もうあと、数時間で2017年が終わり、2018年を迎えます。平成では30年になります。実にあっという間の30年間でした。
この間、国内外の状況も随分変わってきました。
統一家、家庭連合の状況も変転を遂げてきました。
2012年の真のお父様の聖和を前後して、どれほど大きな変化、あるいは混乱が吹き荒れて来たのでしょうか!それが今なお続いてきましたが、迎える2018年には劇的な変化が顕れるだろうことが予想されます。
それは半島情勢の激動と、それを取り巻く東アジア情勢の大変動です。来年は、大韓民国の建国70年、北の朝鮮民主主義人民共和国も建国70年を迎えます。
お父様は「共産主義は70年を越えない。」と共産主義の終焉を予言されていたが、ソ連はその如く1922年のソヴィエト成立から69年後の1991年の12月に崩壊した。
北の朝鮮民主主義人民共和国の成立は1953年の9月9日であるから、70年の期限は刻一刻と迫ってきている。中国、中華人民共和国の成立は1949年10月1日であるので、こちらも期限があと1年である。
今日の半島情勢が予断を許さない状況である事は誰にも異論がないだろう。そして、今後どのように推移して行くのか?このことに明確な答えを持つ者も今は、当事者である、韓国、北朝鮮にも見当たらないのが実情である。ましてや周辺国にも米ロにも明確な回答は誰ももっていないのが現実である。
ただ、神のみ知り給うことなのか!・・・・神ご自身でさえ、その推移を予見することは困難かもしれない。
ただ、言えることは、未曽有の混乱が引き起こされるであろうと言うことである。そして、その混乱を誰がどのように収拾するかである。
半島の分断が終焉したのちのビジョンが問題である。いずれ統一が実現するとしても、統一後の国家の在り方に明確なビジョンが無ければ統一があっても混乱は継続し、大波乱が民族と国家を襲うことは間違いがない。
中国共産党も終焉の時が迫ってきているが、その日は突然襲ってくるかもしれない。ロシアはソ連崩壊後も東アジアにおいてはその覇権を及ぼすことを虎視眈々と狙っている。米国は過大な介入は忌避するかもしれないが、東アジアに空白地帯が生じることは断じて容認しないであろう。
そういう状況の中で我々はどのように生きて行くのか!
統一家、家庭連合もどのような進路を取るのか!大激震の時代に、内輪もめのようなことはしていられないのではないか!
こういう時代は、理論理屈よりも、具体的実践が求められる時代でもある。混乱の時代を収拾して、次の時代に相応しい進路を展示できるものが求められているものである。
明確な未来世界へのビジョンを持ち、果敢な行動力をもって時代をリードするものが求められている。
一見不安と混迷が予想される2018年だが、歴史の目指す方向性を明確に知って行動する者には、とても大きな希望の時が来ていると言ってもいいだろう。
私は、いよいよ希望の時がやってきた!と実感している。
当ブログの読者の皆さん・・・1年間、ありがとうございました。
来る年もよろしくお願いします。