めざるを得ない功績を立てた方々です。皆さんはどうですか。最も悲しく、祈らざるを得ないことは、食口たちが自分の責任分担を放棄しているということです。お父様は生涯において、皆さんが責任を果たして神様のみ旨を完成することのできる天の真の息子娘となるよう、どれほど精誠を尽くされましたか。そのようなお父様が投入された内容を知るならば、お父様がこの地にいらっしゃらない今、私たちはもっと責任を果たさなければならないのではありませんか。父母が子女たちに自然と願うことは、父母が負った十字架を子女が負い、父母が果たせなかった責任までも果たすことです。そうすることによって世代を重ねるごとにみ旨がさらに発展するのです。お父様は霊界に逝かれましたが、今、食口は何をしていますか。神様を失い、神様の摂理を失ってしまったのではないですか。皆さんが神様を忘れ、神様の摂理を忘れてしまうと、お父様が生涯、何のために歩んで来られたのかが全く分からなくなってしまいます。そうなると、どうして自分の5%の責任分担を完遂することができ、お父様の遺業を受け継ぐことができるでしょうか。

 興進兄さんは16歳という短い人生を生きられましたが、その短い人生において何をされましたか。今の統一教会の人たちのような臆病者のような歩みをされましたか。今日、私たちはその点を深く反省し、悔い改めなければなりません。元老たちは、何が正しいのか、自分の責任が何なのかを考えずして、他人が自分をどのように見ているのかを考えるならば、本当に恥ずかしいことです。お父様からより近い所で教育を受けたのであるならば、自分の良心の主体となって、真なる主人、真なる師、真なる父母とならなければならないのではありませんか。食口に正しい方向を提示しなければならないではありませんか。

 昨年に続き今年も、悔い改めて贖いの道を出発しなければなりません。神様を先ず訪ねなければなりません。神様の摂理の前に自分自身を整列させなければなりません。真の父母様と真の家庭の遺産が本当に存続できるよう、カイン圏の子女としての責任を悟らなければなりません。そして統一家が再びひとつになることのできる基盤を作らなければなりません。私たちの運動が分裂していてはどうして世の中を統一することができますか。

 皆さんには5%の責任分担があることを覚えておいてください。それは、神様も、真の父母様も、他の誰も代わりにしてあげることができないのです。ただ、自分にしかそれをすることができないのです。

 祝福家庭の皆さんは真理を探し正義の人となって、善を求める人となれるように食口たちを教え導かなければなりません。そのためには勇気が必要なこともあるかもしれません。十字架の道を耐え忍ばなければならない時があるかもしれません。しかし、それが天のみ旨であれば、私たちは当然行かなければならない道です。

 

神山会長は自ら真実を探し、正義を追い、最後までお父様に侍ろうとしました。それが神山会長の歩む動機であり、動力でした。私は神山会長に何も語らず、どのような要求もしませんでした。神山会長自身が結論を見つけたのです。神山会長のような方は永遠に記憶されるとは思いませんか。祝福家庭がどのように生きるべきか、正しい先例を立てた方だとは思いませんか。このような方を見た時、韓国の先輩家庭を考えると何も言えません」

 

み言葉を語り終えられた顯進様は、その場にいたイム・ギルジェ教会長をとても激励してくださり、大母様のお墓と喜進様のお墓に花束と黙祷をささげ、次の目的地へと移動されました。

 イム・ギルジェの夫人は、顯進様一行に温かいコーヒーを用意してくださいました。

(原殿で語られた内容をメモにまとめたものであり、実際とは少し違っている可能性もあります)


真の神様と真のご父母様の心情と愛の伝統を相続され全てを赦し愛し抱擁して下さっている顕進様ご夫妻の姿を見た~

2017-02-07 04:46:48 | 顕進様ご夫妻

このたび韓国にて真の神の日、愛勝日、御聖誕日の一連の行事を挙行され最後に元殿参拝をなされた顕進様ご夫妻であった。

生憎今回の行事には参加することのできなかったHOPEの管理人であるが、一連の行事に参加した複数の方たちからその様子をうかがうことが出来た。その様子の一端はすでにブログ村でも紹介されている。

それらの行事の様子を聞かせてもらったり写真を拝見させてもらいながら、つくづくとHOPE子が実感させられたのは、顕進様ご夫妻の真の神様と真の御父母様の心情と伝統を完全に相続したそのお姿であった。

真の神様の威厳とその愛を示されたみ言に、多くの参拝された方たちが涙されたとも聞いた。そしてその愛の姿は真の神様への深い愛の姿であり、真の御父母様への限りない尊敬と孝のお姿であり、またすべての祝福家庭、それはただその場に参加したり顕進様を慕う祝福家庭だけではなく、今は迷ったりあるいは反逆した者たちもすべて含めてすべての全世界の祝福家庭に対して、深い愛の心情をもって祈られまたみ言を語ってくださった姿であった。真の家庭の兄弟たちに対しても深い愛を示された顕進様の祈りでありみ言であった。

さらに真の神様の願いである全人類の救済に向けての様々なプログラムも私たちにおしえてくださった。未曽有の国難に瀕しているといってもいい祖国韓国の実情に対しても大きな希望をもってその将来に対するビジョンを語ってくださっている。

真の家庭は復帰摂理上どれほどの大きな犠牲を払ってこられたことだろうか。そのことを最も如実に実感せざるを得ないところが元殿である。今回、一連の行事に参加した方たちとともに元殿に参拝された顕進様ご夫妻であった。元殿には先立たれた多くの真の家庭の子女様たちが眠っておられる。

顕進様が最も尊敬し親しく慕っておられた子女様が興進様であった。興進様が事故に会われ一報が入った時に真っ先に電話を取られたのが顕進様であったそうである。その時韓国にあった真の御父母様がその報を聞いて帰国されたとき真っ先に訪ねられたのが興進様とともに車に乗られていて興進様が守られたという祝福家庭の二世のもとであったということと、そういう真のお父様の姿から、御父母様がカインの子女であるある祝福家庭を如何に愛しておられるかを学んだとも語られたそうである。

恵進様、栄進様、そして長男の孝進様・・・真の家庭の子女様たちが如何に復帰摂理の過程の中で犠牲になって行かれたか~、それはご自身の最も愛する者たちを犠牲にしながらも神様の解放のために、そして全人類の救いのために邁進し続けて来られた、真の御父母様と真のご家庭の姿そのものがそこにはあるということであろう。

今回一連の行事の中で真のお母様やご兄弟のことにも言及されたそうであるが、顕進様はどれほどまでに深く深くお母様を愛され、またその兄弟たちのことを思っておられるかということを実感させられた。そして何よりも祝福家庭がその本来の姿を取り戻してくれることを切望され、深い父母の愛を示してくださっているということである。

それとともに行事の中でFPA(家庭平和協会)の出発が明確に宣言された。

これは新しい時代の到来を意味していることと思う。本来お父様が世界平和統一家庭連合を通して成し遂げられようとしたすべての世界の諸宗教がその垣根を越えて一つにまとまり全人類が統一された一つの家庭となる希望の日が到来してくることを強く実感させられる。近々行われるフィリピンでのワンコリア大会の挙行が終われば、本格的な摂理が進んでいくものと思われる。

一連の行事の写真も見せていただきながら、本当に希望の日の到来を実感させられたし、何よりもその報告の中に顕進様ご夫妻の深い深い愛の世界を実感させられた。真の御父母様から始まった天の伝統をしっかりと守られながらさらにそれを大きく発展させていかれる姿に誰しもが感嘆の声をあげて行かれざるを得ないであろう。

我々もあの束草事件の時の顕進様の涙を流されたお姿の話を聞くとその胸を摘まされる思いがしていたが、もはやそのようなときは過ぎ去って、一連の試練と困難を克服されて我々が想像している以上の大きな愛の姿を見せて下さっているご夫妻の姿であったと思う。

全てを愛し赦し一つにしてくださる真の親そのものの姿である。これまで道を間違ったものも、あるいはまた無知なるがゆえに反逆した者たちも全てを赦して下さっている。帰るべき愛の懐そのものなのである。

私たちはその愛にただ甘えるのではなく、その愛の背後にある大きな神様の希望の実現に向けて、それぞれが祝福家庭としての本来の姿を顕すべく日々邁進していきたいものである。まずは不足だった我々のこれまでを反省して歩もう。そして大きな希望を胸に天の神様を中心に一つとなって歩みを進めて行こうではないか!