雪風さんが纏めてくれている「金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”」シリーズが好評で、皆さんから、とてもよくまとまっていて、わかり易いとの評をいただいています。雪風さんにお聞きしたら、これからが本編と言うことで、続きが待ち遠しいところです。
”真実”がわかって来てみると、「ああなるほど!」と、思うことが多々あるものである。
今日統一家は、抜き差しならぬほどの混乱状態と言っていいと思うが、それではなぜこのような混乱状態に陥ったのか!様々な要因があると思うが、その要因の一つが食口の主体性のなさにあるのではと思う。
混乱を引き超すのは様々な要因が重なって起こるものである。どこかの誰かの特定の人物に責任をおっかぶせるようなものではないと思う。
その混乱の要因を一つ一つ明らかにしていってこそ、問題解決の道が開かれて行くと信じる。
その要因の一つとして食口の主体性のなさと言うことを上げたが、そのことはHJNが「主人意識を持て!」と言われて来たこととも相通じると思う。
いわゆる「展示会」なるものでは、食口たちは「タワー長」なるものに逐一報告をして、その指示のままに発言したり行動する姿を見て、HJNが驚かれたという話を聞いたことがある。そういう中でHJNが食口に語られたのが「主人意識を持て!」と言うことだった。
かねがね「天国とはいかなる世界か?」と考えたが、天国とは個々人がそれぞれの能力や個性を最大限に発揮する社会であると言うことが出来る。
個々の人間それぞれが、「神の子」なのである。見えざる神の見えざる命令に従って、個々人が自主自立して主体的に行動して、それがすべて調和し、また喜びを創り出す。そういう世界が天国と言うのではなかろうか!
共産主義社会や、独裁者が支配する社会では、個々の人間が自分自ら発想するとか行動すると言うことは考えられない。共産党から与えられた模範解答があって、そのごとくに応えなければつまはじきに会うのである。
これでは発展はあり得ない。独裁国家はすぐに経済も社会も発展が阻害されて、貧困と抑圧に苦しむようになっているのである。
中国も共産党ではあるが鄧小平が、経済の自由化を実現して、そこから急速に経済発展を遂げて来た。経済が豊かにさえなれば「いい政権」なので、国民もついてくる。しかし経済制作に失敗すれば、国民は口には出さずとも、政治体制に根本的な疑念を抱くようになる。
国民の目や口や耳を封じての独裁国家は、必ず行き詰って、いずれ崩壊して行かざるを得ないのは、人類歴史の決まったパターンでもある。
人間は基本的に無限の能力と可能性を秘めている。その能力をいかに発揮させることが出来るかが指導者の資質となる。
ある人がお父様はあまりにも能力がありすぎて、何でも自分でやってしまわれた、それだから有能な指導者や経営者が育たなかった。と言っていた。ある面当たっているのかもしれない。お父様は、かつて食口たちに「第二のレバレント・ムーンになれ!」「第二のメシアになれ!」と指導されていた。そのごとくに食口たちがあらゆる分野で第一人者になって行っていたならば、天国実現はとうの昔に実現していたかもしれない。
今の時代、我々に必要なのは「主人意識」であり、個々人の自主性と主体性である。そしてそういう食口が協力し合い、強調しあって行けば百人力、千人力、万人力にもなって行く!
企業でも、今の時代は強力なワンマン経営者がいる会社ではなく、個々の社員が自主性、主体性をもって、活発なアイデアや企画を練って行動する企業が発展して行っている。
そもそも人間には無限の能力が備わっているのである。
今後FPAが発展して行くにも同様なことが言えるだろう。一見個々人の能力は微々たるもののように思えても、それが合わされば無限の能力になり、無限の発展の可能性がそこから出てくるのである。
そういう意識をもって取り組んでいけば、神様が無限の力を与えてくれて、限りない発展と希望が訪れるのは間違いないであろう!