米トランプ大統領は四度、神に祈ってシリア攻撃を決断したと伝えられている。
「アメリカファースト」を掲げ、なんとなくアメリカ一国主義を掲げていると思われた米トランプ大統領、大統領就任演説でもわかったが、実は敬虔な信仰者である。一見口は汚いが、神の実在を信じ、祈りを知る大統領である。今回の攻撃も、化学兵器により一般住民や子供たちが被害を受けている事実に心動かされて攻撃を決断したとも伝えられている。
ISなどイスラム過激派は、「アッラー」の名を掲げながらもその実体は無神論・唯物論者である。
根本神としての「アッラー」を信じてはいない。
本来宗教というものは
本来宗教というものは英語のreligionからもわかるように、宇宙の根源者との関係を説く。根源者から生まれた人間はその本性に神とともにあるいわゆる「善性」と言うのものがある。本心と言ったり良心と言ったりもする。その善性を啓発するのが宗教の役割である。心の中にもう一方の悪性、邪心とか悪心と言ったものを克服して善なる本性を拡大してより善なる生き方を目指すのが宗教の役割である。
「神」から離れた人々の心を神のもとに帰すとも言えるであろう。そして求める世界は平和の世界である。他者への思いやりが職業ともなる。他者への思いやりは平和だけではなく豊かさももたらす。
イスラエルは神とともにある生活で家族の幸福と豊かさを得られた
主なる神を奉じたイスラエルの始祖、ヤコブは神と共に生きる生き方で妻にも子にも経済的豊かさにも恵まれた。そして兄弟エソウとの和合も実現した。すべては神とともにある生活がそうさせたのである。
これが正しいイスラエルの伝統となった。ユダヤ人に富豪が多いのはこのあたりにある。ユダヤ人以外のイスラエルの伝統を引き継いだと思われる諸国諸民族も栄えて来た。日本民族もイスラエルの神への信仰に極めて近い似通った信仰形態を古代の昔から引き継いできている。
日本の宗教的伝統もその通り
ご皇室のもっとも大切な行事が新嘗祭である。今はこれが勤労感謝の日になっている。これは神様の恵みに拠てえられた豊饒に感謝を捧げる大切な儀式である。ヤコブ(イスラエル)が神から与えられた恵みに感謝して10分の1を捧げた感謝の儀式と同じである。
宗教の中には・・というか「宗教」を掲げながら、「神」を忘れ、「神」から離れ、「神」を捨てた宗教がかなり多い。
「宗教」を騙る宗教でない宗教
それこそまさに「宗教」を騙る宗教でない宗教である。その教えや実践に神からの恵みや感謝が消えて極めて人間出来であったり即物的宗教と化しているのがそれである。そこには人間の善化が無いので、中身の実体は無神論的である。最もひどい例がオウムなどである。宗教を騙りながら教主を神格化殺人さえも犯した。殺人までもはいかずとも特定の誰かを神格化して本来無形の神に帰る似非宗教は多い。こういう宗教ではない宗教に気を付けなければならない。神ならぬ人間を神にした宗教、その極致が「金家の人間」を神様にした主体思想の北朝鮮である。北は完全に神を否定した宗教組織である。
どこかに「神様」の呼称を消してしまった宗教団体がある。これも実に危険である。神様の呼称を消してしまうと、人間信仰が侵入してしまう可能性が非常に高くなる。
本物の宗教が求められる時代
いま世界的に本物の宗教が求められる時代が来ている。本当の意味で宇宙の根本であられる神との関係性を修復できる宗教が本物である。そういう宗教、あるいは教えがこれからの宗教の本流となるであろう。そして、その宗教はこれまでのあらゆる宗教の本質と相通じる汎宗教的な宗教でもあるだろう。
世界のあらゆる諸民族諸国家が国家の壁国境の壁を越えて交流する時代である。あらゆる宗教が宗派性を排除して、宗教の壁を撤廃して交流する時代でもあるだろう。自己の宗教だけが全てであるとか、最も優れているなどと自称する宗教はいかがわしい。最も優れている宗教ならば自然とその教えは拡散する。そして最も優れている宗教ならば他宗を排除するような愚かな行いは絶対にしないであろう。
ほんもののみが残って行くのである!
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