「許せ!愛せ!団結せよ!」…統一の悲願 神山先生の聖和に寄せて
神山先生が聖和前に残された最後のメッセージが「許せ!愛せ!団結せよ!」であった。
分裂状態に陥った祝福家庭のコミュニティーが再び統一の日を取り戻してほしい。これは全祝福家庭の悲願でもあります。
天一国の民は「許さねばならぬ!」「愛さねばならぬ!」「団結せねばならぬ!」と涙ながらに訴えられる神山会長の姿に、涙がこぼれてやみませんでした。
「別れ争う国また家は立たず」と福音書にもイエスの教えとしてあります。
櫻井夫人のメッセージも分裂状態にある祝福家庭、統一家の現状を憂えるものでした。
誰が何といっても分裂は回避されなければならないし、その過程で誰がどうのこうのと批判したり非難し当たりするものでもありません。
新約のイエスの教え、成約の真のお父様の教えに共通するのは「恩讐を愛する」ということです。
「汝の仇を愛せ!」とイエスは教えました。真のお父様も、どれほど恩讐を愛することに心血を注いでこられたことでしょうか!
今教会に必要なことは、「寛容」であり、「忍耐」の心です。
世の中は殺伐とした非難や争いが横行しています。真のお父様の精神である「恩讐を愛する」という精神をもって「世の光となり、世の塩となる」べきが、その役割であり、その使命でしょう。
今こそ、醜い非難の応酬や激しい言葉の応酬を終わらせなければなりません。たとえ自分と意見の違う者の主張も、そのような考えを持つ相手の立場や心情を理解して受けとめていかなければなりません。
決して相手を怨まず、憎まず・・・
確かにこれは難しいことではあります。しかしこのような難しい課題に挑戦していくのが真の信仰者、宗教者のいくべき道です。
様々な非難や批判があってもそれらを謙虚に受け止めて、自らの精神的成長に結びつけていかなければなりません。様々な批判や非難は実は本当の勝利に向けての激励の声であるかもしれないのです。
「愛をはぐくむこと」
様々な葛藤や矛盾、分裂や争いから統一や団結を成し遂げていく過程には本当の愛が求められます。「真の愛」です。
愛せないものを愛する努力の先に希望(HOPE)がやってくるのです。
「許せ!愛せ!団結せよ!」
神山先生の最後のメッセージを深く味わい、日々の我々の実践を重ねて行こうではないですか!