HOPE 

Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

「祝福家庭」として最も核心的な内容です  「櫻井節子夫人のメッセージ」を精読する②「神様の願いは真の家庭の実現」

2016-12-14 06:16:57 | 櫻井夫人のメッセージ
「櫻井節子夫人のメッセージ」を精読する②
櫻井節子夫人の呼びかけに一祝福家庭としての感想です

本文を読み進めていきます。茶色の文字色部分が櫻井夫人のメッセージ部分です。文中真のお父様のみ言部分は青色の文字色となっています。)

(1) 神様の願いは真の家庭の実現 
-復帰摂理歴史6000年の結実


神様の創造理想とは何だったのでしょうか?それは、言うまでもなく、神様を中心とした理想家庭の実現であり、その真の家庭を基軸として、そこから拡大されて行く、神様のもとの一家族世界の実現でした。人類始祖アダムとエバを失って以来、神様が出発された復帰歴史6000年は、ひとえに、本然のアダムとエバ、つまり“真の父母”を地上に取り戻し、“真の家庭”という核を基盤とする一つの世界を実現することにあったのです。


我々は創造原理を通して神様の創造目的は三大祝福の完成であると学びました。個性完成、子女繁殖、万物主管の三つの祝福を完成させることです。それは四位基台という言葉でも学びました。神様の二性性相に似た実体(形象的実体対象)として創造された人間、アダムとエバが結婚して夫婦となり、子女を産み増やしてこの地に満ち、象徴的実体対象として作られた万物を主管して喜び楽しむところに創造の理想がありました。それが言葉を換えれば、人類一家族世界の実現ということになります。人類歴史は人類始祖の時に実現できなかった理想を再び取り戻して実現することにあったというのが、統一原理で教えられた基本中の基本でした。


神様の愛と生命と血統とは、真の家庭にあって、子女様の生命がお母様の胎に宿ったところに結実します。3家庭から始まった祝福行事がいつも子女様の受胎時にとり行われてきたのも、真の子女様の中に宿った真の愛と生命と血統とを、祝福家庭に相続させることを意味していました。即ち、血統的には赤の他人であった私たちが祝福家庭となり、真の父母様を父母として侍ることができるようになった理由は、子女様ゆえなのです。


真のお父様はその生涯において実に様々な事業や行事を執り行ってきました。行われてきた様々な行事の中で何が最も重要であるかといえばそれは祝福行事でした。人類歴史の出発が血統問題の過ちから始まったのであるから人類の復帰歴史の完結は血統問題の解決によってなされるというのが真のお父様の教えた教えの核心部分であり、その問題の解決が「血統転換」すなわち「祝福」行事だったわけです。
そしてその血統転換がなされる核心的内容が「真の子女様の誕生」であり、そこに連結されてこそなされた血統転換が「祝福」だったわけです。


そのため、真のお父様は、幾度となく、私たち祝福家庭が子女様の双子の弟妹として、子女様と愛において一体とならなければならず、父母様を慕う子女様の心情と一つになって初めて、真の父母の血統の子女の立場に転換されるのだと教えて来られました。

真の子女様と双子の兄弟のように愛において一体になること、子女様の心情と一つになることを通して真の父母様と血統的に結ばれるということが最も大切な核心部分です。


「我々は、真の父母および、その父母から生まれられた真の子女と一体化することによって、再び生まれるための条件を立てていくわけであります。…カインの立場にあるものは、アベルであるところの真の父母、真の罪なき子女と一体化しなければならないのであります。彼らと一体化することにより、我々は復帰された子女として、同じ恵みを受けることができるのであります」(御旨と世界 p140)


お父様はみ言においてはっきりとそのことを語っておられます。


真の家庭理想の定着なしには、神様の創造理想を天地に拡大していくことは不可能なのです。父母様が子女様方を公的に立てられ、その勝利を願われたのも、真の家庭における三代圏の定着と勝利基盤こそ、天一国理想の中心軸となるからであり、私たちはその中心軸と心情一体をなし、真の家庭の勝利圏を横的に拡大させていくことを通して、初めて、天一国を実現することができるのです。たとえ教会が崩れ去ったとしても、真の家庭がある限り、神の摂理は続いて行くでしょう。しかし、真の家庭が崩れてしまった場合、神の摂理はその時点で途絶えてしまうのです。

「祝福家庭」が「祝福家庭」でありうるのは「真の家庭」の故です。その中心軸が真の家庭の三大圏の定着と勝利です。真の家庭の三代圏と一つになってその勝利を横的に拡大発展させることを通して天一国が実現していくというのが核心中の核心的な内容です。
「真の家庭」なしには祝福行事もあり得ず、「祝福家庭」もあり得ず、神様のみ旨の成就もあり得ません。真のお父様の生涯最高の遺産は「真の家庭」と真の家庭に連結された「祝福家庭」であるわけです。このことがきちんと理解され、そのごとく実現していたとするならば何等の問題もなかったはずです。
教会=お父様が名付けた「世界平和統一家庭連合」はそのような祝福「家庭」の連合体を意味する言葉です。世界平和統一家庭連合の内的な最も革新的な中心部分は「真の家庭の三代圏」でなければなりません。


「櫻井節子夫人のメッセージ」は、最も核心部分から入ってきています。この最も核心的な内容が無視されあるいは曖昧にされて来たところに「分裂」や「混乱」の発端があります。すべて自らが「祝福家庭」だと自認する人々はそのことをきちんと再確認していくことが何より今のこの時に必要なことであろうと思われます。


この「櫻井夫人のメッセージを精読する。」の内容は、あくまでメッセージを読んだHOPEブログのブログ主の個人的感想であり見解です。櫻井夫人に直接聞いたわけでもなく、その関係者に確かめたわけでもありません。一「祝福家庭」として、櫻井夫人の呼びかけに答えている内容です。そのことをご理解の上お読みください。皆様の感想やご意見伺いたく存じます。