真のお母様を天国に入れて差し上げなければならない。
お母様を一番愛しているのはどなただろうか?愛するということは愛するその人を幸せにするといういうことだろう。
私に向かって「主よ主よ」と言うものがみな天国に入るのではなく、ただ、天にいますわが父のみ旨を行う者だけが、入るのである。(マタイ7.21)という福音書のみ言がある。山上の垂訓の中の一節である。
最高の親孝行とは何か?それは親を天国(あるいは極楽)に入れて差し上げることである。しかし、天国に入る道は狭い。創造原理によれば地上天国を完成したものが天上天国に入るとされている。家庭盟誓からすれば、四大心情圏と三大王権と皇族権を完成していく道であろう。
真の父母様は真の父母様として完成圏に至られたのであろうが、真のお父様聖和後の真のご家庭のありようや統一家の様相は、統一を失い、とても天国圏とは言えない状態が続いている。真のお母様が唱えられる独生女論は、どのように好意的に解釈したとしても真のお父様が教えられた原理やみ言の原則とは一致していない。何より子女様との関係が離間している状態では三大圏家庭の最低限の要件を満たしていないのが現状である。
天国とは神様を中心にして夫婦が一つになり、親子が一つになり、兄弟が一つになるところである。そして、親子、孫までが共に暮らすところが天国である。
我々祝福家庭は真のお母様を愛し、真の家庭が再び統一を取り戻し、その本来の姿を取り戻すことが出来るように協助し、応援していかなければならない。
顕進様がなぜ?真のお父様から追放されたのか?その疑問の答えの一つがここにある。
2000年から2008年当時、お父様のみ言を見ると真のお母様が極度にお父様の意向とは別の道を歩もうとされて叱責されている場面がある。父子協助時代を経て顕進様がお父様がなさってこられた様々な使命を継承されていく過程の中で、真のお母様がそのことに逆らう歩みをされていたということがお父様のみ言に残っている。
真のお母様の強い要望があってのことと思うが7男の亨進様が世界会長に任命されたが、その亨進様はお父様の意向に反して顕進様の米国総会長職をお父様に無断で仁進様に変更するなどの行為をされてしまった。お父様は顕進様を中心に立てられて国進様と亨進様に「兄を中心に一つとなりなさい」と祝福されたにもかかわらず、まったくその意向に逆らう行動をとってしまっていた。国進様に至っては兄である顕進様をサタン呼ばわりまでされてしまった。
真の家庭がそのような状態では基元節を迎えることは難しい。とお父様は判断されたのであろう。(お父様は最後に「顕進なしに基元節はない。」との言葉を遺されて逝かれた。)
真のお父様と顕進様の最大の懸念事項は真のお母様と兄弟たちのことであったに違いない。
このままの状態では基元節のその日を迎えても基元節を執り行うことが難しい状況であった。お父様が顕進様を立てようとされればされるほど逆風が強くなっていって、もうこのままではお父様と顕進様父子がその存在自体抹殺されかねない状況にまでなって行ったのである。
そこでお父様は逆理の法を取られた。顕進様を統一家から追放される処置を取られたのである。
それは何故なのか。それは、たった一人の息子でも勝利してその使命を受け継ぐものがあればそこから再び救いの道を開くことが出来るという強い確信からであった。顕進様と顕進様の家庭だけでもすべてを勝利すればその母とその兄弟たちが再び本来の道に復帰していく道が残されるからである。
事実その路程において勝利されたのが今日の顕進様である。2009年から2016年までの7年間がその期間であった。
ブログ主HOPE(Y)はヤコブの息子たちのうちアベルの立場にあるラケルの生んだヨセフが兄弟たちから妬まれてエジプトの商人に売られて行き、そのエジプトで夢解きをしてパロ王に認められ、エジプトの総理大臣になったとこにイスラエル(ヤコブ)の家族、兄弟たちが訪れ抱き合って和解し、その後イスラエル民族がエジプトに居住するようになった話を思い出す。
顕進様の最大の課題はその母であるお母様と兄弟を伴ってともに天国の門をくぐることに他ならない。そうであるからこそ、真のお母様の様々な行為に対しても、その間違いを指摘されることはあっても、お母様を敵視したり排除したりは一切なさっておられないのである。真のお母様が本来の道筋に帰ってこられることを切に切望されておられるのである。
真のお母様は今、一つの迷い道に入り込んでおられる状態であると思う。何故迷い道に入られたのか、それは何といっても身近に在った人々が指名す道が正道ではなく間違った方向をアシストしたからに他ならない。
かつて二人のHKが問題だと言われた。二人の金氏である。中でも訓母と言われた金孝南女史の影響が大きかった。金孝南女史はお母様の母親の洪ハルモニを語って登場した。大母様である。真のお母様はその母親のハルモニが聖和されて間もなくの時であったので、洪ハルモニの霊と共にあるという金孝南女史を信頼した。
残念ながら金孝南女史が行った清平役事なるものは、その後詐欺的行為であったことが明らかにされた。清平役事はお父様公認のもとに始まったと言われているが、その役事の最大の根拠となっていた「従軍慰安婦の霊」なるものは完全にあり得ない作り話であったことが明らかにされた、清平役事も後半に至ると真のお父様ご自身が「訓母のようなやり方をしたら教会が滅ぶ」とまで言われるに至っていた。
余りにも多くの食口たちが金孝南訓母の言うことを信じて役事に参加し、解怨献金なるものを膨大に支払ってきたと思うが、その根拠となる従軍慰安婦が全くの虚構の作文であったことが明らかになった今日、金孝南訓母の行った行為自体が極めて如何わしいものだったと言わざるを得なくなっている。今は多くの食口が黙っているが、誰かが詐欺として訴えればまさにそれは詐欺行為だったと立証されるであろう。
その金孝南女史と金孝律しが問題であると、お父様の聖和後真お母さまと会われた顕進様は、その間違いをサゼスチョンされている。
しかし、お母様がご自身の家系を殊更に神格化されている今の独生女論は、この時の金孝南女史の大母様を語ってあった時の影響がいまだ大きいと感じる。
どのように明哲な人物でもそこにもたらされる情報や資料が間違ったものであれば、結果的に判断を間違うことは多々あることである。真のお母様がどんなに素晴らしいお方でもその周りの人々が間違った考えや思想を持っていれば間違った判断や発言をされてあとしても仕方がないことであろう。
人の思考や発言は自由である。ただしその思想や発言が実体化して、具体的に誰かを傷つけたり最悪その人を不幸にさせるならばそれは罪に問われることになる。
人類始祖の堕落も霊的堕落が肉的堕落に結実して原罪となった。
お母様が独生女の話をされるのは少し言い間違ったことで済ませられることである。お母様がどのように「お父様には原罪があった」と話されてもお父様が許されたらもとに帰ることが出来る。しかし、もしやお母様のその発言が実体化して、真の家庭や統一家の統一が損なわれて、神のみ旨が破綻してしまったとしたならば帰る道が無くなってしまう。
真のお父様が顕進様を追放されたもう一つの理由は、もしやこのまま顕進様とその家族が教会組織内に留まっていたら、顕進様の家庭自体が損なわれ、神の摂理が完全に破綻し、真のお母様や兄弟たちの帰る道、そしてすべての祝福家庭全体が帰るべき道を失うことになりかねない状況に瀕していたからに他ならないのであろうとHOPE(Y)は考えたのである。
我々は真のお母様を心から愛さなくてはならない。「主よ主よという者が天国に入るのではない」 お母様に対して「お母様、お母様」という者が天国に入るわけではない。真のお母様がもしや道を迷っておられるならば、「お母様こちらが正道ですよ」と教えて差し上げ、天国への道をもと返して歩むことが大切なのである。
共に天国で真のお父様と和気藹々の楽しくうれしい真の家庭のお姿を仰ぎ見ながら、祝福家庭も皆が喜ぶその日その時が希望の日です。その日が一日も早く訪れるよう、希望(HOPE)をもって新しい神の日を出発していきましょう。
統一を妨げるものがサタンです。くれぐれもご注意を!